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CL決勝はイングランド同士  文科系

2019年05月09日 11時21分32秒 | スポーツ
 ヨーロッパチャンピオンズリーグ決勝が、イングランド勢で争われることになった。リバプールとトットナムなのだが、いずれも第一戦敗退のあとの歴史に残る大逆転だ。

 リバプールはバルセロナ相手に第一戦0対3の大ピンチから、ホームで4対0として奇跡的に勝ち抜けた。それも大エースのサラーと、センターフォワードにして攻撃の核フェルミーニョを故障で欠いたゲームだったのである。クロップの相手観察、対策がいかに秀でているかという証明のような結果だと思う。
 トットナムは、ホームで0対1で負けた後、昨日敵地で3対2、2ゲーム合計では同点だが、アウェイ得点差で勝ち残った。それも、3得点目はゲーム終了直前ロスタイムぎりぎりの得点だ。アルゼンチン人監督ポテッチーノは涙を流して選手を称えていたとのこと。吉田麻也の恩師でもあったポテッチーノはこれで、シティのガルディオラ、リバプールのクロップとやっと肩を並べられる監督に成長したのかも知れない。なにしろ、この決勝もチームの大エース、ハリー・ケーンを欠いた苦しい闘いだったのだから。ケーンの代わりに、韓国人選手、ソンフンミンが大活躍したCLでもある。

 この二つのゲーム結果は、こんなことを表しているのだろう。
 イングランドがずば抜けたリーグになったということだ。最近のこれまでは、リーグの戦いが厳しすぎてチャンピオンズリーグではなかなか力が出せなかった。それを、それぞれ大エースを欠いても、残った力でこんな大逆転を演ずることができたということなのだ。ベスト8にイングランド4チーム総てが勝ち残って、ベスト4の2チームがいずれも決勝進出というのは、そういうことを意味するはずだ。

 イタリアの力が落ちて、スペインも財政的に2強の突出という偏った状況を放置してきたから、当分イングランドの時代が続くだろう。それも、ガルディオラ、クロップ、ポテッチーノという3人の監督チームの争い。また、スペイン2強に割って入ってきたアトレチコ・マドリッドのシメオネも、近いうちにイングランドに呼ばれるかも知れない。凄く高値が付いたシメオネだが、イングランドなら呼べる所があるはずだし、シメオネもそれを望んでいるのではないか。それとも、彼はバルサかレアルに行く? いずれにしても、シメオネのチームがイングランドのこの3強に割って入ってくることだろう。 
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明治維新直後にもう、朝鮮侵略   文科系

2019年05月09日 03時11分56秒 | 歴史・戦争責任・戦争体験など
 朝鮮征服は1910年だが、事実としてこれに結びついていった出来事が既に1875年に起こっている。明治維新の10年足らずで起こした江華島事件と、その結果結ばれた日朝修好条規である。

 国内統一を果たした直後に朝鮮に攻めていった秀吉と同じだ! これがこの事件を最初に知ったときの僕の印象である。そして、これ以降完全に征服した1910年まで、同じ動きをどんどんエスカレートしつつ絶えず起こしてきたのだった。つまり、日本は朝鮮を40年近くかけて征服したのである。その間の抵抗がどれだけ凄まじく、それへの弾圧がどんなに苛酷なものであったか! そのように僕は今までここに書き続けてきたが、朝鮮の人々には当然、常識に属することである。

 江華島事件とはこういうものだ。軍艦雲揚号がソウルへの漢江を不法にさかのぼった。川岸などの3つの砲台から順に砲撃されて艦砲で撃ち返し、2つ目の砲台では陸戦隊を送り込んだ上に砲台の城を焼き払って交戦となり、3日目の同じく第一砲台の交戦では35名を殺戮している。これは3日間にわたって国際法違反を重ね続けた戦争と言って良いものだ。江戸湾内へ強行侵入したペリー来航に習ったと説明されてきたが、この結果結ばれた日朝修好条規が将来に禍根を残していく。

『釜山他二港の開港、日本人の「往来通商」を認め、「日本の航海者」に海岸随時自由測量を、さらに日本の領事裁判権を認める。付属条約と通商章程によって日本通貨の流通、日本の輸出入商品への無関税も決められた』(岩波新書「シリーズ日本近現代史全10巻」の①、井上勝生著「幕末・維新」から、221ページ)

 なお、韓国ではこの条約のここが強調されていた。「清国からの独立」という側面である。つまり、清の保護下から暴力でもって日本側へ一歩引き寄せた条約であった、と。この後間もなく日清戦争が起こっているという史実に結びついていく事件だったと言えるのだ。
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