ソチオリンピックに向けて、NHK杯が始まりました。
日本勢女子は、浅田選手、鈴木選手、高校生の宮原選手が出場しました。
宮原選手の演技は見ることができませんでしたが、シニアデビューとは思えない演技でいい位置につけたようです。
最終グループは実力者ばかりなので、外国勢もそれぞれにすばらしい演技を見せます。
最後から2番目に、真央ちゃんが滑ります。
冒頭のトリプルアクセルは、何とか回ったけど、両足着氷気味。6分間練習の時に綺麗に決まっていただけに、ちょっと残念です。
ただ、今の真央ちゃんは、他の要素がすごい。
ジャンプが不調な時期にじっくりレベルアップしてきたので、トリプルアクセルが決まらなくても、充分高得点を取ることができます。
この「ノクターン」は特に、音楽との調和が感じられます。
音符の1つ1つと、体の動きがぴったり合っている感じがするんですね。
綺麗なスピン、高度なステップ、スピーディーなスピンが優美につながった演技にうっとりです
得点も高得点でした。
鈴木選手は「愛の賛歌」に自分の人生を重ねて滑ります。
これまでも、氷上にたくさんの物語を描き出してくれた鈴木選手。
苦しかった時のこと、希望、喜びと、演技を盛り上げていきます。
大きなミスはありませんでしたが、ジャンプが一つ、着氷が乱れかけたのがありました。
得点は、真央ちゃんについで2位。2人の差は5点ぐらいです。
SP女子は日本勢の1-2でした
GPシリーズは、選手が自分で2大会を選んで出場し、その順位に従ってポイントが与えられます。
2大会のポイント合計で上位6人に入ると、GPファイナルに出場することができます。
ソチの代表権をとるには、まず、GPファイナルに出場し、表彰台に登ることが必要でしょう。
今一つの道は、年末に行われる全日本選手権で優勝すること。
国内大会ではありますが、今の日本は層が厚いので、かなりの狭き門ということができるでしょう。
今はとにかく、明日のフリーでも実力を出してほしいですね。