おっさんひとり犬いっぴき

家族がふえてノンキな暮らし

夏風邪や

2024-06-01 11:27:33 | 日記
 昨日、朝起きてから頭が少し重たいなあと感じていた。いまだに頭部だけ成長しているのかと思ったが、重いのはどうやら頭痛のせいで、氷を額に乗せて冷やしているうちに、急に悪寒に襲われた。

 それでもどうしても午後には買い物に行かなくてはならなかったので、頑張って起きていたが、家に帰ってくるなり布団に潜り込んだ。鼻水はずるずるだし、完全に風邪をひいたなと、風呂にも入らずそのまま朝まで寝た。

 おかげで今朝はすっかり復活したが、ランニングの予定はキャンセルにした。天気がいいのは今日の午前中だけ。午後には天気が崩れ、明日は雨模様だから、頑張って走ってきたいところだが体がまだ重い気がしたのだ。

 時間があるので、山頭火の絵の続きと習字の練習をする。おかげで、絵は昨日より少し進んで完成に近づく。



 習字はこのところ芭蕉さんの「奥の細道」をお手本を見ながら書いているのだが、芭蕉さんという人は、ご老体にも関わらず東北から北陸を歩いて旅をしたことから、体力のあるジイさんで、そのために忍者説まである。が、改めて「奥の細道」の解説本を見てみたら、芭蕉さんがみちのくの旅に出発したのは、46歳の時とあった。ジイさんとばかり思っていたが、案外若かったのである。

 もっとも人生50年と少し前まで言われていたので、46歳は高齢だったに違いないが、やはり46歳をご高齢のご老体というには、今では違和感があるのである。今の46歳はバリバリ現役ではないか。

 さて、そんな芭蕉さんだが、長旅の間ずっと元気だったわけではないようで、今日習字で書いた箇所では、体調を崩していた。それは秋田の象潟から新潟に向かう道中である。

「鼠の関をこゆれば、越後の地に歩行を改て、越中の国一ぶりの関に到る。此間九日、暑湿の労に神をなやまし、病おこりて事をしるさず」

 9日間蒸し暑さに体調を崩してしまい、記録を取ることができなかったとあるが、それでも歩行だけはやめなかったようだ。
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