集英社Be文庫から、「身近な食材でご馳走」という本が出ています。
「名シェフ、名店の自慢の味が家庭でもできる! いつも冷蔵庫にありそうな身近な食材の意外なチカラ発見!!」
というキャッチ文句に惹かれて買ってしまいました。
でも、やはり名シェフ、名店のレシピだけあって、「10分でできる簡単料理」とはちょっと趣が違います。
メインの食材は、たまご、トマト、なす、ジャガイモ、キャベツ…と身近なものなんですが、それに添える食材や調味料が凝っていたり、プロだけあって手間を惜しんでいなかったり…
でも、せっかく買ったので、何とかクマでもできそうなのを探し出して挑戦してみることにしました。
トマトがおいしいこの季節、メインにトマトを使った二品を…
オリジナルレシピ
南イタリア風トマトソース(4人分)
1 にんにくみじんぎり小さじ1を、オリーブ油大さじ2につけておく
赤唐辛子1/2本は種をとってみじんぎり。
2 鍋に1を入れて炒め、香りが立ってきたら、へたをとったプチトマト30個を加え、強火であおりながら炒める。
しんなりしてきたら軽くつぶしながら5分煮る。
バジルの葉5枚を加え、あおりながら合わせ、塩で味を調える
3 塩を加えた熱湯でアルデンテにゆでたスパゲッティ320gを、ゆで汁少々とともに2に加え、十分にからめて器に盛る
トマトのパルフェ(4人分)
1 フルーツトマト4個のへたをとり、皮を湯むきにして種をとり、櫛形に切る。
2 アスパラ2本の根本を切り、下半分の皮をむき、さっと塩ゆで。
3 カリフラワー、紫カリフラワー、ブロッコリー各4房を小房にわけてさっと塩ゆで。
4 皮と種をのぞいて刻んだトマトにシェリービネガーとオリーブ油各少々を加え、アイスクリームメーカーにかけて、トマトのソルベを作る
5 レモン汁、塩、オリーブ油各適宜を混ぜて、ドレッシングを作る
6 グラスにトマトとその他の野菜を交互に彩りよく詰め、ドレッシングをかけ、トマトのソルベをかけ、キャビアをのせる
クマでもできるヴァージョン
オリジナルレシピを、都合によりところどころハードルを低くしてあります
スパゲティの方は概ねそのまま。バジルの葉がなかったので、バジルの粉末をふりかけました。
あおる時は、思い切りシェフの気分で!
トマトのパルフェ
・フルーツトマトがなかったので、プチトマトのソルベのみ。
・アイスクリームメーカーがないので、ミキサーにかけました。
・シェリービネガーがないので、白ワインビネガーで代用。
・キャビアはさくっと割愛 でも、何ものせないのも癪に障るので、くるみの実をトッピング
スパゲティは、ペペロンチーニのピリカラと、トマトの甘みがほどよいバランス。
トマトのパルフェは、よ~く冷やすと暑い日にもおいしい。レモン味のドレッシングが爽やかです。グラスに盛るのが、プロの演出ですね。
くるみの実でも、いいアクセントになりますよ(笑)
われと思わん方は、ぜひオリジナルレシピに挑戦して下さいマセマセ!