岡山ジュニアラグビースクール(岡山ラグビースクール中学部)の記録

中学生や保護者が、チャレンジを楽しみ、充実した時間を共有した活動の記録です。

バックス

2011年05月31日 | 技術
28日(土)は、フォワード・バックスあわせて、ディフェンス練習をじっくり行いましたが、特にバックスは、アップ(ブリッツ)について、あらためて集中的に指導されました。
 
詰め、マーク・マーク、ドリフト、ズレ等、ディフェンスには相手の人数や、陣地の位置などで色々なパターンがありますが、いずれにしても、中学ラグビーとしてまず必要(できなければならない)のは、ボールアウトとともにまっすぐに飛び出し、アタックに時間や空間(余裕)を与えないことです。
 ・ボールアウトとともに、まっすぐアタック側のプレーヤーに向けて飛び出す。
 ・ディフェンスの始動の早さ
 ・上がりのスピード
 ・アタッカーに到達する時にバランスを保つ
   相手が少し動いただけで簡単にズラされるようではいけません。
 ・ディフェンダー間の幅の意識 
 ・コミュニケーション

練習では、アップの早さ(出足、スピード)、アタッカー付近でのバランス、コミュニケーション等、まだまだです。

一回一回の練習で、まずしっかりとアップすること自体ができていません。

一回一回しっかりアップできないと、せっかく練習しても、1次(スクラム、ラインアウト)から、また2次以降で、思いっきりアップしてどの程度相手に近づけるか(相手の1回目のパス、2回目のパス)、アタッカ-に到達する時の自分のバランス、相手が動いたときに自分がどう反応できるか、内側の選手の役割等、新しいことに気づいたり、新しい課題を見つけることも全くできません。

また、まず全力でアップすることを繰り返すことで、数次の継続の中で、相手側(攻撃側)がオーバーラップ(相手の人数が余ること、スペース的に余裕があること)になった時に、ディフェンス側がアップした時にどういう課題があり次にどう動くべきか、味方同士どのようにコミュニケーションを取るべきか、フォワードがどう動くべきか等も、わかってくることができると思います。

1年生を含めると、ほぼ2チームできるほどの人数が参加しており、アタック側とディフェンス側にわかれた練習が可能です。
試合だけでなく通常にこのような練習ができる、これまでにない良い状態を是非活かしてほしいと思います。

また、このような練習は2年生・1年生にとっても良い練習となり、来年・再来年にもつながります。