棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

お盆を過ぎれば・・・

2009-08-21 16:25:31 | 山郷の暮し
お盆を過ぎればたちまち秋風立つ、といわれる信州。
今日はまさにそのような風が流れ出し、開きだしたコスモスを揺らしています。
数年前から恒例になった、関西からの大学生を交えた宴会合宿も、一人二人と帰り、今朝一番で最後のノミスケ連が帰って行きました。
急に笑い声が消え、我が家の一同--サクラ・チビクマ・小生--気ぬけた感じでいましたら、絵描き仲間が酒をぶら下げてやってきました。
今夜も宴会になってしまいます。連荘で痛風の気配がするだけに少しシンドイ・・・。

62-珍訳源氏-返り咲き

2009-08-21 09:31:59 | 物語・絵本・童話
源氏殿は多忙をきわめ、、この半年あまりは浮名を流すことがなかったのは、私の知る限り初めてのことでした。

翌年の二月に東宮さま(11歳 実は藤壺の宮と源氏の子)は元服をなされ、20日には突然譲位がなされ帝-冷泉帝に即位されたのです。
源氏殿が免じられたのが面白くない皇太后どの、さらに、息子朱雀帝から無視された決定に、どっと気弱になっていったのです。
新しい帝・冷泉帝の後見人である源氏殿は内大臣となり、亡き葵の上とに出来た和子(16歳)は童殿上といって、帝の話し相手として、特別に宮中に上がることができるようになったのです。
吾ら左大臣家も権力の中枢に返り咲き、私も頭中将から宰相をえて権中納言になりました。

お話はずっと先のことになりますが、源氏殿の実子-冷泉帝・童殿上と私の娘との間にひと悶着がおきてしまったのです。



ryusun

つぶやき

絵本と無縁になった大人に

子供たちに向けたというより、内なるものを呼び覚ます大人への絵本