AMASHINと戦慄

~STARLESS & AMASHIN BLOG~
日々ブログレッシヴに生きる

スティックメン

2016年02月06日 | コンサート
平城宮跡大極殿院での荒ぶる神の怒涛のパフォーマンスには、大極殿前ステージで繰り広げられていた伝統芸集団による神々を煽り奉るかのような修羅囃子が絶大なる演出効果をもたらしていた。
ていうか、最初奈良の町内会のちょっとした太鼓隊のBGM程度にしか思っていなかったのが、次から次へと鍛え抜かれた肉体美を有する男どもが、ちょっと素人とは考えられない凄まじいライブパフォーマンスを繰り広げるもんだから、院内を走り回っている四天王をよそにこっちのステージに目が釘付けになってしまった。
その迫力は、あたかもこの楽団が四天王を操っているのではないかというほどであった。




ピッヒャ、ヒャラララ、ピ~ヒャラピ~ヒャラ 本気になったらオーハラ♪



我々の使う通常の3倍の太さのバチで繰り広げられる見事なスティックさばき。
正直、昨年観たキング・クリムゾンのトリプルドラムより迫力あったし、テリーボジオのわけのわからんドラムらしからぬドラムパフォーマンスより見ごたえがあった。



いやちょっと、多聞天さん、ジャマー!



ボ~ボアーミスターナイスホラガイ。



スリーピース。カッコいい。たぶん女の子にモテモテだろうね。



ひときわ存在感を放っていたのが長髪の太鼓の兄ちゃん。コスチュームカッコいい。



ナガブチ、あるいは最近流行りの三代目ナントカとかの、押しつけがましい稚拙なオラオラチンピラ的男気ってのは生理的に受け付け難いが、いやいや、彼らのパフォーマンスには真の和の男気ってのを感じてしまった。
これぞ男が男に惚れる普遍的エンターテイメントである。
聞くところによると、どうやら国際的に活動してる伝統芸のプロ団体らしい。




いや、だから、見えへんちゅーの!



今日の1曲:『おまつり(やっぱりおまつりのある街へ行ったら泣いてしまった)』/ 四人囃子
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