岡山ジュニアラグビースクール(岡山ラグビースクール中学部)の記録

中学生や保護者が、チャレンジを楽しみ、充実した時間を共有した活動の記録です。

スケジュール

2013年02月27日 | 中学生・保護者への連絡
3月20日(祝)

    練習試合(関西遠征)おおむね決定(詳しくは最終決定次第アップします)
     なお、練習試合ない場合は
      二部練習
        9:00~12;00 百間川ラグビー場5番
          (休憩・食事)
       13:00~16:00 百間川ラグビー場5番 

3月23日(土)~24日(日)
    関西スクールジュニア新人交流大会
    (場所)淡路佐野運動公園

※全体スケジュール表も修正しておきます。

タックル

2013年02月25日 | 技術
日曜日のタックル練習のスナップです。

最初の2枚は、3年生の犬Kです。ジュニアスクール10年の中でも屈指のタックラーの一人でしょう。
見てほしいのは、
 ・低い姿勢(低い姿勢で、下から上に刺さる感じ)
 ・しっかりと上半身を当てて、顔は密着
 ・前をしっかり見ている(犬Kの顔がよく見える)
 ・まっすぐに、タックルバッグの後ろをパックした腕
   ※左手の指と、右手の指がつきそう
 ・倒れるまでしっかりパック
などです。 





ここからは1、2年生です。
犬Kのスナップと比べて、まずわかるのは、
 ・頭が下がったり、視線が下を向いている(タックラーの顔は見えない) 
 ・手の位置がタックルバッグの下すぎる。
   ※人間の足首には、こんな感じでは入りにくい。
   ※相手のひざの後ろくらいを強くパックする。
 ・手の位置はタックルバッグの横くらいで、全然タックルバックをしめていない。
   ※しっかり上半身を当てれていないのも大きな理由
 ・タックルの方向が、上から下になっている。(お尻が高い選手も多い)




















2月24日(日)

2013年02月24日 | 練習日記
各中学校で期末試験の時期にバラつきが大きかったり、体調を崩しやすい時期であったり、学年末や部活の行事があったりで、例年、練習の参加人数が少し減る時期ですが、それでも1・2年生15名、3年生数名が参加しました。

今日も、体力づくりや基本練習等色々行いましたが、練習の後半、接点についてのこれまでの練習の確認として、中学生どうしで2対2で少し激しく行ってみました。

全体的には、体力づくりも含む練習の効果が一応出ているという感じです。
少なくとも、頭が下がったり自分から簡単に寝てしまうといったプレーはなかったので、「大きなケガの心配はない」という意味では安心しました。

ただ実際のプレーでは、低く強い姿勢で入れたり、姿勢は高くても力強く足が前に出る選手がいる一方で、どうしても棒立ち気味になったり、足が止まってしまう選手もいます。
また、2人目のサポートが、どうしてもまだ見てしまい遅いし弱いこと、体を当てるより手からいってしまうことは、多くの場面で見られました。

スクールでは色々なプレーの習得を目指しますが、試合になると、ランニングプレーやパスプレーだけでなく、接点での格闘技的なボール争奪が重要になります。
というより、ランニングプレーやパスプレーを発揮するためには、接点でボールを確保することが前提です。

以前も書いたように、接点でのボール確保は、決して体が大きな選手が有利ということはありません。(ただし、しっかりとした体づくりは必要です)
接点で強い選手になれるよう、引き続きしっかり練習して(もちろんしっかり食べて)いきましょう。




























2月23日(土)

2013年02月23日 | 練習日記
今日は3年生5人が練習に参加し、ディフェンスやタックルの台をしてくれました。

毎年のことですが、多くの3年生が練習に参加できる3月末までの1~2ヵ月は、人数が決して多くないジュニアスクールにとって、同じ世代を相手に実戦的な練習ができる点で、非常に大切な時期です。

以下、2対2、3対2のアタックのスナップです。

バックス中心の場合は深目に、フォワード中心の場合は浅目にセットしていますが、コーチ陣からも言われたように、まず大事なのは1人目、2人目、さらに3人目の声です。
声に出す(デコイ(おとり)の声も含め)ことで、味方が統一されたプレーができ、相手ディフェンスを引き付け(おとり)味方を余らすことにもつながります。

フォワードは、最初の練習では1人目、2人目とも低くしっかり当たれていても、こういったディフェンスがついた練習になると、まだまだ、1人目の選手が簡単にねてしまったり、2人目の選手も手で行くだけで十分に体を当てられないことも多いようです。
しっかりと意識しましょう。

さて、今日もフォワードの中で、男子選手に負けないというか、スピードや声では男子フォワードを引っ張っていたアスカは、明日は関西女子ジュニアの練習で堺です。
エリと2人で、思いっきり暴れてきてほしいと思います。
























走りました

2013年02月21日 | 練習日記
日曜日も、すっかり定番になった坂道ダッシュと階段のぼりを行いました。

昨年までの反省から、年間を通して、しっかり体づくりを続けたいと思いますが、新チームに切り替わった12月中頃と比べても、随分体がしっかりしてきたと感じます。

3年生も受験が終わった者から練習に戻ってきていますが、残り1ヵ月と少し、ぜひ一層のレベルアップに取り組んでほしいと思います。





















第3回中・高連携事業

2013年02月20日 | 中学生・保護者への連絡
平成24年度の第3回中・高連携事業の予定が次のように決まりました。
ジュニアスクールではスクール活動の一環として参加します。
なお、終了後グラウンドを借りて1時間程度通常練習をします。


(日時) 3月17日(日) 9:30~11:30  
(場所) 倉敷工業高校グラウンド
(講師) 岩野 竜二氏
      日本ラグビーフットボール協会
        U―17中国地区ユーススタッフS&Cコーチ
鳥取県立倉吉総合産業高校ラグビー部監督

(参加申込について)
  中学校あてに高体連等から案内が送付されていますので、学校でもらって、
  3月5日までに「参加申込書」を申し込み先に提出(FAXまたは郵送)
  してください。
  なお、これまでと同様、中学校で案内が受け取れない場合はスクールから
  申し込みますので、コーチまで連絡してください。
  ※3年生も同様です。
  ※アップシューズも持参のこと

 終了後、13:00まで同じグラウンドで通常練習を行います。

なんと言いましょうか

2013年02月19日 | 練習日記
「まとまり」と「力」の無いトンボかけでず。
あまりバラバラだと恥ずかしいので、少し指示しながら行いました。

最初の方は相変わらず見事にバラバラでしたが、最後の方になると少しまとまってきました。

でも、高校に進学してからもこれだと、きっと説教とやり直しでしょう。

こういった面でも少しは成長してほしいものです。
















【重要】2月23日(土)の練習

2013年02月18日 | 中学生・保護者への連絡
2月23日(土)の練習は福田公園を予定していましたが、小学生のヒーローズカップ決勝大会(神戸)、サントリーカップ全国大会(タグ、東京)に大人も同行する関係で、岡山から水島への移動手段が難しいことから、以下のように変更します。

 2月23日(土)  13:00~17:00
           兼基ラグビー場7番

※全体スケジュール表も修正しておきます。

寄せ書き

2013年02月16日 | 練習日記
今日の練習の際に時間をとり、卒業生向けの寄せ書きをしました。

昨年もつくりましたが、中学生は結構真剣です。

今日で中学生はほぼ書き終わり、卒業式までにコーチ陣が書いていきます。

3年生は卒業式の日を楽しみに。










スクール卒業式(変更) ほか

2013年02月16日 | 中学生・保護者への連絡
変更が多くて本当にスイマセン

3月20日(祝)に予定していたスクール卒業式ですが、この日が、関西(午前)と創志(午後)の新入生登校日にあたっており、福岡に帰る松Nも高校の関係で難しくなりました。

このため3年生に再度確認した結果、3月16日(土)に変更しますので、よろしくお願いします。

これにより3月20日(祝)の予定も変更になります。
また、3月3日(日)の予定も確定しました。
※全体スケジュール表も訂正しておきます。

 3月 3日(日)  12:00~16:00 百間川サッカー場6番      
 
 3月16日(土)  練習&3年生送別試合&スクール卒業式
            場所:百間川ラグビー場5番、サッカー場6番 他
            時間・内容:未定
            
            グラウンドは8時~15時まで確保しており、
            時間や内容については今後検討します。
            食事会等も考えており一日予定をあけておいてください、
   
 3月20日(祝)  二部練習
            9:00~12;00 百間川ラグビー場5番
              (休憩・食事)
           13:00~16:00 百間川ラグビー場5番 

これから

2013年02月16日 | その他の日記(ひと言)
愛媛遠征で大Nが試合復帰したことで、これまでF原、浮Tの2人のセンターにかなりの負担(無理)がかかっていたのが、昨年まではセンターもしていたN熊を加えた4人で試合を考えることができます。

中学生世代は、体も含め短期間で急成長する時期ですので、当然他の選手の急成長も期待できますが、当面、春休みや4月末~5月初めの大型連休の試合に向けては、この4人のセンターの組み合わせ(ある2人の組み合わせを考える時に、残る2人がどこのポジションに入れるかも含め)を中心にチームづくりを進めていきたいと思います。

フォワードは人数的に少ないのですが、これまでやってきたことを継続しながら、「声」も含めじっくり進めていきたいと思います。
また、フォワードの人数や走力を補う意味も含め、センタープレーヤーをフォワードで鍛えていくこともあるかもしれません。

なお、特にフルバックやウイングは、走力とかの少しの実力差よりも、「声」を出せるかどうかを重視したいと思います。
※センターの選手をこれらのポジションで考える時も同じです。

もちろん、この前のブログにも書いたように、個人のタックルとコンタクトのレベルアップは、体力づくりとあわせて徹底したいと思います。


愛媛遠征のスナップを追加します。
言いたいことは、センターが相手と勝負してゲインした際の他の選手の動き(アングルの切り替え)です。





この状態では外の選手は、普通に走っていると思います。(ボールを持っていなくても対面と勝負する気持ちや動きが必要です)


センターが対面と勝負して裏に出ました。


ここで相手に対面をひきつけていた外側の選手が、アングルを変えて内に切りこむような動きができるか、これが課題になります。




外側の選手がずっと外を同じように走っているため、センターの選手が相手に囲まれて孤立しました。





愛媛遠征②

2013年02月13日 | 試合(H25チーム)
負けた試合ほど、自分たちのチームの良かったところを見落とさないように、これまで練習してきた成果を見失わないために、また相手との体の大きさの違いが出たとか、個人が悪かったとか誤解しないために、何回もビデオを見るようにしています。
今回の愛媛遠征は、主に第一試合のビデオを繰り返し見ています。

試合の感想ですが、アタックは悪くありません。むしろ良いといえるかもしれません。体の大きな相手に対して、バックスは、1年生も含めて練習とおりの突破を図り、フォワードもよくサポートし、粘り強くゲインしています。
ただ、最後は、極端に浅くなりパスミスが出るなどしたのは、この時期ではまだ仕方ない点もあります。(むしろ相手のディフェンスをほめるべきでしょう)

問題はタックルです。ミスが出たあとのディフェンスの場面をはじめ、良いタックルが
できる選手と、手先でいって簡単に外される選手との差が大きすぎました。
このため、相手陣から一気に走られたケースが何度もあったと思います。
いくら体の差があっても、低くタックルに入ってとりあえず相手の前進を止めることはできます。一人目が簡単にぬかれてしまうと、練習で意識付けをしているダブルタックルどころではありません。

これからの練習では、ディフェンスの出足とあわせて、まずタックル自体を強化することを考えていきたいと思います。

もう一つ。
アタックの時に、相手のタックルで持ち上げられたり、足をすくい上げられたように見える場面が結構あった気がします。
このようになる一番の原因は、コンタクトの姿勢が高いことにあります。
確かに足は踏み込んでいますが、腰が高かったり、上半身が立っているため、タックラーが下半身に非常に入りやすくなっています。
練習でやっていることができていないのが問題であり、決して体の大きさの違いが原因といった誤解をしてはいけません。(もちろん大きい方が得ですが、そんなことは決定的なことではありません)
なお、このことは結果として、ひざ等を打撲しやすいことにもつながっていると思います。

タックルされた状態です。
上半身が立ったり腰が高いと、簡単に持ち上げられます。






このように上半身を沈めて前進できれば、倒されても、前向きの姿勢がとれます。
※練習で相当時間をかけていることです。


最後に、復帰した大Nです。
今回の試合で、自分なりに安心できたのではないでしょうか。
3月末(春休み)の試合ではもうベストの状態でしょう。








スケジュール確定

2013年02月12日 | 中学生・保護者への連絡
2月23日(土)の福田公園の練習時間の一部変更(終了時間を早く)と、3月20日(祝)のスクール卒業式のスケジュールをアップします。

2月23日(土)  9:00~13:00 福田公園ラグビー場
           ※12:00以降は、ミニの県内合同練習の準備を
            行っているグラウンドの隅を使って、体力づくりや
            ポジション別練習
            グラウンドの状況で30分程度延長の場合あり            

3月20日(祝)  練習&3年生送別試合&スクール卒業式
            場所:百間川サッカー場5番 他
            8:30~11:30 練習
              (昼食・休憩)         
           12:30~14:30  送別ゲーム等
           15:00~15:30頃 卒業式 
              (移動)           
           16:30~18:00  食事会

愛媛遠征①

2013年02月11日 | 試合(H25チーム)
2月11日は愛媛県(スカイフィールド富郷)に遠征しました。

周囲の山に雪が残り寒かったですが、グラウンドコンディションは最高で、愛媛県の皆さまにはお世話になりました。


試合結果ですが、得点としては完敗でした。

試合開始直後の浮Tの打撲からはじまり、坂M、横T、井U、杉M、F原、二階D、松Mと痛んだ選手(これだけだったか?)が続出し(もちろん今の時期は決して無理させません)、第3試合(Aの2試合目)の前には、さすがにブログ担当コーチも頭が痛くなりました。(最近、頭頂部が寂しくなってきたのはラグビースクールが原因か

ただ、鎖骨骨折の大Nが5ヵ月ぶり、手首を痛めていたN尾がほぼ2ヶ月ぶりに試合復帰したのは明るい材料です。

メンバーに頭を悩ませていたため、帰ってからあらためてビデオを2回見ましたが、思うところを、まず簡単に書いてみます。

総論としては、一歩でも前に出る、相手を絶対に倒す、やられたらやり返す(誤解のないように)という、格闘技の一面もあるラグビーに必要な気持ちで負けていたということです。
また、相手フルバックはディフェンスの際には味方に声を出し指示をずっと続けていましたが、声を出すという基本の部分でも完全に負けていました。

両センターやフォワードの核などが抜けるという状態ではありましたが、交替で入った慣れない1年生たちが何とかしようと一生懸命なのを励まし、カバーし、チーム全体ではね返す気持ちが見えなかった(個々には当然がんばっていたのでしょうが、外には伝わりませんでした)のは残念です。
これが今回の一番の反省点であると同時に、勝つチームになるために必要なこれからの課題です。

一方で、点差は開きましたが、内容は決して悪いところばかりではありません。
アタック面では、ラックを主体にしっかりボールを確保し、N熊、大Nを中心にゲインできています。(痛む選手が出るまでは、ブログ担当コーチ、実は結構安心して見ていました)

ただ、確かに相手のタックルや出足は良かったのですが、フォワードがなかなかアタックにからまない(からむ気がない?)こと、バックスも大きな相手に一人で一直線に単調に走りすぎる(スピードや強さがないと、相手タックルの絶好の的になり簡単にからまれる)、結果的にプレッシャーをかけられた中で無理にパスしてミスが出るというケースが多くありました。
※ただ、これらはこれからの練習課題でもあります。

一番の課題はディフェンスです。これは少し残念です。

一つはバックスの出足とマークです。
相手は決して深いラインではないのですが、岡山のディフェンスがが全然出ていないため、簡単に外に回されゲインラインを突破されています。
しかも、マークを簡単にずらされ、真横に投げたパスも簡単につながっていました。

二つ目はフォワード。
まず密集サイドのプレーヤーが全然出ていません。
また、確かにバックスが前に出ていないこともありますが、バックスラインが破られた際のカバーデディフェンスが全くできていませんでした。
スクラムサイドのディフェンスも甘く(意識も含めて)、簡単にトライされました。

これらが重なり、ディフェンスは待ちになり、バックスもフォワードも斜め後ろに追いかける形のディフェンスになってしまいました。
そうなると相手の大きな選手に走られ、トライされるときは本当に簡単にトライされてしまっていました。
敵陣から一気に走られる場面が何度もありました。

今回はこれくらいにして、気づいたことはまた今度書きますが、いずれにしても今日の試合、声一つをとってもいい勉強(薬)になったと思います。

目標は一つです。

相手が強い(大きい)時、あるいは味方の選手が痛んで不利な条件の時にこそ、「勝敗を競い合える」「絶対に負けないという闘志や声が表に出る」選手やチームになる。
※「弱い」チームにだけ強いチームになってはいけません。