月曜日はいつも雨降り

　昨日までは比較的いい天気が続いた。明日は晴れるらしい。ところがだ、どうしたわけか月曜日にはまとまった雨が降ると天気予報は言う。自然のサイクルというのは7日周期なのだろうか。聖書では神様が世界を作り、日曜日にひと息ついたことになっている。だから１週間は7日となっている。もしかしたら昔の人の観察と知恵で、1週間は7日と発見されたのかもしれない。

　などと、感心してはいられない。月曜日を定休日にしている僕としては、月曜日になるたびに恨めしく鉛色の空を見上げることになる。今日も12月には珍しくまとまった雨になるという。風も強くなるらしい。なんだ、大荒れの天気じゃないか。

　そういうわけで、仕方なくせっかくの休みだというのにランニングや長い散歩といったことを諦め、午前中は買い物に行くことにした。おい、テオ。家にいても退屈だろうから一緒に出かけるか。でも、雨が降ったら散歩は無しだからな。

　テオとともに車で出かけると、案の定霧雨があたりを漂い、時々ワイパーを動かしてやらなければならない。幸いビショビショになるほどは降っていないので、テオは窓から顔を出し、顔面に風を浴びてスピードを楽しんでいる。

　帰り道、少しだけ雨脚が強くなって来たので、やっぱり散歩は中止だなと考えていたら、阿武隈川まで戻ってくるうちに雨は上がってしまった。せっかくなので車を止め、テオと土手をブラブラすることにした。テオは野生動物の排泄物をチェックしたり、自分のお腹の中のブツを草の上に出したりで忙しい。30分ほど土手の上を行ったりきたりしたが、このくらいの雨と風なら、ランニングに出てもちっとも大丈夫だったんじゃないかと、天気予報を信じた自分を呪う。

　それにしてもだ。月曜日はいつも雨降りだと感じているのは、僕だけだろうか。