岡山ジュニアラグビースクール(岡山ラグビースクール中学部)の記録

中学生や保護者が、チャレンジを楽しみ、充実した時間を共有した活動の記録です。

トップリーグ前座(11月29日)

2009年11月29日 | 試合(H21チーム)

※クリックで画像が拡大します。

 姫路ラグビースクールとの試合後の集合写真です。

 今回の姫路のメンバーは、3年生が9名。その中には京都成章に進学予定の選手、多くの高校から誘われている大型選手など、先発メンバーは、岡山にとってはかなりの強力な相手でした。

 試合の立ち上がりは、今年のチームでたびたび見られたキックオフのミスから始まりましたが、その後、盛り返して1トライ先取しました。
コーチとしては、ここからを注目していました。今年は、先制・リードしても簡単に逆転されるパターンが非常に目立ったからです。

 残念ながら、姫路の大型選手を止められず、前半でズルズルと点差が開いてしまいました。

 その後は、両チームともメンバー交代しながら試合を終えました。岡山は1年生まで全員が出場し、貴重な経験を積むことができました。

 この試合の見ての感想です。このことは新チームにとってもあてはまります。
・3年生は個々のプレーは頑張っているが、チーム全体を引っ張るプレーや気迫が十分表に出ていない。
・2年生も上手だが、フォロー、内側からのプレッシャー等、継続・しつこさといった点が淡白である。(本当に勝ちたいという気持ちが出ていない)
・一方、相手の大型選手に崩されなければ、崩されないような低い厳しいディフェンスができれば、大型選手がいなくても十分勝負できる。

 3年生は、これで公式試合は終了です。
 
 すぐ上の上級生が0人、その上の上級生が3人と、苦労した学年でしたが、3年生のおかげで、岡山ジュニアラグビースクールが継続でき、2年生、1年生の人数がある程度増え、チームとしての形を再び整えることができました。
 3年生にはとても感謝しています。
 
 また、人数の関係もあり、試合や中国選抜等でも悔しい思いをしたと思いますが、個々の選手の力は決してこれまでの選手に劣っているものではありません。むしろ、体格的にも、これからの飛躍が期待できる選手ばかりだと思います。

 これから進路の選択をすると思いますが、是非、自信を持って自分の気持ちと向かい合い、また父兄の方とも話し合ってみてください。
 世の中、就職等も含め非常に厳しい時代になっています。ただ単に高校ラグビーの花園に出やすい(レギュラーになりやすい)といったことだけでなく、どのようなラグビーの中で3年間過ごしたいか・高校ラグビーで何を得たいか等、その先(進学・就職等)も含めて進路を考えることがとても大切です。


中四国代表決定戦

2009年11月25日 | 試合(H21チーム)
全国ジュニア大会代表決定戦は、中国は27-5で四国に敗れました。

内容は、フルバックのキック等を中心にキック合戦に持ちこみ、中国の大型FWとのコンタクトを避けながら、チャンスがあればウイングに展開して勝負した四国の作戦勝ちというところでした。
中国としては、相手キックのキャッチ後、すぐキックするのではなくボールを運びながら勝負していればという気持ちも残りましたが、ある程度準備しておかないと、試合の中での急な切り替えは、特に中学生段階では難しかったということだと思います。
いずれにしても、ここ数年中国に負け続けた四国が、十分戦略を練った上で勝負に徹したということだと思います。

さて、3年生の全国大会を目指した公式行事はこれで終了ですが、岡山は11月29日にトップリーグの前座の試合があります。
これが、3年生の最後の公式戦となると思いますので、気持ちを入れ替えて頑張ろう。

中四国予選に向けて

2009年11月18日 | 試合(H21チーム)
11月23日の中四国予選の、中国選抜のメンバーが決まりました。
岡山の3年生(岡山スクール4人、美作スクール1人)からは、3人(FW1人、BK2人)がベンチ入りし、2人がサポートにまわることになりました。

まず、ベンチ入りする3人は、おめでとう。
練習の最後のグラウンド周回走で、最近は前を頑張って走るなど、努力があらわれてきた結果だと思います。
23日まで残す期間は何日もありませんが、ベンチ入りする人は今度は試合出場を目指して、日々の努力を重ねてください。

次にサポートにまわる2人に対してです。

選ばれなかったことについて、ガッカリし悔しい思いをするのは当然です。
コーチ陣も、教える努力や厳しさが足りなったかもと反省しています。

岡山スクールで過去に選抜に選ばれてきたFWの選手と比べても、決して2人の力が劣っているとは思えませんが、今年の中国地方は、FW、特にプロップタイプの選手の人数が多く、競争率が高かったこともあります。

ただ、中四国予選に勝てば、全国大会までまだ1カ月以上あります。
その間に頑張れば、次は全国大会でのベンチ入りのチャンスもあります。

悔しい気持ちは持ち続ければいいです。
ただ、22日の福山合宿、23日の愛媛と、是非2人とも一緒に参加し、一生懸命仲間をサポートし、皆で勝利をつかもう。
それが自分の次のチャンスにつながります。

選抜候補練習 2日目スナップ

2009年10月21日 | 試合(H21チーム)
選抜候補合宿の2日目は尾道高校で行いました。
合同練習の後、3年生は高校1年生と練習マッチを行いました。
決して出番が多かったわけではないですが、全国トップクラスの高校のラグビー部から感じたことも多かったと思います。
是非、この経験をこれから活かし、また、スクールの後輩に伝えてください。














選抜候補練習 1日目スナップ

2009年10月20日 | 試合(H21チーム)
1日目 東野小学校での練習風景です。
この日の岡山の選手の課題は、選手には、帰りのミーティングで話しました。
 ・コーチの話を良く聞くこと。
 ・聞いたら、理解しようとすること。(わからなければ声を出して聞けばいい)
 ・聞いたら、まず素直にやってみること。
いつも言っていることですが、あらためて今週の練習から心掛けよう。
















中四国大会①

2009年09月24日 | 試合(H21チーム)
(写真はクリックで大きくなります(2日目の写真なので、1日目だけで帰った人は写ってなくてごめんなさい))

 9月22日~23日に広島県三原市中央森林公園で開催された中四国ジュニアラグビーフットボール大会に参加しました。
 岡山ジュニアスクールは、岡山・鳥取として、美作スクール、津山スクール、鳥取県と合同チームをつくりました。

○Aチーム(カップ大会)
 岡山ジュニアの選手10名を先発メンバーの核とし、内2年生が半分の若いチームです。

1日目・第1試合  VS崇徳中学A
 立ちあがり硬さが見られ、キックオフミスから先制されましたが、40-10で勝利。
 スピードのあるバックスが個人の力で点を取るお祭りのような試合でした。

1日目・第2試合  VS北条北中A
 中学校の部活動のチームで非常にまとまった優勝候補の強豪であり、春の練習試合でも完敗した(試合をさせてもらえなかった)相手です。
 前半の前半は互角に進め、前半はトライ2本に抑えましたが、後半は、攻め込んでは単純なミスからロングキックを中心にうまく崩され、結局0-38で敗れました。
 敗れはしましたが、内容自体は手強えが感じられ、選手の成長を実感しました。ただこの差を埋めるためには、日頃の練習に少しでも多く集まり、AT・DFの幅(応用力)を少しでも増やすことの大切さをあらためて痛感した試合でした。

 1日目は1勝1敗となり、2日目は最低限の目標としていた2位グループのリーグ戦に進出できました。

2日目第1試合  VS四国中央市A
 前半終了間際にトライし同点で折り返し、勝利の期待もふくらみましたが、後半突き放され17-26で敗れました。

2日目第2試合  VS徳島県A
 前半1トライ差でリードして折り返しましたが。後半開始後に続けて2トライされました。懸命に反撃しましたが、相手ウイング、フルバックを中心にした固いディフェンスと、ルーズボールへの早い仕掛けの前にトライができず、結局トライ数1本差(12-17と思います)で敗れました。

 2日目を見ての感想ですが、3年生はこれまでと見違えるほど頑張ったと思います。また、2年生も上級性を相手に力を発揮していました。
 ただ、勝利の期待を感じるほど善戦はしたものの、勝負へのこだわりや球際の強さという点で、やはり3年生が中心のチームに最後はやられたという印象です。
 特に、2日間とも前半・後半の立ち上がりの失点が大きな敗因となっており、コーチ陣としても、選手の気持ちをどう盛り上げていくか、さらに研究が必要と思っています。

○Bチーム(ジャンボリー大会)
 1年生を中心にしたチームで参加しました。
 15分1試合で、2日間で計6試合行い、3勝3敗でした。

 勝敗自体は、相手に上級生が多いと厳しい試合となりましたが、勝敗よりも、個々の選手が練習の成果を十分発揮し、来年は今の2年生とチームを組んでも十分上級生を相手に試合ができると感じられたのが一番の収穫でした。

 また、津山スクールの1年生2人が試合デビューするなど、これからの岡山県のジュニアラグビー全体にとっても、大変良い2日間でした。

倉吉遠征(8月22日) その1 結果

2009年08月22日 | 試合(H21チーム)







岡山・鳥取連合の試合結果(VS富田林ラグビースクール、VS山口・島根連合)は次の通りでした。

Aチーム(2年生、3年生)1勝2敗
※富田林ラグビースクールには2敗しました。(ともに2トライ差だと思います)
 岡山の選手はずいぶんタックルも良くなりましたが、キックオフでお見合いする、相手に走られるなど、どちらの試合も出足が悪すぎました。
 また、関西のチームの接点やボールへの仕掛けの速さ・低さを見ると、いつもコーチングの仕方を反省させられます。
 
Bチーム(1年生主体)  3勝1敗
※岡山と美作の1年生の試合も、ずいぶんラグビーらしくなってきました。
 今後の成長にますます期待です。