オリンピックまで一週間を切りました。メダルラッシュの先陣を切ってほしい競泳陣ですが、五輪直前、「これであなたも世界新！」のスピード社レーザーレーサー旋風が巻き起こりましたね。
一体、何でそんなに記録が伸びるのかすごく不思議だったんですが、水泳関係者の解析が新聞に載っていました。
どうも、補正下着のように体のお肉を「よせて～ あげて～」水の抵抗の少ないラインを作るみたいです。
北島選手が世界新を出した時は、下半身型のレーザーレーサーを着ていたそうですが、体の脇の肉をよせて～ あげて～ おしりの山との段差をなくしたようです。これで随分水の抵抗がなくなるらしい。
本番では全身型を着用すれば、上半身の抵抗も少なくなってさらなる記録が期待できるという分析ですが、この人がはじきだした全身型レーザーレーサーを着た北島選手の体のラインを横から見ると…
「アシカ…？」
「鰹節…？」
たしかに、水の抵抗は少なそうですが、かなりユーモラスなライン。
五輪でアシカや鰹節になった選手が大勢泳ぐ姿を想像すると、吹き出しそうになってしまいます。
そういえば、凄くしめつけられるので着るのが大変、と選手達が言ってましたね。
そんなの長時間着ていたら血行が悪くならないかと心配になっちゃいましたが、やはりそういうことはあるようです。
国内メーカーは早くもレーザーレーサーほど血行を阻害しない新型水着を開発しているようです。
さすがニッポン、やってくれると思ってましたよ。
でも、自然な体のラインを変えてまで記録を伸ばすというのはどうなんでしょう？
個人的には、選手の素の力の部分で勝負するようにした方がいいような気もしますが…
「Ｆ１みたいに、水着にもレギュレーションを作ってはどうでしょう？」
あまりにもテクノロジーが進化すると、どの競技でもそういう問題が出てくるかもしれませんね。
今週はＦ１ウィーク。ライコネンの逆襲に期待してるネン！