「平木コレクション歌川広重の世界―保永堂版東海道五十三次と江戸の四季― 」と随分長いタイトルがついた展覧会に行ってきた。永谷園のお茶漬けのりに入っていたカード、あれでしょぐらいの気持ちで出かけた。(ちなみにバースくんちはちゃんとあれを集めて応募をし、箱入りのきちんとしたカードを持ってたんだーって何の自慢か、へへ)
これが思った以上に興味深い展示だった。版画だから当然初刷りと後刷りが存在していて、その2枚を並べてどこがどう違っているかというのを見るのは面白かった。後刷りは先のものを修正して新しい版木を作っているのだが、すっきりはすれどやはり初刷りの勢いというものがなく、全般的に初刷りの方がよかった。まあ地名の漢字を間違えたときは、後刷りの貢献度はすばらしかったと思うけどね。版画のシリアルナンバーは大切と再認識。
中で「藤川 棒鼻ノ図」というところで、えっ?!と足が止まった。横の解説に「棒鼻とは棒端ともいい、「ここより何々宿」と書かれた宿場の境界に立っていた棒杭のことです」と書いてある。ほぉーーーーっ、棒鼻ってそういう意味だったんだと、版画には関係なく、思わず自分の世界に入ってしまった。
今から半世紀前、国鉄鳥取駅の上り線が入ってるところに大きな踏切があった。引っ越してきたときすぐに「あれは棒鼻の踏切というんだよ」と教えられた。こどもの頃に覚えたことは忘れない。今やそこは高架下なのだが、たまにタクシーの運転手さんに「棒鼻の踏切のところを右にお願いします」とうっかり言うと「はっ?!」と返されてしまう。ベテランのドライバーさんだと「今そんなこと言う人もなくなったねぇー」と言われたこともある。
そもそも不思議だったのだ。そこの町名でも地名でもないのに、なんで「棒鼻」と言うんだろうとは思っていた。踏切のあの長い長い遮断の棹の先をいうのだろうかとも思っていた。
それが「宿場の境界に立っていた棒杭」のことだったとは!!なるほどね、今になって積年の謎がとけましたとさ鳥取のイベント情報サイト ジャングルズームノマップ鳥取
これが思った以上に興味深い展示だった。版画だから当然初刷りと後刷りが存在していて、その2枚を並べてどこがどう違っているかというのを見るのは面白かった。後刷りは先のものを修正して新しい版木を作っているのだが、すっきりはすれどやはり初刷りの勢いというものがなく、全般的に初刷りの方がよかった。まあ地名の漢字を間違えたときは、後刷りの貢献度はすばらしかったと思うけどね。版画のシリアルナンバーは大切と再認識。
中で「藤川 棒鼻ノ図」というところで、えっ?!と足が止まった。横の解説に「棒鼻とは棒端ともいい、「ここより何々宿」と書かれた宿場の境界に立っていた棒杭のことです」と書いてある。ほぉーーーーっ、棒鼻ってそういう意味だったんだと、版画には関係なく、思わず自分の世界に入ってしまった。
今から半世紀前、国鉄鳥取駅の上り線が入ってるところに大きな踏切があった。引っ越してきたときすぐに「あれは棒鼻の踏切というんだよ」と教えられた。こどもの頃に覚えたことは忘れない。今やそこは高架下なのだが、たまにタクシーの運転手さんに「棒鼻の踏切のところを右にお願いします」とうっかり言うと「はっ?!」と返されてしまう。ベテランのドライバーさんだと「今そんなこと言う人もなくなったねぇー」と言われたこともある。
そもそも不思議だったのだ。そこの町名でも地名でもないのに、なんで「棒鼻」と言うんだろうとは思っていた。踏切のあの長い長い遮断の棹の先をいうのだろうかとも思っていた。
それが「宿場の境界に立っていた棒杭」のことだったとは!!なるほどね、今になって積年の謎がとけましたとさ鳥取のイベント情報サイト ジャングルズームノマップ鳥取