棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

アトリエ占領されました

2009-08-07 16:14:10 | 山郷の暮し
もーーイヤになる。よく雨が降り続きます。松本地方に大雨注意報が発令されました。
一月遅れの七夕でお隣ではお孫さんのために作った七夕飾りが、あわれな姿に成っています。
周辺はまだ土砂崩れなどの被害は無さそうですが、散歩コースの木などが根こそぎたおれだしました。先ほど消防車が、数台トンネルにむかってすっとんでいきました。
花の谷を流れる女鳥羽川はまだ茶色に濁ってはいません。
夏に入ってから布団干しができないでいます。こんな夏って、どーーとしょうもない。滅入ってしまいます。
賢犬サクラ・猫のチビクマ。どこにいくこともできずに、アトリエにゴロリ。
ワタシもグー。まーーイッカッ!!

52-珍訳源氏-明石の地への島流し

2009-08-07 10:40:30 | 物語・絵本・童話
前回はまーーインターバルのようなもの。
さて物語りは有名な(全編有名ですが)明石の巻になります。
 
源氏殿、25歳の春。わずかなお供で流刑の地明石-須磨のあばら家に島流しになった。
寂しく中秋の名月を観ては都の姫たちを思い、風のうなりに、寄せてはかえる波おとに、千鳥の鳴き声に、誰かが訪ね来てくれたかと、心をときめかしたのでしょう・・・。
須磨から近くの明石の地には、家来の知り合いである「明石の入道」という、もと国司を勤めた一族がいた。
この男は貴族的自尊心と野心があり、都にいるときは衝突の多い者だった。この地で財を成した入道は、都を離れた生活でも気位の高い暮らしをしていた。とりわけ一人娘に期待をし、都の姫に負けない教育をしていた。

ryusun

つぶやき

絵本と無縁になった大人に

子供たちに向けたというより、内なるものを呼び覚ます大人への絵本