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AMASHINと戦慄

~STARLESS & AMASHIN BLOG~
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KIN-SHOWの大残酷

2010年06月23日 | まったり邦楽
頭がおかしいとしか思えないようなべらぼうに高い金額設定でCDを売りさばいている(しかも旧規格盤)ブックオフでも、VHSとかになるとウソみたいに安い値段で棚に並んでたりする。

先日も筋肉少女帯のファーストビデオシングル『KIN-SHOWの大残酷』を105円という屁みたいな価格でゲットすることができた。

まぁトータル約10分しかない2曲入りの筋少が、トイズファクトリーのバップレコードよりメジャーデビューするに伴なって制作された文字通りのプロモーション映像集で、「釈迦」は『三年殺し』に収録されてるPVのやつに冒頭の寸劇が完全収録されたもので、「モーレツア太郎」の方は未見だったが完成度の低いライヴPV(音と映像の動きが微妙に合ってない)というコレクターズアイテム以外の何物でもないシロモノだ。




ただ!メジャーデビュー初のシングル曲「釈迦」のPVの内容というのは、もう目を覆い隠さんではいられんばかりの血みどろの残虐世界が展開されるのだ!
映画『悪魔のいけにえ』の日本版といっても過言ではない!てゆーかパクリだ。
B級スプラッターホラーファンならまず必見だろう。


物語は最初、横溝正史の小説なんかに出てきそうな田園広がるド田舎の古さびれた空き家に2人の女性が迷い込むところから展開する。
そこから悪魔に憑かれた殺人者(オーケン)がチェーンソーを振り回し、犠牲者たち(メンバー)を次々とその猛り狂う血に飢えた殺人マシーンの毒牙にかけていく。
特に最後の犠牲者、関口博史氏(ギター)の殺され方はあまりにも無残で、男性諸君なら思わず股間を押さえてしまうことであろう。

さらに、この古ぼけた画質、出演者のファッションセンス、とさかヘアーといった80年代特有のデカダンスな要素がこの残酷物語をよりいっそう残酷たらしめている。

嗚呼、スプラッター嫌いなのになんでこんなビデオ買って観ちまったんだ!
言っとくが私ぁ、血が大嫌ぇなんだよ。特に他人の血がなぁ・・・

ドロロのノーズゥーイー シャララシャカシャカ♪
ドロロのノーズゥーイー シャララシャカシャカ♪


と、とにかく、映画『呪怨』ごときでビビッてる奴、心臓の弱い者は市販ビデオならではの自動再生に気をつけな!!
ヤケドするぜぃ!!



今日の1曲:『釈迦』/ 筋肉少女帯

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筋少 (ジェフ・ゴールドスミス)
2010-06-24 07:45:52
期せずしてあましんさんも筋少ネタですね。・・・って、自分は期せずしてとゆうには筋少について詳しくありませんが。
挿入されている野音のライヴ・シーンは同期デビュー組を集めたトイズのイベントだったかな?
このイベントの映像でジュンスカもプロモ作ってますね。
オーケンは広い野音にびびって頭が真っ白になり、ズボンをずり下げたそうですね。
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>ゴールドスミスさん (あましん)
2010-06-24 22:15:11
詳しくないとか言いながらめっちゃ詳しいですやん!
ズボンずり下げ事件のことなんか知らないっすよ!
PV見てても野音であることすら分からなかったっす。
僕の筋少知識なんて『筋肉少女帯自伝』読んだ程度のものっすよ。
そういえば、ゴールドスミスさんとの出会いは貴殿のこの自伝の記事がきっかけでしたっけね。
返信する

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