小さいことほど

外気温が体温より低いと随分と人間らしい気分になることを知った昨日、最高気温は32度だった。がしかし時すでに遅く、心身ともにかなりバテてきている。
テレビにボクシングの山根何某が映ると、もうバースくんはぐったりを通り越してそれが体に応えるようになった。いつの時代でもというか、つい近々までこういう人は世の中に一杯いて、腹立ちに拳を上げても降ろせないどころか、その拳さえねじ伏せられていた、あの不快感が蘇ってうんざりとしてしまう。この人だけが特殊ではない。こんな人がまだまだいるという現実に気持ちが萎える。このタイプに遭遇したら「自分で深い深い墓穴を掘っている途中の人なんだよと思え」と昔人に教えられた。なるほどなぁーと感心してたらオチがあって「その穴にいつ落ちるかはしらないけどね。明日なのか、それとも自分が先にあの世にいくのか、時間はわからないよ」と。ははは、つらい…
でもこうして世間が大きく取り上げ、世の人の声が高くなるというのは一筋の光であることには間違いない。悩みや困りごとがあれば、人に話したほうがいいと言うけれど、それはこんな風に問題が大きくなってからの話だ。
でも人というのは皮肉なことに、誰にも言えない様な小さいことほどストレスで、大きく心身に応えているのではないか。
ここ10日間ほどの連日の猛暑の中、ボクもエアコン買い替え事件は口に出来たし、実際大変だったけれど終わってしまえばなんともない。それよりカバンの中の時計が突然ものすごく遅れていたり、家の脱衣所の電球が切れたり、飛んできた蚊を叩き潰そうとして持っていたグラスを割ったり、買った卵をパックから冷蔵庫に移すときうっかり手をすべらして落としてしまったりと、そんな小さいことの方がずっしりと気持ちに応えている。
「小さいことからコツコツと!」言った人もある。まああまり小さいことにはこだわらず、今日も元気にエンジン全開!出発進行いたしましょうー鳥取のイベント情報サイト　ジャングルズームノマップ鳥取