無ければ無いように…

昨日の競馬。まだ乙女ともいえない少女のような若駒のレースがメインだった。早くも夕暮れの気配がどこからともなく忍び寄るターフに、やわらかい冬の日が射していた。若き牝馬はまだお行儀の悪いのもいて、ゲートで立ち上がりそうにはなるわ、よそ見はするわでバタバタしたけれど、結局予想通りの決着となった。血筋のいい子にのりにのっている天才が騎乗するのだから、負けるはずはなかったのだ。と、久しぶりに競馬にスッキリ勝ったバースくんは大口をたたくのであった。そんな楽しい結果の翌日に限って宅配新聞は休刊なのだ。たとえ一般紙の3行記事でも勝てば読みたいというのが人情なのに…。
ただ朝刊がないということは、出勤前の朝の時間に余裕があるということだ。新聞を読む時間だけのゆとりがあるということ。ところがこういうときに限って事件は起こるのだ。
まずなんだかブンブンとすごい羽音をさせて、小指の頭ぐらいのものが台所を飛びまわった。その音と大きさで蜂の親玉か?!と見構えたのだがなんだか違う。寒いのにしばらく窓を開け放しておいたが、今朝は特段寒かったので結局閉めた。ブンブンブンブン頭の上をしばらく飛んでいたが、やっと天井の見えやすいところにそれはとまった。見るとカメムシ!!だった。えーーーっ、カメムシってこんなにブンブン飛び回るものだったっけと、もう一度凝視したが間違いなくカメムシだった。ボクは冷静にガムテープを準備し、降りてくるのを待った。よほどボクの眼力に恐れをなしたか、まもなく床に下りてきたので即行退治をした。この間10分以上は使ってしまった。
そしてやれやれとご飯を食べながらテレビのリモコンを手に取ったら、手元にあった山椒味噌がべったりついているヘラを床に落とした。飛び散る味噌!!!結構広範囲に飛び散ってくれたので、これを片付けるのにまた10分。
朝から勉強いたしました。時間はあればあるように流れていくのだということ。ホントかな?!無ければ無いときに限って事件が起こる気もするけどね鳥取のイベント情報サイト　ジャングルズームノマップ鳥取