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9条改正反対が60% 読売新聞の憲法世論調査  日本ジャーナリスト会議 大西 五郎

2014年03月16日 14時23分56秒 | Weblog
新聞の見出しは憲法改正賛成42%、反対41%

◇「改正」を強調たい読売新聞
 読売新聞の世論調査で憲法9条は「これまで通り、解釈や運用で対応する」が43%、「9条を厳密に守り、解釈や運用では対応しない」が17%の、合わせて60%の人が憲法9条の改正に反対していることが分かりました(3月15日読売新聞)。さらに「戦争の放棄」(第1項)について、改正する必要が「ある」は17%、「ない」が76%、「戦力の不保持」(第2項)については、改正する必要が「ある」39%、「ない」52%で、多くの人が憲法第9条を守るべきだと考えていることが分かりました。
 しかし、読売新聞がこの世論調査の結果を発表した15日朝刊の一面トップの見出しは「憲法改正『賛成』42% 『反対』は41%」でした。これは最初に「あなたは、今の憲法を、改正する方がよいと思いますか、改正しない方がよいと思いますか」という質問を行って、それへの回答を集計したものです。

◇「質問の仕方」に問題はないか
それに続いて、改正した方がよいと答えた人に「その理由はなんですか」という質問を設け、回答の選択項目を表示していますがが、最初に「アメリカに押し付けられた憲法だから」を挙げ、続いて「国の自衛権を明記し、自衛隊の存在を明文化するため」「権利の主張が多すぎて、国民の義務がおろそかにされているから」「時代の変化に憲法の解釈や運用だけで対応すると混乱するから」など、憲法改正へ誘導するような質問を並べています。「改正しない方がよい」と回答した人が次の質問項目を見て、考え直させるような効果を持っているように思えます。

◇「憲法解釈変更で集団的自衛権行使」容認は少数
また集団的自衛権の行使を容認するかどうかについても質問しましたが、「憲法の解釈を変更して、集団的自衛権を使えるようにする」は27%しかなく、「憲法を改正して、使えるようにする」22%、
「これまで通り、使えなくてよう」43%で、安倍首相が進めようとしている解釈改憲は少数の支持しか得ていないこともわかりました。「憲法を改正して使えるようにする」のうちには、「積極的に集団的自衛権を行使する」という意見と、「行使すうようにするためにはなら憲法改正が必要だ」という意見の違いが示せないような質問になっているのも問題です。。

◇「96条の改憲要件は過半数でよい」は24%
さらに憲法改正条項の「国会議員の3分の2以上の賛成による発議が必要」という96条の改正については、「過半数の賛成で提案できるように緩和する」は24%しかなく、「過半数の賛成に緩和する条文と、3分の2以上の賛成を維持する条文に分ける」が14%、「3分の2以上の賛成のままでよい」が52%で、安倍首相の目論見も国民から支持されないようです。

「安倍改憲」に国民は厳しい目
読売新聞は毎年同様の調査を行っていますが、単純に「憲法改正の必要」を問う質問では「改正賛成」多数を占めてきました。しかし2008年3月の調査で初めて「改正」42.5%、「反対」43.1%と逆転しましたが、その後は「賛成」が「反対」を上回り、昨年の調査では「賛成」51%、「反対」31%でした。それが今年の調査では「賛成」が9%減り、その分「反対」が10%増えました。9条改正に60%の人が反対したことと考え合わせますと、安倍内閣の改憲志向に対し国民が真剣に考えるようになったのだと思うというのが私の感想です。

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ザックジャパン(147) 岡崎慎司大活躍、2得点で勝利  文科系

2014年03月16日 06時13分42秒 | スポーツ
 昨日のゲームで、ドイツ・マインツの岡崎が2得点を挙げてチームの逆転勝利に大貢献した。そのチームはと言えば勝ち点41で5位、44点の4位に迫っている。ドイツでは4位までにCL出場権が与えられるから、そこまでの位置に上がってきたのである。ただ、上位4チームが今年CL決勝トーナメント出場まで勝ち残った強豪ばかりだから、割り込むのは容易ではない。もしチーム得点王・岡崎の活躍でここへの割り込みに成功したとしたら、ちょっと凄い事だ。何度も言うように、今のドイツは世界2位の国であり、かつクラブ・チーム戦術でも世界1に躍り出た感がある国なのである。

 このゲーム、0対2で負けていたもの。それを追いついた後の後半30分と47分に、岡崎が決めた。逆転弾と、ロスタイムのだめ押し弾ということだ。そして、ここまでの岡崎の11得点はランク8位にまで上がり、あと2点取ればランク4位にまで上がれる。それにしても、得点経過を読んだだけの僕なのだが、この2得点にはこんな光景が「想像」された。

『2点のビハインドを後半28分に追いついた! もう両軍選手はふらふらだ。追いつかれた敵DFはなおさらのことだろう。先発した岡崎の飛び出しに散々走らされた事だろうし。でも、ここまで常にチーム一走れてきた岡崎には、まだダッシュ力が残っている。今期の岡崎は得意のヘッド得点が異常に少なかったはずだが、ついにこれが爆発。2得点ともダイビングヘッド!』

 とこの文章は全くの想像であって、「講釈師、観てきたような嘘をつき」というやつ。ただし、今期残りのゲームへと「今日の2得点がこうだったら良いな」という僕の願望、希望を描いたつもりだ。
「岡崎って、こんなダイビングヘッドができるんだ! これを想定したスルーパスをどんどん出して良いということだぞ!」
 このようにチームが変わっていったら、「岡崎大殊勲、得点ランク3位。これにより、マインツCL出場」も夢ではないことになろう。何せ岡崎が最も得意なのが、勇気を持って頭から飛び込むこのダイビングヘッドなのである。
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「中部日本ギター協会」に一言  文科系

2014年03月16日 01時15分51秒 | 文化一般、書評・マスコミ評など
 「中部ギター協会」という組織がある。文字通りこの地方では最も大きいギター「愛好者」の団体だ。この組織のことだが、社会的常識にそぐわないと思われるある組織運営が行われている。ギターに携わる端くれとして前から不思議に思っていた事だが、やはり純粋にギターを愛好する者としての公憤ということで、一言の告発を行いたいと思い立った。先ずこの団体規約の目的。
『 第1条 目的 この会は、ギター教授者,演奏家および愛好者がギター音楽の楽しさ、素晴らしさを共有し、お互いの技術,音楽性の向上を目指すとともに、ギター音楽の向上,発展に寄与することを目的とする』

 さて、こういう団体の2人の副会長さんのお1人に、名古屋でも数店しかないギター専門と言えるある販売店主さんが座られ、かつこの団体の事務局をやられている。この団体参加者は規約の目的にある通りで、ギター愛好者、言わばギターを買う立場の方々である。こういう団体の事務局、副会長にこれを売る立場の方が座られている。どうだろう、社会的常識のある人ならば、おかしいとすぐに気づくはずのことではないか。ご自分のお店のために何か立場の利用のようなことが始まるのではないかと、こう考えるのが今は社会的常識のはずだ。無意識の地位利用も含めてのことである。だから例えば、直接間接に自治体が絡んだような普通の組織ならば、こういう人事は行わないはずだと僕は確信している。剣道協会の事務局に、剣道具販売店主さんを据えるだろうか。中部一のピアノ愛好者団体事務局にヤマハの業者を据えたら、他の業者が怒るのが普通だろう。そういう人事をやっていて、「一地方の当該関係者の望み、会の趣旨にあった、公平、公正な当該団体である」と言えるだろうか。不特定大多数のギター愛好者にできるだけ手をさしのべるという会の趣旨に反していることにもなろう。

 さて、この組織の中に社会的大組織経験者が乏しかったから、あるいはまた、古くからあった組織だから昔の習慣のままに運営されてきたのだろうか。そう言えば、前会長さんもギター貿易商であられたとか。ギターが純粋に好きな僕だから言うのだが、こういう役員人事は組織のためにはならないと考える。こういう場合たいていは、その人物に力があればあるほど、また歴史を重ねるほどに、無意識の地位利用から「事」が始まっていくものであるとさえ言いたい。

 ギター音楽の発展、普及を図るべく出来るだけ手を広げたいという組織ならば、そしてそれが本気であるならば、会費を増やす努力をしてでも会の利益にのみ従事する専従者を事務局に置くという方向こそ、本来の姿かと思う。また、それぐらいの気概が無くては、会の目的は遂げられないだろうと愚考する。なお、くれぐれもお断りしておくが、この「告発」には何のバックも私利も存在しない。全くただ僕1人の公憤に基づくものである。現に僕は、このお店の「友の会」会員でもあるし、ギター1本も含めてギター関連品はほとんどここから買ってきた者だ。
コメント (48)
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