岡山ジュニアラグビースクール(岡山ラグビースクール中学部)の記録

中学生や保護者が、チャレンジを楽しみ、充実した時間を共有した活動の記録です。

ドロップアウト

2010年04月13日 | ルール
○ドロップアウトとは
 
 攻撃している側がインゴールに持ち込んだ(蹴り込んだ)ボールが、
  ①防御側によってデッドされた(グランディングされた)
  ②タッチインゴール(横)に出た
  ③デッドボールライン(外)を越えた
 時に、競技を再開するために行なうドロップキック

 ドロップキックは、22mラインから後方の任意の地点から行なう。

 ○ドロップキックの際の、味方や相手の位置
 (味方の位置)
  ・キックする選手の後方にいなければならない。
  ・キックが非常に早く行なわれ、後ろに引くことができない味方の選手は、罰されることはないが、オンサイドの位置になるまで引くことをやめてはならない。

 (相手の位置)
  ・ボールがキックされる前に、22mを越えてチャージしてはならない。
  ・22mの区域内にとどまり、ドロップキックを妨害した場合はペナルティ。


試合でよくあるのは、攻撃側がキックしたボールをインゴールで押さえた際に、相手が22mの区域から十分に戻れていない場合です。
このような場合は、ゆっくりと陣形をつくってドロップキックするより、相手の背後に大きくキックすることで、大きなゲイン(前進)の可能性があります。
逆に言うと、ドロップアウトになったら、それまでのアタック側はすぐに22mラインを越えた位置(ディフェンスの位置)に戻らないと、非常に危ないということです。


一般的な形です。
ドロップキックの相手側(ディフェンス側)は、キッカーの前(22mラインをはさんで)に一人チャージに立ちます。(チャージに立つことで、ロングキック等をできなくします)
フォワードの位置は、キックオフと同じような形ですが、相手の陣形をよく見て、それにあわせて立ちます。


ドロップキックする側は、相手が油断していれば、ショートキックで転がし(ドロップは必要)、味方に捕らせて走らせるといったこともOKです。



タッチキックとラインアウトの位置

2010年03月20日 | ルール
皆知っていると思いますが、タッチキックとラインアウトの位置です。

まず、ボールがワンバウンド以上バウンドして外に出た場合は、キックした位置がどこであろうと、出た位置で相手ラインアウト(相手ボール)になります。


ここから下は、キックしたボールが直接出た場合です。

22mラインの外側でキックしたボールが、直接外に出た場合は、キックした位置で、相手ラインアウト。


22mラインの内側でキックしたボールが、直接外に出た場合は、ボールが出た位置で、相手ラインアウト。


最後に、これがわかっていれば完璧です。

22mラインの外側でキャッチしたボールを、22mの内側に持ち込んでからキックしたボールが、直接外に出た場合は、キックした位置で相手ラインアウト。

モール・ラックへの参加

2010年03月18日 | ルール


○モール・ラックのオフサイドライン
 ・モールに参加しているプレーヤーの最後尾を通り、ゴールラインに平行したライン
 ・モールには、オフサイドラインの後方から参加しなければならない。

上の絵で、

①は正しい
 ・オフサイドラインの後ろ(最後尾のプレーヤーの足のラインより後ろ)まで戻って、最後尾のプレーヤーに並んで参加している。

②はオフサイド
 ・オフサイドラインの後ろから参加しているが、最後尾のプレーヤーより前方に参加している。

グラウンド

2010年02月24日 | ルール
試合において、ルールを知っているかどうかは、結構勝敗に影響します。

これからも練習中に気付いた点を指摘していきたいと思いますが、ブログ上にも、随時、ルール解説等を書いていきたいと思います。
なお、コーチ自身、最近のルールを十分理解しているとは言えないので、気付いた点があればコメントに記入してください。
また、ルールに関する資料や絵(マンガ)があれば、ぜひ提供してください。

今回は、中学生の皆は当然知っていると思いますがグラウンドの規格です。