昭和天皇と同じ誕生日、のおじの写真入りで。
メールが届いたわけだ。
86歳。
おじおば会のメンバーだったんだけど、今は、不如意で。
何病院というのか、老健施設のような所のお世話になっている。
三番目のいとこからのメールだと、近々、車でドライブを計画しているようで。
そりゃ、めでたい。
景色の変わるのをみるだけで、そこここが、刺激されもし。
感情の発露、とでもいうか、気持ちよく、外へ出すことができるんだろうからね。
そのいとこが、おじに会いに行くと、明日はおじおば会で、どこそこへ行くんだ、と妄想していた。
なんて話をなんども聞いてね。
そうか、嬉しいような、哀しいような。
そんな感情とともに、だったんだけど、それでも、車にての外出が成り立てば、ということだ。
ところで、万年筆まんねんひつと騒いでいたけど、柳生さんのところで買った万年筆を思い出したよ。
八ヶ岳倶楽部でね。
たしか、焼津の職人さんの手になるものだったか。
それが見つかってね、書き味も悪くない。
インクは、モンブランのカートリッジが装着でき、それも見つかった。
なにかの骨か、それで装飾してるものなんだけど、四葉さんの店長さんには申し訳ないけど。
これで、十分だな。
事務所を引っ越す前だから、もう5年以上も前になるか。
柳生さんのお書きになった、旧暦で暮らそう、というご本と一緒に買ったんだったか。
この本で、旧暦、というのは、中国の暦、つまり、グレゴリオ暦の前の、というんでなく。
さらにその前の、この列島固有の暦、って訳で、いまだに、その概念がうまく理解できてないけど。
去年、今年(こぞ、ことし)という言葉の使い方ね。
去年のことを、こぞ、と言う、来年のことも、こぞ、と言うんじゃなかったかな、忘れたけど。
そこんとこ、わからないままに、今に至る、んだけどね。
この、わからないことをそのままにしておく、放り投げておく、と言う心根が、たぶん。
学者や研究者にならず、市井の民として生きている、ことに繋がるんだろうな、なんてね。
どちらもいいんだけどさ。
昨日は、「捨てられる銀行2」っての、読んでたんだけどね、橋本卓典と言う方の。
森金融庁長官の銀行改革第二弾、で。
森さんと言う方は、アメリカ出向中、多くの金融のプロにお会いしたそうで、その中には。
例えば、ハゲタカファンドとかのディーラーもいた、と。
彼らは、寸暇を惜しむどころか、365日24時間、と言うくらい、常に金融市場とともにいて。
休む間も無く、なので、40代そこそこでリタイアし、あとは、自分の資金を運用して時を過ごす。
なんて記述があってね、大河ドラマの直虎に出てきた方久への言葉、銭の犬、と言うの。
思い出したんだ。
悪い意味で言ってるんじゃなくね。
お金に全身全霊を捧げる、と言う感じだな。
そりゃ、お金、嬉しいから、味方、してくれるでしょ。
そうだ、昨日は、いつものたばこ屋さんで、以前のロングピースのキャンペーングッズ、紺色の丸カン。
それ、何本か、いただいた。
葉巻のような紙巻きたばこの愛飲者たる当方にとって、とても、大事なグッズなんだけど。
なかなか、手に入らなくて、探しといてくださいね、なんてリクエスト、してあって。
それが、もう一年とか二年とか前の話で、それを。
そうそう、これがあったんです、くらいの調子で差し出された時の嬉しさときたら。
そりゃもう、天にも登るいい気持ち、って次第で。
かたじけなきこと限りなし、ってわけだ。
何かお礼を考えなきゃね、と言うセリフに、その、ありがとうございました、で十分です、ときた。
嬉しいね。
こうしたやりとりが、人生だと、それこそ、定義したら、そりゃ、楽しいことだらけ、が人生。
とも言えるので、朝から北朝鮮のミサイル発射がありまして、ゆあんゆよーんゆあゆよーん、なんて言ってる場合でもない。
ってわけだ。
ちなみに、これ、中原中也の「サーカス」と言う詩のリフレインなんだけどね、ゆあーんゆよん、ってのね。
幾時代かがありまして、茶色い戦争ありました、と。
ま、そんなわけで、気持ちの良い朝から始まる日曜日、です。