銀座のうぐいすから

幸せに暮らす為には、何をどうしたら良い?を追求するのがここの目的です。それも具体的な事実を通じ下世話な言葉を使って表し、

イチロー、ヤンキースへ。そのタイミングから解るモノ

2012-07-24 20:49:41 | Weblog
今は、25日の午前11時です。推敲が終わりました。タイトル右側に、恒例の三角印を付けておきます。

副題1、『イチロー、ヤンキースへ』
副題2、『日本の民度は高い。それは、江戸時代200年の結果である』
副題3、『支配者側の反省が、ちょっと、ずらした形で現れたのが、イチローの移籍でしょう』
副題4、『実はイチローは、この一年は、ずっと、いじめられて来ていたのです』

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副題1、『イチロー、ヤンキースへ』

 ああ、そうだったのかと思っています。いささか得意です。もし、私が前報(2012-7-22日付)を書かなかったら、こういう方向で、ものは動かなかった・・・・・と確信していますから。ならば、それを知った途端に、ブログで書けばよいでしょうか? 
 「水に落ちた犬はたたけ」ということわざがあります。できるだけ、それをしないように気を使っています。また、反対に、『手柄を誇らない』ことも気を付けています。で、その時間稼ぎとして、前のブログから、相当の長時間、間をあけました。

 WBCに日本の選手会が不参加という報道を受けて、日本のメディアは、選手がお金にこだわって、参加しないことを責めました。単純に考えると、「お金にこだわって、世界一になれるチャンスを失うなんて、選手のこころが穢い」という方向は正しいように思えます。だが、選手会が主張していることは当然のことであり、それを、日本人が、認めないで、アメリカ側を、助ける発言をすることには、深い怒りを覚えました。

 特に、大越キャスター(NHKの夜九時から)が、東大の野球部出身なのに、明瞭に選手側を責めたのには、もっとも驚いたし、もっとも、大きな怒りを呼び覚ましたことでした。何度も言っていますが、NHKは、国民から、税金に等しい聴取料を取っているわけですから、公平なニュースを配信しなければならないのです。コメントについてもむろんのころです。それなのに、こんなに一方的に、選手側を責めるということは、アメリカへの迎合があまりにも見えて、本当にあきれ返りました。スポーツですよ。せめてNHKぐらいは政治を離れてくださいませ。アメリカへ最も迎合しているテレビ朝日の古舘さんだって、発言をしない方向で、大越さんが、選手を責めたので、あきれ返りました。

 そして、加藤コミッショナーです。もと駐米日本大使なのに、WBC事務局に対して、明瞭で公平な、金銭分配への交渉を何もやらないで、これまた、選手側を責めたので、「あなたの、生涯賃金を国民に向けて、返還してくださいませ。それは、国民の税金です。駐米大使になる前も、きっと、同じような心情と信念で動いたと、推定されるので、それは、日本と、日本人に対して、マイナスの要素ばかりでしょう。ほとんど、裏切りと言っていい行動です」といいたいほど、そちらへ対しても、怒っています。

 それは、正論だったと思います。そして、野球のことだからこそ、・・・・・大勢の大衆、民衆が、関心を持っていることだからこそ・・・・・例の国際的軍産共同体も、私の意見をすぐ、採用したのでしょう。というのは、何度も言っていますように、この私のブログの内容が、別に突出しているものではなくて、よくものを考えている中流階級・日本人の、大多数の意見を反映しているからです。それを、延べるために、私個人へ対する、攻撃を書きますし、その中に、攻撃者の個人名を明記しているので、それを、読むのを嫌がる方は大勢いらっしゃるのは知っていますが、あえて、大局に触れるための準備段階としての限定された世界の分析も必要であり、大切なのです。

 ところで、このWBC不参加問題では、
 乙武さんだって、私と同じように、「選手を責めるべきではない」という論を、ツィッターかブログのどちらかで、展開なさった模様ですよ。それが、まともで当たり前の発想です。そちらの方が正しいことと認め、早急に、何らかの打開策を、提示して、だから、何らかの、補てんとか、方向変換をするべきだったのです。それは、日本側の外交官とか、メディアの役目としての、私からの発言です。ところが真っ反対なのです。

 これが、20日の金曜日の夜の段階ですが、次の日の土曜日にも、同じ流れで、日本のマスコミは動いたそうです。どれほどの深さの奴隷根性を、もっているのでしょうか。恥ずかしいとも思わないのかしら? 日本に住んでいる日本人だって、あの銀座でインタビューを受けているおバカさんばかりではないのですよ。ものをきちんと考える人間は多いのです。そして、そういう人間が、この日本社会の歯車として、この日本社会を実際に回転させているのです。そして、アメリカ(または、国際的軍産共同体)へ、お金を送ってあげる素地を作ってあげているのですよ。

 日本のメディア界へ、「恥を知りなさい」と言いたいです。「あなた方は、平均的な日本人が持っている普通の特質さえ、失っている」とも、言いたいです。
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副題2、『日本の民度は高い。それは、江戸時代200年の結果である。』

 それで、本当なら、加藤コミッショナーをはじめとする、ロビイストは、WBC事務局へ動きをかけて、まず、お金の配分をまっとうに変更させるべきです。そのうえで「そちらが、、日本側へ謝罪をして、日本プロ野球選手会へ、WBCへ再び参加してくださいと、そちら側からいってください」。というのが筋です。

 しかし、それをやっ田として、その結果、相手方が、本当に謝罪して、お金の配分を変更すると、仮定をすると、それは、アメリカ側のミスを認めることになりますね。ミスというか、傲慢ぶりというか、『日本を、植民地とみなして、小ばかに仕切っている大金持ちの、日常を、確認する』ことになります。しかも、単に認めただけではなくて、「それを、謝罪もして、再度、出場を要請する」となると、『大きな方向変換を迫られる』こととなります。それは、本質に近寄りすぎるから、できません。引き続いて、

<<<<<日本を、高度にカモフラージュしつつ、隷属させ、核燃料を売り込み、
80%の利益を、46%しか使っていない、一般家庭から取り上げ続ける
(それこそ、電気量の値上げの問題点でした。
私が、ちょっとの間、文化庁の留学生制度の同窓会にこだわっている間、つまり政治に触れないでいるうちに、
またまた、鬼のいぬまの洗濯をやられてしまいました。
東電側の要請よりも、3%弱、抑えたと、鬼の首でも取ったみたいに、報道をされていましたが、
もっと、低い値上げ率で、十分なはずなのです。または、事業体への電気料金を見直すべきなのです。
が、そういう難しい部分は棚上げして、最もだましやすい庶民からの収奪をさらに続けるというわけです。
>>>>>必要があるからです。

 そのほか、円高差損、アフガニスタン支援など、種々様々な仕組みで、莫大な、金銭がアメリカに流れています。でも、『従順な日本人は、文句を言わないだろう。こういう蛮行を、行っても、十分に大丈夫だ』というのが、アメリカ側の判断だったと思います。または、アメリカのために、十分すぎるほど、ご奉仕なさっている、日本人エージェントたちの判断です。そして、メディアの表舞台に顔を出している日本人アンカー(大越さんや古舘さんなど)も、その判断の中にどっぷりとつかっていて、何も考えずに、自動的にアメリカ側優先の発言をします。あきれますが、それが、この2012年現在の日常です。昨年はちょっと違っていましたが、今、国会の事故調をはじめとして、揺り戻しで、あのころの政府は間違っていたという論調が盛んです。恐ろしいほどの奴隷根性です。

 でも、私が、日本は民度が高いと、言いましたね。そして、江戸時代から、農民一揆というのは、自分たちの待遇改善を求めて、殿様や、その上の段階の偉い人へお願いをするという形で、行われ、それが、だいたいとおって、苛烈な為政者は、お家取り潰しや、転封などの形で、断罪をされ、極端な収奪は、必ず、訂正をされてきた、この国なのです。

 で、名君というのが存在したのが、江戸期の、200年の平和の時代でした。鎖国(=モンロー主義)も、機能をしていましたしね。

 それに比べて、アメリカには、名君統治の平和な、200年がないのです。で、会社のトップの報酬などの面で、恐ろしくも野蛮な、しくみが横行をしています。今度、ヤフーのCEO(社長)になった女性は、妊娠中にもかかわらず、本給とは別に、様々なオプションが付いていて、数十億円の年収が見込まれているようです。ほかの社長陣の中にも、数十億円の年収のある人はいっぱいいるらしいです。その反対に、マイケル・ムーア監督の映画に出てくる、シングルマザーとか、堤美果さんの岩波新書などを、読めば、驚くほど、貧乏な、人間のグループも存在しているのです。貧富の差が激しい国です。しかも、上の人間は、自分の収入をシェアして、この地球上に生きやすい楽園を作るという発想がみじんもありません。食料品も、飢えている人類が、70%ぐらいいるらしいのに、欧米などの先進国に、突出して集中消費が行われています。
 しかし、それは、勝利者の特権ではなくて、人類史上を顧みて文化的に、単に野蛮である、未開であるということにすぎないのですよ。尊敬すべき様式ではないのです。

 上下関係の差が極端であり、上の人間が、下を顧みないという、行動様式は、中国なども、ある模様です。1945年までは、苦力(クーリー)とか、農奴とか、タンミンとか、呼ばれた、人達がいて、結婚もできない状態だったと聞いています。今は、農奴解放が済んでいて、戦前ほどの、差がないはずですが、それでも、農民工と呼ばれる人達は、移動が自由ではない模様です。都市と農村の、生活レベルに格差があるので、農村から、都市へと移動をしたい人、そして、移動済みの人が大勢いるのに、種々様々な側面で、権利がない、事が多いそうです。

 決して、「日本が一番だ」なーんて言っていませんよ。だけど、中間層を含む、低位層のレベルが、とても高いのが、日本なのです。トップレベルの段階では、海外の方が高かったりもするでしょう。ノーベル賞の授賞者数、および、大学の好感度率などで、海外の方が高い指数はいっぱいあります。
 ただ、全般的に、識字率が高く、おつりを間違えないで、渡すことなんって、ほとんどの人にとって、当たり前の社会であるのが、日本です。お店のサービスは、よいし。

 ほかの、悪い面ですが、それは、最近の社会の、よい教育を与えないようにする仕組みの結果でしょう。もし、よい政治が行なわれ、勇気や誇りを持つことの大切さを、教えられれば、再度、レベルアップできるはずなのです。
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副題3、『支配者側の反省が、ちょっと、ずらした形で現れたのが、イチローの移籍でしょう』

 で、あの20日の、日本選手会の、WBCへの不参加のニュースを発表する際に、日本メディアのだらしなさと、本音(アメリカに、絶対に逆らいたくないという、脆弱な精神)の吐露が、見えてしまったのでした。
 
 すると、結果としてどうなるかというと、日本がいかに、被・植民地国家なのかということが明らかになるのです。で、私が、いつも言っている、「彼らは、幼稚だ。思考の幅が狭くて、単純である」というのが、在アメリカのアイデア創出者にも、在日本の、日本人(表向きの国籍がという意味です)のエージェントたちに、もろに当てはまることとなり、

 <<<<<<より一層、日本が、植民地支配を受けていることが、はっきりする>>>>>と、なっていきます。
で、私としては、
 <<<<<<それは、それで、いいのではないですか。いつもカモフラージュされていることが、ここで、決壊して、どんな人にも明らかになるのですから>>>>>>と思っていたのです。

 こういうところも、私が「神様は常に存在するといっている」ことが、証明を、された、ポイントとなります。

 ところが、それを、今回だけは、支配者側もわかったのです。ここでいう支配者側とは、日本に住んでいる人間たちのことではありません。野田総理をはじめとする永田町の住人を指すわけでもないし、皇居や赤坂御用地内の住人でもありません。

 で、『大急ぎで、このニュースそのものを、払拭し、日本人を慰撫する必要がある』と考えたのでしょう。裏から手をまわして、ニューヨークヤンキースへ、イチローを、採用するように働きかけ、その意味も説明したので、ヤンキースの上層部)は、一もにもなく、OKを出したと考えられます。無論のこと、事前にイチロー側から、アタックがあったと、報道されていますが、それがあったとしても、この時点での発表、また、発表の二時間後に、シアトルで、イチローが、ニューヨークヤンキースの一員としてプレイするというサプライズな現象に、その目的が見事に表れているのです。

 同じことを昨日書いた文章で、際限をさせてくださいませ。
 この唐突な移籍は、これも、また、政治が絡んでいるでしょう。『大急ぎで、日本人に、ちやほや爆弾を打ち込む必要がある。おだてて、喜ばせ、・・・・・頭を鈍らせておく必要がある。その種として、これが、WBCの強欲として、映っているわけだから、イチローは、カッコウの、武器となる。彼を、籠絡せよ』と、なったと感じます。それは、日本国民の本音をくみ取ってくださったわけですね。
 この判断は、幼稚ではないです。大人の判断でした。

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副題4、『実はイチローは、この一年は、ずっと、いじめられて来ていたのです』

 23日の日本のテレビは、イチローをほめそやす、形のコメント一色です。
だが、実は、過去、一年間、イチローは、種々様々な悪口をアメリカで、言われていたのです。「もう、衰えたのだ」とか、「チームメートたちに嫌われているとか」

 日本でアメリカ国内の小さなニュースを知ろうとしたら、一般的にはウエブサイトに、頼るしかありません。それは、大から小まで、100を超えるURLが地球上にあると思いますが、ほかのサイトから、引用して、教えてくれるサイトもあります。新聞やら、週刊誌、それから、独特の、カラーを打ち出している各種のサイトから、引用してあります。

 それらの中で、イチローの悪口を言っているのが、ぼつぼつと入って来ていました。ダルビッシュの活躍が始まる前は、時々入ってくるアメリカのスポーツニュースは、ほとんどが、イチローの悪口だったのです。

 それを、見て、私が、思ったことは、『これは、選んで、報道をされていますね。これが、全部ではない。だけど、マイナスイメージのものばかり選んで、拡大され、報道される。これは、大きく見れば、政治が絡んでいますね。日本を、いじめたいとか、日本を、警戒しているとかが、裏にあって、こういうニュースばかり、拡大解釈し、特に多大に拡大シェアされて報道をされるのでしょう』と、思っていたのです。

 本日、急に、日本メディアが、イチローをほめそやしていますけれど、彼の周辺は、実際は最近大変だったのです。
イチローが、この11年間のうちで、急に下劣になったり、傲慢になったわけではありません。そうではなくて、世界の潮流が、日本を貶めて、蔑み、低めのおいておき、そういう形で、世界中の庶民を洗脳しようという流れになっていて、その最適な指標として、イチローは悪く言われていたのでした。

 急に手のひらを返したように、イチローを上げ奉る、日本メディアを見ていると、『バカじゃあないかしら。この人たちは。本当にジョージオーウェルの表した世界そのものが、ここに体現している』と思うのが、私です。本当のジャーナリストなら、イチローがいじめられている背景を分析して、日本人社会へ論説を行わないといけません。そういう援護射撃をしてこそ、イチローのこの出世を喜んであげる資格があると思います。それ以外の人は、この慶事に、乗っかる資格がありませんとまで言いたいほどです。

 しかし、まあ、そこまでいうのは厳しすぎるというものでしょう。ともかく、私も単純に喜んでいた医師、そういう特殊なケースを招いたのも、日本プロ野球の選手会の、決断があったからです。そして意外なことに、メディアが、その選手会の決断を、総力を挙げてけないしたことも、逆説的な意味での、サポートになったのでした。だって、私がその忌まわしさに気が付いて、すぐかみつきましたからね。私の意見や発想はプラスの意味でもマイナスの意味でも、常に、それらの世界のトップレベルの政治的頭脳に、観察をされていますから。

 私は、実は最近の野球は一切見ていないのです。私が野球に凝ったのは、田宮謙二郎が、センターを守っていた時代の阪神の試合だけです。時々、ラジオをちらっと聞いて、あとは、新聞を見て、ヒット数を確かめたり、打率順位を確認した、だけです。ところが、1999年か、2000年、ニューヨークにいたころ、大魔神、佐々木投手が、マリナーズに入って、アメリカでも人気がありました。それを、パソコンの世界で、確かめることは、大きな喜びでした。試合の、中継は一切見ないのに、彼が勝ち、マリナーズファンや、シアトルの人が喜んでいる様子をウエブサイトで、見るのは楽しみでした。

 そこには、純粋で、単純な、日米友好の姿がありました。それの回復が、イチローを通じて、再び見られたらうれしいです。

 2012年7月24日の夜に書き始め、25日に推敲するという形で、一応、ここで止めとしておきたいと思います。
なお、24日に、発想だけを得た、
ウナギの、シラスの規制に関して、テレビ朝日のニュースステーションで、手嶋さんが、「日本外交の劣化、交渉能力の衰退」と、おっしゃったことに関して、
 トヨタの、章夫社長が、テレビ朝日のニュースステーション(?、名前が変わっているかな?)に登場をしたこと。

 テレビ朝日の、25日、午前11時からのニュースショーで、橋下・大阪市長の不倫問題が、再び取り上げられる(と、リモコンの、番組欄には、出ていたが)ということなどは、また、別の章で考察しましょう。すぐ、次のブログではないかもしれませんが。                              雨宮舜 (本名、川崎 千恵子)
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