水の中にぷくんと浮かんでるような。
と続くんだね。
羽生結弦の、演技終了間際の素敵なコメント。
不思議な感覚だった、と言う。
それはそうでしょ。
観ているこちらが、不思議な感覚に襲われ、異次元、異空間のようだったから。
あんまりテレビを見ないのに、リアルにその場、テレビの前だけど、いることができた僥倖だ。
今朝のブログは、こんことだけで、たくさん、充分、って感じでもあるけど。
下田だ。
結果、おじおば会は、ペリーロードを目指し、と言うことになって。
何年か前に、同じようなメンバーで行った、ロロ黒船さんで和菓子を買い求め。
また、同じように、その店で、お寿司屋さん、地魚の寿司竹さんなんだけど、紹介していただき、と言う流れ。
まさにタイムスリップした気分で。
お昼時のお寿司屋さんは、満席状態で、大将、客あしらいどころか、握りに集中しすぎ。
こちらを見る暇もない、と言う姿で。
前回、あれほど饒舌だったのに、と一同の訝りの中、黙々と握っていたんだよね。
なんだけど、ほぼ、握りの終わった頃は、いつもの、と言っても、二回目だけど、大将らしさが出てきて。
やおら、タバコに火をつけ、あれ、ここ、吸えるの?という問いかけに、分煙なんです。
と軽口が出始め、かくかくしかじか、何年か前は、古代蓮の里とか言うネタでやってきて、その時の。
あなたの言で、現地へ行ったら、かけらもなかったんだよ。
あたしは嘘つきですから、なんて返しがあったり、今日は。
無口だったね、に、そうなんです、もともと無口なんです、六口ね。
なんて、ね。
帰り際には、すっかり、元の大将に戻り、また来ますね、の言葉とともにお店を後にしたんだった。
ペリーロードは、最近の話ではなく、何十年も前からなんだそうで。
ま、名付ければ、ペリーのやって来た道、ってことだから、当たり前といえば、当たり前の話なんだけど。
海から上陸して一路、了仙寺へ、というコース。
まるで、古い神様が、海からまっすぐにやって来た、そこかしこで散見される、参道のような。
そこに、古い建物があり、という、ペリーロード。
鶴岡八幡宮もそうだし、出雲の日御碕神社も、地元の三保神社もそうだね。
海に囲まれた日本列島は、偉人、賢人、スーパーマンは、海から内陸部へ。
というスタイルなんだよね。
このペリーロードは、妹が、東京のテレビでやっていた、の一言からの選択だったんだけど。
最初聞いた時には、ベリー、と聞こえ、ブルーベリーかなんかの通りかな、と理解して。
なんて小ネタはともかく、東京では満開、なんて言って、花見の酔客がテレビに映し出されていたけれど。
こちらは、桜の色は、ほんのちらほら、例の、わかばと一緒に花の咲く、という山桜が目についたくらいかな。
さて、本日は、弊社入社式、と言っても、一名なんだけど。
この間、鹿児島で買い求めた、大島紬の桜のネクタイで迎えようか、と思う。
一度きりの、かけがえのない、瞬間に立ち会うことになるわけで、丁寧に、丁寧に。
大事に、大事に、ということになります。