棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

モデルしてくれぬ子犬のハナ

2011-08-02 07:50:31 | 山郷の暮し
楽しい塑彫
ビールを飲みながら気楽に始まった子犬の立体像「ちょーーだいッ」。
最初に製作した頭部より一回り小さくし、全体像の骨組みを作る。
しだいに気合が入り、夢に浮かぶようになり、モウー朝一から製作に入る。
毛皮姿ではなく、骨や筋・筋肉を連想させる姿となると、丸一日かけてもどうも気に食わぬ。
外見と中身である骨格などとのデフォルメかげんがつかめぬ。
モデルは足元で跳びまわっているか寝ているかで、少しもモデルしてくれぬ。
サクラはどてーーとしているが、少々メタボだ。
体をなぜなぜ骨格を探る・・・。
像を支える芯棒の曲げ具合や位置が少し違ってきてしまった。
これはどうにもならない。つまり、家の柱にあたるもので、仕上げの位置と違ってきてしまったのだ。
よりリアルにしょうと思うほど、なんと難しい代物だ。こうなると、自分との納得の問題だ。その位置が邪魔になってしまうがとることが出来ない。
特に足がよくわからず、てこずっている。


おまえモデルだぞ、といってもじゃれるだけ。あげくは、像を壊しかねない。

ryusun

つぶやき

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子供たちに向けたというより、内なるものを呼び覚ます大人への絵本