岡山ジュニアラグビースクール(岡山ラグビースクール中学部)の記録

中学生や保護者が、チャレンジを楽しみ、充実した時間を共有した活動の記録です。

北条・12人制 その1

2011年02月28日 | 試合(H23チーム)
北条カーニバルの12人制のスナップをのせます。

ところで、土曜日の北条の試合の前日には、美作4人、津山1人が、岡山の山K邸に宿泊したそうですが、試合の日にも、もう一泊して、さらに美作1人が加わり、日曜日の練習に全員が参加しました。

この件もふくめ、保護者の皆さんには、練習や遠征の手伝いをはじめ、いつも大変お世話になり、ありがとうございます。
幸い、保護者の皆さんのおかげで、現在までのところ、練習や試合も大変いい流れで進んでいます。

各スクールの選手もすっかり仲良くなり、お互いを理解し、本当に一つのチームのようになってきました。

これからもよろしくお願いします。


以下、12人制のスナップです。2回にわけてのせます。




















1年生

2011年02月27日 | 試合(H23チーム)

北条での7人制の交流試合のスナップです。
 ※一般的にいう7人制の試合ではありません。

すでにAチームで活躍している1年生も多いのですが、全員がたいへん力強いプレーを見せてくれました。

F原コーチの言葉を借りると、「この1年生たちは、非常に実戦向き」だそうです。

岡山のチームがさらに伸びるためには1年生の力が不可欠です。

逆に、今の2年生は、自分達の世代のチームがさらに強くなるためには、1年生を上手に指導しながら引っぱっていくことが必要です。


とりあえず、7人制を写したスナップをすべてのせます。









































忘れ「者」

2011年02月26日 | その他の日記(ひと言)
さて、少し心が暖まるお話です。

今回のお題は、忘れ「物」ではなく、忘れ「者」です。
なぜ「者」か

ブログ担当コーチとF原コーチは、選手と保護者が乗っているバスより少し遅れて自動車で、福山SAに到着しました。

そこで、バスを見送り、少しSAの中で休んだ後、出発しようとすると、SAの外で、中学生のお母さん2人にバッタリと出会いました。

N山:「自動車で来られたのですか。ご苦労さまでーす。」
母 :「もうバス出ました?」
N山:「出たと思いますよ・・・」

などと話している間に、ブログ担当コーチの頭の中には、ある恐るべき事態が浮かんできました。
「あのー、もしかすると置いていかれました

そうです、お母さん2人は、何と何と見事に忘れられてしまっていたのです。

お母さん2人にとって、今日のブログ担当コーチとF原コーチは、いつもの「おじさん」ではなく、韓流スターのように見えたに違いはありません。

なお、これ以降のことは書きませんが、バスの後を追いかけた車の中で、お母さん2人は「息子も乗っていたのに・・・」「存在を忘れられてた・・・」とか、結構盛り上がっていたことだけを書いておきます。

息子たちは、今日は、お母さんの肩ぐらいもんであげるように。

ところで、お母さんとあまり面識がないF原コーチは、事態が判明するまでは、親しげに女性2人と話すブログ担当コーチを見て、「こんなところで、女性2人と親しげに何と顔が広い」と少しあきれて見ていたそうです。

とまあ、こんな出来事がありました。 ジャンジャン


第12回北条ラグビーカーニバル ジュニアカップ

2011年02月26日 | 試合(H23チーム)
2月26日(土)は、岡山14人、美作4人、津山1人の19人で、愛媛県で行われた北条ラグビーカーニバルに参加しました。

愛媛県の関係者の方々には大変お世話になり、ありがとうございました。

岡山チームの結果は以下の通りです。

【12人制】15分ストレート

VS愛光中学   トライ数3対0で勝ちました。
VS城西中学   トライ数3対0で勝ちました。
VS四国中央   トライ数2対3で負けました。
VS北条北中学  トライ数1対1でしたが、ゴールキックの差で勝ちました。

【1年生7人制交流試合】

北条北中、愛媛合同、愛光中と3試合し、3勝しました。

なお、12人制は、得失点差で2位となり、表彰されました。
それぞれのチームが課題を持ったメンバー構成で試合にのぞんでいることから、勝敗が全てではありませんが、やはり結果が伴うと皆も悪い気はしないと思います。

さて、12人制についてですが、最近の練習では特に、接点での低さ早さ、味方選手との密着、マイボールの確実な確保と継続などを課題にしてきました。
今日の試合では、練習の成果をある程度発揮できており、これからも、さらに確実性や力強さを高めていきたいと思います。

また、今日のテーマのフォワードの積極性については、第1試合は中途半端でしたが、第2試合までの間に、バックスのフォワードを使う意識の徹底を含めて確認したところ、第2試合以降は非常によくなりました。

岡山のようなサイズが決して大きくないチームは、フォワードとバックスの連携は大変大切なことです。今日の内容をイメージしながら、3月5日、6日の「関西スクールジュニアラグビーフットボール大会」にのぞみましょう。

また、1年生についてですが、まずは12人制の試合に、出場時間の差はありますが、全員出てもらいました。
試合でできたこと、できなかったこと色々感じていると思いますが、岡山チームがこれから強くなっていくかどうかは、1年生全員の伸びにかかっています。

7人制の試合では、全員が思う存分力を発揮していました。
2年生と同じ練習をする中で自分達に相当力がついていることがわかったと思います。これからも自信と目標をもって練習していきましょう


岡山チームです。




準優勝です。キャプテン出Iは、なかなか堂々としています。
ところで、足もとは写していません。
何があってもいいように油断しないこと。それもラグビーを通じて学んでほしいことです。


最近の岡山チームは、お辞儀するときの腰の曲がり方も、なかなかいい感じになってきました。




北条北中学です。


四国中央チームです。


愛光中学です。


城西中学の写真は、うまく写せていませんでした。(申し訳ありません)









再確認

2011年02月24日 | 技術
ラインアウトの解消(終了)の確認です。

解消となるのは、

①ボールがハーフ等にタップされた時。

②モールやラックができ、どちらか一方のチーム全員の足が、ラインアウトの真ん中の線を越えた時。

③ボールが15mラインを越えて投げ入れられた時。

④ボールを持ったプレーヤーがラインアウトを離れた時。

⑤ボールが5mラインからタッチラインの間に移動した時。

ラインアウトはアタックとの距離も遠いことから、一斉にそろって動くことが特に大切です。
レフリーが指示するときは、もちろんそれに従わなければいけませんが、まずハーフやスタンドを中心に自分が判断して「解消」の声を出す。これが大切です。

フォワード

2011年02月23日 | 技術
大人ほどではありませんが、中学生の場合も、やはりフォワードの中心となるプレーは痛いプレーです。

ボールの争奪では激しくぶつかり合う。大きな相手が勢いよく突っ込んできても体を張ってタックルする。密集ではたえずモミクチャにされる等、とにかく痛いプレーのオンパレードです。

バックスのような格好いいオープン攻撃を行うことはなくても、体を張り、痛い思いを必死でこらえながら、常に相手とファイトし味方のバックスへ良いボールを供給する。
チームのトライは、フォワードの痛いプレーがあってのものであり、ブレークダウン等の場面で、フォワードがどのような仕事をするかにかっかっています。

要するに、試合に勝つためには、フォワードが勝つ(あたり勝つ、押し勝つ、走り勝つ、気持ちで勝つ等)ことが必要です。

フォワードの選手は、チームや勝利のための自分達の役割の大きさに、プライドと責任を持って、常に体をはって積極的にプレーしよう。

26日(土)のテーマは「積極性」「ファイトする」 それだけです。  


















北条カーニバル 7人制交流試合ルール

2011年02月22日 | 試合(H23チーム)
2月26日(土)の北条ラグビーカーニバルで、1年生の交流試合(10分ストレート、岡山は3試合)を行いますが、そのルールについて連絡がありました。

特別ルールですので、ブログを見た1年生は、特に覚えておいてください。


○競技規定

・チーム編成
  3人フォワード(前2人、後1人)
  2人ハーフバックス(1人ハーフ、1人スタンド・オフ)
  1人センター、1人ウイング
・試合時間はストレート10分。トライゲームとする。

・グランドの大きさは、下の図のとおり。(正規のフルラグビーのグランドの約半分)




○競技規則

・ゲーム開始は、センタースクラム。

・ドロップアウトは、ゴールラインから15mのライン内から行う。

・ゲーム中のキックは、上記の15mライン内からのダイレクトタッチまたはバウンドタッチのみ。(ノータッチは蹴った地点での相手ボールスクラム)
ただし、ペナルティ、フリーキックの場合は、フルラグビーと同じ。

・ペナルティ、フリーキック、ラインアウトのディフェンスは5mバックとする。

・ラインアウトの反則は、タッチラインから10m地点をポイントとして試合再開とする。

・スクラムハーフのオフサイドラインは、スクラムセンターラインとする。
 ただし、逆サイドのディフェンスはFW2列目と同じである。

・オフサイドラインは、スクラム最後尾の足から3mとする。

・スクラムからのサイドアタックは、スクラムハーフのみがスクラムから出たボールを持ってアタックできる。

・ラインアウトはタッチラインより3メートルから10メートル以内で形成し、ラインアウトに並ぶプレーヤー(ラインアウトプレーヤー)は双方2人~3人とする。

・ラインアウトのサポート、又はリフティングは後方から1名、正面から1名で行う。

ブレイクダウン

2011年02月21日 | 技術
 最近の練習で特に力を入れているのは、接点(ブレイクダウン)でのボールの争奪です。

 ブレイクダウン(接点)とは、タックル後などにボールを奪い合うことで、ボールが出ると、そのブレイクダウンはひとまず終わりです。

 攻めと守りがはっきりしている野球などと違い、ラグビーは攻守が常に代わり、攻めるためには、ボールを「奪う」か「渡してもらう」かしないといけません。
(「渡してもらう」というのは、相手が反則したり、キックをけった(けってくれた)ような場合です。)
ブレイクダウンでは、「奪う」「取り合う」プレーが発生します。

 ブレイクダウンでは、アタック側は、どれだけ早く良いボール(生きたボール)を出せるか、また、密集に入る選手をできるだけ少なくしてボールを出せるかがポイントです。
 早くボールを出せば、ディフェンスが整わないうちに攻めることができ、さらに少ない人数でボールを出せれば、次の攻撃では多くの人数でボールをつないで攻められます。もしボールを急に奪われても、密集に入る選手が少なければ、多くの人数で広いスペースを守ることもできます。
 
 逆に、ディフェンス側は、ボールを奪いとれれば、一気にチャンスになります。ボールを持っていたチームは攻める態勢になっていますので、ボールを急に奪われると、すぐにディフェンスに切替えることは難しく、また混乱するからです。

 ディフェンス側がボールを奪いとった時には、すばやく外側に展開した方がチャンスになりやすく、また、あわててディフェンスに上がってくる選手の裏側へのキックも有効です。
 ボールを奪うために、「ジャッカル」や「スイープ(オーバー)」が発生し、逆に攻めている側は、一人目の「コンタクト」「レッグドライブ」「ボールキープ」「球出しの際の体の使い方」、2人目の「低さ」「キャリアーへの密着」「ボールを越える」「面を取る」といったことが大切です。



日曜日の練習です。
良いところ、悪いところを自分で考えててください。


倒れている山Dは、前進しながら前向きに倒れた後は、上半身を使って(エビのように体を使い)ボールをさらに後ろに送る意識が必要です。




山K、ボールを持つのが逆。
利き手で持ちたいとは思いますが、これでからまれて、ボールを取られることが結構あります。とにかく日頃の練習から意識すること。


M本は良い姿勢です。
逆にディフェンス側は、相手がこのようなラックをつくったら、捨てラックにして、次のディフェンスに備えることも大切です。


ディフェンス側の永Yの姿勢が高いです。上半身が起きて、しかもアゴがあがっていては、相手にプレッシャーはかけられません。
どう見ても、この次の展開では、永Yより低く入った田Kが、ボールをキッチリ確保しそうです。


キャリアーがG番に完全にからまれています。
このままでは相手ボールのスクラムになってしまいます。
ボールにからむY川は難しくても、そのあとの犬Kは、低く押込むことが大切です。
最近の、1人で2人を低く押しこむ練習をイメージしてください。


Y田の踏み込んだ片足をもらったU谷が、一気に相手を崩して押し込めるかがポイントです。




ハーフ高Bが上から見ていたのでは、ボールが見えません。
姿勢を低くして、犬Kの股の下からボールを見ることが大切です。


頭が下がっています。
もう少し、ヒザを下げ、腰を下げれば、もっといい姿勢になります。




相手より低く入ることで、小柄な武Dが、大きなM本を押込むことができます。


2月20日(日)

2011年02月20日 | 練習日記
今日は美作スクールも参加して練習しました。

中学生は岡山18人(1年生・2年生14人、3年生4人)、美作5人(2年生)が参加し、大人も10人程度参加しました。

これだけ人数が多いと、ブログ担当コーチなどは完全に「口先コーチ」の本領を発揮し、ゆったりと過ごさせていただきました。

尾道高校の木村君が、久しぶりにゆっくりと帰省した時間を割いて、先週に引き続き、ブレークダウンやバックスの指導をしてくれました。

中学ラグビーを経験し、尾道高校でキャプテンとして3年間の高校ラグビーを終えたばかりで、しかも年齢も近い木村君の話は、中学生にとっては大変わかりやすかったと思います。
 ※ブログ担当コーチも、教え方のヒントをたくさん吸収しました。

中学生はこの3日間の指導を忘れることなく、さらにまじめに前進していきましょう。

木村君は関東の大学に進学する予定であり、頑張ってください。
また、これからも機会があれば是非スクールに顔を出してほしいと思います。

ところで、中学生が木村君の話を聞くときは、本当に真剣な顔をしていました。
いつものコーチの話を聞く顔と全然違うぞ。
最後のあいさつも、腰が90度(以上)曲がっていました。









ところで、今日は小学生の練習が午前(12時まで)、中学生が午後(12時~15時)で同じグラウンドだったので、時間を早めて、11時すぎから小学生が練習しているスペースを少し使わせてもらい、練習を開始しました。

本当は、小学生や小学生の保護者の方に中学ラグビーを見てもらう機会をできるだけとりたいのですが、中学生も人数が増えていたり、練習内容も広いスペースが必要なため、どうしても別の時間帯、別の場所になっています。

今日のような同じグラウンドで時間帯が連続するような場合は、是非こういう形で練習をやりたいと思いますので、これからもよろしくお願いします。

また、今日も新しい参加希望者(1年生)が体験してくれました。スクールの中学生とも面識があり、運動経験もあることから、これからが楽しみです。

いずれにしても、新しく入ってくれる中学生(現1、2年生)がうまくチームに溶け込み、充実した時間を過ごし、現在の選手たちに早く追いつくように、さらに4月からの新1年生(現小学生)の指導も含めて、指導メニューや指導体制をあらためて議論していきたいと思います。

2月19日(土)

2011年02月20日 | 練習日記
先週と比べると大変暖かい一日でした。

今日は岡山スクールの単独練習でしたが、中学生17名(中学生14人+3年生3人)、大人5名が参加しました。

今年はこれまで、例年と比べても参加状況が非常に良いです。

今日は、ブレイクダウン、ラインアウト(ディフェンス、アタック)、バックスのアタック等の練習を行いましたが、日頃から参加状況が良いので、「やってみて、課題を見つけ、話をして課題を確認し、それを修正してまたやってみる」という、いい流れで積み重ねができています。

ブレイクダウンの練習では、実戦に近い形になるほど、アタック側がボール確保に苦労する場面が増えています。

練習で確認したように、1人目のコンタクトの位置・姿勢、ボールの位置、相手へのプレッシャー等の課題はもちろんありますが、一番の課題は2人目の入り方です。

ディフェンス側になった場合は、低い姿勢で相手を押込む、選手が倒れていればそれを越えていくというプレーができますが、アタックになると、低く入る、勢いよく入る、ボールキャリアーに密着するということが、場面場面でなかなかうまくいかないようです。

いずれにしても、新人戦の頃と比べると随分よくなっています。

引き続き、練習していきましょう。


練習後のスナップです。

練習後の補食が習慣になってきた選手も多いようです。













ラインアウト

2011年02月16日 | 技術
ラインアウトでジャンパーがボールをキャッチして、着地した後の態勢です。

左右のリフターの2人が、キャッチャーが着地後、素早く正しい態勢をとらないと、相手に押される原因になりますし、モールを組んで押すこともできません。

●良い姿勢です。

ジャンパーをガードするように、左右のリフターがウエッジに入ります。

その時に、しっかりとジャンパーに密着して、できるだけ相手と接触する面を小さくすることが大切です。
接触する面が小さいほど、ディフェンスはやりにくくなります。

当然、低く、背中を伸ばした姿勢が基本です。

この態勢で、相手の力を外にそらしながら、相手を砕くように進んでいきます。

なお、最前列の2人は、しっかりと自分で立って足を運ぶことが大切で、相手にバインドする必要はありません。


●悪い姿勢です。

上の良い姿勢と比べると、相手と接触する面が大きく、ディフェンスの力を受けやすい態勢です。

しかも、味方同士のバインドに大きなすき間があり、密着しておらず、一人一人がバラバラです。

ディフェンスは、こういった間からモールを崩しにきます。




スクラムハーフ

2011年02月15日 | 技術
スクラムハーフのパスです。
スクラムハーフには色々な役割がありますが、正確で、早く長いパスが投げられることは最低の基本です。

一番大切なのは、ポイントに早く到達することです。
そうすることで、ボールを出すことができるチャンスをのがさず、早い球出しができます。また、味方のフォワードに指示を出すこともできます。

ポイントに近づいたら、まずボールをすぐ上から見るくらいにボールに近づくこと、ボールが下にあれば、ボールを下からのぞき込むくらいのイメージが大切です。
また、ボールを出してもらうのではなく、ボールを取りに行くことも大切です。


【写真出典;ラグビーマガジン&ラグビーワールド】

下にあるボールのパスです。
ボールに近づいて真上から、体でボールを取りにいっています。


腰を下げてボールを取りにいくのにあわせて、パス方向の足を伸ばしはじめています。
ボールを上から押えるように取りにいっています。


上半身が地面と並行になるくらい体をさげています。


パス方向と逆の足(左足)は、ボールの近くでしっかりと踏ん張っています。
重心はまだボールの側の足(パス方向とは逆の足)です。


低い姿勢のままで思いっきり体をひねりながら、体重をパスする方に移動しています。




パスする方向をしっかり見て、体全体でパスしています。


パスする方の足にしっかり体重がのっています。

パスした後は、ボールの方向に走っていきましょう。

練習中でも、スクラムハーフは百本以上パスを投げていると思いますが、何となくパスを投げているようなことも多いと感じます。

練習の動きの中で、1本1本のパスを、例えば上の写真のようなことを意識しながら、正確に、早く遠くへ投げること、それが上達の一番の近道です。


攻撃の起点として、スクラムハーフの選手は、自分の役割の大切さを十分理解し、全体練習だけでなく、日頃から個人練習してください。

2月13日(日)二部練習

2011年02月13日 | 練習日記
今日は、午前3時間・午後3時間の二部練習でした。

中学生は、部活動等で痛めている見学者を含め18名(岡山14名、美作3名、津山1名)が参加しました。

指導する側も、題F、武D、森Mの保護者コーチ、昨日に引き続く、尾道高校前キャプテンの木村君、尾道高校に進学予定の3年生2名に加えて、杉本君(関西高校OB)が参加してくれ、いつも元気な鬼Tコーチを加えて充実した体制でした。

ところで、今日は体験の1年生が2人参加してくれました。
どちらも中学校では運動部に所属しており、是非一緒にラグビーをやってほしいと思います。

今日の主な内容は次の通りで、基本から激しいプレーまで、じっくりと時間をかけてできました。

・ガット、リップ、接点でのボール争奪
・バックスは、アタック、ディフェンスの基本および修正
・フォワードは、ラインアウト、コンタクト等
・バックス、フォワード一緒の、コーチ陣とのアタック、ディフェンス

例えば、バックスのアタックでは、アングルや間隔、開き方等、一つ一つよくわかったと思います。
大事なことばかりなので、キャプテン出I、バイスキャプテン山Kをはじめ、すべての選手が、次の練習までにキッチリとイメージしてください。

最後に木村君から次のような話がありました。
・今日上達したら、次の練習はそこからさらに上を目指そう。
・ただし、次の練習が今日と同じところから始まったのでは上達はない。
・そのために、今日やったことは必ず思い返しイメージトレーニングしよう。


まさにその通りです。

しかし、スクールは週2回ですので、そのためには平素の、イメージトレーニングや個人練習(パス等)、体力強化(首、腕立て、腹筋・背筋、体幹トレーニング等)が大切です。

中学生は是非、自覚を持って取り組んでほしいと思います。

今日のスナップです。





















2月12日(土) その2

2011年02月12日 | 練習日記
練習の後半は、中学生(新チーム)が、木村君・3年生2人・現役ハーフ、大人のチームに対して、ディフェンスとアタックを時間をかけて行いました。

たとえば、以下のような注意がありました。

(アタック)
・勝負するスピード
  ※流れ気味でも構わないが、勝負するスピードがないと、簡単にタックルされる。
・サポートする選手の、早くスピードのある上がり
  ※前にスペースがあれば、フラット気味でOK
・デコイラン
  ※ディフェンスの方向を変える(足を止める)動き
・クロス等
・スタンドオフの味方フォワードの使い方
 
(ディフェンス)   
・相手との間隔を早く詰めることが基本。(厳しいプレッシャー)
・特に外側のスペース(第2センターの前あたり)を、もう少し埋める。
・自分の対面(自分のゾーン)に責任を持ったディフェンス。
・スクラムからなら相手が3本パス、モール・ラックからなら相手が2本パスすれば、ドンピシャでタックルに入る気持ちで。
  ※例えばスクラムからなら、ハーフ→スタンド→第1センター→第2センターと展開される場合は、まず第1センターには相当厳しいプレッシャー、第2センターにパスされた場合にはドンピシャ。
・ポストのディフェンス

なお、アタック、ディフェンスとも、さらに「声」を出すことが絶対に必要です。


ポストプレーヤーが、内側に入ってきたセンターに抜かれました。


スタンド森Mは前に出ていますが、その外側の選手(ここでは、出Iが1次で巻き込まれているため第2センの犬K)の前が相当空いています。




センター出Iが、少しギャップができても前に出てスペースをつぶせば、相手のアタックは難しくなります。




題Fの切れのある突破で、森M、出Iの2人がディフェンスに行っています。
当然、相手の次のアタックは、人数的にさらに有利になります。


犬Kの、相手バックスの間を縦に出る時の、加速やスピードも見習いましょう。






2月12日(土)

2011年02月12日 | 練習日記

朝から雪模様でしたが、練習の間は、寒さもゆるみ、予定通りの練習ができました。

今日は、尾道高校の前キャプテン木村君が、練習に顔を出して、色々と指導してくれました。
尾道高校に進学予定の3年生2人や大人とあわせて、いい練習ができました。







木村君からは、スクールで平素からやっている、ガット、リップ・ガット、ダウンボール&オーバー等について、ポイントをわかりやすく指摘をしてもらい、中学生たちは、色々なことを吸収できたと思います。

ただ、今日教えてくれたことは、練習のためのポイントではなく、あくまで実際の試合でやらなければいけないことです。

中学生は、今日言われたことを繰り返しイメージしよう。

特に、岡山の当面の課題である接点でのボールキープについては、次のような点に注意しながら、かなり激しくやりました。

(1人目)
コンタクトはずらして激しく。姿勢のキープ(体が浮き上がらない)。しっかりと強く足をかく。ボールを相手から離す。前に進んでいる間に自分の体をコントロール。倒れる時も前にプレッシャーをかけながら。2人目が自分の上をオーバーしてからダウンボール。
(2人目)
激しいコンタクト。しっかりと強く足をかく。1人目の選手へのコーリング(「寝ろ」など)。1人目の選手をオーバーして面を取る。相手が回り込んできたら相手をスイープ(片足を取って押すのも有り)

などです。

明日は午前・午後の2部練習ですが、明日も木村君は参加してくれるそうです。
明日の練習も激しくなると思いますが、がんばっていきましょう。