岡山ジュニアラグビースクール(岡山ラグビースクール中学部)の記録

中学生や保護者が、チャレンジを楽しみ、充実した時間を共有した活動の記録です。

目標

2011年05月15日 | 練習や試合の心構え
15日(日)はブログ担当コーチは練習を休みでしたが、中学生たちは、充実した練習を行ったことと思います。

スクールの練習メニューはコーチ陣が中心に考えますが、練習の一回一回を中学生が主体性をもって行い、常に考え、判断しながら取り組むことが大切です。

自分の頭で考えない練習(コーチに指導されたことを含め)、ただ「ワーワー」やっているだけの練習では、必ず伸びは止まります。
中学生皆が考え、お互いに話合い、意見をだしあい、それにコーチ陣が助言していく、そういうチームをめざしています。

さて、後の写真は、2・3年生は覚えているでしょうが、昨年度の全国大会中四国予選で、惜しくも1点差で敗れた試合です。

今年の、2・3年生の目標は、まずは、11月の中四国予選のグラウンドに立ち勝利することです。

岡山の選手たちがこの目標を達成するためには、限られた期間に、広島や山口などの中国地方の選手たちや四国の選手たちに追いつき、追い越さなければいけません。

この目標は、岡山の選手たちにとって決して簡単なものではありません。
そのためには、それにふさわしい努力も必要です。

中四国大会の予選はもちろん、その前に予定されている中国地区予選等を考えると、決して十分な時間はありません。
 ※一ヶ月に、土曜・日曜が8回あるとすれば、4~5ヶ月で多くて35回程度です。
 ※部活の試合等があれば、さらに少なくなります。

例えば、7月末の関西大会には選ばれそうだといって気を抜いているようでは(そのような中学生はいないと思いますが)、おそらく11月のグラウンドに立っているようなことはないと思います。

スクール活動は、通常の学校活動や部活動とは別に行っているものであり、中学生には色々苦労があることはわかっていますが、このような目標を目指すのであれば、中学生皆が高い意識をもってやっていきましょう。












5月14日(土) その2

2011年05月15日 | 練習日記
土曜日の練習風景です。

中学生は、それそれの写真を見て、コーチに言われたことを思い出しながら、姿勢(高い・低い、背中が伸びているか、頭が下がってないか・・・)、パワーフット(前足)、パスや走り方等を考えてみよう。

また1年生は、コンタクト、ラック&スイープ、タックルの3つについて、2・3年生と別メニューでポイントの確認をしました。
まだ覚えてますか?

今日15日(日)はブログ担当コーチは休みです。

昨日も言いましたが、これからどんどん暑くなるので、練習中の水分補給は十分行いましょう。(各自で、必ず多めに準備すること)
※岡山スクールでは、練習の間の休憩は当然とりますが、練習の途中でも、中学生が自分の判断で自由に水を飲むようにしています。

また、体づくりのための補食も是非やっていった方がよいと思います。




















5月14日(土)

2011年05月14日 | 技術
部活動ではなく、また色々な中学校の生徒が集まり成り立っているスクールでは、毎年、5月の連休明けから7月はじめまでは、学校行事や部活動等で、キッチリとメンバーが集まるのが難しい時期です。

逆に、この2ヶ月弱の期間にどれだけ力を上積みできるかが、7月中旬から夏休み、秋に続く公式戦等、その年のチーム力を左右する時期でもあります。
もちろん、故障のある選手は、上手に調整しながら練習していくことも必要です。

この時期をどう過ごすか、毎年のことですが、中学生自身の自覚次第です。
今日も、大山登山や部活試合の中学生を除き、午前中に他の活動や用事があった中学生も30分~1時間遅れで、順次集合しました。
無理する必要はないのですが、可能な時は遅れてでも参加するような自覚をずっと持ち続けてくれれば、これからもチームとして大変楽しみですし、コーチもヤル気が高まります。

今日も、美作スクールを含めて多くの人数が集まったので、基本練習の他に、2つの課題について、かなり時間をかけました。


一つ目は、フォワードのポストのディフェンス(スクラムからのディフェンスも含む)についてです。

コーチ陣に言われていたのは、次のような点についてだと思います。
よく思い出し、イメージトレーニングして、明日以降の練習に取り組もう。
※バックスも、よくわかっていなければいけません。

【スクラムからのディフェンス】
・ハーフ(ハーフ役)の立つ位置
  スクラムの位置、相手バックスの人数に応じた立つ位置(オープン側、ブラインド側)
  相手スタンドの横の広がりに応じた、味方スタンドオフとの距離感(お互いに確認)
・前に出るタイミング
  位置や相手の陣形によっては、早すぎると、ブラインドを攻められたり、スタンド
  からブラインドに切り替えされる。
・左右ロックのブレークの仕方と動き方
・スタンド(センター)までは全力で内側を抑える。  
・ブラインド側サイドアタックへの対応(特にウイング、フルバックの動き方)  

【モール・ラック】
・ポストの立つ位置
  オフサイドラインの意識
  モール・ラックからの距離感
・出方
  1人だけ立っている場合
  2人が並んで立っている場合
  ※まず前にでる。さらにスタンド(センター)までは全力で内側を抑える。
  ※2人が重ならないように。面でプレッシャーをかける。
・フォワードが遅れた場合のスクラムハーフのカバー  
※この練習を集中的にやると、モールやラックに入らなかったり、フォワードのファイトする意識が欠けてくることが多いので注意。

【モール、ラックでのスクラムハーフ】
・フォワードへの指示
・フォワードが足りないときは、ポストの役割を自分で果たす。












二つ目はキック対応です。

【アタック側】
・味方がキックした時の、フォワードやバックスの追い方
  ※フォワードのオフサイドの意識は当然
   最初は面で追う。(三角形になると、足の早い相手には外に走られる)
・キッカー等の残り方
  ※相手からのけり返しの対応

【ディフェンス側】
・フルバック、両ウイングの声かけ
・必ず2人で攻める
・ブライン側ウイングのカバー








選手紹介 9

2011年05月14日 | スクール&選手紹介
選手紹介も、3年生は残り2人です。

今回は、岡山スクールの攻守の要、フルバックのY田です。

昨年からフルバックを中心にやっていますが、いわゆる”かるい”プレーではなく、スピードと力強さをいかしたプレーで、ボールや人に働きかける場面も増え、試合中も確実な働きをしています。

特に、ディフェンスの時には、相手のライン参加や、相手の人数が余った時の判断力やあがり等、安心して見ていられるようになりました。
先日の四国中央市長杯の時も、ライン参加に対して前に上がってタックルし、すぐに起きてキック処理というような場面等、運動量の豊富さを何度も見せていました、

アタックの時も、様々なライン参加を見せており、簡単に倒れないことからキープ力や継続に優れています。

より高いレベルを目指すために、さらに次のような点を高めてほしいと思います。

①厳しいところで味方からパスをもらっても、さらにパスもできるパス能力の向上。
②相手キックに対して、いつでもキックを蹴り返せるキックの精度と自信。
③あと3歩相手を押込むハードタックル。
④ライン参加等、アタックにおける一層の積極性とスピード
⑤味方に対する、指示、判断の声







クローバー

2011年05月12日 | 練習日記
5月8日(日)はクローバーが咲くグランドでした。

主にバックスの写真です。

外の選手がトップスピードで走り込み展開するという基本のレベルアップに、もう一度取り組んでいます。

イメージを頭や体にしみこませるためには、対面のいない練習をキッチリと行うことは非常に大切です。

また1年生は、コーチに言われるだけでなく、自分で2・3年生の動きをよく見ながら勉強するようにしよう。
















ちがい ④

2011年05月10日 | ビデオ連続画像
タッチラインに近いところでのモールです。
岡山のハーフは密集の中です。ブラインド側のウイングは両チームともいます。
密集の中には、岡山のフォワードが2人入っており、残る2人のフォワードはブラインド側から接近しています。

山Kはオープン側のポストに立っています。いい感じです。


ブラインド側の2人もモールに参加しましたが、モールでプレッシャーを受けているのが気になったのか、Y川が密集に近づいてきています。
結果的には、山Kがモールに入ってしまったことで、サイドがガラ空きになりました。


外から見ていると相手ボールであり、また押込まれている状況でもなく、モールに全員が入ってしまうことはありません。
モールを押されても10mも後退するようなことはめったにありません。
このあたり、フォワードの意識や判断はもちろん大切ですが、ハーフがモールの中のため、スタンドオフ等からの、フォワードに対する指示(ポストに立て等)も大切です。


最後尾になったM野が、モールからぬけましたが、モールのすぐ後ろにいます。
この場面では、相手スタンドのいるオープン側に立つべきだと思います。

右側(ブラインド側)のスペースは狭く、ブラインド側を攻められても味方のウイングが対応できるし、ブラインド側が気になるなら、ポストプレーヤーの立つ位置は、オフサイドラインより少し後ろ側(ブラインドにも走りやすい)でいいと思います。

この場面でも、全体が見やすいバックスがM野にポストを意識させる声をかけていたかも問題です。


ところで、この画像のバックスの立っている位置ですが、内側のフォワードが誰もいないのに、内側(モール側)を広くあけすぎだと思います。
内側に味方がいない時は、内側から抑えていく方がよいと思います。(かりにスタンドがボールを持てば、内側を抜かれると思います)
バックスは、密集サイドなど、自分の内側に味方がいるかどうか常に意識し、味方のフォワード等に声かけすることが大切です。


スクラムハーフ見事にサイドを突破されました。
モールの後ろにいたM野は、やはり届きません。






ウイング

2011年05月09日 | ビデオ連続画像
試合で何度も快足を見せている一人が、美作のウイング永Yです。(センターもできます)

この日曜日は、何と美作から一人でバスで練習に参加しました。
岡山の他の選手は、この気持ちを見習わなければいけません。

ただ、お互いに無理をしないように、美作のグラウンドが確保できた時は、美作で練習をするので、逆にその時は、岡山の選手たちが美作にキッチリ行かなければいけません。

永Yの特徴は、足の速さに加えて、最初の加速です。走りながら加速していくイメージよりも、一気に飛び出すといった感じです。

最近の試合ではゴール前でつかまる場面も多く、広島の試合では、いいところで対面のウイングに一発で抜かれたことを結構気にしているようですが、アタックの際は、つかまるまでに相当ゲインしており、ディフェンスがいいチームを相手にした場合は、簡単には一人で走りきれないということです。(味方のフォローが遅い方が問題)

ただ、最後に、相手に正面から当たり気味だったり、まともにタックルを受けている感じを受けるので、相手がタックルに詰めてきたら最後にもう一歩外に逃げる、チェンジオブペースをマスターするといった努力をしてほしいと思います。

ディフェンスについては、先日の試合で一発のミスの怖さを、あらためて勉強できたと思います。
以前よりは相当良くなっていますが、まだ「やや腰が落ちて、上半身が起き気味」のためタックルを待ちやすいので、そのあたりは練習から意識しよう。


四国中央市長杯の徳島戦のトライです。
口の悪い人(ブログ担当コーチのことです)からは「ふらついたのが良かった」などと言われましたが、見事なボディバランスです。

















お見事、お見事






フォワード

2011年05月09日 | 練習日記
5月8日(日)の、鬼Tコーチによる、フォワードのポストからのディフェンス練習です。

密集まわりの立つ位置、出方等、繰り返しながら、自然に動けるようにしたいと思います。
家でも、お風呂の中などの少しの時間でいいので、イメージトレーニングを繰り返そう。

練習自体は、まだ危険防止のため、基本的には2・3年生と1年生で別れて行っていますが、同じ内容の練習を行っています。
また、1年生の中にはラガール(1年生)1名も入っています。

コンタクトの強さやスピードはまだまだですが、それぞれの写真を見る限りでは、出足の姿勢、密集の姿勢等、1年生も2・3年生と区別がつかないくらいで、これからが非常に楽しみです。
ラガールも、男子中学生に全く負けていません。むしろラグビーに取り組む姿勢や向上心は、男子中学生のお手本になるところもあります。

















ちがい ③

2011年05月08日 | ビデオ連続画像
相手が内にきった時の、内側のディフェンスの選手の危機感の薄さと、外側の選手の1対1でのタックルの弱さが見えます。
この、バックスの選手の内側からのプレッシャーのなさ(しつこくいかない)、弱さは、岡山の大きな課題の一つです。※フォワードのポストと同じ課題です。

相手にかなりゲインされた場面です。




相手のパスアウトにあわせ、バックス2人が早いディフェンスにいっています。
フォワードも、もう少し勢いよくとは思いますが、まずは出て行っています。


相手のバックス2人に対し、岡山のバックスが対面を抑えて、さらに内側に一人います。


相手選手がタックルされながらウイングにパスしました。
相手ウイングの前には岡山のウイングがおり、さらに岡山の選手が内側にいます。
倒せば、ターンオーバーも期待できる場面です。


この写真では、岡山のウイングが外側の方(左肩)で相手を抑えており、外に追い込みながらタックルできそうなのですが・・・。


結果的に相手を追い込んでいかずに待ってしまった(しかも上半身が起きてしまっている)ため、相手に内にきられて抜かれました。


さらに、内側から詰めてきたはずの選手が目の前を走られてしまいました。

内側から走ってきた選手が、自分の外側のウイングの選手の対面に対して、内側からのプレッシャーをかけていれば、相手も内をきることができない(内にきたらタックルできるハズ)のですが、内側を抜かせないとか、相手に内側からプレッシャーをかける意識の低さが出ています。

また、もし内側の選手から味方のウイングの選手に、「内側まかせろ」といった声があれば、ウイングの選手はもっと思いっきり、相手を追い込めたはずです。


結果的に、このプレーが相手のトライになります。
ディフェンスで相手にプレッシャーをかけ、2対1の状態で相手ウイングを追い込んでいけたのに、味方ウイングのタックルの弱さ、内側の選手の意識の低さ(ただ走ってるだけ)、ウイングと内側の選手の意思疎通の無さが、相手に簡単にトライを許しました。


各コーチから

2011年05月08日 | 練習や試合の心構え
だんだんと暑くなってきました。

昨日と今日の練習では、第2期(7月はじめまで)の目的や強化の方向性を中学生に理解してもらうようなメニューも行い、各コーチから色々な説明がありました。

今日や昨日のコーチ陣からの色々な話について、いくつか書いておきます。

・これからも、元気な「いけいけラグビー(前に出る、プレッシャーをかける)」が基本。

・その上で、勝てるラグビーをするために、アタック面では、チェンジオブペース、そこからの動き、スペースの感覚をみがいて、何も考えずに相手に単純にぶつかるのではない(自分から相手にタックルされに行かない)ラグビーをめざす。
 ※相手が身構えたところに、単純にぶつかっていくようなラグビーをしない。

・バックスは、最近少しはできてきた、外側がどんどん走り込む意識をさらに高める。
 フォワードも、意識的にガンガン突進することと、意識的に球出しを考えた動きの両方を。

・ただ、そのための練習をしていくには、まだ中学生の筋力や体のバランスが不足している。
 ※今日の中学生の動き(チェンジオブペース等)からも明らか。

・全体練習だけでなく家でも、体幹トレーニングや、腕立て・腹筋・背筋・首、姿勢といった、自分の体重を負荷にしたトレーニングを、真面目にすること。

・フォワードは、ポストの意識、ロックの動き、特に内にきってきた相手への責任あるディフェンスができるように。
 ※バックスの負担を軽くしてあげないといけない。
 ※フォワードどうしの声かけ、話

・バックスは、常に内側の味方(フォワード、バックス)がいるかいないかを意識しながら、ディフェンスができるように。
 ※内側に味方がいない時に、内側に簡単に走られない。

・ハーフ、スタンド、キャプテン出Iの、フォワードへの指示
 ※ハーフは、フォワードが動かなければ、お尻をけってもよい(許す)。  
  そのかわり、フォワードがいない時は、ポストやサイドディフェンス等の役割をする。

・最後のランニング等の練習は、自主的に自分が自分を高めるための練習。
 手を抜くのなら意味がない。
 他の人を気にしない。 

・四国中央市長杯では、岡山はノックオン、パスミス(無茶苦茶パス)がとにかく多かった。精度をあげる。

最後になりますが、これからの2ヶ月は、学校の行事や、3年生は引退前の部活の試合等が結構重なり、人がぬけることも多く、練習に参加した選手の気持ち次第では、ダラダラした練習になりやすい時期です。

ただ、7月初めに振り返った時に、「にぎやかに練習したなー」「よく走ったなー」とかいうだけでなく、「○○ができるようになった」とか「チームとして○○の部分がレベルアップした」「自信がついた」というように、できるだけ目的を持って練習をしたいと思います。

もちろん、体力づくりやスタミナづくり(走力、筋力、バランス)のための、シンドイ練習もやりますよ。


O塚監督によるハーフ練習のスナップです。
3年生の高B、2年生の題Fが、どう成長するか。
今年のチームの一つのカギです。













5月7日(土)

2011年05月07日 | 練習日記
四国中央市長杯後の初練習です。

以下のようなテーマや課題に対する練習を行いました。

①ボールキャリアーの抜き方

②ボールキャリアーが抜いた後のランニングコース
 フォローの選手の上がり方

③フォワードのディフェンス(ポスト、コース、考え方等)

特にフォワードは、確かに以前よりは良くなった点も多いものの、ポスト等のディフェンス面は全くできていないこと(できていないという以前の段階で、考えてもいないように見える)、バックスのディフェンスの足を引っ張っていることを、十分に話した上で、③の練習を集中的に行いました。

7月はじめまでの第2期は、フォワードのこの部分について集中的に取り組みます。

さて、関西大会予選や四国中央市長杯等、広島にはまだまだ届かないものの、一定の成果を出していますが、今年のようにまじめに練習し、まとまりのあるチームならば、ここまでは当然だと思います。

ただ、ここから勝つチームに成長し、チームとしての目標を達成するためには、これまで以上に、考える、指示する、集中力を切らないといったことが必要です。また、それを支えるスタミナも当然強化しなければいけません。

フォワードに指示したり、フォワードとバックスをつなぐ、ハーフ、スタンド、キャプテン出Iの自覚も必要です。

今日の最後のランニングのような練習は、自分自身でどれだけ自分を追い込めるかという目的もありますが、このような「やらせれるのではない練習」では、まだまだ手をぬいているように見えました。

「やらされる」からではなく、本当の意味で「自分達がやる」練習にしよう。























ちがい②

2011年05月07日 | ビデオ連続画像
敵陣ゴール前スクラムから一気にトライされた場面です。

岡山のディフェンスは、相手スタンドの位置にあわせて、ブラインド側にスタンドとウイングです。
ハーフの位置の選手もキックへのプレッシャーを想定してスタンドの側です。




オープン側のバックスは対面に対してプレッシャーをかけています。


ここでわかるのは、岡山のハーフ位置からは、全くスタンドオフに対してプレッシャーをかけていません。(止まっています)


さらにもう一つは、ロックの選手がブレークして自分のサイドをディフェンスしようとする動きが全く見られません。


スクラム後のフォワードと、バックス(センター)の間が大きく開いてしまっています。




ハーフの位置の選手、あるいはロックの選手が忠実に動いていれば、相手のスタンドが内にきったこの場面で、相手に対して内側からディフェンスが届くと思います。




以下は個人技で走られました。 ジャンジャン!おしまい!




ちがい ①

2011年05月06日 | ビデオ連続画像
今回の四国中央市長杯では、岡山のフォワードはかなり良くなりました。

確かに、ファイトする姿勢やアタックの集散等は、以前よりはかなり良くなりましたが、広島のフォワードと比べると、大きく劣っている点、これから克服しなければいけない課題があります。

これから何回か説明しますので、中学生は頭に良くいれて練習にのぞもう。


まず、広島のフォワードのディフェンスです。



ポストの位置にしっかり立って、姿勢も前に向けた前傾姿勢で、視線もしっかり前を見ています。




内側からフォワードが2人しっかり出ています。
これだけ内側をフォワードが抑えてくれると、バックスのディフェンスは、外を意識していればよいので楽です。
逆に、バックスがかぶり気味にディフェンスして、わざと内側に誘うということさえできます。


岡山のバックスは内側にきりましたが、相手フォワードにつかまります。




広島のアタックに切り替わりました。

ここで、ポイントのまわりにいる岡山の選手の立つ位置、姿勢を見て下さい。
先ほどの広島の選手とは全然違うのがわかると思います。
ポストの考え、相手へのプレッシャーが、頭の中にあるとは思えません。


相手ボールが出ました。
バックスラインは前に出ていますが、内側からのフォワードのプレッシャーは全くありません。




これだと、相手バックスは楽(ラン、パス)ですし、岡山のバックスは内・外と気にしなければならず、アタックの仕掛けに対して、完璧にディフェンスするのは困難です。




やっとフォワードが見えましたが、遠いところを横走りしている状態です。






相手バックスに抜かれた時は、バックスばかりが言われることが多いですが、フォワードの内側からのプレッシャーの有無が、大きなウエイトをしめます。

岡山のフォワードがさらにレベルアップし、岡山が勝てるチームになるには、この課題の克服がカギです。

尾道みなと祭

2011年05月06日 | OB情報
4月末に行われた、尾道みなと祭の写真が届きました。

尾道高校ラグビー部が毎年参加しており、今年も、岡山ジュニアスクールOBの
岸本(2年生)、題府・犬飼(1年生)の3人も踊っています。

充実した高校生活、ラグビー生活をおくっているようです。







ブログについて

2011年05月06日 | その他の日記(ひと言)

1年生(ラガール含む)がジュニアスクールに参加して1ヶ月たち、このブログに登場することも多くなってきました。

さて以前にも書きましたが、このブログは、主に次のような目的で書いています。

①1週間に2回のチーム練習以外に、中学生に少しでもラグビーに触れてほしいこと。
 また、チームとしてのまとまりを高めてほしいこと。

②練習の内容を思い出したり、イメージトレーニングするのに使ってほしいこと。

そして、これが一番のねらいですが、
③中学生の保護者や家族の方に、中学生やスクールの姿を見てほしいこと。
 ラグビーが、家族の共通の話題になってほしいこと。


さて、1年生や保護者の方も、こんな感じのブログ(文章、写真)とわかってもらえたと思いますが、誰でも自由に見ることができるので、

例えば、
・写真のアップはやめてほしい。
  ※全く姿が映らないのは難しいです。
・「山K」といった表現でも、名前はやめてほしい。

等、プライバシーの点から意見があれば、個人個人で配慮しますので、直接でもいいですし、保護者の代表の方等に遠慮無く言ってください。


また、ネタ切れで結構苦しんでいますので、コメント欄に投稿いただいたり、メール等でデータをいただければ、プライバシーや表現内容等については判断・修正した上で、ブログ本文に転載させていただきますので、是非よろしくお願いします。