岡山ジュニアラグビースクール(岡山ラグビースクール中学部)の記録

中学生や保護者が、チャレンジを楽しみ、充実した時間を共有した活動の記録です。

タックルについて

2018年04月20日 | 技術
「逆ヘッド」のタックルの危険性について、朝日新聞デジタル(4月19日)に載っていました。
読んでおいてください。



 ボールを持って突進してくる選手に組み付いて倒すラグビーのタックル。試合の流れを変えることもある激しいプレーだ。順天堂大の整形外科・運動器医学の医師らが約4千回のタックルとケガの状況を調べたところ、相手の正面に頭が入ってしまうタックルをした場合、推奨されている方法よりケガの発生頻度が約25倍に上った。

 タックルは、突進してくる相手に対して、姿勢を低くして踏み込んで倒すのが基本だ。図のA(Aは世界の強豪国でも推奨されているタックル)のように相手の進行方向に頭が入らないように肩を当てる方法が推奨されている。図のB(Bはタックルする選手の頭が相手の正面に入る「逆ヘッド」)のように相手の正面に頭が入ってしまう「逆ヘッド」のタックルだと、突進の力が頭や首にかかってケガにつながりかねない。

 だが、研究チームによると、逆ヘッドの方が相手の突進を効果的に止められると考えて実行する選手がいるほか、相手の動きに対応できずに逆ヘッドになってしまうこともあるという。

 研究チームは2015~16年、明治大や慶応大などの28試合であった計3970回のタックルを映像で分析した。その結果、317回が逆ヘッドだった。さらに、試合後の問診データと合わせて分析したところ、推奨された方法で行われた3653回のタックルで発生したケガは10回。それに対し、317回の逆ヘッドでは22回のケガが起きており、発生頻度は約25倍だった。症状別では、脳震盪の発生頻度は約29倍、末梢神経の損傷「バーナー症候群」は約34倍、鼻の骨折は21倍だった。

新年度が始まり、新たにラグビーを始める選手もいる。順天堂大の川崎隆之准教授は「研究データを指導者やコーチ、選手に伝え、頭や首のケガの予防につなげたい」と話している。

キャッチング

2015年12月15日 | 技術
各選手とも得意、不得意がありますが、キャッチングが今一歩うまくいかない
選手もいます。
※「自分のことかな」と思った人は、安心してください 上手くなりますよ

キャッチングが上手くなるには、
・ハンズアップ(ボールが飛んでくる方向に手を出して待つ)
・ボールに対して、手(指)を広げる。
・指でキャッチする。
・もちろんボールから目を離さない。
ことなどが大切ですが、

練習でミスを見ながら感じるのは、
・ダラダラっと何となく浅くなると、
  ボールが飛んでくる方向に上半身が向かず、ハンズアップできない。
  目線がボールの方にいかない(走りながら真横を見るのは難しい)。
  スローフォワードにならないようパスされたボールは、自分の後ろにくる。
 といった感じで、ノックオンしやすくなるようです。
・逆に、浅くても意図的にフラットに(イン方向に)入った場合は、キッチリ
 キャッチできています。

ダラダラとあがって浅くならないことを意識し、しっかりタメて、キャッチングの
瞬間は上半身をボールに向け、ハンズアップして走り込む。
ボールをしっかりと見ながら、手(指)を広げ、指先に力を入れてキャッチング。

一回一回の練習を大切に頑張りましょう。 

写真は練習の時です。
キャッチングをミスしそうな雰囲気は全く感じません。



タックル

2014年05月15日 | 技術
ディフェンスは組織的な動きも大切ですが、まず一人一人が安全で強いタックルができなければいけません。
練習で繰り返し指導されイメージもできてきていると思いますが、見本で確認してください。<出典:ラグビーマガジン・ラグビーワールド>

まずはフロントタックル(正面からのタックルです)
・力強い踏み込み
・背中がしっかり伸びている。
・腕は相手の短パンから太ももの後ろをしっかりパックし、強く引き付けている。
・頭は決して下がっていない。(ひざを下げ、股を割ることで低い姿勢になる)
・顔が相手に密着。(当てた肩と逆の方向に、頭が逃げたり落ちたりしていない)
・相手をしっかり見ている。
といったことが、よくわかると思います。





少しサイド(横)からのタックルです。
当てる肩と同じ側の足をしっかり踏み込んでいます。
フロントタックルと基本は同じですが、決して飛び込むのではなく、両足で力強く相手にプレッシャーをかけています。
しっかりパックして引き付け、相手に自分の体を密着させれば、相手は自由に動けず、自分が倒れれば自然に倒れます。





試合になれば、タックルは相手を1m押し込むか、逆に相手に1m押し込まれるかの勝負ですが、試合で安全で強いタックルができるようになるためにも、強い体幹や首、柔軟な股関節や足首が必要です。
土・日の練習だけでなく、平日もトレーニングやストレッチに取り組むことが大切です。(勉強の合間に、テレビを見ながらやるだけでも効果があります)

タックル

2014年01月08日 | 技術
タックルの見本です。<出典:ラグビーマガジン・ラグビーワールド>

「力強い踏み込み」「ひざが低い」「頭が腰より高い」「背中がしっかり伸びている」「顔が相手に密着」「腕の位置」といった点を見てください。
相手にしっかり力が伝わっていることも、よくわかると思います。









5日の中学生のタックル練習です。
台をしてくれている大人は大きいですが、上の見本とは全然違います。
たとえば、
・踏込みが無いのはもちろんですが、下半身に全然力強さや安定感がありません。
・腰が高い上に、低くタックルしようとして、頭が下がり背中が丸まっています。
・背筋や首の方向は、相手に向かず、別の方向に逃げています。
といった感じで、相手に力が全く伝わっていません。

いいタックルができるにはまだ時間がかかりそうです。
体幹の強化も含め、焦らず、しっかりやっていきましょう。












パス その2

2013年12月19日 | 技術
パスをする時の腕の使い方です。
<写真>ラグビークリニックより

良い例。
パスをする側(写真では右腕)のヒジを抜くように、コンパクトに早く動かす。
体は正面を向いたまま。


悪い例。
ボールを押し出す方の腕(写真では左腕)を大きく使ってしまう、つまり”こねる”ように押し込んでしまうと、体がパスを出す方向に大きく傾き、パスが安定しないばかりか、流れてしまい、ディフェンスもやりやすくなります。

パス

2013年12月17日 | 技術
先日の交流試合、バックスは積極的にボールを動かそうとする意識は見られましたが、パスを受けてから動作がスムーズにいかず、球を離すまでに時間がかかり、タックルされたり、パスしきれなかった場面も多く見られました。

深いパスが投げられることはもちろんですが、スムーズに早くパスができるように練習していきましょう。

【写真:ラグビークリニックより】

いいパス動作です。

脇をしめて、パスを受ける手を自然に前に出し、ボールをキャッチする。
こういう形でパスを受けると、そこからスムーズにパスの動作に入れます。




あまり良くないパス動作です。

脇を広げ、手のひらをパスする選手に向け、手首を立ててボールをキャッチすると、そこからすぐにパス動作に入れず、ボールを下げるワンモーションが余計にかあることになります。






上の2つのパス動作について、ボール無しでもいいいので家でやってみましょう。

コンタクト

2013年10月25日 | 技術
コンタクトの見本です。(出典:ラグビーマガジン)

コンタクトの少し前です。
背中が伸び、目線は前を見て、頭も下がっていません。
ボールもお腹あたりにしっかりキープしています。


コンタクトの瞬間です。
同じように、背中は伸び、頭も下がっていません。
しっかり踏み込み、ボールは相手から離しています。
体はまっすぐで、力が相手にしっかり伝わります。
腕の使い方にも注目してください。


当たった後です。
まだ筋力の違いもありますが、「当たる」だけになりがちな中学生と大きく違うところです。
足をかきながら前にドライブしています。
当たったあとさらにグイッと伸び、その後もしっかり背中を伸ばし胸を張っています。
これにより、前に出る力はもちろんですが、ボールもしっかりキープできます。
ハンマーをはじめサポートの選手も入りやすいです。

ボディーポジション

2013年09月04日 | 技術






【ポイント】

① 相手の正面に立たない。

② 相手のインサイドショルダー(内側の肩)に、自分のアウトサイドショルダー(外側の肩)を合わせる。
※まず基本はこの合わせ方です。

③ 相手が動いたら(真っ直ぐ向かってくることはまずありません)②の状態をキープしながら追いつめる。(簡単に飛び込まない)
  外に行かれた場合はアウトサイドショルダーでタックル。
  内に来た場合はインサイドショルダーでタックル。
   ※相手が内に来れば、あわてなくても自然にコンタクトできます。

【アドバイス】

①相手がステップを切る時に一緒に止まらず、スピードダウンして足を動かし続ける。

②ずらされても、相手を追い続ける。(プレッシャーをかける)

③手先ではなく、しっかり踏み込んで体(胸、肩)を当てて押し込む。

中学生世代では、まだ例えば「右は得意だが左は苦手」とかいった選手も多いですが、苦手な方を多めに練習するなど、しっかりと意識しましょう。

(写真)「ラグビーマガジン」&「ラグビークリニック」

あわせ

2013年04月20日 | 技術
フォワード、バックスでアタックをあわせる目的は色々とあるでしょうが、フォワードはバックスを、バックスはフォワードの位置や状態を意識することも大切です。
※もちろん、フォワード、バックスの声の連携は最低の基本です。

たとえばフォワードは、バックスの誰が密集の中に巻き込まれているか、ゲインした状態で味方バックスが相手に対して有利な状況にあるか、などです。

またバックスは、自分たちの攻める方向により、味方フォワードが接点に間に合うか(2人目、3人目にバックスが入る判断)、ボールがほしい場面でフォワードが行きすぎていないかなどです。

※バックスから見てフォワードは行きすぎるぐらいでないといけません。
行きすぎるフォワードに対して、「こういう場面では○○という理由でバックスに球がほしい」といったことを、わかりやすく説明することもバックスリーダーの役目です。

もう一つ意識してほしいのは接点部分です。
どうしても、相手とのコンタクトイメージがなく棒立ちで止まったり、ボールを軽く扱いがちです。
試合になると、接点での球出しが大きな意味をもちます。

まずボールを持ちこんだ人が、リップ、ガット、ラック、モールといったことを意識して姿勢をつくる、2番目以降の人は低くしっかり入ることが大切です。
味方同士のパックも大切ですし、スピードを緩める場合に棒立ちでブレーキをかけるのではなく、姿勢を低くし腰をしっかり落とし、足を運びながらスピードを落とすといったイメージも大切です。

限られた土日の練習の中で、少しでも実戦につながるよう一つ一つを大切にやっていきましょう。










タックル

2013年02月25日 | 技術
日曜日のタックル練習のスナップです。

最初の2枚は、3年生の犬Kです。ジュニアスクール10年の中でも屈指のタックラーの一人でしょう。
見てほしいのは、
 ・低い姿勢(低い姿勢で、下から上に刺さる感じ)
 ・しっかりと上半身を当てて、顔は密着
 ・前をしっかり見ている(犬Kの顔がよく見える)
 ・まっすぐに、タックルバッグの後ろをパックした腕
   ※左手の指と、右手の指がつきそう
 ・倒れるまでしっかりパック
などです。 





ここからは1、2年生です。
犬Kのスナップと比べて、まずわかるのは、
 ・頭が下がったり、視線が下を向いている(タックラーの顔は見えない) 
 ・手の位置がタックルバッグの下すぎる。
   ※人間の足首には、こんな感じでは入りにくい。
   ※相手のひざの後ろくらいを強くパックする。
 ・手の位置はタックルバッグの横くらいで、全然タックルバックをしめていない。
   ※しっかり上半身を当てれていないのも大きな理由
 ・タックルの方向が、上から下になっている。(お尻が高い選手も多い)




















コンタクト

2013年02月04日 | 技術
2月3日(日)の練習風景です。

最初の2枚は見本です。

1枚目はコンタクト直前です。
姿勢を低くし、ヒザに力をため、相手をしっかり見て、相手にまっすぐ一気にパワーを爆発させる姿勢です。
2枚目はコンタクト後です。
足をしっかり踏み込み(足をかき)背中を相手の方向にしっかり伸ばし、相手を押し込んでいます。




さて、ここからは中学生です。

まず一人目。
相手が大人でウエイトの差もありますが、見本と比べると、相手のプレッシャーに負け(当然、背筋等の筋力の違いも含めて)、上半身が横を向いたり、頭が下がったりして、相手にまっすぐ向かっていない場合が多いのがよくわかると思います。
まだまだ、見本のように相手に向かって一気に力を爆発させる力強さは感じられません。

二人目です。
コーチ陣の指導は、「一人目と同じように力強くボールに低く(ボールが全然見えない場合は人に)入り、ボールをしっかりキープしながら一緒に押し込む」ということですが、止まっていたり、足がそろっていたり、手先だけでいっていたりとか、なかなか勢いよく入れていないようです。

引き続き、体づくりを続けながら、しっかりとしたコンタクトできるよう練習していきましょう。
















声・声・声・声・声・声・声・・・!!!

2013年01月12日 | 技術
 毎年多くのOBが練習に顔を出してコメントをくれますが、必ず言われることは「声が無い」「もっと声を出そう」ということです。
 
 コーチ陣も、いつも「声を出そう」「こういった場面では、○○といった声がないと動けない」とか色々話すのですが、なかなか中学生には通じません。

 ジュニアを卒業し高校ラグビー部で活動している選手を見ると、それなりに声を出しているので、結局は「声を出すこと」の必要性を中学生が理解しているかどうか、コーチ陣も理解させるよう指導できているかだと思います。

 基本的には止まって整列した位置から動きが始まる野球の声は、常に声は出していても、どちらかといえば気分を盛り上げるための精神的なもの(野球をあまり知らないブログ担当コーチからはそう見えます)と感じます。
 一方、アタックとディフェンスの選手が常に動きまわり、味方どうしでも入り乱れ、しかも基本的にはボールを持ったプレーヤーが先頭にいて味方は後ろにいるラグビーでは、「声」は、パスやタックルなどと同じく、味方同士のコミュニケーションを取り、プレーを継続するための「スキル」の一つです。 
 
 練習で約束事を決めている場合は声が無くてもできますが、ゲームの中で、相手に応じて臨機応変に動くためには「声」がなければ絶対にうまくいきません。

「声」を出し、自分の意思や判断を瞬時に味方に伝えたり指示する、これができないとあるレベル以上に到達することは絶対にないと思います。
※少し飛躍した言い方をすると、こういった「声を出す」「瞬時の判断や意思を伝える」スキルを身につけることが、ジュニア時代にラグビーをすることから得られる大きな効果だと思います。

 最近、世間をにぎわかせているような、「声」を出さなければ無理やり口を開かせてでも「声」を出させるといった考え方が許される時代ではありませんが、ラグビーにとって「声」もスキルである以上、パスやタックルなどと同じように練習し、ミスしたならば(必要な声が出なければ)他のスキルと同じよう粘り強く指導していかなければいけません。

「声を出す」ことの大切さを理解させるよう努めるとともに、なかなか出ないようなら、「声を出す」ことを目的とした練習メニューも考えていく必要があるかもしれません。
 中学生には、是非今のような練習メニューの中で、あわせて「声」も出せるようになってほしいのですが・・・・。
















意識

2013年01月11日 | 技術
1月5日の初練習の時、OBの木村君から言われた大切なことをまだ覚えていますか?

要約すると、
一つのプレー(基本練習でもコンビでも)の後や接点で、ボールキャリアーもサポートも、止まったり、立ち上がったり、気を緩めたりせずに、必ずそこから前に進む(前に進む意識をもつ)。

これは、ディフェンスがいるかいないか、強く当たるか型だけか、といったことに関係なく、すべてのプレーに共通のことです。
※相手がいない場合でも、意識は持てるし、型はできます。

この意識が無いと、いくら練習してもプレーが継続しないし、トライにはつながりません。

写真を使って説明してみます。

味方を越えている選手の後ろのサポート選手は、手でいっているし姿勢も高い。
しっかりひざを下げてバインドすることが必要です。


大人が相手で、なかなか力の加減も難しいのですが、やはりサポートが遅いし高いです。


接点でまず前に行こうとる意識が感じられます。
もし、ここで棒立ちで止まると、練習のためだけの練習になってしまいます。


前に進む横Tをサポートしようとする雰囲気があまり感じられません。


横Tを含め、全員が姿勢やひざが高く、手でさわっているだけです。
フォワードに関わらず、こういったプレーが、これから先、どの時点でどう変わっていくか、大きなポイントです。


以下バックスのアタックですが、一人目はそれなりに相手と勝負する姿勢が見えますが、サポート選手は全員の姿勢が高く、スピードも感じられず、とても前に継続できるようには見えません。

バックスラインがボールを回せば回すほど失速することが多いのは、こういったことも原因です。






つづき

2013年01月08日 | 技術
前回のブログのつづきです。

サポートの選手がボールを持った後はどうなるでしょう?
すぐ目の前に相手DFはいないかもしれませんが、必ずサイドからはDFがタックルにくると思います。

ということは、しっかりとボールを継続し前進するためには、サポートの選手が非常に大事だというころです。
サポートする選手に、相手と勝負する気持ち、力強さがないと、実際の試合になると、簡単に抱え込まれたり、ボールを奪われることになるでしょう。

前回のブログの写真を見て、サポートする選手について書きます。

OBの楢崎とアスKの写真を見ると、ボールを取ろうとする際にしっかりと踏み込んでおり、この後に相手DFとコンタクトしても負けない力強さを感じます。
※基本的な姿勢はよく似ています。

一方で、西Kの写真をみると、ボールを取ろうと手は出していますが、体がおきて、足も前に出ておらず、これだとスピードも出ず次のプレ-につながらないいった感じです。
二階Dの写真も、これに近い感じです。

次にボールキャリアーが倒れた状態のサポートでは、金Sや水K(?、下から2枚目)は低い姿勢でしっかり踏み込んでおり、さらに前進できそうですが、横Tの写真は、倒れている味方の後ろでやや棒立ちになっており、相手ディフェンスの方が早くスイープに入って、簡単に押しこまれそうです。

中学生は、こういったことを色々考えながら写真を見て、さらにレベルアップしていってほしいと思います。

継続

2013年01月07日 | 技術
ボールキャリアーはまず相手と勝負し、タックルされても力強く進む。
サポートする選手はしっかりとサポートする練習を繰り返しました。

一日の練習の中ではどんどん良くなりますが、次の練習日までに忘れてしまわないように、練習のない平日はしっかりイメージトレーニングしてください。


【ボールキャリアー】
・相手と勝負する(足先や下半身はしっかり前に向け、逃げない)。
・タックラーとコンタクトする際には、
  強い姿勢や強い足運びで。
  視線は2~3m程度前を見て、そこまで進む(進む気持ちで)。
  足をそろえた棒立ちの姿勢にならない。
  前に進みながら姿勢は低く沈んでいくイメージで。
・サポートの選手にボールをつなぐ際には、
  ボールをつなぐより、まず自分が前に進むことが大切。
  サポートの声が聞こえてから、つなぐことを考えればよい。
  ボールをつなぐ際には、姿勢を低くししっかり踏ん張る。
   ※決して後ろ向きに棒立ちにならない(後頭部を打つ原因)
  立って継続するのが基本だが、無理にボールを離さない。
   ※倒れた後で、しっかり後ろにボールを送る。

【サポート】
・ボールキャリアーに向けて大きな声を出す。
・左右どちらにも反応できるよう、後ろ気味にサポートする。
  ※浅い位置を自分勝手に走っても行き過ぎるだけ。
・走る方向は内に向かって、しっかり走りこむ。
・ボールキャリアーがボールを持って倒れた場合は、ボールの上をしっかり越える。
・ボールを受けた時には、しっかり前進して相手と勝負する。

【タックラー】
今回のようにヒザをついた状態でも、
・上半身を立ったまま相手を受けるのではなく、姿勢を低くして相手にコンタクト。
・しっかりとバインドする。

色々な写真をのせるので、いいところ、悪いところを考えてみてください。