岡山ジュニアラグビースクール(岡山ラグビースクール中学部)の記録

中学生や保護者が、チャレンジを楽しみ、充実した時間を共有した活動の記録です。

この1年

2013年12月31日 | スクール&選手紹介
全国大会出場こそできませんでしたが、今年のチームは、よくまとまった素晴らしいチームでした。
保護者の皆さまも大変お世話になり、ありがとうございました。
中学生、保護者、コーチがラグビーを通して充実した時間を共有することを理念としたクラブチームらしい楽しい1年だったと思います。
3年生は、このジュニアラグビーでの経験を、ラグビーだけに関わらず是非今後の高校生活に活かしていってほしいと思います。

1月の新人戦から新チームが本格始動しました。




3月は関西スクール新人戦に参加しました。


5月の四国中央市長杯は準優勝でした。


6月の太陽生命カップ予選では、関西の強豪チームの力を実感させられました。




7月には石見智翠館高校で合宿させてもらいました。






7月の北神戸遠征では、お母さんたちのタッチフット(真剣です)もありました。


7月末の関西大会では初めてAブロックに出場し、1勝2敗の成績をあげました。






関西大会では初めて女子の大会が行われ、中国・四国選抜として出場しました。




8月の中四国大会です。


全国大会中国地区予選の初戦は、トップリーグ前座で鳥取県と対戦しました。




全国大会中国地区代表決定戦で広島県に勝利しました。




全国大会出場をかけて愛媛県と対戦しましたが敗れました。







高校花園2回戦ほか

2013年12月30日 | その他の日記(ひと言)
今日の花園2回戦、ジュニアOBの所属するチームは、石見智翠館高校は勝ちましたが、残念ながら尾道高校は敗れました。

さて尾道高校の3年生には、今回出場した犬飼君と出場できなかった題府君の2人が所属しています。

岡山ジュニアからは、厳しくても高いレベルの中で高校ラグビーを続けること、あるいは新たな環境の中でラグビー生活を送ることを選択した中学生が、ほぼ毎年1人~数人、県外へ進学しています。
当然ながらチーム内の競争も激しく、結果的に、これまでも岡山ジュニア出身の選手全員が花園出場を果たしてきたわけではありません。
しかし、高いレベルや高い意識の中で競い合い、またその中で自分の役割を果たしてきた経験は、これからのラグビーや大学生活等に、大きな意義のあることだと思います。

題府君も花園出場に関しては当然残念な気持ちはあるでしょうが、ラグビーはこれで終わりではなく、またラグビー&勉強の総合的なレベルでは相当高いところにあるとも聞いています。
胸を張って次のステップに進み、後に続く中学生の良いお手本になってほしいと思います。

高校花園観戦

2013年12月28日 | その他の日記(ひと言)
28日(日)はスクール中学生(希望者)と花園観戦&ジュニアOBの応援に行きました。

まず矢吹君(3年)、友田君(2年)が出場した初出場の坂出第一高校は明和県央高校に大敗しましたが、自分たちのプレーにこだわり、後半には応援席が盛り上がる場面もたくさあんありました。

矢吹君が入学した3年前には、まだ人数も十分おらず、矢吹君が高校在学中に単独チームができるか本当は少し心配していましたが、監督をはじめとした関係者の努力と実行力には敬意を表したいと思います。
中学生時代のヤンチャな矢吹君も今年はキャプテンになり、充実した高校生活を送ることができたのではないでしょうか。

メンバー表を見ると、岡山県南の中学校出身の選手が他に数人いたようですが、来年は、友田君をはじめ皆でさらに新しい伝統をつくっていってほしいと思います。







石見智翠館高校の楢崎君(3年)は途中からスクラムハーフとして出場しました。
中学生時代は、矢吹君とともにヤンチャ2トップといった感じでしたが、今では何回もスクールに指導に来てくれるなど、しっかりした面倒見の良い高校生になりました。

今日は途中出場で若干動きが硬いかなと感じさせる場面もありましたが、自分の役割をしっかりこなしていたと思います。

石見智翠館高校の皆さんには、今年は合宿練習をさせてもらうなどお世話になりました。
次の試合も是非がんばってほしいと思います。






高校花園初日

2013年12月27日 | その他の日記(ひと言)
試合結果を知った後でしたが、ジュニアOBも出場した倉敷工業と尾道高校の試合の録画を見ました。

まず正本君(1年)が3番プロップで出場した倉敷工業ですが、点数では負けましたが、日本航空石川高校を相手に5分以上の試合を見せてくれました。
体格差のあるチームを相手に、しっかりとしつこくディフェンスし、ボール争奪のうまさ等、いい試合でした。
正本君の低いスクラムも素晴らしかったです(結構、アップで映る場面も多かったような気がします。)
このところ少し格上かと思う相手には大敗を喫してきた岡山の高校ですが、中学生の進路も気になるジュニア指導者としては、今後の岡山の高校ラグビーにあらためて期待を持たせてもらいました。

尾道高校は、キック、強力なモール等、色々なラグビーを見せてくれました。
ウイングで先発した犬飼君(3年生)は先制トライをはじめ、何度もボールに鋭い働きかけを見せていました。
途中出場したフッカー山川君(2年生)は、2年生とは思えない図太さを感じるほど伸び伸びとプレーしていました(トライもしました)。
2回戦以降も是非がんばってほしいと思います。

体づくりなど

2013年12月27日 | その他の日記(ひと言)
中学生も自覚していると思いますが、土日のスクール練習だけでは、ラグビーのスキルは身につけることはできても、体づくりという点では不十分です。
中学生の頃の成長期は個人によって様々ですが、じょうぶで柔軟な体づくりは、ケガを防止するという点からも大切です(体の「大きさ」ではありません)。

スクールでやっていることも参考に、毎日のストレッチをはじめ、家でも必ずトレーニングするようにしましょう。
テレビを見ながらでもできることはたくさんあります。
中学生の頃は、「体づくり」=「ラグビーの上達」とも言えます。

また、例えばスローイング等の専門的な部分は、スクールで十分時間をとることができないので、家でも必ず練習してほしいと思います。
パスなども、家の人や友達等とできるなら是非やってほしいと思います。

最後に、とにかくしっかり食べましょう。
できるならば学校の部活動や体育の後も補食を心がけましょう。

スナップは23日(月)のトレーニング風景です。






















12月23日(月)練習

2013年12月24日 | 練習日記
今年最後の全体練習を財田スポーツ広場で行いました。
前日欠席の中学生も加わり、バックスの基本的な部分を再確認するとともに、さらにフォワードも加えて全体的な方向性の確認を行いました。

選手の動き自体は今日も良かったですが、やはりコーチ陣から「声を出せ」と何度も言われています。
声を出すことの意味は十分わかっていおると思いますが、何よりも、声を出すことで自分がその場面に主体的に参加することができます。
例えば、「パスをもらう」のではなく「自分のタイミングでパスさせる」といった感じです。

練習風景です。




















12月22日(日)練習

2013年12月22日 | 練習日記
寒かったです(ブルブル)が、中学生は元気です。

今日は、コンビに長めの時間をとり、アタックの基本的な動きを確認しました。
昨日のパス、キャッチング、ランといったパーツの練習と比べると、「いいな」と感じることも多かったです。

筋力、瞬発力、持久力には個人差があり、パーツの練習では、まだ得意・不得意、できる・できない、さらに言うと上手・下手が1回ごとにはっきり出やすいですが、コンビの練習になると、個人の動きでもパスをランで補ったり(その逆も)、まわりの選手が個人の長所を上手く引き出したりで、パーツの欠点がわからなくなるほどです。

このあたり、あっという間に筋力、瞬発力、持久力が伸びるジュニア世代に対して、どの段階でどのような課題に取り組むか、どうやれば厳しくても楽しくラグビーができるか、ジュニア世代の指導は難しいですが面白いです。

とりあえず今年のチームにとってまず必要なことは次の2つです。

一つ目は、プロップからウイングまで、全員がチームとしての考え方、動き方を理解すること。
この点は今日も西kコーチが言ったように、コーチ陣の意見に対する理解力(理解しようとする姿勢)は去年と同じようにイイ感じです。

二つ目は、「走る」こと。
去年より「重さ」は明らかに軽くなっていますが、それを補い、重さ以上に大切なのは「早さ」と「速さ」です。
早ければ相手より良い条件でプレーできますし、速ければエネルギーは一気にアップします。(中学生はエネルギーの計算は習ってるかな?)

いよいよ明日が年内最後の全体練習です。
しっかり声を出し、中学生もコーチも保護者も気持ちよくやりましょう。

今日の練習風景です。、




























12月21日(土)練習

2013年12月21日 | 練習日記
今年の練習も残り3回となりました。(28日は花園観戦)

岡山ジュニアは、ほぼ週2回、単純計算で年間約100回の練習を行っています。

時期により練習の目的や内容は変わりますが、今の時期は特に、個人やチームの個性や課題の認識(まず選手自身やコーチが「知る(認識する)」ことからです)、基本スキルのレベルアップ、体力づくり(当然、家での繰り返しが前提)など、中学生にとってはあまりおもしろくない内容も多くなります。

今日は、キャッチング、パス、ボールを両手で持ったラン、接点での密着といったことを中心に練習しました。
全県から選手が集まるチームであり、部活等も含め、練習に参加できないことも多くなるため何回も繰り返し練習しますが、いつまでも同じ練習はできないので、参加した人はしっかりイメージをつかんでいってほしいと思います。

また当然ですが、フォワードの選手もハンドリングやパス、走力アップにしっかり取り組んでもらいます。(7人制の試合でも自信を持って出れるだけの基礎を持った選手になってほしいと思います)

スナップは体力づくりの一部です。
しかし、カメラ目線の選手が多いですねー。練習楽すぎるか




















パス その2

2013年12月19日 | 技術
パスをする時の腕の使い方です。
<写真>ラグビークリニックより

良い例。
パスをする側(写真では右腕)のヒジを抜くように、コンパクトに早く動かす。
体は正面を向いたまま。


悪い例。
ボールを押し出す方の腕(写真では左腕)を大きく使ってしまう、つまり”こねる”ように押し込んでしまうと、体がパスを出す方向に大きく傾き、パスが安定しないばかりか、流れてしまい、ディフェンスもやりやすくなります。

連絡事項

2013年12月19日 | 中学生・保護者への連絡
連絡事項です。

新年2日目の1月5日(日)の練習は日応寺スポーツ広場としていましたが、グラウンド側から「サッカー・ラグビー等のスパイク使用は不可」との連絡がありましたので、以下に変更します。
(変更後)
1月5日(日) 美咲町中央運動公園 12時~16時

パス

2013年12月17日 | 技術
先日の交流試合、バックスは積極的にボールを動かそうとする意識は見られましたが、パスを受けてから動作がスムーズにいかず、球を離すまでに時間がかかり、タックルされたり、パスしきれなかった場面も多く見られました。

深いパスが投げられることはもちろんですが、スムーズに早くパスができるように練習していきましょう。

【写真:ラグビークリニックより】

いいパス動作です。

脇をしめて、パスを受ける手を自然に前に出し、ボールをキャッチする。
こういう形でパスを受けると、そこからスムーズにパスの動作に入れます。




あまり良くないパス動作です。

脇を広げ、手のひらをパスする選手に向け、手首を立ててボールをキャッチすると、そこからすぐにパス動作に入れず、ボールを下げるワンモーションが余計にかあることになります。






上の2つのパス動作について、ボール無しでもいいいので家でやってみましょう。

チーム理念等

2013年12月15日 | チーム理念&メンバー募集
12月8日に保護者会を行いましたが、その際に説明した新チームの理念等は次のとおりです。(基本的にはこれまでと同じです)
 
最初の前文が最も大切なことで、それに沿って指導理念や技術指導方針を定めています。


 岡山ジュニアラグビースクールはクラブチームであり、学校という一つの組織の中で行われる部活動とは根本的に異なります。
 中学生・保護者と指導者は基本的に対等で自由な関係にあり、それぞれが可能な役割を担うことで、試合や練習等の活動が成り立ち、結果として充実したた時間を共有することができます。
 また中学生は、クラブチームの幅広い活動を通して多くの友人をつくることができ、さらに高校進学はもちろん将来の可能性を広げることにもつながります。
 部活動とは少し違うクラブスポーツを、中学生、保護者、指導者とも、是非楽しみましょう。

【指導理念】
・普及育成と強化のバランスのとれた指導を行う。
・中学生世代の自然な個人差(成長期の違い等)を理解した指導を行い、事故防止にも努める。
・中学生が自分たちで考え、判断し、表現することを尊重する。
・まじめに取り組む中学生に公平な機会を与える。
・あいさつ、返事といった基本的な礼儀や、ラグビーを通したコミュニケーション能力を高める。

【技術指導方針】
・偏らない、ラグビーのトータル技術を習得する。
・型にはめすぎないように心がける。
・コミュニケーションを大切にする。
・特に個人、ユニットとしての能力を育てる。
・他県の選手と、自信を持ち競い交流できる技術・気力を養う。

ビデオ

2013年12月13日 | その他の日記(ひと言)
先週の交流会のビデオを見ました。
いい点もたくさんありましたが、とくに気になった点を3つだけ。

一つ目は、モール、ラック時のオフサイド、立つ位置の反則の多さです。
少し押し込まれた時に最後尾まで戻る等、まずはルールをしっかり理解し、_そして正しくプレイすることが大切です。

二つ目はパスです。 
あまり広くない間隔の時にスクリューパスが必要かということも含め、パスモーションは大きすぎ、そのわりにパスは山なりでスピードもありません。
しっかり練習していきましょう。

三つ目は密集やサポートの姿勢です。
どうしても味方のジャージを手先だけでつかんでしまうため、姿勢は高く、倒れ込んだり簡単に相手に割られる原因となっています。
低い姿勢で腕全部で味方をバインドする意識が必要です。