おっさんひとり犬いっぴき

家族がふえてノンキな暮らし

かゆみ止め

2018-02-06 11:13:10 | 福島

 動物病院で、とりあえず皮膚炎の飲み薬と塗り薬をもらったドリだが、たとえ原因を根絶しても、それまでは症状のほうは出ているので、皮膚のかゆみというのはしばらく残りそうだ。

 皮膚炎の薬を塗っても、ドリは体のあちこちを掻こうとする。特に足の爪を使って顔や耳を掻くと、毛がむしれて真っ赤になってしまう。とにかく、かゆみを止めるのが先決だと、獣医さんに言われたわけでもないのに、勝手にドラッグストアで人間用のかゆみ止めを買ってくることにした。

 獣医さんに見せる前に、しっしん・かぶれ用にチューブの軟膏を買ったが、大型犬の体のあちこちに塗るには、全然量が足りず、あっという間になくなってしまった。そういうこともあって、とりあえず一度獣医さんに見せて薬をもらおうと考えたわけだが、薬代を1万7000円も請求されると、おいそれと薬を出してとは言えない。かといって、放っておくこともできないから、ドラッグストアということになる。

 最初に思いついたのは、丸い容器に入ったオロナインだ。火傷なんかに塗るのだから、かゆいところに効くだろうと手にとって効能を読んでいくと、こんな症状の方は使用しないでくださいと書いてあり、そこに「しっしん・かぶれの方」とある。ありゃりゃ、こりゃダメだ。

 次に少女の看護婦姿がパッケージのメンソレータムを手に取る。なんとなく絵柄が皮膚にやさしそうではないか。ところが、こちらも効能書きを読むと、「しっしん・かぶれの方の使用禁止」とある。ありゃりゃ、これもダメか。

 かゆみ止めというと、蚊に刺された時のウナやムヒが思い浮かぶが、メントールが入って塗るとスースーするヤツを、犬の顔や鼻先に塗るのは嫌がりそうだ。なるべく無臭のものはないかと探した結果、効くのか効かないのかはともかく、値段も手頃なものがあった。

 家に帰り、早速舐めそうなところは避け、頭や耳に塗ってやる。ドリはされるがまま、薬を塗られている。かゆいともかゆみが止まったとも言わないので、効いているのかどうかはわからないが、少しでも改善すれば、効いたということにしておこう。

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