銀座のうぐいすから

幸せに暮らす為には、何をどうしたら良い?を追求するのがここの目的です。それも具体的な事実を通じ下世話な言葉を使って表し、

核分裂は、燃焼とは違うのです。8月の時点で再確認、

2011-08-28 14:34:46 | Weblog
 ただ、今、原発事故について書いた文章を見直しているのですが、(推敲もしているのですが)、この4月10日付の記事は、まったく色あせていないと自負しています。

 そのころ、発売の月刊文春では、なんと、『一ヶ月もかかって、収束できないのはおかしい』という論調で、記事を作っています。なんと言う蒙昧か?

 科学的知識が、月刊文春の編集長といえどもないのです。

 それが、日本人へ対する、洗脳の結果です。

 原発は大切だ。それは、大丈夫で安全なものだという神話が長い間、浸透していたのです。

 その記事の一文の中で週刊ポスト、が、すでに、小沢擁護に動いた事を問題にしています。

 そこは、私の論調は正しいのですが、政治の方は、さらに悪い方へ動き、すでに、首相は退任で、次の総理選びが始まっています。おや、おやというほどの、流れですが、

 最近、の、美術界の話(裏話に近いもの)を書いているように、言論弾圧が成功したと見る、核燃料売りつけ側の巻き返しが、成功しているということです。

 小沢一郎と言う人は、傀儡中の傀儡です。原発に対して何も発言をしていませんが、原発を推進したい国際的軍産共同体が、最も、大切にしている、政治家です。

 最近、小沢総理大臣待望などという、論調さえ浮かんでいますが、驚くべきことです。マスメディアは何をしているのか?

 と思いますが、ここに、書いている通り、4月10日に発売をされていた月刊文春(多分、五月号であろう)では、一ヶ月も、収束にかかるのはおかしいという論調で、記事が組み立てられているのですよ。マスコミも学会も、教育界もその時点までは、怠慢に過ぎますし、すぎました。それで、どれほど、日本人が何も知らされていないかを示しています。
  4月10日発信の文章の方が、初出として書いているので、高雅だったと感じますが、ともかく、

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『消火という現象が、核燃料には、ありえない・・・・
        ことを、11年8月時点で、再確認する』

 まず、一番大切なことは、原発では、核分裂で、高熱を発生させ、それで水蒸気を作り、タービンを回して発電をします。

 従来の人類の知識では、高温を作るのは、燃焼という現象でした。それと、核分裂はまったく違う仕組みであるという、最低の基礎知識が、普通の人にないのです。月刊文春の編集長でさえ無いのですから、福島県民をおいておやとなります。それは、栃木県の県民も同じであり、東京都民も同じであり、神奈川県民も同じでしょう。
 で、誰もが、終わりが来ると信じているみたいですが、おどかすわけでもないが、終わりは来ません。

今まで、人類が何万年もの間慣れてきた、高温を得る現象は、燃焼と言うのから発生しました。燃焼とは、炭素原子が、酸素と結びついて二酸化炭素を発生させる現象を言います。鉄なども同じように酸化しますので、その熱は、冬に使う携帯カイロなどに、応用されています。
 最外郭のオービタル(軌道)に、炭素は二つ、電子を招き入れる余地があります。で、ちょうど、適宜な速度で、人類が応用しやすい、熱を取得することができます。
 鉄を燃やすことは原料が高価すぎるし、灰が、厄介なものです。また、一価のナトリウム(それは、最外郭オービタルに、一個の電子を招き入れるアナがあるということ)は、反応が激しすぎて、手に負えません。
 で、炭素が、人間にとって、最も適した材料となります。

 日本人は江戸時代には、使いやすい炭素として、・・・・木材に緩やかな熱を与えて、水分や、有毒微量物質を取り去った・・・・すみ(木炭)というものを発明し、流通させてきました。が、工業用には、それでは量が足りないということで、石炭(炭鉱)の開発が行われ、その石炭に、木炭の製造技術が応用されて、コークスなどというものも開発をされました。
 しかし、これらは、木や植物から長い時間の作用によって、土の中で、炭素が、集約されてできたものですから、地球内に、存在する量に限度があります。で、今の日本の発電現場では、石炭よりも、石油類や、ガス類が、使用されている模様で、化石燃料と呼ばれています。石炭は鉄を生産する方向などへ、使用される模様であり

この炭素原子は、質量が14であり、ウランなどに比較すると、原子核が非常に小さいものなのです。誰も計測した結果を発表していない模様ですが、感覚的にいえば、直径として、100倍から、1000倍程度、ウランの方が大きいでしょう。で、直感としてもわかるとおり、人間が扱いやすいもので、高温を得たい、燃焼(=酸化)が行きすぎて人間が困る事態になったら、消火(消防署の出動)ということで、鎮火をすることができます。
 それが、できないときでも、炭素が消費(酸化され)しつくされると、火は消えて、熱がおさまり、低くなります。
 今回湾岸で、ガスタンクなどが、地震で亀裂が入り、自然発火してしまい、数日間夜空を焦がす、炎を上げ続けました。それでも、2週間もたてば現場に人が入ることができます。総量が、酸化し尽くされれば、鎮火して冷却するからです。

 しかし、核燃料が高温を発生するシステムはまったく違います。ウランが酸素と結びついて燃えるから高温が出るわけではありません。ウランそのものが核分裂をして、違う物質に生成することで、莫大な熱を出します。今使っている、燃料棒集合体の中にも、濃縮度が、高くて、0.7%だそうですが、そんな少量のウランでも、こう言う事故がおきると、莫大な高熱を発生させるのですが、それは、炭素が燃えるのとは違うので、終わりが来ないのです。酸素がいくらあっても、ウランは酸素と結びつくわけではないので、終わりが来ないのです。水素爆発というのは、核燃料を包んでいる、外膜のジルコニウムが酸化して、空気中の酸素を取り込むので、水素があまりすぎるから爆発するのですが、それは、ウランそのもの反応ではありません。
  で、消費されることのない、莫大な量の核燃料が福島第一原発内には残っているので、 

東電が発表した、工程表なんて、気休めにしか過ぎなくて、『科学的知識のない庶民を、ともかく、ここで、なだめておきましょう』というにしか過ぎないのです。私も、もちろん庶民の一人ですがね。

そして、今は、半減期が短い、ヨウ素同位体とかセシウム同位体(これらは、原子核が小さい方の、分裂後の物質です)が、メディアで大騒ぎをされていますが、もちろんのこと、もっと、大きな物質で、半減期が長い、ストロンチウムとか、プルトニウムも発生しているはずなのです。これらは、太平洋地域の水爆実験で、第五福竜丸の死の灰事件の時には、名前が上がった物質ですが、今回コトリとも、その名前が出てきません。意図的に伏せられていると、感じます。セシウムしか出ない核分裂などありえないからです。

 原子核内部の生成物など、過去、人間が目視したり図ったりしたことはないのですから、誰も知らないことなのですが、絶対に出ているのです。

ストロンチウムの名前が出ないのは、それの毒性が、一般庶民が深く知っている物質だからだと感じます。また、プルトニウムが出てこないのは、それが核兵器を作る可能性のある物質だから、原発の平和利用のイメージを損なうからです。核兵器と原発は同じ機能を持っているのですが、今の今まで、違う、違うと大宣伝してきたわけなので、引き続き、違うようにイメージを保持したいのでしょう。そのほか、種類は今は、はっきり思い出せませんが、数十種類の名前の違う同位元素が発生し、それらは、すべて、放射性物質となっていて、半減期が、長いと半永久的な、人間に対する、毒性を持ちます。
  実はアノ地域に、作業員という名の、人間を送り込むのは人道的に間違っている大罪です。次に総理大臣になる人は、そこをどうするつもりなのだろう。  

 いま、0.5%ぐらいの含有量で、莫大に高価な値段で、核燃料を日本は買っていると思います。それを円滑に行うために、炭鉱は次から次へと閉鎖をされています。炭鉱は実は、それほど、かっきりと、非、採算性へ落ち込むことはありえず、これらの、閉鎖は、原発導入のためだったでしょう。それは、1960年代のことでしたね。

 また、化石燃料は、炭酸ガスを生むので、オゾン層を破壊し、地球温暖化を招き人類の損失であるといわれてきています。が、今、福島の惨状をみ、それが、20キロとか、30キロで、線引きができないものである事を知るときに、どっちが重い課題でしょうか。ひとまず、エコ運動など、脇に置かないとだめです。私など元から、それは、ためにする、庶民だましの運動だと判断していましたが

科学的にいえば、福島第一原発は、ただ、ひたすらに、核廃棄物の処理場にして、あそこを、何とかしようとすること自体が無理なのですが、しかし、冷却だけは、しないと次のメルトダウンが起きて、大火災にでもなると、雲に乗って、大きな範囲に、放射性物質が拡散しますので、冷却に向かっていただくのは、・・・・『そうですか』・・・・として、ただ、指をくわえて、見ているしかないのですが、
 
    あそこの数キロ圏内の土地を持つ人の土地を買い上げるとか、言う甘い政策は大反対です。それは、原発延命策のひとつですから。

      真実を見つめて、早く、原発そのものを、この地球から無くさないとだめなのです。そうすれば、日本と他の国の経済格差も生れませんし。それから、世界中の原発ですが、実際に稼動しているのは少ないらしいですよ。日本だけみたい。律儀に運転しているのは・・・・・

    2011年8月28日 雨宮舜(本名 川崎 千恵子)
コメント
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