

モナコGPのコースは公道なので、普通のサーキットのような退避エリアなどがなく、少しのミスでもウォールにヒットしてしまいます。
道幅も狭く、テクニカルコースになっているので、クルマの性能よりドライバーの腕で勝負できるコースといわれています。
決勝は雨の中、セーフティーカーに先導されてスタート。
各車、水しぶきを上げてSCの後ろを走ります。
ポールポジションは、今季初めてメルセデス勢以外で勝ち取った、レッドブルのリカルドです。
7周目にSCが戻りますが、早速パーマーがクラッシュ。
ヴァーチャルセーフティーカー(VSC)が導入されます。
ただでさえ難しいコースなのに、雨。
それも、レースの途中で、路面がドライになるか?、と思われたらまた降ってくるという感じで、コンディションもめまぐるしく変わっていたようです。
そのため、クラッシュ続出でレースは荒れ荒れの模様。
トップを走るリカルドを追いかけるのはハミルトン。
リカルドは2度目のピットインの時、タイヤが用意されていないという、とんでもないミス

レッドブルらしくないこのミスで大幅にタイムロスしてしまいます。
もちろん、その間にハミルトンがトップに。
リカルドは懸命に追い上げますが、ハミルトンが逃げ切ります。

1 ハミルトン(メルセデス)
2 リカルド(レッドブル)
3 ペレス(フォース・インディア)
4 ベッテル(フェラーリ)
5 アロンソ(マクラーレン)
6 ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)
7 ロズベルグ(メルセデス)
8 サインツ(トロ・ロッソ)
9 バトン(マクラーレン)
10 マッサ(ウィリアムズ)
11 ボッタス(ウィリアムズ)
12 グティエレス(ハース)
13 グロージャン(ハース)
14 ウェーレイン(マノー)
15 ハリアント(マノー)
リタイア…エリクソン(ザウバー)、ナッセ(ザウバー)、フェルスタッペン(レッドブル)、マグヌッセン(ルノー)、クビアト(トロ・ロッソ)、ライコネン(フェラーリ)、パーマー(ルノー)
優勝はハミルトン。
リカルドは思いがけないピットミスで2位でした。ヨーロッパラウンドの2戦を見る限りでは、ストップ・ザ・メルセデスをやりそうなチームはレッドブルかしら。
3位にはフォース・インディアのペレスが入りました。
ペレスは、わたしの印象では、スピードもあるけれど、クラッシュも多いドライバー。今回はいい面が出たようです。
マクラーレン・ホンダはW入賞。
やっぱり、バトンはこういうお天気に強いですね。
F1-Gate.comのハイライト動画観戦でも、やっぱり美しいモナコのコース。
ああ、フルで見たかった。
次回はカナダGP(6月10~12日)です。
このレースもわりと毎年荒れるレースですが、皆さん、ケガしないでね (*^o^*)/~
