AMASHINと戦慄

~STARLESS & AMASHIN BLOG~
日々ブログレッシヴに生きる

盲獣と触覚芸術論

2006年12月20日 | しねしねシネマ
アウアウアアア~~~

海女にポーズをとらせて“触覚芸術”の構想に耽る盲獣。変態である。

日曜日に『盲獣VS一寸法師』を見てから3日たちましたが、今度は自分自身の中で妄想が始まり出しております。
毎日あのシーンやら、このシーンやらモワモワ~~と浮かんでは消えてゆきます。

で、盲獣の最期のシーンでちょっと気になった事があります。
盲獣が海辺で海女3人にアワビを採る時のポーズをさせながら、彼の言う“触覚芸術”をアウアウアアア~~と考えてる想像の中の変態映像が映し出されるシーンがあります。
そこには彼が今まで手にかけた女たちが続々と出てきて、とてもドロンドロンなキチガイめいた変態世界が展開されているのですが、彼は目が見えないのに、なぜこうもハッキリと彼女たちの顔を思い浮かべることが出来たのでしょうか?
ひょっとしたらまだ目が見える頃に彼女たちを見たことがあったのかもしれません。しかし海女たちは恐らくその時が初めてだったハズです。
まぁ彼のことですから触手とその人の声を聞いただけで、どんな人物であるかは大体想像が出来たのでしょう。それほど彼は鋭い感覚を持っていたに違いありません。
でも想像の範囲なのですから、もうちょっと美しくて色っぽい女を想像してしまうのが男の性じゃあござぁませんでしょうか?
まぁ水木蘭子と海女たちは百歩譲ってそこそこ色っぽい女でしたが、あの真珠婦人の女力士みたいなプロポーションはちょっと頂けないでしょう。
想像通りでも想像したくありません。

だからこの想像シーンはもうちょっと色っぽい女優に演じさせてもよかったんじゃあないかと思ってしまうわけであります。
例えば、ほしのあき、小阪由佳、井上和香、トレイシー・ローズなどなど(ってそりゃオマエの希望やろが!)
まぁそれじゃあ見てる側が混乱してしまうので、やっぱあのシーンはあのままでよいのでしょう。

しかし、江戸川乱歩先生も海女さんからインスパイアされてこのようなエロティシズムを想像して描くとは・・・・
彼の妄想世界は宇宙のように計り知れません。

今日の1曲:『悪魔大いに笑う』 / 人間椅子
コメント
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