孤帆の遠影碧空に尽き

年に3回ほどアジアの国を中心に旅行、それが時間の流れに刻む印となっています。そんな私の思うこといろいろ。

北朝鮮  韓国へ「汚物風船」 国内では毎年国民総動員の「堆肥戦闘」

2024-06-02 22:56:22 | 東アジア

(「汚物風船」【6月1日 日刊ゲンダイ】)

【汚物風船と大音量のスピーカー】
北朝鮮のいささか常軌を逸した韓国に対する嫌がらせ行為が続いています。

韓国軍合同参謀本部は2日、北朝鮮が韓国に向けて飛ばしたごみ付きの風船が、1日以降で約720個に上ったと発表しました。5月下旬に飛ばされたものを含めると、約1000個に達します。北朝鮮は5月29日から5日連続で、韓国側に向けて全地球測位システム(GPS)を妨害する電波も発信しているとのこと。

現地メディアの報道によると、風船にはビニール袋がぶら下がっており、その中には汚物やゴミが入っているとのこと。また、風船とビニール袋を繋ぐ紐には、一定の時間が経つことにより爆発するタイマー、起爆装置が付いていたとのことです。

金与正(キムヨジョン)朝鮮労働党副部長はこの汚物風船について、「『誠意の贈り物』とし、韓国の団体が北朝鮮の体制を批判するビラを北朝鮮に向けて風船でまき続けてきたことへの報復だともしています。

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金与正氏、韓国への汚物風船は「誠意の贈り物」 ビラまきに反撃****
北朝鮮の金与正(キムヨジョン)朝鮮労働党副部長は29日、北朝鮮が韓国に向けて風船で飛ばした汚物について、「『誠意の贈り物』として引き続き拾い続けなければならないだろう」とする談話を発表した。同日、国営の朝鮮中央通信が伝えた。今後、韓国が北朝鮮に対して行うビラまきの「数十倍」の量で対応していくという。(中略)

金与正氏は談話で、風船を飛ばしたのは韓国の団体が北朝鮮の体制を批判するビラを北朝鮮に向けて風船でまき続けてきたことが原因だと指摘。「(韓国と)同じことを少ししてみただけなのに、なぜ火が付いたように怒るのか。韓国の目には北に飛んで行く風船は見えず、南に飛んでくる風船だけが見えたのか」と批判した。【5月29日 毎日】
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韓国側は対抗策として、軍事境界線近くに大音量のスピーカーを設置して北朝鮮に向けて行う宣伝放送再開も検討するとのこと。

****北朝鮮“ごみなどの風船”韓国「北が耐え難い措置に着手する」****
北朝鮮がごみや汚物をぶら下げた風船を韓国側に飛ばすなどの挑発行為を続けていることを受けて、韓国大統領府が会議を開き、「北が耐え難い措置に着手する」という方針を確認しました。大統領府高官は、2018年から中止されている軍事境界線近くでの大音量のスピーカーによる北朝鮮に向けた宣伝放送の再開も排除しないとしています。

北朝鮮は、5月27日に軍事偵察衛星の打ち上げに失敗して以降、ごみや汚物をぶら下げた多数の風船を韓国側へ飛ばしたり、朝鮮半島西側の黄海で6月2日まで5日連続でGPSの作動を妨害する電波を発信したりする挑発行為を続けています。

このうち風船は、6月1日夜から2日にかけてもソウルなどで700個余りが確認され、軍や警察などが回収にあたりました。

これを受けて、韓国大統領府は6月2日午後、緊急のNSC=国家安全保障会議を開いて対応を協議し、「北が耐え難い措置に着手する」という方針を確認しました。

大統領府高官は、軍事境界線近くに大音量のスピーカーを設置して北朝鮮に向けて行う宣伝放送について「再開も排除しない」としています。

宣伝放送は、韓国のニュースや音楽、それに人権の重要性などを北朝鮮の住民や軍人に向けて大音量で流すもので、2018年の南北首脳会談にあわせて中止されています。

北朝鮮はこのところ、韓国をはじめ国外からの文化の流入に警戒を強めていて、宣伝放送が再開されれば、さらに反発を強める可能性もあります。【6月2日 NHK】
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汚物風船と大音量のスピーカー・・・砲弾やミサイルが飛び交うよりはましではありますが・・・。

【毎年1月は全国民動員の「堆肥戦闘」】
汚物を送り付けるというのは、言うまでもなく最大限の侮辱行為ではありますが、北朝鮮における「汚物」・・・「人糞」は単に汚いものというだけでなく、肥料として非常に貴重なものでもあります。以前から、その人糞を集めるために国民に拠出すべき人糞のノルマが課され、「堆肥戦闘」と称される動員体制がとられてもいます。

今回の「汚物風船」も、紙クズや動物の糞尿などで、人間の排泄物は確認されていないとか。【6月1日 日刊ゲンダイより】人糞は貴重品で韓国に送り付ける余裕はないのでしょう。

****過酷な「人糞集め」に苦しむ北朝鮮国民を襲うもうひとつの災い****
北朝鮮で「堆肥戦闘」――つまりは肥料づくりのための人糞集めで「パニック」が生じていることについては、本欄でも紹介した。国の経済・農業政策によってできたツケを国民が払わされている形だが、ただでさえ地獄の苦しみを味わっている人々に、追い打ちをかけるようにさらなる災いが降りかかっている。

北朝鮮のデイリーNK内部情報筋は、堆肥戦闘のために3月まで忙しすぎる日々が続くと嘆く。
「家にいる暇がないほどだ。人糞を集めて、生きていくために市場で商売して、『新年の辞』の学習までしなければならない。休みたくても休めない」(情報筋)

1週間のうち3日は人糞集めに当て、学習会、講演会、政治集会に2回参加し、その合間を縫って市場に出かけて商売をするという日々だ。人糞集めの1人あたりのノルマは年々増え、1.2トンから1.5トンにも達する。

このような状況で、北朝鮮の人々を悩ませているのが泥棒だ。人糞そのものを盗む泥棒もいれば、人糞集めで留守にした家を狙った空き巣も横行している。被害者は、犯人が誰かおおよその目星を付けているものの、あえて触れないようにしているという。

空き巣が多発しているのは、江原道(カンウォンド)の元山(ウォンサン)だ。現地の情報筋によると、犯人は朝鮮人民軍(北朝鮮軍)の兵士である疑いが強いという。

軍事境界線に面している江原道は、もともと人口の半分が兵士で占められているような土地柄だ。昨年の凶作で軍糧米(軍用食糧)が不足し、兵士たちは腹をすかせている。それで、人糞集めで留守にしている家を狙って空き巣に入っているものと見られる。保安署(警察署)は、兵士による犯罪に手を出せないため、お手上げのもようだ。

住民が家に戻ったところで空き巣と鉢合わせになり、取っ組み合いのケンカになり、最悪の場合は殺人事件へと発展してしまうことすらあるという。

性的虐待や配給品の横流しなど、北朝鮮軍の軍紀の乱れは周知のとおりだが、これでは国を守っているのだか襲っているのだかまるでわからない。

一方、朝鮮労働党機関紙の労働新聞は14日付で、ある協同農場で生物活性堆肥と藍藻類を混ぜた藍藻類生物学堆肥を撒いたところ、1ヘクタール当たりの収穫量が1割増えたと報じている。不足する化学肥料を補うために人々を動員し、莫大な国力を消耗している人糞集めだが、どうやら当局は今後も続ける気満々のようだ。これでは北朝鮮の人々の腸内から寄生虫が消える日は来ないだろう。【2018年1月20日 高英起氏 デイリーNK】
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上記は2018年の記事ですが、“どうやら当局は今後も続ける気満々のようだ”・・・実際、続いています。

****平壌の真ん中に「糞トラック」の列…自称核保有国の「堆肥戦闘」****
北朝鮮が17、18日の2日間に行われた最高人民会議(韓国の国会に相当)で農業関連予算を前年比14.7%増やすなど、年初から食糧難の解決に向けた対策の準備に追われる姿だ。特に当局は堆肥の増産に注力しているが、核保有国の地位を強調しながら対南威嚇を繰り返してきた北朝鮮経済の現実を如実に見せている。

北朝鮮メディアは13日、平壌(ピョンヤン)金日成(キム・イルソン)広場に並ぶトラックの列を公開した。内閣所属の機関名が入ったトラックには、農村に送るために各機関が集めた堆肥が積まれていた。

北朝鮮では各地域の国家機関や工場・企業所などの事務員が毎週金曜日に労働現場に出て支援する「金曜労働」があるが、その一環として、いわゆる「堆肥輸送」運動をした。

実際、北朝鮮では毎年1月、いわゆる「堆肥戦闘」をする。堆肥戦闘をするのは化学肥料の不足分を堆肥で埋めるためだ。堆肥は人糞と家畜の糞尿、灰と土を混ぜ合わせて作るが、当局は国家機関と工場・企業所などすべての事業単位と各地域人民班に準備すべき堆肥の量を割り当てる。(中略)

金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長は昨年末の全員会議の結果報告で「12件の重要告知基本目標を決めた」と明らかにした。このため当局は最近の各種行事と教育を通じて、全員会議が提示した重要告知の最初が穀類であることを住民に強調している。

北朝鮮メディアが連日「堆肥自給」と「堆肥増産」を強調するのも金委員長が提示した課題を貫徹させようとする努力の一環というのが専門家らの分析だ。【2023年1月23日 中央日報】
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金正恩氏が穀物増産の号令をかけ、末端では「堆肥戦闘」に奔走する・・・・「いつの時代の話かよ?」という感がありますが。処罰を恐れ、人糞集めに高級幹部も国民も懸命です。

****<北朝鮮内部>「ウンチするのに皆バケツ持っていかないと」…全国一斉に「堆肥戦闘」=人糞争奪始まる 処罰恐れ高級幹部も懸命に参加****
今年も年初恒例の「堆肥戦闘」が全国で行われている。小学生から労働党幹部まで、全国民がほぼ一か月にわたり人糞を集めて堆肥を作りに動員される。北部地域に住む取材協力者によれば、今年は1月7日から27日までの予定で始まった「堆肥戦闘」は、2月に入っても続いているという。(カン・ジウォン)

北朝鮮では慢性的に肥料が足りない。化学肥料の国内生産と輸入だけでは必要量を賄えず、年明けとともに全国で一斉に「堆肥戦闘」に入るのが年中行事になって久しい。

「堆肥戦闘」には北朝鮮の全国民、全組織が参加する。約1月間だが国家総動員を実行することの目的は、肥料確保が死活的に重要だということに加え、権力の指令で人と組織を一糸乱れずに動かす社会の気風とシステムを維持することにもある。

◆労働者1人1トンがノルマ
「参加者に課せられる今年の課題(ノルマ)は労働者が1人1トン、扶養家族(主に家庭の主婦を指す)は500キロ、生徒と老人は300キロです」

両江道(リャンガンド)に住む取材協力者はこのように伝えてきた。ノルマは昨年より若干少なめな模様だ。その分、ごまかしが出ないよう処罰規定が厳格になったという。( ※堆肥生産のノルマが全国均一なのか、地方間で差があるのか確認できなかった。昨年北部地域では労働者のノルマは1.5トンだった。)

地域ごとのノルマ遂行計画を人民委員会(地方政府)、洞事務所(役場)、企業が責任を持って進めるようにし、堆肥の数量をごまかしたり、賄賂を渡して計画を達成したことにしたりするような不正が発覚した場合、法務部を通じて処罰すると、事前に通知があったという。

また個人においても、過去に横行した「堆肥戦闘」に参加する代わりにお金を納める行為を、男女、地位、年齢にかかわらず一切容認しないと、当局は警告した。ただ、農村に堆肥を運搬するための車両やガソリンの費用を出すことで、参加を逃れている人は今年もいるという。

平壌の中央機関の職員たちも「堆肥戦闘」に動員されたという記事が、2023年1月14日の国営メディアに一斉に掲載された。

◆ウンチするのにバケツを持っていく
さて、今年の「堆肥戦闘」期間、街中ではどのような光景が広がっているのだろう。両江道の協力者の報告をまとめてみた。

「労働者は毎朝、人糞の入った袋を背負ったり、『クルマ』(小型リアカー)を引いたりして出勤します。工場では庭を番号で区分けして、そこに職場別に集めた堆肥を積んでいきます。

所属する団体別、企業別、人民班別に生産競争をさせていて、組織で設定した区間では他の団体や人民班の人が人糞の収集をできないようにします。

ウンチをする時には共同便所にバケツを持って行きます。その自分のウンチに石炭の灰や残飯、排水場のドロなどを混ぜて持っていかなくてはならないので、毎朝うんざりさせられます」

◆処罰恐れ高級幹部も人糞背負って出勤
協力者の報告は続く。
「今年興味深いのは高級幹部たちの目の色が違うこと。道党や行政の幹部たちが、毎日我われと同じように人糞で作った堆肥を担いだり、 『クルマ』を引っ張ったりして出勤します。先頭に立っているところを見せなければがならないから。

以前は、期間中に1~2回やる程度でしたが、今回は毎日やっている。幹部たちは集めた人糞がどこで堆肥になるのかも分かっていないでしょうが、自分のノルマの分だけは先頭に立ってやっています。

けれど、実はそれが住民たちには困りものなんです。幹部が率先して毎日人糞集めをやるもんだから、融通が利かずむしろ負担が大きくなった」

3年前の新型コロナウイルス・パンデミック発生以降、金正恩政権は社会統制を厳格にした。とりわけ幹部に対しては、難局を乗り切るために率先して働くことを求めており、怠慢や形式主義など熱意が足りないとみなされた幹部は、地位はく奪や党からの除名など厳しい処罰が加えられている。この3年間、幹部の間では緊張が続いている。

◆労働党員は堆肥生産の先頭に立て
「職場や地域で生産した堆肥は農場に運搬します。例年は、農場の入口まで運んで積んでおくやり方でしたが、今年は企業や団体ごとに担当する田や畑が指定され、そこまで運ばなければならなくなった。当局に指定された農場まで距離が遠い場合は、運送のためのガソリンや車両の調達費用が負担になるので、摩擦が起こっています」

1月15日から、労働党員だけで組織する「堆肥生産突撃隊」という特別チームが作られたという。職場や団体の党員が堆肥生産の先頭に立ち、社会の見本となることが求められている。

これについて咸鏡北道(ハムギョンプクド)の党員の取材力者は、「党員も暮らしがしんどいのは同じなので、皆が負担を感じている。今、労働党の政策なんて信じる人は誰もない」と述べた。【2023年2月7日 アジアプレス・ネットワーク】
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そして今年の1月も。

****北朝鮮、新年恒例の「人糞集め」でトラブル続出****
北朝鮮では新年2日から、毎年恒例の「堆肥戦闘」が始まった。不足する化学肥料を補うために、人糞や家畜の糞を使って堆肥を作り、農場に納めるというものだ。

1人あたりに課された人糞集めのノルマは300キロから600キロに達する。今年からノルマ未達成の場合は、思想闘争舞台(吊し上げ)に上げられたり、ひどい場合には労働鍛錬隊(経犯罪者を収容する刑務所)に入れられたりするようになった。

そのため市場では人糞が金銭で取引され、町内の公衆トイレでは人糞を盗まれまいと夜通しで警備に当たるのだが、堆肥生産に動員された住民と協同農場の関係者の間でトラブルが起きている。米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が報じた。

両江道(リャンガンド)の情報筋によると、朝鮮労働党恵山(ヘサン)市委員会と恵山市農村経理委員会は初級党書紀、機関のトップを集めた会議を20日の午前10時から恵山市映画館で開いた。

会議では、来月15日までの堆肥戦闘の進捗に関する総和(総括)が厳しく行われた模様だ。残りの日数を考えるとノルマの45%はできていなければならないが、未だに3割に満たない工場、企業所が多い。【1月23日 デイリーNK】
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“市場では人糞が金銭で取引され、町内の公衆トイレでは人糞を盗まれまいと夜通しで警備に当たる”
ノルマ未達成だとつるし上げ、刑務所送り・・・北朝鮮における人糞は貴重品のようです。

【堆肥戦闘の背景には「人間の暮らしとは言えない」飢餓事情】
過酷な堆肥戦闘、その背景にあるのは深刻な食糧事情。

****「人間の暮らしとは言えない」北朝鮮の飢餓、首都圏も深刻****
軍事偵察衛星の打ち上げ失敗に汚物風船、ミサイル連射など話題に事欠かない北朝鮮だが、一方でその内情は厳しい。

北朝鮮で春から初夏にかけては、最も食糧難が深刻化する、「ポリッコゲ」(麦の峠)と呼ばれる時期だ。比較的食糧事情のいい首都・平壌周辺でも、極めて劣悪な状況になっていると、平安南道(ピョンアンナムド)のデイリーNK内部情報筋が伝えてきた。

「江東(カンドン)郡、成川(ソンチョン)郡など平安南道の農村地域の住民の生活は、言葉で言い表せないほど本当に苦しい」

そう伝えた情報筋だが、江東郡は平壌市に含まれる地域で、その東に隣接しているのが成川郡だ。村人たちは、なんとか食べ物を確保しようと、トゥエギバッ(個人耕作地)での農作業に必死になっているが、すぐに収穫が得られるわけではない。

「山から取ってきた草に、トウモロコシの粉を一握り混ぜて作った粥で生きながらえている人がほとんどで、それすらも満足な量が得られない。農村の人々の生活を目の当たりにすれば、これが人間の生活かと思うほどだ」(情報筋)

最近では粥すら満足に食べられなくなり、水を飲んで腹を膨らませるほどの惨状となっているとのことだ。

農業をするに当たっては種が必要となるが、それを買うためにトンジュ(金主、ヤミ金業者)から借金をするしかなく、秋に返済すればほとんど何も残らない。また、肥料の値段も上がっている。江東郡在住の40代住民は、情報筋に次のように語った。

「山で草という草はすべて取りつくした。1グラムの食べ物も、1銭の現金もなしに暮らすのは死ぬより辛い。結局はトンジュに頼るしかない。トンジュのせいで辛い目に遭ったりして、血の涙を流したこともあったが、何一つ持たざる自分にとって、彼らの存在はありがたくすら感じるほどだ。こんなに苦労してまで生きることに、何の意味があるのだろうかと思ったりする」

また、成川郡在住の50代住民も、同様に困窮ぶりを訴えた。
「山に草が生えていなければ、家族全員が餓死していただろう。今は端午(旧暦の5月5日、今年は6月10日)の前なので、毒草はまだ生えていない。適当に草を摘んで食べればいいが、それすらも戦争のようだ。皆が一斉に草に飛びかかる。朝から晩まで草摘みをしている人もいる。傍から見れば草を食むケダモノにしか思えないかもしれない。一所懸命農作業を続ければいつかは未来が開けるとの希望を持って歯を食いしばって生きているが、実際はお先真っ暗だ」【6月1日 デイリーNKジャパン】
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韓国に「誠意の贈り物」をする金与正氏はこうした実情をどこまで把握しているのか・・・人糞ではなく獣糞にしても、韓国に送るより国内の田畑に撒いた方がずっと賢明でしょう。

【追記】
****北朝鮮「ごみ風船」中断を発表****
北朝鮮の国防次官は2日夜、ごみをぶら下げた風船を韓国側に飛ばす行為について「暫定的に中断する」と談話で発表した。同日、朝鮮中央通信が伝えた。(後略)【6月2日 産経】
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1 コメント

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Unknown (Unknown)
2024-06-06 08:41:26
北朝鮮の憤慨、南鮮の糞害。
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