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AMASHINと戦慄

~STARLESS & AMASHIN BLOG~
日々ブログレッシヴに生きる

7月の朝

2011年07月03日 | ♪音楽総合♪
ベタやけど、7月の朝ということで、ユーライア・ヒープのことについて書こうかと。
まあ実は、『対自核』の紙ジャケリマスターをつい先日入手したばかりだからというのもあって。

それにしても、またも同じアルバムが3枚になっちまったよ。困ったもんだ。
アナログの帯によると、ユーライア・ヒープってヘヴィ・メタルなん?
テイチクからの旧規格盤CDもメタルマニアシンジケートシリーズだし。
にしてもこのディスク盤はヒドいよな。
METAL MANIAのロゴがメンイになってしまって何のCDだかわからん!
ったく、無神経なことするな~


『対自核』を初めて聴いたのも高校生の7月の朝だった。
ウソ。何月か忘れた。夕方くらいだったことは覚えてる。
中学時代からの同級生まっつんの家でだ。

キーボードをフューチャーした凄まじきバンドアンサンブル。常軌を逸したコーラス。そこに展開される目くるめくハードロック展開に度肝を抜かれたのを今でもハッキリと覚えている。
メタリックにして壮麗きわだかな楽曲群に、この摩訶不思議なミラージャケットデザインも相まって、この作品に対して三面鏡を重ね写して覗き込んだかのような魔力的凄みを感じないではいられませんでした。
まさにブリティッシュハードロック恐るべし!と思った瞬間だった。



その中でも『7月の朝』は衝撃の1曲だったな。
まさに真夏の夜明けの朝日に照らされるかのようなイントロダクションに、デヴィッド・バイロンの哀愁感漂うセクシーヴォイスは朝靄のよう。
で、後半の薬でトリップしてるとしか思えんようなケン・ヘンズレイの鬼気迫るキーボードワークにはドロロン閻魔くんのエンディングテーマにも通ずる、なにかしらゾッとする妖怪めいた凄みというか、尋常ならざる黒魔術的な畏怖を感じてしまった。
チビるかと思ったもん。


当時、日本のアイドル界からも注目されていたようだ。


モノホン。



今日の1曲:『July Morning』/ Uriah Heep
コメント
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