岡山ジュニアラグビースクール(岡山ラグビースクール中学部)の記録

中学生や保護者が、チャレンジを楽しみ、充実した時間を共有した活動の記録です。

明日(31日)の練習

2010年01月30日 | 練習日記
明日の練習は、いつもの日曜日と場所が違うので注意!!

 百間川サッカー場C⑪番、 午前9時~です。

なお、明日は美作スクールの選手が参加してくれて合同練習です。

せっかくの合同練習なので、時間も1時間長くして、午前9時~午後1時までとします。

岡山スクールと美作スクールが一緒になった場合のポジション適性、美作スクールの選手が一緒になったコンビネーション等を十分確認していきたいと思います。

天気が気になるなー。



1月30日(土)の練習

2010年01月30日 | 練習日記
今日の出席は3年生1人を入れて5人でした。
ほとんどの人から欠席連絡が入っており、以前と比べると、ずいぶん良くなってきたとは思います。(連絡をもらっていれば、コーチも、今日は少ないと心の準備ができます)

 午前中の部活動が終わり、今日はラグビーは体力的に無理だと判断して連絡をくれた中学生もいます。(これはこれで、自分で連絡をくれるだけでも以前より随分成長しており、コーチとして喜んでもいます)
 午前中の部活動を終えてラグビーに参加するのは、キツイ時もあるとは思います。これについてコーチから「キツくてもラグビーに来い」とは言いません。中学生自身が判断することです。

 ただ以前のブログでも書いたように、週2回練習している大きな理由の一つは、部活動等が重なった人でも、少なくとも週1回はラグビースクールの練習に参加してほしいからです。部活動で頑張っていれば体力的には心配ないと思いますが、やはり、コンタクト、タックル、ラグビーのスキル、コンビ等を考えれば、少なくとも週1回は参加してほしいというのが、コーチの正直な気持ちです。


さて、今日のタックル練習です。
全力というわけにはいかないので踏み込みは十分ではありませんが、下の3枚に結構違いが出ています。
腕を引きつける際には、一方で体をグイッと伸ばすことで相手を仰向けに倒すことができます。体の伸びや、相手に頬を密着させているのは一番上の写真が良いのがよくわかると思います。他の2枚は、ひざと腰が少し高いため、背中が曲がって頭が下がっています。
下の写真ほど、ひざと腰が高く、背中が曲がっています。






最近、練習参加も含めて急成長の1年生ハーフですが、こういう練習は苦手のようです。
タックルされた後のボディ&ボールコントロールは上手くできましたか?


以下の3枚は、タックル後の味方のスイープの練習です。
その前に、タックラーはすぐに立ってボールを取りに行っています。
この練習で感じたのは、やはりタックルされた後のボディ&ボールコントロールの悪さです。まず、体を(お腹の方を)味方の方に向け、しっかり両手でボールをキープしなければいけません。片手だけで適当にボールコントロールしようとしても上手くはいきません。
 今日来ていない人も、たいして変わらないと思います。もう少し時間がかかるな、集中的にやらないと変わらないなという印象です。少し痛いでしょうが頑張って練習しよう。





考える

2010年01月30日 | ラグビーの基本
「考えろ」とよく言われると思いますが、どういうことでしょうか?

 自分の動き(パス、ラン、キック等)、球出し、サインプレーの選択、相手の強弱など、練習中や試合中には多くのことを考えている(?)とは思います。

 岡山スクールの中学生たちの課題は、まず次のプレー(次の動き)をいつも意識する(考える)ということです。

 次のプレーには、自分の動きだと、パスした後のフォロー(寄り)、スクラムやモール・ラックからの動き(第1歩)、倒れたらすぐ起きる、タックル後のボールへの仕掛けなどもありますが、コンタクトする際に、どのようにフォローの味方に渡すか(リップ、ガット、オフロードパス、ダウンボール等)、どうやったら味方がボールをつなぎやすいかということを考えることが大切です。

 また、味方のボールキャリアー(ボールを持っている選手)との関係だと、まずパスを受けるためのワイド、ショートといった仕掛け、次にボールキャリアーが相手とコンタクトしそうならば近くに寄る、さらにコンタクトした場合には、リップ、ガット、オフロードパスといった選択があります。

 さらに、ディフェンスの際には、相手と味方の動きを見ながら、相手の次のプレーに備えた位置を抑えるといったようなことも大切です。

 このように試合中は、考えることが一杯あり、考えないチームは決して強くはなれません。(ただ足の早いだけのチーム、ただ大きいだけのチームでは、相手が同じような考えないチームなら勝てますが、考えるチームには決して勝てません。)

 試合中に考えることができるためには、練習中から常に、次の動き等を考えていなければいけません。
「当たったら高い姿勢のままで後は知らん」「球がつながらないのは、フォローの味方が悪いからだ」「パスしたら後は知らん」「倒れたらゆっくり」では、いつまでも進歩はありません。

ダウンボール&スイープ

2010年01月27日 | 技術
尾道高校の3人に教えてもらった練習の最後です。

まずは見本です。
ダウンボールする人は、きっちり背中を相手に向けてボールを守り、腰より上半身が味方の方に近い位置にあります。この状態で、味方のスイープする人がボールの上を越えていったら、ボールを持った両手を伸ばします。
次にスイープする人です。この写真で一番注目してほしいのは右足の踏み込みです。ボールの近くにしっかり踏み込んで(パワーフット)います。
このように踏み込むと、次の一歩(この写真では左足)で味方を乗り越え、相手にしっかりコンタクトできます。もちろん姿勢は背中が伸び、ボールもしっかり見ながら低い体勢になっています。(頭が下がっているわけではありません)
また、ボールの近くに踏み込むことで、ボールの上をスイープしボールを守ることができます。


スイープした後の写真ですが、ボールの上をしっかり乗り越えられているようです。


しっかりと(左足を)ボールの近くに踏み込んでおり、強いコンタクトができています。
この写真で課題は2つです。
一つ目は、ダウンボールした選手が、上半身を味方側に伸ばすように努力することが大切です。
二つ目は、スイープした選手の頭が少し下に向いていることです。


スイープする選手がボールの位置からずれています。
この状態だと、相手の別の選手はすぐにボールに絡むことができます。


どんな練習の時でも、コンタクトする選手は、踏み込み(パワーフット)を忘れずに。


以上、平山君をはじめ尾道高校の3年生3名が参加してくれた24日(日)の練習を数回にわたりブログにのせました。

これまでのブログにも書きましたが、上手にポイントを教えることはもちろんんですが、中学生を相手にしても、真剣に真面目にラグビーを通じて接する姿勢には、感心するものがありました。

現在、Kコーチを通して、尾道高校側の都合が良ければ、練習に参加させてもらうよう調整中です。参加できる場合には、是非全員で行きましょう。

ガット、リップ

2010年01月26日 | 技術
ガット、リップなどの練習です。

手本を見せてくれる高校生を真剣に見ています。(いつもの練習と全然ちがうぞ
まず最初にあたる選手の踏み込み・ボールの位置(この写真はガット)、ガットに入る選手の声、踏み込み、力強い姿勢などが大切です。
ボールを渡した後の、渡した選手の動きも含め、これからの練習でしっかり身につけよう。


1人目の踏み込みはなかなかいいです。もう少し胸を張ると、相手がさらにディフェンスしにくいと思います。
2人目もキッチリ入っていますが、さらに踏み込むともっと力強くなると思います。


リップですが、1人目が棒立ちといった感じです。腕をはるなど、もっとしっかり構えないといけません。
2人目もパワーフット(前足)ではなく、後ろ足が軸足となっている感じで、写真からは力強さが感じられません。


1人目はリップにくる2人目にボールを見せながら、相手をお尻で押しています。上の写真と比べると安定感が違います。
2人目も、FWらしい力強さを感じさせます。


ボールが見えない場合に2人で押しています。ボールの位置はgoodです。
2人目の力が、少し上に流れているかなという感じもしますが、まずまずだと思います。


フロントローの2年生2人で、力強さを感じさせます。
2人目はもう少しボールを意識してほしいと思います。


1年生のガット後です。まだまだ、自分の体をコントロールできていませんが、前に出ようとする意欲は十分感じられます。


こちらも1年生ですが、もう少し姿勢を低くする等、相手が前にいるとイメージしよう。


タックル練習

2010年01月25日 | 技術
1月24日(日)のタックル練習です。
尾道高校生からフロントタックルとサイドタックルを指導してもらいました。

背中を伸ばして(胸をはって)踏み込む(パワーフット)、頬を相手に強く密着させる、腕で相手の足(ひざ)を強く引きつける、足をかくといったことが大切です。

フロントタックル、サイドタックルそれぞれのコンタクト後の足の動き、倒した後の体の動きも含めて、次の練習でしっかりやってみよう。

平山君の見本です。
踏み込み、背中の伸び方、腕の引きつけ等、是非見本にしてください。


背中の伸び、踏み込みはまずまずですが、姿勢が高いため、腕で足を引けず倒しきれない。


腰が落ちているため、腕を引きつけようとしても、自分の体がじゃまになって、引ききれない。


足が十分地面を踏んでおらず、頭も落ち気味。


足の踏み込み、腕の引き等、この写真からは、なかなかいいタックルだと思います。


頭がやや下がって危険ですが、踏み込み、腕の引きはまずまずだと思います。


1年生ですが、なかなかいいタックルです。
この写真では倒れる人が手をついています。手をつくと骨折する危険が高くなるため、倒れる方も体で倒れるようにしよう。(実際はタックルされる際は両手でボールを持っています)


ボールを持った選手が低くコンタクトしていますが、踏み込んでタックルしようとする気持ちが見えます。この写真も1年生です。

1月24日(日)の練習②

2010年01月25日 | 練習日記
1月24日のスナップです(主にバックスス中心)
タックル等の基本練習は、次回以降アップします。

結構そろって外へ追っていますが、前への圧力はかけれていますか?(横走りだけになっていませんか?)


センターは、スタンドオフのパスと同時に、まず前にトップスピードでプレッシャーをかけることができなければいけません。


アウトサイドセンターがもう少し前に出てほしい写真です。
内側からも、足を止めずにプレッシャーをかけることが必要です。




アタックになると結構、活き活きとフォローしていました。


両センターの上がりは、やはり早いです。



1月24日(日)の練習①

2010年01月24日 | 練習日記
サッカー部の試合と重なりましたが、9人が参加しました。

今日は、スクールOBの平山君をはじめ、尾道高校の3年生バックス3人が練習に参加してくれました。
アタック、ディフェンスの相手をしてくれたり、リップ・ガット、ダウンボール、タックルといった基本を教えてもらいました。
花園が終わり、気持ち的には少しゆっくりといった時期かとは思いますが、技術だけでなくラグビーに取り組む真面目な姿勢を見せてもらい、中学生にも大変良い勉強になりました。

今日は、岡山スクールの副将があいさつをしました。さすが上級生で、内容のあるコメントができました。このようなこと一つ一つがラグビーにもつながります。


スクールOBの平山君です。


手前3人が高校生です。
DFの際の両センターが揃ったスタートダッシュの姿勢、ウイングが全体を見ながら少しゆっくり上がっていく姿勢等、中学生は是非見習ってください。


上の写真もそうですが、アウトサイドセンターの位置が、インサイドセンターより少し前気味なケースが多いと思います。花園の試合もそうだったと思います。
スクラムの際は5mさがるため、アウトサイドセンターの前のスペースが以前のラグビーより広くなり、スタンドからの飛ばしパスも含めて相手が動きやすくなります。
これまでは、アウトサイドセンターは自分の視界にインサイドセンターを入れながら出るという言い方をしてきましたが、今日は、中学生も意識して、アウトサイドが今までより前に出ることも試してみました。
インサイドセンターが遅れるとギャップができますが、これからも練習していきたいと思います。
もちろん、内側からのDFが厳しくプレッシャーをかけることが大前提です。


ところで、最近1年生ハーフのパスモーションが結構良くなり、パスも伸びるようになってきたと思います。
練習の最後に、平山君が「尾道高校では、部活動の時間だけでなく、個人の練習(努力)を大事にしている」と話をしてくれました。
中学生も、是非、土日の練習だけでなく、走ったり、トレーニングしたり、パス、スローイング、キック等、できることを少しでもやるように心掛けてください。

1月23日(土)の練習②

2010年01月23日 | 練習日記
1次攻撃でポイントができた後、さらにFWが縦に走り込んでDFを崩す動きを意識しました。

今日はFWの人数が少なかったのですが、スクラムから早くブレークしたFWがBKをサポートし、後から行ったFWが走り込んでいます。


新しく入ったFWです。縦への動きもパワフルで、当たりや前に進む力も強烈です。
また、すぐ後をハーフがフォローできており、次の早いバックス展開だけでなく、オフロードでパスをもらうことも可能です。


相手をよく見て、上手くずらしながら前に進んでいます。
インサイドセンターも、FWの縦突進をサポートをできる動きになっています。


上の写真と同様、FWのスタンド横の縦突破に、上手くバックスが反応してフォローしています。


スクラム練習です。中学生はプッシュはありませんが、相手にプレッシャーをかけるのと、相手からプレッシャーを受けるのでは、スタミナの消耗等全然違ってきます。
この写真の向かって左の選手の場合だと、結構強いスクラムを組んでいますが、もう少し次のような課題があります。
 ・もう少しヒザを低くする。
 ・胸をはる。
 ・頭をもう少し上げて、足に力を入れ、相手にプレッシャーをかける。(押し込めばよい)

1月23日(土)の練習①

2010年01月23日 | 練習日記
今日は10人が参加しました。また3年生も1人参加して、ディフェンスにも入ってくれました。

今日はアタックの練習を中心に行いました。

1次攻撃の際の、内側(相手ハーフ)からのプレッシャーが厳しい時のスタンドオフの動き、それに対応したインサイドセンター、アウトサイドセンターの動きを意識しました。
スタンドオフには、特にボールをとった瞬間の横方向への切れの良い動きを求めましたが、この写真はなかなか格好いいです。
スタンドの横の動きに対応した、両センター、ウイングの方向(内向き)も良いと思います。

なお、DF側ハーフの相手へのプレッシャーもgoodです。


スタンドオフが替わっていますが、上の写真と同じくよい動きです。
ここまで動ければ、次の動きとして、センタークロス(センターがスタンドオフの後でクロス、前でクロス)、空クロスからアウトサイドセンターへのパスの3種類、さらにフルバックが絡むことで、1次攻撃で相手を崩す色々な動きが可能になります。


1次攻撃でポイントができた後、2次攻撃ではブラインドウイングが積極的にアタックに参加することを課題としました。
この写真ではブラインドウイングが後ろをカバーしながら、2次攻撃に参加する姿勢を見せています。


2次攻撃でブラインドウイングが反対側に走り込んでおり、アウトサイドセンターの外にウイングが2人フォローしています。
中学生ラグビーは、やはり走り勝って人数で優位に立つことが基本です。常に、攻撃に参加する意識を持つことが大切です。


ディフェンスの出足が早いと、1次攻撃でアウトサイドセンターが余裕を持ってボールをもらえることは少ないと思います。
そのためにも、この写真のようなフォローが大切です。



コーリング③

2010年01月22日 | ラグビーの基本
<続く>
③状況のコーリング。

岡山ジュニアスクールが一番できないのがこの部分です。
これは、ボールの状況や相手の状況、相手と味方の差などを、味方の選手に伝えるコーリングです。
例えば、次のようなことです。
・ハーフ ヤンボール、マイボール、出た(ボールが)
・主にバックス ついている(フォローに)、あまった、相手は○○枚、ノーハーフ、ノミネート
・接点 からまれた、からんだ、とった、とられた
また、プレーの合間での「相手の○○が弱い」「△△の攻めが効果的」といったような会話も含まれます。

このようなコーリングが的確に行われることで、選手の動きがバラバラではなく、チームとしてまとまります。
ハーフの声などは当然ですが、特に意識して声を出してほしいのは、ウイングやフルバック、アウトサイドセンターなど、ポイントから少し離れて見ることができる位置の選手です。
○○枚(相手DFが)、余ってる(味方AT)といった声が出るかどうかで、チームの動きが飛躍的に変わってきます。
また、このような声を出すには、ボールを見るだけでなく、相手や味方の状況を見て理解することが必要であり、自分のプレー自体にも役に立ちます。

「よく声が出るチーム」と感じるのは、この状況を知らせる声が常に出ているチームで、いわゆる「強いチーム」はどこもできていると思います。

岡山ジュニアスクールは、このコーリングはまだまだですので、是非意識してやってみてください。チームだけでなく自分も大きく変わると思います。

以上、これまで3種類のコーリングについて説明しました。
3種類のコーリングを意識して、「声の出るチーム」になろう。<終わり>

コーリング②

2010年01月20日 | ラグビーの基本
続きです。3つのコーリングについて少し詳しく書きます。

①味方の意思を一つにまとめるコーリング(意思統一のコーリング)

 いわゆる「サイン」です。
 バックス、ラインアウト、スクラム、キックなど、止まった状態(1次攻撃)からのサインプレーと考えればよいと思います。
 このコーリングは一番簡単だと思いますが、岡山スクールにあてはめてみると、まず皆がサイン(サインによる味方の動き)を理解すること、はっきり伝達できること(声、指)が課題です。
 なお、当然ですが、サインの選択(プレイの選択)自体が大切です。

②どうしたら味方のチームのためになるかを指示するコーリング(指示のコーリング)

 いわゆる「声を出せ」と一番言われているコーリングだと思います。 
 例えば、ミニの頃から「パス」「右」「左」といった声を出しています。
 中学生になると、たとえば「パス」一つについても、「浅く」「遠く」「近く」など細かく指示したり、「開く」のように、自分の動きを伝えることもあります。
 また、ハーフがFWに対して、「出せ」「キープ(まだ出すな)」といったボールコントロール、「ラック」「ドライブ(押せ)」といった動き方の指示があります。
 さらに、ある程度全体が見えるBK(スタンド、センター)が、ハーフやFWに「FWで行け」「FW縦」といった指示をすることは、次のBK展開を効果的にするためにも大変大事です。
 2次以降でのバックスのサインも指示のコーリングですし、考えればいくらでもあります。

 今の岡山スクールで、コーチから「声を出せ」と一番よく怒られているのは、この指示のコーリングだと思います。この声が無いと結局は個人が勝手気ままに動くだけで、チームとして成り立っていきません。
 まず、積極的に声を出して、自分の考えを相手に伝えること。遠慮することなくやってみよう。


 最後に、本当に強いチームになるために必要なのが、③の状況のコーリングです。<次回に続く>

コーリング①

2010年01月20日 | ラグビーの基本

ラグビーのコーリング(声だし)には、どのような種類があるでしょうか。

もちろん、自分や味方に気合を入れる、時には相手をビビらせるような声もコーリングの一つです。

それ以外には、次の3種類に分けられると思います。

①味方の意思を一つにまとめるためのコーリング

②次のプレー等、どうしたら味方のチームのためになるかを指示するコーリング

③味方のチームや相手のチームの状況(次の判断をするための、今の状況)を、味方の選手に伝えるためのコーリング

それぞれがどのようなものか、少し考えてみてください。(次回以降で詳しく)

ゴール前のディフェンス

2010年01月18日 | ビデオ連続画像
自陣ゴールライン前のディフェンスです。

この位置でのディフェンスは、まずトップスピードで前に出ることが必要です。
受けるディフェンスをすると、相手にゲインラインを越えられただけで、そのままトライされます。



全体的にディフェンスの選手が横に走っています。


ディフェンスしようとしていますが、受ける体勢であり、前に出ようとはしていません。


止まっているか、横走りです。


ここまで相手に前に走られると、その勢いでトライです。



声(コーリング)

2010年01月17日 | ラグビーの基本
1月17日(日)の練習は、2年生7人、1年生7人、大人7人の計21人で活気がある練習になりました。
※デジカメを忘れたので写真はありません。

今日の練習のテーマは、
 ①球を取る際のスピード
 ②力強いコンタクト
 ③ディフェンス
などでした。参加した中学生は、もう一度思い出して、よく理解し、頭の中を整理しておいてください。

ディフェンスは、ポイントを単純にすることでずいぶん良くなっています。
もう少し、同じような練習を繰り返していきたいと思います。
ただ、良くなればなるほど、2次、3次における声(コーリング)の必要性を、中学生自身が感じているのではないかと思います。

ディフェンスにおける声(コーリング)というのは、他の人をどう動かすかということです。それにあわせて自分がどう動くかです。

「こちらに来い」「次の選手に行け」「その選手を見ろ」「早くつめろ」「ゆっくり」・・・・・。
色々な声がありますが、中学生ラグビーは全部で12人であり、必ず人数が不足したり、遅れる場面が出てきます。その時に、皆が自分の考えで(あわてて)勝手に動きディフェンスできるのは、相手の力が相当劣る場合だけです。

声を出すことで、はじめて自分の意思が仲間に伝わり、選手同士の気持ちと動きが結ばれ、一つの組織として動くことができ、2次、3次、4次・・・と固いディフェンスを繰り返すことができます。

セットプレイからのディフェンスはできて当然です。
ディフェンスは声を掛け合いながら辛抱強く繰り返し、アタックは一気に攻める。そういうチームを目指そう。

声は間違えても構いませんし、間違いというものは無いと思います。
下級生が上級生に指示するのも当然です。
遠慮せずに、どんどん声を出そう。

(追伸)
練習が少し激しくなっています。
ヘッドキャップ、ショルダー、マウスピース、その他テーピング等、自分でキッチリ準備してください。