棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

砂絵マンダラー2

2011-08-12 07:07:48 | 山郷の暮し
お盆休みで帰郷の渋滞が始まっているようですね。
車内はエアコンが効いていますが、外は猛暑が続き体調がくるってしまいます。
「パパ・ママは早くしてよー」「ANTAなんとかならないの」などなど、大変なことでしょうが、いそがずゆったりといきましょう。

昨日に続き、砂絵マンダラの続きを。
マンダラ絵を「壊す」。私は「壊す」ということに妙なこだわりというか、特別なことと思い込んでいた。
今回初めて砂絵マンダラの全過程を拝見でき「壊す」ということは必ずしも適正なことばではなかったことに気がついた。
つまり、ある儀式や祭りをしたならば「かたずけ」をしなくてはならないのである。
「砂絵マンダラ」は芸術作品ではないのであるから、保存することが目的ではなかったのだ。本質的に作品制作と違う、そんな当たり前のことを勘違いして「マンダラを壊す」ことが特別な宗教儀式であろうと思い込んでいた。
仏を呼び込む装置が必要がなくなったら「かたずける」
ただそれだけのことで、実にあっけらかんとしたものなのだった。
目からうろこが落ちる そんな思いの体験でした。
  
完成し清掃をする 入魂(開眼・招来の読経) 履き寄せられた砂を壷にいれ瞑想
昨日の投稿をご参考ください。

ryusun

つぶやき

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