バースくんの今日も発車オーライ♪

小さな町の広告代理店。働く「バースくん」の日々のおしゃべり

来年、桜が咲くころ

2012年12月21日 | Weblog
さすがにもう来年のことを話しても、鬼は笑わないよね。いよいよ来春の新装歌舞伎座の、開場の杮葺落公演の演目が決まった。その番組一覧を見て、切なくて、でもああたかくて、なんだかもうすでに懐かしくて、不思議な思いに捕らわれた。
4月の皮きりは「鶴寿千歳」でめでたく幕を開ける。はなから大物役者がずらりと出るのは、華やかでいいだろうなぁー。
さて問題は次の演目だ。なんと外題の頭に「十八世中村勘三郎に捧ぐ」と冠が付いて「お祭り」を演る。そうボクが首を長くして待っていた、勘三郎丈が健康を回復して一番に演って頂きたかった「再茲歌舞伎花轢」あれだ。それを息子たちと盟友が演じるという。こう書いているだけで、胸が詰まる。贔屓が本当に心待ちにしていた演目に、「待ってました!!」と大向うをかけたい人はもういない。それを残された人たちで舞台を勤める。なんと切ないことだろう。(でも一等切なくて悔しいのは逝った勘三郎丈だと思うよ!!)そうだね…。でも本当にいなくなったんだと、松竹のホームページを見ながら、ちょっとたそがれてしまったよ。
気を取り直して演目を見ていくと、もう歌舞伎といえばこれ!!という演目と大物役者がズラリと並ぶ。桜の咲くころに、こんな舞台が見られたら、さぞかし幸せなことだと思うなぁー、見たいなぁー、行きたいなぁー(これだけ聞えよがしに言ったら、社長に届くかなぁー)
そしてなんと、4月のトリは幸四郎の「勧進帳」。ああ目に浮かぶようだよ幸四郎の弁慶が…。見たいなぁー、行きたいなぁー(しつこい!!バースくん)ははは、ごめんなさい。先立つものもたくさんいるし、まずその前にチケットがプラチナで取れないよね、多分。なんてやせ我慢を言っておく鳥取のイベント情報サイト ジャングルズームノマップ鳥取