岡山ジュニアラグビースクール(岡山ラグビースクール中学部)の記録

中学生や保護者が、チャレンジを楽しみ、充実した時間を共有した活動の記録です。

全国大会予選(スナップ写真)

2010年11月19日 | 試合(H22チーム)
11月14日(日)のスナップ写真です。

最後の1プレイまで、両チームの選手が集中した、いい試合でした。

試合だけでなく、この試合にたどりつくまでの経験は、試合に出た選手だけでなく、リザーブの選手、スタンドで応援した選手にとって、必ず大きな財産になると思います。

また、コーチにとっても、四国の安居先生が、最後の1~2分のところで、選手を入れ替えた判断や決断力、その根本にある選手の把握の見事さなど、貴重な勉強をさせてもらいました。
この経験を、新しいチームづくりに活かしていきたいと思います。




























キャプテン 阿座上君より

2010年11月17日 | 試合(H22チーム)
中国選抜のキャプテンを務めた、阿座上君(鯉城キャプテン)からコメントをもらいました。

お世話になりました (鯉城・阿座上)

試合から数日たちましたが、まだ悔しさがこみ上げてきます。

岡山のみんなとは初めはライバル、そして同じチームとして頑張ってきました。
竹原合宿で焼き肉を食べ、たくさん話をして楽しかったです。
まだまだ一緒にやりたかった。花園で一緒に円陣をくみたかったです。

またどこかで会えると思います。それぞれが頑張っていきましょう。
最後になりましたが、岡山の指導者の方々、保護者の方、本当にお世話になりました。これからも鯉城をよろしくお願いします。



中国選抜だけでなく、鯉城や広島としての試合でも、大きな声で皆を引っ張る姿は、岡山の2年生にとっても、これからの良い手本です。
あれだけの接戦でしたので悔しいのは当然です。ただ、FW、BKともに、遠いポイントに対して、あと一人のところで走り負けたのは確かだと思います。

この悔しさを正面から受け止め、そして自分で足らなかったと思うところは謙虚に反省し、それをバネに、高校でさらに飛躍して下さい。
                 (岡山ジュニアスクール ブログ担当コーチ)

向井君より

2010年11月16日 | 試合(H22チーム)
向井君からコメントをもらいました。

ありがとうございます (鯉城ジュニアラグビースクール 向井貴嶺)

岡山ジュニアラグビースクールの皆さん、本当にありがとうございます。
監督、コーチの方々、保護者の方々、そして選手の皆さんにはお世話になりました。

広島は3年生のバックス陣がほとんどいませんでしたが、岡山の皆が必死で頑張ってくれました。
皆がいたからこそ一昨日の試合であそこまで健闘できたと思います。

僕はもう高校に進んだらラグビーが出来なくなってしまいますが、皆さんは違います。
高校、大学、社会人と頑張ってください。

また、一、二年生の皆さん。
先輩達はもう卒業しますがこれからは皆さんの番です。
花園目指して頑張ってください。

最後にもう一度。
監督、コーチの方々、保護者の方々、そして
選手の皆さん、ありがとうございました。




14日の試合は見事な活躍でした。
後半の身体をはったプレーは、チームに勢いを与え、一度は逆転することができました。

向井君の来年からの事情はわかりませんが、ラグビーは、高校や大学でやっていなくても、社会に出てからクラブチームでもできます。
ブログ担当コーチは、大学でラグビーをした後は、岡山でクラブチームに入り、38才頃から数回、全国クラブ大会に出ました。(軽量のプロップでした)

ラグビーは、身体さえ動かしていれば、実は結構長くできるスポーツで、経験者ならいつでも再開できる場もたくさんあります。
もちろん見ることはいつでもできます。
これからも、色々な方法で、ラグビーと関わっていってほしいなと思います。
    (岡山ジュニアスクール ブログ担当コーチ)


占部君より

2010年11月16日 | 試合(H22チーム)
占部君から、2年生、1年生への激励もこめて、「岡山のみなさんへ」というコメントをもらいました。


岡山のみなさんへ (福山R・S 占部航典)

14日はおつかれさまでした。
まず保護者の方々、温かい応援ありがとうございました。
そして監督陣の方々、ご指導ありがとうございました。

三年のみんなは、これからはライバルです。
お互い切磋琢磨して頑張っていきましょう。

一、二年は、これからチームを引っ張ってく番です。
もちろん花園へ行ってください。 
素晴らしいラグビープレイヤーの前に、最高の人間になってください。
いかに自分を追い込めるか、
いかに辛いとき逃げずに前を向けるか、
いかにチームのために体を張れるかだとおもいます。
これからも一つ一つの練習を大事に頑張ってください。

最後に、
みんなと会えてよかった。
ありがと。




占部君のハードタックルは見事でした。

岡山のコーチは、岡山のバックスの選手に、「もし抜かれても、占部君がカバーにいるから安心して前に出ろ。また、内側のディフェンスも固いので、いつもより外を意識ししても大丈夫。」といった話をしていました。

占部君がいたので、岡山のバックスは心強かったと思います。
これからも、みんなが良いライバルで、また、いい友であるように。
(岡山ジュニアスクール ブログ担当コーチ)      



「愛媛のフッカー」さんより

2010年11月15日 | 試合(H22チーム)
「愛媛のフッカー」さんから、ブログにコメントをいただきました。

どーも。愛媛のフッカーです。
14日はありがとうございました。
本当に中国選抜の人たちには感謝しています。
この勝利を無駄にすることなくひたむきにタックルに行って
花園では1勝でもしてきたいと思います。
Y吹君によろしくお願いします。
愛媛のフッカーってゆったら分かると思います。
ではまた。



こちらこそ、ありがとうございました。
どうしてもバックスの活躍がめだちますが、ラックやサポートでの活躍等、チームをささえるフォワードの選手たちの強さ、がんばりには、いつも感心させられます。
本当に見事なフォワードでした。
全国大会でも是非がんばってください。
(岡山ジュニアスクール ブログ担当コーチ)



さて、ラグビースクールの説明する時に、県外も含む活動の広さや、大人も含む多くの人と知り合えるといったことを説明していますが、スクール活動を通じて、県内の別の中学校、広島県、愛媛県といった多くの仲間や友人ができていくことは素晴らしいことです。

高校に入ったらさっそく試合をするかもしれませんし、もしかすると同じ高校で一緒にプレーをすることもあるかもしれません。

是非、スクール活動で得た多くの仲間(大人も含めて(仲間というと変ですが))を大切にしていってください。

ありがとうございました

2010年11月14日 | 試合(H22チーム)

14日(日)広島県営ラグビー場で、全国大会出場をかけて、中国地区代表と四国地区代表で試合を行ないました。

結果は、7-8(前半0-5、後半7-3)で惜しくも敗れました。

岡山県からは3年生6人が選抜され、5人(ハーフ、スタンド、第1センター、第2センター、ロック)がフル出場しました。
結果はともあれ、出場した選手は、自分の力を出し切ったと思います。

一方、ポジションが重なり、試合展開から出場機会に恵まれなかった1人と、今回選抜されず全国大会に向けて新たに選抜をねらっていた3年生には、今一つ消化不良の残念な結果だとは思いますが、君たちのおかげで岡山の選手たちがこの舞台で活躍できたのであり、自分の力やこれまでの努力に胸を張ってほしいと思います。

保護者をはじめ関係者の皆さんには、今年も一年、大変お世話になりました。
ありがとうございました。


さて、今日の試合についてですが、帰りのバスの中で、選手の気持ちが落ち着いた頃にみんなでビデオを見ました。
それぞれの選手が、自分やチームのプレーを見て、色々考えたと思います。
外から見ていた人は「こうすべきだった」とか色々言いますが、選手たちはキッと自分のプレーや、自分の判断に、反省することはあっても後悔することはないと思います。

ただ、一つだけ残念なのは、何回もあったペナルティや、相手のフットアップからのフリーキック(2回)の際に、フォワードの早いスタートでのアタックが無かったということです。
これも選手たちの判断ではありますが、「いつものプレーをする」という意味では残念な気はしています。

さて、今年の3年生の公式活動も、これで終了です。

振り返ると、今年は、1月の新人戦から4月の関西大会の代表決定戦までは着実にチームづくりが進みましたが、5月以後、クラブ活動との関係も含め、広島ラグビー祭などで人数が集まらない状態の中での苦しい時期が続き、今年はどうなることかと思いましたが、8月末の中四国大会で「鯉城に勝つ」という目標を達成してから、再び急上昇に盛り上がっていくことができました。

岡山スクールとしては、今年の3年生は、二つ上の学年は0人、一つ上の学年も4人という年代でしたが、3年生が頑張ってくれたおかげで、下の2学年にもある程度の人数がそろい、スクールとして立て直すことができました。
また、美作スクールとの合同チームを通して、合同活動の基礎もつくってくれました。

そして、今日の試合後の3年生の涙は、応援に来ていた2年生や1年生にも強い印象を残してくれたと思います。

最後は負けましたが、ブログ担当コーチとしては3年生たちには感謝しています。
公式活動は終わりましたが、できるだけ練習に顔を出して、さらに自分の実力アップを図るとともに、下級生を指導してやってください。

最後に、

全国大会に出るはずだったのが、1ヶ月ほど早く公式活動が終了してしまいましたが、3年生は、次の進路に向けて、勉強、ラグビーに自信をもって進んでいってください。
※県立高校を受験する人は、まだ100日以上(2400時間以上)もあります。
 ラグビーのエネルギーを勉強に向ければ、できないことなどあるはずがありません。
 時間が無ければ寝ずに勉強すればいいだけです。 

なお、既に進路を決めている人も結構いるようですが、まだ迷っている人で、ラグビーに関することがあれば、何でも相談して下さい。


2年生中心試合(11月7日)

2010年11月08日 | 試合(H22チーム)
広島県営ラグビー場での、2年生を中心とした試合です。(岡山&美作)

コーチ陣は、来年1月以降の主力メンバーである2年生が、どのような試合ができるか、選抜チームと同じように注目していました。

試合の内容としては、現時点では十分満足できるものだったと思います。

森M、實Mのハーフ団のコントロール、出Iや山Kの勢いと粘りのある縦突破、フルバックY田の攻守の要としての働き、G番、友Dの力強いプレー等、それぞれが個性を発揮していました。

また、第2センターを初めてやった永Yは数トライし、新たな自分の可能性に大きな自信を持ったと思います。

今日の試合で特に良かったのは、高B、宇Dの両ウイングが、大きな声を出していたことです。
相手の状況を味方に知らせたり、ラインの人数を呼んだり、結構的確な声が出ていたと思います。
まもなく最上級生になるのを前に、大きく変わってきたと喜んでいます。


12月のはじめに練習試合をするよう調整中ですので、皆でがんばって楽しみましょう。

現在の2年生は、上の2学年の上級生の人数が少なかった(2年上は0)現3年生と違い、現3年生に混ざって練習や試合ができた世代です。

この2年生たちに1年生が加わったチームが、これからどれだけ伸びていくか。
大変楽しみです。





















1年生試合(11月7日)

2010年11月07日 | 試合(H22チーム)
中国選抜の練習にあわせて、広島県営ラグビー場で、1年生も試合しました。

岡山からは部活動等の欠席を除く1年生7人が参加し、広島(鯉城スクール、福山スクール、崇徳中学)の1年生と混ぜて2チームつくり試合を行ないました。

久しぶりの試合で、また混成チームで慣れないポジションをした人もあり、思ったプレーができた人、できなかった人色々だと思いますが、いよいよ新チームとしてスタートを切ります。

早ければ来年、少なくとも再来年のこの時期には、中国選抜チームの候補となれるよう、是非がんばっていきましょう。

試合のスナップです。
なお、いつも言っていますが、写っている人、いない人、いろいろですが、了解下さい。
























竹原合宿 その1

2010年10月31日 | 試合(H22チーム)
30日(土)、31日(日)は恒例の竹原合宿でした。
 ※1年生の合同練習(30日)は台風接近を予測(ハズレタ)して中止。

30日はJパワーグラウンドで練習、31日は尾道高校の1年生との練習でした。

特に31日は雨でしたが、11月14日の中国・四国代表決定戦を前に、中学生にとっては貴重な練習となりました。

毎年のことですが、この時期に感じることは、3年生がグッと伸びることです。
2年生も一つ一つのプレーには光るプレーもあるのですが、3年生の継続的な力や技術の発揮、それを支える気持ちの継続は数段上で、違いが歴然と出てきます。

どちらかといえば自由奔放な岡山の選手でさえ、変な軽さがなくなり、態度にも何か「雰囲気」が出てきます。
この時期における3年生の「覚悟」、「腹のくくり方」が、やはり2年生とは全然違うのだと思います。


さて、竹原合宿の宿泊は長善寺でした。長善寺の住職は元ラグビ-日本代表(ワールドカップにも出た)の大内寛文さん(竹原高校→リコー→龍谷大学→リコー)です。

夜、住職の話を聞き、その後で、尾道高校の田中コーチのルール講習がありました。

住職の話から一つ。

・中学生も色々な人の講演を聞くことも多いと思う。
・そういう人達は、「努力すれば報われる」といったことをよく言うが、それは、そのような講演をする人は「努力が報われた人」「成功した人」だから。
・世の中には、やはり「努力しても報われない」ことは多いし、「努力しても報われない人」も多い。
・しかし、だからといって努力することをやめてはいけない。
目標に向かって一生懸命努力していれば、必ず誰かが見てくれている。 
 そして、必ず声をかけてもらえたり、試合に出してもらえたり、選抜合宿に呼んでもらえたりする。
・そして、さらに一生懸命努力することが大切。
といった内容だったと思います。

中学生への話でしたが、コーチにとっても、中学生を「見る」こと、「きっかけや機会を与えてあげる」ことの大切さを考えさせられました。

特に2年生は、来年はいよいよ主役です。
今年の3年生たちがこの1年でどう変わっていったかをよく考えながら、努力していきましょう。


田中コーチからは、次のようなルール講習をしてもらいました。

・キックオフサイド
・タックルやラック時のゲート  
・ラック等の立ち位置 など

実は、キックオフサイド(10m)については、ブログ担当コーチも間違っていました。
ただ、試合、とりわけ接戦では、ルールを理解しているかどうかが勝敗を分けます。
必ず、教えてもらった内容をイメージトレーニングしよう。


最後にとりあえずスナップです。

31日の練習最後のあいさつです。
何か気づきませんか?
そうです、高校生の方が、頭が低く、腰も曲がり、よいお辞儀です。(中学生は

ところが、この写真の奥の方に、なかなかよいお辞儀の中学生が写っています。
岡山の楢Sです。
このあたり、「やる時にはやる」というプレースタイルそのままで、感心させられました。(「降参しました」という気持ちだったかも




中国選抜練習会

2010年10月10日 | 試合(H22チーム)
10日(日)は、百間川ラグビー場で、岡山、広島、山口の3県が参加して、中国選抜の練習会を行ないました。

ここ数年は、岡山の3年生の人数が少なく、選抜練習は広島や山口に行っていましたが、今年はまとまった人数が頑張っており、岡山でも実施してもらっています。

1年生は、こういう練習ではどうしても別メニューとなりますが、岡山で実施されることで、選抜を目指す各県の上級生の姿を直接見ることができます。
あわせの練習になると出番が少なくなる2年生を含め、このような経験は、来年以降の岡山にとっても大変貴重なものです。

さて、練習の後のコーチ間の話で、今日の一番の課題は次のようなことです。

・A、Bにわけた時のAチームのフォワードが、ボールを獲得できなかった。
・走力のあるフォワードのAチームの皆が、ボールを持って走ろうとしている。
・Aチームの選手は、モールやラックに頭を入れて、地道に押そうとしていない。
・今日の昼、自分たちの持ち味を「機動力」と評価していたが、ボールを確保できなければ、機動力も何もない。(一生懸命押し切るプレーができた次の話である)
・ラックにする場合も、フォワードが、ただベタッと寝てしまい、少しでも前に行こうとする姿が見られない。


下のような写真を見ればよくわかると思います。

手前側(向って右側)がAチームでしたが、明らかに奥側(向って左側)のフォワードの選手の方が姿勢が低いし、体の方向(力の方向)も押す方向に向いています。




この点については、各チームが、今後の合同練習までに、もう一度、選手の意識改革を含めて責任を持って練習することが宿題とされました。

機動力を売りとしているフォワードの選手も、もう一度、フォワードの役割の基本を思い出そう。
ラグビーは決して、いい格好したり、楽をしようとする選手が、イイ思いができるスポーツではありません。
本来、各チームでは、忠実にサポートする、懸命に押すといったこともやってきた選手たちであり、一度反省することで、合同チームでも本来のプレーができるようになると思っていますが、まず、「チームのために」「仲間のため」に体をはるという、謙虚な気持を持ってください。


各県のフォワードの選手は、それくらいの気持で、覚悟を決めて取り組んで下さい。


さて、ブログ担当コーチは、今回の選抜ではバックスを受け持ちます。

バックス練習の前や、合同練習の最後に次のような話をしました。
・私自身は、学生や岡山クラブではずっとフォワードであった。
・ジュニアの指導を通じてバックスの勉強をしてきたが、現役時代バックスでないだけ、バックスに対して求めるものはかえって厳しい。
・接点や、フォワードとの連携、フォワードを使うといったことも厳しく見る。
・特に、「フォワードが勝てないから・・・」といった言い訳は絶体に許さない。
・バックスがボールを持ち込んでボールが出ない原因は、ほとんどバックスにある。
・フォワードが劣勢でも、バックスで切り裂いてやる、フォワードを引っ張ってやるという気迫を持て。


タックル等は当然ですが、今日の練習で、バックスに関する課題は次のような点と考えています。

・アタックの接点で、さらに2歩、3歩前に出る気持ち、強さ。
  ※自由奔放に動いても、接点では縦に(前に)
  ※これによりオフロードも活きるし、フォワードも楽になる。
・パス&フォローは当然だが、フォワードが遅れていれば、バックスがボールにからんだり、モール・ラックの芯に入る。
  ※今日は、皆やや遠慮していたと思いますが、ポイントに近いバックスの選手は、モール・ラックやボールにからむことをまず考えよう。
  ※いつも言っているが、パスした後にラインをつくるのがバックスの仕事ではない。
・キック等、様々な場面での、フルバックや両ウイングの連携や、アタックへの参加(人数を増やす)等の思い切り。


以下、スナップです。















今日参加した、岡山(MI)、広島の巨漢選手です。
まだまだ、自分の体を持て余していますが、高校の上級生になる頃には、高校ラグビーを支える選手になると期待しています。


 








さぬきラグビーフェスティバル

2010年10月04日 | 試合(H22チーム)
10月3日(日)は、強い雨の中での試合となりました。

まず、試合の前に短時間で気持ちと動きを上げることは、キッチリできており、最近の集中力を感じさせました。

さて試合ですが、アタックのプレーをコーチが制限したので、コンビネーションによる突破、継続を中心としたアタックとなりましたが、まずますのできだったと思います。

以下のポイント(5つ)を参考に、自分やチームのプレーを思い出し、悪かったところは、イメージトレーニングして良いプレーを頭に焼き付けてください。

(1つ目)
強い雨の日は、タックルが本当にできているかどうかがよくわかります。
強い雨の中、しっかりと踏み込み肩や胸でコンタクトしないと、手や腕だけではスベってしまい、相手を倒すことはできません。
日頃、タックルの踏み込みが甘かったり、手先だけのタックルをしている人は、雨の日には相手をきれいに倒すことはできません。
雨の日にもキッチリできるタックルが、本当のタックルです。
自分のタックルがどうだったか、しっかり思い出して考えること。

(2つ目)
継続しようとして、ノックオンやボールがしっかりキープできないことも多かったと思います。
これも、日頃、もう一歩味方に踏み込んだり、体を寄せたリップ・ガットができていない人、サポートにボールを渡す際にしっかりと相手を見て渡すことができていない人は、ミスが多かったのではないかと思います。

(3つ目)
雨の中でしたが、ワイドに展開する部分は結構できていたと思います。
天候や相手を意識しながらも、自分たちの得意な部分を決して無くしてはいけません。

(4つ目)
激しさを前面に出せましたか?
個人やユニットのプレー自体は結構激しくできていたと思いますが、声の大きさ・的確さは、まだまだできると思います。

特に3年生のバックスは、交替しながらたくさん出た2年生や久しぶりの3年生を、励まし、引っ張り、相手と闘うことができましたか?
自分のプレーと味方の動きが合わなければ、その気持ちを相手に伝え、修正する努力や話すことができましたか?
これが選抜の試合や練習だったらどうでしたか?FWや2年生を引っ張ることができていますか?
どうだったかは自分たちで考えてください。

(5つ目)
ウイングやフルバックの2年生は、サポートに上がる、クロスに入る、人数を増やす、バッキングする、走りきるといったことを、常に考え、一回も手を抜かずにできましたか?









 












広島合同練習(26日)を終えて

2010年09月26日 | 試合(H22チーム)
26日は岡山(岡山スクール、美作スクール)と広島(鯉城スクール、崇徳中学)との合同練習でした。(美作ラグビー場)

9月12日に東広島市で鯉城と合同練習をした時は、鯉城の3年生に欠席者が数人いたこともあり、どちらかと言えば岡山の選手が目立ち、他チーム(もちろん中国選抜では同じチームです)ながら少し心配していましたが、今日は全員参加し、プレーも以前の「元気」に近づいてきているようでした。

また、崇徳中の5人も2年生も含めて、なかなか元気でした。

さて、今回は、岡山の選手、特に3年生のうち主力の2人が、やむをえない都合で欠席しました。
参加した選手は、個々の力を発揮していたと思いますが、気になるのは「声」です。
プレーの中での声(指示、状況伝達)は出していると思いますが、他のチームの選手や2年生を引っ張るためには、それに加えて「引っ張る」ような声が必要です。

「声」については、岡山として試合をする時に比べて、混合チームになると、なぜか「引っ張るような声」が少なくなるようです。3年生は特に、次回の練習から、こういった点も意識していこう。

合同練習については、おそらく次回の練習から正式に「中国選抜」としての練習になると思います。

前回は鯉城に、今回は岡山に、それぞれ3年生の欠席者が数人いましたが、中国選抜入り、さらに先発出場をねらうのであれば、まずは「選抜練習」に「参加」することが必要です。
ケガしているような時でも、参加して練習を見ることも重要です。そうすることで、治り次第同じプレーができます。
もちろん、選抜練習に参加して、そこでいいプレーをするには、個別チームでの練習や平素の練習も大切です。

自分の仲間やチームに対する責任感、自分がいないと参加した他の人に迷惑がかかる、そういう意識が無いと選抜の競争に勝ち残れません。

ところで、今日の合同練習では、大型選手のM井も、試合に出場しました。
まだまだですが、以前よりはかなり走れるようになっています。がんばろう。

●今日見てくれた、尾道高校の田Nコーチから、全員への3言。
(その1)
 内側からのディフェンス(フォワードだけでなくバックスも)が遅いし、弱い。 
(その2)
 バックスのディフェンスの最初の方向が、斜めすぎる。(岡山の選手は、タメはあるが、今回は出足のスピードが少し遅い)
(その3)
 モール、ラックでの立つ位置のオフサイドが多い。(モール、ラックに近づきすぎるとボールが見えず、前に出てしまう)


●ブログ担当コーチから岡山の選手へ
(その1)
 バックスは外に回すことが多く単純。これでは北条北を中心としたバックスに勝てない。
 バックスは岡山の3年生が多いのだから、方向を変えるデコイランなど、自分たちでプレーを組立てること。
 FWが合同で単一チームより強い(対面のチームも強くなってはいるが)ので、いつもよりもっと楽しいハズ。
(その2)
 フォワードは、リップターン、ガット、ショートパス等、もっとつなぐプレーができるはず。
 広島の大型(岡山よりは)のフォワードのプレーに合わせて単調に当たると、自分たちの個性が消える。
(その3)
 バックスのディフェンスの出足のスピードが、外から見ると岡山の方が遅め。
 ボールが空中にある間は、トップスピードで相手との間合いを詰めることが基本。
 実際に広島の選手と組んだときにどんな感じだったのか(どうするべきか、特に問題ないか)、よく整理しておくこと。


最後に、

 合同チームになった時に、遠慮して「自分たちのプレー」を最初からしないのでは、合同の意味がない。
 あるプレーをやる前に「これをやってもいいですか?」ではなく、やった後で、「このプレーをやろう」「このプレーをどう思うか」でよい。
 現在のような段階で、戦術について(他チームのコーチに対しても)遠慮する必要はないと思います。

課題

2010年09月15日 | 試合(H22チーム)

12日(日)の練習試合の感想です。

岡山スクールと鯉城スクールを混ぜて2チームをつくり、メンバーを交替しながら試合をしました。
このような試合は、初めての人とコンビを組むのはもちろん、仲間同士の紅白戦でもあり、気持の入れ方も難しい面があると思いますが、結構いい試合をしていたと思います。

その中でいくつか気になったことを書きます。

・モール、ラックには結構低く入れていましたが、ボールや倒れた人を越える(またぐ)という動きが十分でなく、倒れ込んでしまう場面が多かった。「またぐ」ということをもっと意識し、あと1歩、2歩前に

・同じく、ラック等に、横から入っているケースがある。今回は、あまり厳しくペナルティをとっていないと思うが、本番の試合では致命傷になりかねない。
 低く入れているという良い面はさらに伸ばしながら、問題はキッチリと解決していこう

・モール、ラックが「停滞」した状態で、しかも相手のディフェンスがそろっている時などに、球出しをあわてすぎ、あるいは単調な印象を受けた。
 モール、ラックでは、スクラムのように5m下がっていないため、「停滞」状態からのディフェンス側のプレッシャーはきつくなる。このような時に単調にパスだけではゲインラインよりかなり後ろでつかまりやすくなる。。
 例えば、「残っているフォワードを使う」、あるいは、「バックスは、相手のディフェンスが厳しいことを前提に、スクラムからの1次攻撃と同じ気持ちで球出しを意識してサポートする」「キックを使う」といった、冷静な判断力が求められる場面です。
 

いずれにしても、初めての混成メンバーの紅白戦にしては、ディフェンスの出出しはまずまずで、お互いに話をしながらプレーする場面もよく見られるなど、予想以上の出来だったと思います(レベルは別です)。

今回、各選手が感じたこと、自分やチームの課題と思った部分、逆にこのチームの長所としてさらに伸ばしていくべきと思った部分を、チーム練習で解決したりさらに伸ばして、次の合同練習につなげよう