岡山ジュニアラグビースクール(岡山ラグビースクール中学部)の記録

中学生や保護者が、チャレンジを楽しみ、充実した時間を共有した活動の記録です。

ディフェンス1 (ボールの取り合い)

2010年06月29日 | ラグビーの基本
6月12日のブログに次のようなことを書きました。

ディフェンスのポイントは次のような4つです。

①ボールの取り合いで、相手に生きたボールを出させない。
②相手がアタックする時間(余裕)とスペースを無くし、ミスを起こさせる。
③相手の前進をゲインラインまでに止めて、ボールを継続させない激しいタックル。
④最後に、相手がディフェンスラインを突破して来た時のカバーディフェンス。
次回以降、以上の4つについて書きます。

かなり間が開きましたが、今日からこの4つについて書いていきます。

まず一番大切なのは、ボールの取り合いです。
ボールを取ってしまえばいうことはありませんが、結果的に相手のボールになったとしても、相手に生きたボールを出させないことがポイントです。

相手をタックルで倒すか、ボールをダウンボールさせることができれば、相手の前進が止まり、ボールコントロールがしやすいモールが少なくなる。これがまず第一にねらうことです。
もし相手をタックルで倒すことができなければ、次にすることは、ボールを持った相手を味方の方に向かせることです。

そして、様々な方法でボールを取りに行きます。例えば、
・ボールと相手の上半身の間に腕をネジ入れてボールをもぎ取る。
・ボールを持っている相手の腕を引き離する
・例えボールがもぎ取れなくても、ボールを持った相手と共に倒れる。

この様にしても、なおボールを持った相手がしっかり守られ、ボールを獲得できないような場合は、次の2つのような方法があります。
・モールを押し込み、相手モールをバラバラにするよう仕掛けるか、押し込んで少しでもモールを後退させる。
・相手に押し込まれない最小限の人数でモールを支え、他のFW選手はオフサイドに注意しながらポストに立ち、ボールが相手に出た瞬間に強烈なプレッシャーを加える。

ラックでは、必ずボールを越えて行くか、ボールをまたいで相手プレーヤーを押し込んで後退させます。

地上にボールが転がっているような場合に、もし、相手がボールを拾い上げようとしたら、味方側は低い姿勢でボールに向かって相手にぶち当たっていき、相手よりも先にボールに仕掛けるよう試み、相手の前進する力を抑えてボールを確保します。
ボールが空中にある時は、先ずボールの落下地点に早く行き、ボールに向かって飛び上がり相手よりも先にボールを手に入れるっよう頑張ります。

一番大切なのは、相手よりも早く、低く、そして先にボールに仕掛け、押込むことです。

6月27日(日)の練習 2

2010年06月27日 | 練習日記
3(DF)対2(AT)のスナップの続きです。

タックルありと言っても、味方同士の練習で、なかなかタックルには入れていません。

この練習はしばらく続けます。

このような練習は、ディフェンス側、アタック側の双方が気持ちや技術を高めることでレベルアップできます。
逆に、遠慮したりヤル気がない状態でやっては、いつまでも伸びることはありません。

痛い練習ですが、コーチ陣も短い時間で集中的にやりたいと思っているので、是非頑張っていこう。
















6月27日(日)の練習 1

2010年06月27日 | 練習日記
今日も大変暑かったです。

最近、2年生のヤル気が目に見えてきました。

山○、○田、出○といったこれまでの中心選手はもちろん、特に、森○がこれまでの「いい加減」さを捨てて、いい雰囲気を出し始めました。
タックルバックに入るタックルを相手にできれば、相当なハードタックラーです。

また、香○、藤○といった選手も練習に参加し、吉○、高○、さらに美作スクールの5人もヤル気満々です。

たとえ現在は3年生がレギュラーであっても、中途半端に取り組んでいれば、すぐにレギュラーの座を奪い取るつもりで、頑張っていってほしいと思います。

今日の練習は、ほぼ昨日と同じ内容でした。

ただ、近場の3(DF)対2(AT)については、今日からタックルありとしています。
DFのポイントは次のとおりです。
・まず前に出る。(相手縦を押える)
・DFの外側の3人目は、2人目とそろって出る。(外側へのコースをつぶす)
・コンタクトがあったら、DF側の2人目は、ボールにからんだり、ダブルタックルで、ボールを殺す。
・タックルで倒したら、次に選手はボールの上を乗り越える。


その練習のスナップです。
※あくまで中学生が練習のポイントを見たり思い出すための写真ですが、できれば多くの選手の練習の様子を、家族の人等に見てもらいたいとも思っています。ただ、練習の合間で撮っており枚数も限られるので、写っていない選手もいると思います。その点はご理解を。

上に書いたポイントも考えながら、自分だけでなく、他の選手の動きもどうか、自分だったらどうするかイメージしてください。
















6月26日(土)の練習

2010年06月26日 | 練習日記
今日、思い出してほしいことは3点です。

【1点目】
 ボールが下にあったり、ダウンボールされた際には、低く強い姿勢で、ボールや人をしっかり乗り越える。 
 ※自分の足を、ボールや倒れている味方より前に(相手側に)運ぶ。

【2点目】
 1人目がコンタクトしボールが見えないような時は、2人目はしっかり1人目にパックしながら(モール成立)前に出て行き、ボールを2人で確保しながらプレッシャーをかける。
 プレッシャーをかけながら、一人目がラックにし、2人目はボールの上をしっかり乗り越える。

【3点目】
 3(DF)対2(AT)の狭い範囲でのディフェンス。
  ※広島ラグビー祭で課題が目立った点です。
 1人目、2人目がキッチリ前に出て、相手の縦のアタックをつぶす。
 3人目も2人目とそろって出て、相手に斜めに走らせない。
  ※岡山の選手は、3人目がなぜか後ろに回ったりすることが多い。
 ボールキャリアーを止めた時は、必ずもう一人がすぐにボールにからんだり、ダブルタックルすることで簡単にボールを出させない。
  ※この点でも、岡山の選手は、せっかく相手を止めても、次の選手が遅かったり、なぜか後ろにまわろうとする。


今日のスナップです。
フォワード陣です。
結構、いい体や顔つきの2年生が多く、能力も高いことから、3年生が見本を示し引っ張っていけば、決して3年生中心のフォワードにも劣っていません。
2年生たちは来年以降も本当に楽しみですが、岡山県では今年から3年生と同じ役割を求めます。






バックス陣です。
相手がいない「合わせ」の際に、ボールがきれいに展開できるのはあたりまえであり、それで満足していたのでは、ただのダンスであり陸上競技です。

アタックの時は、どんな時でも次のようなことは意識してください。

・ボールキャリアーを絶対1人にしない(孤立させない)
  中学生の場合は、FWの人数が少ないため、一番ボールに近い位置にいるバックスがサポートにいくことが必要。
  合わせの練習の際には、必ず2人目としてサポートする。
  これにより人数が減るが、それをカバーするのが、フルバックやブラインドウイング。
  以下の写真では、独走しているようにも見えるが、見方を変えればサポートがサボっている。

・順目の意識。
  意識して順目に攻めないと、スイングするだけの単調で楽な練習になる。

・ハーフの早い球出し。
  早い球出しの中でバックスは練習しておく。(試合中は、すぐに球が出ないことも多いが・・・)
  このためには、動きの中で皆が判断し、声を出していないと、ポジショニングしてから考えたり声を出すようなことでは、早い展開はできない。














集合写真

2010年06月26日 | スクール&選手紹介

6月26日(土)関西大会用の集合写真の撮影を行ないました。

関西協会に写真を提出するまで日にちがないため、3年生・2年生で今日の都合が悪かった人には申し訳ありませんでしたが、1年生を3人入れて撮影しました。

先日のメンバー発表(メンバー表には、A候補・B候補が載ります)と集合写真のメンバーは違いますが、毎年のことですので、了解ください。

また、1年生全員も入って写真をとりました。




フォワード

2010年06月25日 | ビデオ連続画像
フォワードの一番の仕事は、ボールをマイボールに確保すること。
そのボールを前に運ぶこと、有利な状況でバックスに渡すことです。

ラックの状況です。
ただ、広島の選手が戻ってきている状況を見ると、ディフェンスラインより前で岡山の選手が相手を倒した状況と思われ、決して岡山に不利な位置ではありません。


この写真から見えるのは、広島の選手は常にボールやポイントに働きかける姿勢であるということです。


広島の選手は、ラックで倒れている選手を乗り越えて岡山の選手にプレッシャをかけています。
それに対して、岡山の選手は、体は相手に当てても足が残っています。


その結果、ラックを乗り越えようとする広島に対して、足がラックの後ろに残っている岡山は押込まれてしまっています。
当たりが強い・弱いというより、まず乗り越えて相手を押込むこと、これが大切です。



ボールが出て相手がサイドをアタックしてきました。


FWの選手が一応ディフェンスに行こうとしていますが、広島の選手が外向きに走ったようです。
ここで問題なのは、その手前の岡山の選手(フォワードかバックスかわかりませんが)が前にプレッシャーをかけていないことです。
岡山の2人の距離が遠すぎるのかもしれません。


結果的に、相手がトップスピードで2人の間に走り込んでおり、岡山の選手は2人とも肩や胸を当てたディフェンスができていません。


一気にゲインをきられました。




このような場面が、とにかくこの前の広島ラグビー祭では多かったです。

このような近い距離でのディフェンス、相手との距離だけでなく味方同士の間隔について、日頃の練習で身につけたいと思います。

キックオフ

2010年06月24日 | ビデオ連続画像
キックオフです。

キックオフの課題として、
まず一斉に面で出よう。
内側(キッカー側)からもバックスが上がっていこう。
といったことを約束にして練習してきました。




この写真までは、面で追えていると思います。
スピードも結構あると感じます。



問題はこの写真あたりからです。
相手がボールをキャッチしようとしています。
一般のタックルと同じで、ボールが空中にある間に、相手との距離を詰めることで、相手の動く範囲を狭めることができます。

一方で、相手がキャッチした瞬間には、相手の動きを見極めるために、少しスピードを緩めたり、小さなステップになりますが、すぐに相手に向けてトップスピードでタックルに入る必要があります。

この写真の問題点は、
相手がキャッチするあたりで、相手との距離がまだ相当あるのに、スピードを落として体が立ってしまっていることです。(もう一度スピードをあげるとか、相手にタックルにいくといった低い姿勢ではありません)



岡山の選手は、そのまま立っていて、もう一度スピードアップした様子はありません。
岡山の選手が止まっているため、相手の選手が自由に、トップで走ることができています。
もし岡山の選手が一人トップスピードで相手にタックルに行っていれば、少なくとも相手は縦には走れず、横に走るスピードも落ちます。
そうすれば、面で詰めていた岡山の他の選手が簡単に止めることができたと思います。




後は岡山の選手一人一人のタックルの問題です。
相手の突進に対して受けてしまっています。





ディフェンスの課題

2010年06月23日 | ビデオ連続画像
広島ラグビー祭の一場面です。

ラックの状態です。

岡山の選手はラックの後ろに残り気味です。
ボールがすぐに出そうにない状況で、両サイドを注意しているのかもしれませんが、広島の中心的な選手が手前に残っており、人数的に余っているには気になります。
ラック周りに立っている選手をはじめとして、気づいているのかどうか?


広島のBKの一人が逆サイドに走り出しましたが、岡山の選手の反応はありません。
岡山のDFの課題は、以前から何度も言っているようにこの点です。
相手の仕掛け、動きに対して、初動(反応)がとにかく遅いです。
ここでは、ラックまわりに残っている選手が左に動くべきですが、ラインをつくっているBKの選手も「逆サイドに回った」とか声をかけてあげる必要があります。


フルバックの動きも遅いです。
人数的に厳しいのは明らかで、早めにカバーを意識して左に動く必要があります。
もちろん、全体がよく見える位置にいるので、FWに指示することも大切です。


もう一つの課題として、ポストに立ったFWが前に出るのが遅いことです。
この写真では、相手に球が出ても、ポストの位置の選手は全く前に動いていません。
まず、ゲインラインより前で相手にプレッシャーをかけ、コンタクトする。これが基本です。


ボールを持って出てきた広島の選手に、誰も前に出たディフェンスをしません。
このような場面が何度もありました。


一人はつぶしましたが、3対1の状況です。


フルバックがカバーリングに走ったことで、広島の選手が内に入ってくれました。
ここで、もう一つの課題です。
FWの選手のバッキングが遅い(考えていない?)ため、相手がせっかく内に入ってきてくれたのにディフェンスできていません。
ラックのまわりに残り気味で立っていて、ポストディフェンスに行かず、しかもバッキングにも走っていないというのではダメです。


抜かれました。はいトライです。


これらの課題は、個人の意識の低さも理由ですが、試合中のお互いの「声かけ」の無さというのが一番の問題だと思います。

「誰かが声をかけるだろう」ではなく、皆が、気づいたこと、相手の動き、味方の状況について知らせあうこと、学年とは関係なく大切なことす。

来週からの練習

2010年06月20日 | (旧)中学生・保護者へ連絡事項
忘れないうちに書いておきます。

今週の練習から、以前より増して、コンタクト系の練習が多くなっています。

来週からも、この方向は同じで、タックル練習も含めバリエーションを増やしていきます。

中学生は、思い切った練習ができるよう、また危険防止のため、次のものを用意して参加してください。

ヘッドキャップ、ショルダーガード、マウスピース

長袖のジャージや軍手(手袋)なども自由に着用していいので、各自で判断してください。

また、指等のテーピングをしたい人は、コーチに言って下さい。
テーピングができるコーチがいる時は対応します。(テーピングは各自持参のこと)



6月20日(日)の練習

2010年06月20日 | 練習日記
今日の練習は午前中でしたが、午後からは激しい雨になりました。

天候の影響も受けやすい時期であり、1回1回の練習を大切にしていきたいと思います。

今日も、森○、吉○、香○といった、最近、部活やケガで参加が減っていたメンバーが再始動しました。
昨日からの3年生のBK陣も加えて、関西大会へ向けて選手も盛り上がってきたようです。

練習は昨日と同様、体をあてる、走る、ディフェンスの意識を高めるといった内容の練習を行ないました。

この2日間でこれからの練習に向けての準備期間は終わり、来週からは、さらに目的を明確にした練習を行なってきたいと思います。

さて、今日の練習で言ったこと(気づいたこと)を2つ。

①限られた練習時間なので、最初のアップ(徐々に走るスピードを上げていく等)の時間をできるだけ少なくしたい。
 いきなり練習でトップに入るのが苦手な人(今日も気持ちが悪くなった人がいたようですが)は、少し早く来て自分でアップしてほしい。
 
②コーチが、「次の練習は○○」と言ったら、解っている人がまず動いたり、解らない人(今日の場合は、昨日の練習を休んでいた人)に教える」「解らない人は、コーチに聞くより、まず仲間に聞く」

来週の土曜日は美作スクール全員が参加します。

7月11日(日)には、1年生の試合も予定されています。

関西大会に向けて頑張るのは当然ですが、1年生~3年生の全員が、個人個人の目標をもって取り組んでいきましょう。


今日のスナップです。

バックス陣です。
対面がいない時に上手に球が動くのは当然で、ただ回すだけなら「踊り」と一緒です。
まず、スクラムハーフの早いフォローが必須です。
それにあわせて、バックスが早く動く、声をかけあう、さらに場面場面をイメージして縦に入る、方向をかえるといったことが大切です。
また、ポイントをつくる時に、ただ止まって適当に球出しするのではなく、コンタクトをイメージして体に力を入れることもやってみよう。









まだまだ初心者の3年生の山○は、ウイングで固定して鍛えていきます。
スポーツ経験があり体もあるので、本人の心がけ次第では短かい期間で大化けする可能性があると思っています。






フォワード陣は今日は3年生が少なかったので、鬼○コーチと木○コーチから、タックルを中心に絞られていました。
岡山のフォワードについては、強いディフェンスやタックルができる範囲を広げていくこと(ポイントの近く&カバーリング)、そのためにさらにラグビーを勉強することが絶対に必要です。
岡山チームを支えるのはフォワードであるというプライドを持って、練習に取り組んでいこう。






6月19日(土)の練習

2010年06月19日 | 練習日記
大変暑い中でしたが、部活動が一段落した3年生が久しぶりに数多く参加しました。

練習内容は、コンタクト、タックル、ランニングといった、基本的な部分に時間をかけました。

関西大会までは、こういった練習を軸に、少しずつ実戦向けに内容を高めて行きたいと思います。

写真は、ディフェンス側がハンドダミーを持った5対6です。

ハンドダミーは持っていますが、ディフェンス側は、踏み込む、相手をつかまえる、ダブルタックル、モール・ラック等それぞれの意識、ポストディフェンス、声かけといった色々な内容を含んでいます。

また、アタック側も、足をかく、簡単に倒れたり後ろを向かない、前にプレッシャー、2人目のサポートといった色々な内容を含んでいます。

1年生も頑張っていました。
しばらく継続したいと思います。

















H22関西大会メンバーについて

2010年06月19日 | 関西大会(数河高原)
本日(6月19日)、関西大会のメンバーについて発表するとともに、その考え方を説明しました。

以下、その内容です。




関西大会は、本来は岡山県・鳥取県連合ですが、鳥取県が辞退したため、岡山県の選手で選抜します。

●A候補
(岡山スクール)13名
  松山、上村、亀岡、楢崎、犬飼、題府、矢吹
  山川、出井、山田、森元、高林、吉原
(美作スクール)5名
  元番、友田、永谷、實村、宇谷

●B候補
(岡山スクール)4名
  木崎、森脇、藤本、香山

●C候補
(岡山スクール)
  桑島、山下、松井、1年生


A候補、B候補、C候補の考え方

●A候補・・・基本的には本大会のメンバーに確定
 
●B候補・・・現時点の22名登録メンバー
 これまでのスクールでの実績や実力は評価し、現時点では22名のメンバーとして登録するが、最近の参加状況、体調、他のスポーツ等の関係から、本大会におけるメンバーとしては、7月中旬にC候補もあわせた中で最終確定する。

●C候補・・・新加入、体調不良等から、確定までにもう少し時間が必要なメンバー。
 現時点では22名には登録しないが、今後の努力、成長を見極めた上で、本大会におけるメンバーとしては、7月中旬にB候補もあわせた中で最終確定する。


※注意事項
  今後、ラグビーや私生活において、さらに数河高原での集団生活に関して、岡山県や中国地方の選抜としてふさわしくないと判断されるような場合は、A候補、B候補、C候補に関わりなく、参加メンバーから外す。


※その他
  関西大会の公式メンバー表には、現時点でのA候補・B候補が載ります。

※今後の予定等
  B候補、C候補の中での4人の確定等、最終的な本大会メンバーの確定は7月中旬になる。
  なお、2年生、3年生の中で該当者が定数に満たないと判断した場合、1年生から選抜する。(2年生、3年生で22名を満たすことにはこだわっていない)

関西大会メンバー

2010年06月18日 | 関西大会(数河高原)


関西大会について正式に案内がありました。

試合 7月30日(金)、31日(土)、8月1日(日)
なお、前日7月29日(木)が移動日(朝から)になりますので、3泊4日となります。

関西大会のメンバーにつきましては、関西協会に急いで報告する必要があり、明日6月19日(土)の練習の際に発表する予定です。

ベンチ入りは22名で、

A候補 18名程度
B候補  4名程度
C候補  数名

といった形で発表する予定です。

A・B・C候補の、大会までの交替も含めた考え方、それぞれの名前を発表します。

また、同じ内容について、このブログに夕方アップ(パスワード設定)します。

なお、パスワードを設定しますので、プライバシーに対する一定の配慮がされているとして、発表にあたっては、苗字は実名を使います。
また、A・B・C候補の説明も、できるだけあいまいでない表現としたいと思いますので、ご了解ください。


ゼロからのスタート

2010年06月14日 | 練習や試合の心構え
以下、ブログ担当コーチの考えです。

日曜日の広島選抜戦は完敗でした。

部活等と重なった主力選手が何人もいなかったと言い訳をしたくもなりますが、そんな言い訳も許されないほどの情けない試合だったと思います。

確かに、メンバー構成的に、勝つのは難しいと思っていましたが、直前に主力の一人が参加可能になったこともあり、ディフェンスさえしっかりすれば、ある程度の試合はできると正直(本心から)思っていました。

反省点については、試合後やバスの中でも、みんなで話し合ったとおりです。

ただ、昨日の試合で、岡山県ジュニアのイメージは広島県の中学生やコーチに対して、地に落ちました。非常に評価を下げました。
試合に出た選手がどうとか、主力選手が来ていればどうとかいうことではありません。ラグビーに対して真剣に向き合っていない、タックルをしない、体を張らない岡山県ジュニア全体の評価が大きく下がった、ハッキリ言って「なめられた」ということです。

中学生はどう考えていますか
このままでよいですか


コーチとしては、「なめられた」ままで終わるわけにはいかないと考えています。
もし、チームとして「なめられた」状態でずっと進めば、いくら個人的な能力がある(ように見える)3年生でも、今年の全国大会へ向けての「中国選抜」でイイ思いをすることは、まず出来ないと思います。
また、来年のチームも「なめられた」ままになってしまいます。

それではどうするか

コーチとしては、これまで「コーチが間違っていた」のではないかと反省しています。

今年は久しぶりに3年生、2年生で多くの人数が集まったこともあり、全員で進んでいきたい、この人数を維持したい、何とか皆を引っ張っていきたいと思ってきました。
だから練習がどうということはないのですが、やはりラグビーの本質に対する取り組みが甘くなっていたと思います。

結果的に、最近は参加が少なくなってきた選手もおり、コーチのやり方は間違っていたのかもしれません。

今のままでは、さらに高いラグビーを求めていこうとする中学生、やる気満々の1年生に大変申し訳ないことになりかねません。
(今回、1年生3人にベンチに入ってもらい、2人には途中から試合に出てもらいました。現在の1年生への期待は大きいのですが、チームとしては危機的な状況でした。)


それではこれからどうしたらよいか

コーチとしては、まず関西大会という責任を果したいと思います。
また、ラグビーに真剣に、かつ謙虚に取り組む中学生のためのチームづくりをしていきたいと思います。

人数が少なくても、木村(尾道高校)、岡崎(高知中央高校)、伏見(朝日高校)がそれぞれ中国選抜の中で独自の位置を築いた3年前のチームを模範に、もう一度やり直したいと思います。

美作スクールの選手の意識は高いです。
岡山スクールも部活動の区切りがついた3年生、首を痛めていた吉○も復帰し、人数的には、練習の時からあらためて充実してきます。
岡山スクールも、あらためてスタートしたいと思います。

幸い、どの選手も技術的には高いです。また、今はまだ6月初めです。
これからの気持ちの持ち方、ラグビーへの取り組み方次第で、広島に追いつき追い越すことは十分できます。(コーチとしては、当然それ以上をねらっています)


それでは、これからの練習ですが、7月末まで次の点を徹底したいと思います。

 ①相手を押し戻す厳しいタックル(胸、肩で強烈なヒット)
 
 ②タックルされても、2歩、3歩前に進むコンタクト

 ③②を助ける早く確実なサポート

 ④特に内にきった選手は確実に倒すカバーリング

 ⑤ルーズボール(下のボール等)への忠実な反応

 ⑥指示の声、状況判断の声

 ⑦これらを支えるスタミナ・走力、仲間やチームを思う気持ち


今年は、4月末の関西大会予選に向けての組織的な部分を優先し、その後の5月以降で人数が集まらなかったこともあり、この部分(個人、ユニットの強さの部分)が欠けています。
また、声の部分、仲間やチームを思う気持ちは、まだまだ未熟です。

当然、1年生は、これだけではダメなので、基本的な技術にも時間をかけていきます。

以上、色々書きましたが、直接対決があるかどうかは別として、日々進歩している広島に追いつき追い越し、さらにその上を目指したい、決して「なめられた」ままで今年の中学生を終わらすわけにはいかないと、コーチは真剣に思っています。