岡山ジュニアラグビースクール(岡山ラグビースクール中学部)の記録

中学生や保護者が、チャレンジを楽しみ、充実した時間を共有した活動の記録です。

新年(平成22年)を迎えて

2009年12月31日 | チーム理念&メンバー募集

新年明けましておめでとうございます。
保護者の皆さん、中学生の皆さん、多くの関係の方々、今年もよろしくお願いします。

いよいよ、新チームがスタートします。
題府主将、矢吹副将等、3年生を中心に、全員ですばらしい1年にしたいものです。
また、色々と大変な事務を行っていただいているダイフ母さんをはじめ、よろしくお願いします。

【新チームについて】

今年の新3年生は、昨年からチームの主力として試合経験が豊富であるとともに、例年以上にバランスがとれた選手が集まっています。
バックスの選手は、ハーフ、スタンドオフも含めて、複数のポジションをこなすことができます。
フォワードの選手は、大型ではないですが、走力は十分で、パワーもついてきています。
また、この新3年生を支える新2年生にも、おもしろい選手がたくさんいます。

現時点では、今年の新チームは、うまく回転すれば、結果を期待できると思います。
一方で、そのためには、どの程度、試合や中国地方の活動にまとまれるか(参加出来るか)ということもポイントになりそうです。

中学生には、塾や部活動等とうまく調整して、是非ラグビーに参加してほしいと思いますが、一方、コーチの側としても、公式戦、中国地方の活動、練習試合等、うまくバランスをとっていく必要もあると考えています。

【県内他チームとの交流(岡山選抜)について】

昨年何度か試合や練習を一緒に行った美作スクールや津山スクールとの合同活動を、積極的に行いたいと思います。(倉敷スクールにも新1年生が入るようです。)
他のスクールに力のある新2年生も多く、岡山ジュニアスクールとしての活動と、岡山選抜としての活動の両方のバランスをうまくとりながら、岡山の中学全体のレベルアップに努める必要があります。
※今年は、新3年生がいる岡山ジュニアスクールが中心になるのは確かですが、各スクールに最上級生がそろう来年以降、岡山選抜としてスムーズな活動を行うためにも、今年から各チームが努力することが大切です。

コーチ陣は、数年前、スクールとA中学が一緒になった岡山県は相当強いといわれながらも、A中学との交流に苦労した(失敗した)経験を持っています。(結局、A中学のラグビー部は無くなりましたが・・・) 
岡山ジュニアラグビースクールとしてのチーム理念と、それぞれのチームで頑張る中学生のことを第一に考えてやっていきたいと思います。
練習場所が美作になるようなことも多いと思いますが、そのような場合にこそ、是非参加をお願いします。

【スクール生勧誘】

4月の新1年生はもちろんですが、新3年生、新2年生についても、新たなスクール生の勧誘を是非お願いします。
今年の卒業生の大屋君を見本にすれば、未経験者でも十分やっていけます。
やはり、人数が多いチームが強いです。
特に、ミニでやっていた人、部活動等の関係で中学の途中でスクールを離れた人に、是非もう一度声をかけてください。


  

先日も書きましたが、岡山ジュニアラグビースクールの理念をあらためて確認しておきます。
勝つ時、負ける時、色々なことがあると思いますが、協力よろしくお願いします。

○チーム理念
 ・ラグビーを通して、プライドと謙虚さを持つ人間を育てる。
 ・クラブチームの幅広い活動を通して、多くの友人や知己をつくる。
 ・中学生、コーチ、保護者が充実した時間を共有する。
 ・県外への進学も含め、岡山県ラグビーの基盤拡大に寄与する。
 ・One for all, all for one。 For the team。

○指導理念
 ・中学生時代の年齢以上の自然な個人差(身体能力、運動能力)を理解する。
 ・あいさつ、返事といった、基本的な礼儀を身につけさせる。
 ・中学生が自分たちで考え、表現することを尊重する。
 ・まじめに取り組む中学生に公平な機会を与える。
 ・厳しい練習や努力の結果として得られる達成感や満足感を大切にする。

○技術指導方針
 ・偏らない、ラグビーのトータル技術を習得する。
 ・コミュニケーションを大切にする。
 ・特に個人、ユニットとしての能力を育てる。
 ・他県(他チーム)の選手と、自信を持ち、競い交流できる技術・気力を養う。
 ・型にはめすぎないように心がける。


卒業する3年生から引き継ぎ、2年生、1年生が自分たちのチームをつくろう。



今年(平成21年)をふりかえって

2009年12月31日 | チーム理念&メンバー募集

今年(平成21年)も、今日一日となりました。   
保護者の皆さん、また応援コーチの皆さん等には、大変お世話になりました。
3年生も大変頑張ってくれ、この一年楽しく過ごさせてもらいました。

今年の3年生は、上の学年が0人という、これまでにない環境の学年でした。また小学生時代(ミニ)の未経験者も多い学年でした。
このようなスポーツでは、大人が色々と言うよりも、上級生と混ざって自然と覚え、自信をつけていくことが非常に大切ですが、2年生時代にそういう環境にならなかったこと、また1年生とでは練習試合もなかなか組めなかったことは、コーチとしても申し訳なかったと思います。

しかし、4人(1年間一緒に活動した美作スクールの1人を加えると5人)が頑張ってくれ、3年生になり下の学年と一緒に試合をできるようになると、意識的に多くの試合を組むことで、この1年間で大きく成長しました。
他県の選手と比べても個人の力は遜色なく、逆に発展途上という期待感もあります。
特に、2年生の冬近くなって初めてラグビーを始めた大屋君が、中国選抜に選ばれるまでになったのは見事でした。下級生の良い見本になります。

また3年生が、人数が増えた下の学年を引っ張ってくれたことで、チームとしての形を再び整えることができました。たいへんありがとう。
高校に入っても、ラグビーを続けるよう考えているようで、それぞれの進路先で頑張ってください。




さて、今年(平成21年)の新人勧誘の頃に、今年の活動方針として次のような説明をしていました。(抜粋)

できたこと、不十分だったこと色々あると思います。

【新年度の活動方針(平成21年度)】

○活動方針
・3年生は、中国選抜・全国大会、さらには高校ラグビーへ意識付けを行うため、例年参加していた中国地区合同練習会(江の川高校)、関西大会(数河高原)等に積極的に参加する。
・2年生も、例年通り、上記の活動に基本的に参加する。
・新1年生は、他チームとの交流も行いながら、1月の新チームに向けて、基本やユニットプレイの徹底や体力向上を図る。
○コーチング体制の充実等
・これまでも練習に参加し、中学生に対する理解も深い、藤原、塩津氏等、また、中学生とミニの両方に子供が参加する、題府、中道氏等をコーチに迎えるなど、コーチング体制の充実を図る。
・倉敷工業グラウンド等を借用し、倉敷から参加する生徒が参加しやすい公平な環境を整える。
○その他
・中学生がスクールでラグビーを続ける(新たに始める)動機付けを図るため、以下のような情報提供に取り組む。
  県内の公立普通科高校、少人数高校の活動と、卒業後の活動。
  県外の高校(活動、進路等)に関する情報。
・今後、美作や倉敷等で中学生のスクールが立ち上がった場合に、岡山県のジュニアの核となるよう、体制強化や中国地方でのスクール関係者との交流を積極的に進める。

【平成21年度の新1年生の保護者の皆さんへ】 

 岡山ジュニアスクールは、発足当時から人数は決して多くありませんが、これまでも多くの選手が中国選抜に選ばれるなど、決して他県に負けない活動を行っています。
 新1年生は、基本プレーの習得等に今まで以上に取り組みながら、12月までは「新2年生+新1年生」、あるいは「新1年生だけ」で他チームとの交流試合等も積極的に行い、1年先の本格的な対外活動(公式試合等)に向けて強化していきます。(※新2年生になれば、3年生との試合も十分できます。)
 「中学生活との両立」「体が小さい」「練習が厳しい」等の不安を持つ方もおられると思いますが、これまでも、肉体面や精神面等で様々な生徒がおり、それぞれが立派に成長してきました。
 ラグビースクールは生徒が強制されて続けるものではありません。だからこそ、ラグビースクールの活動を通して、中学生は、自分たちでチームをつくりあげていくこと、他県の中学生や大人との交流など、学校には無い多くのことを経験できると思います。
 部活動等、学校との両立は十分可能ですので、是非、岡山ジュニアラグビースクールへの参加をお願いします。


尾道高校 見事な試合

2009年12月30日 | OB情報

尾道高校は惜しくも敗れましたが、優勝候補の常翔学園に対して力を出し切りました。

今日の試合もそうでしたが、強いチームを相手にした尾道高校の試合は、見ている人の多くを味方にしてしまう、強い気持ちとひたむきな魅力にあふれています。

当然厳しい練習による体力や技術が基礎になっていると思いますが、単に強弱、勝ち負けということ以上に、すべての選手たちがラグビーを通して何かをつかんでいるんだろうと思います。

今回も、中学生時代を知っている多くの選手が出場しました。
 鯉城RS出身 : 石澤(3年)、長野(3年)
 福山RS出身 : 真壁(3年)、新田(3年)、真壁(2年)
 岡山RS出身 : 平山(3年)、木村(2年)


12月29日のアクセス数

2009年12月30日 | その他の日記(ひと言)

12月29日のアクセスは、gooブログが全部で1,343,482ブログある中で9,266位でした。

順位が、10,000位以内に入るとわかるようになるのですが、これで数回目です。

アクセス数(同じパソコンや携帯からのダブりは除いた数)は、148です。
ダブりを加えると408です。

限られた身内のブログであり、そんなに多いとも思えないアクセス数ですが、ブログの世界では結構見られている数に入るのかもしれません。 


一宮高校での練習②

2009年12月30日 | 練習日記
タックル練習の写真です。
①パワーフット(当てる肩と同じ側の足を、深く強く踏み込む)
②頬を相手に密着させる
③最後まで相手から目を離さない
ことなどが大切です。

頭が相手と反対の方向に流れていたり、目線がさがると、練習ではタックルできる気持ちになっていても、試合では必ず外される(ずらされる)し、それ以上に危険です。
まず自分の中で、タックルのイメージを、しっかり作り上げてください。









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一宮高校での練習①

2009年12月29日 | 練習日記
12月29日(月)今年最後の練習は、一宮高校の練習に参加させてもらいました。

高校生にとっては物足りない練習になったかもしれませんが、高校生がキッチリとクレバーに動いてくれるので、中学生にとっては大変ためになる練習でした。
いつもの中学生どうし、大人が相手の練習とは違い、中学生も集中力を切らすことなく、新鮮な気持ちで練習できたと思います。
コーチにとっても、色々と新たな視点を発見でき、これからの練習に役立てようと思います。

是非、また練習に参加させてもらいたいと思います。

県下有数の進学校ですが、単独チームができるだけの人数もおり、貴重な公立普通科高校のラグビー部です。中学生の進路の選択のためにも、これからも是非頑張ってください。春の全国大会予選で十分県予選を勝ち抜けるチームになれるのではないでしょうか。

さて、今日は3年生3人、2年生7人、1年生6人の計16人が参加しました。
できるだけ全員のスナップをと思いましたが、写っていない人もいると思います。




















なつかしい顔 (^_^;)

2009年12月29日 | OB情報
花園で3年前に卒業した西川君に会いました。

中学卒業後は、お父さんの転勤で福島県に移り、郡山北工業でラグビーを続けていました。
中学時代とは見違えるほど大きくなっていました。

4月から大学進学で、実家のある大阪に戻るそうです。






津山工業&高知中央高校ともに敗れる

2009年12月28日 | OB情報
花園2日目、スクールOBのいる、津山工業と高知中央高校はともに敗れました。

現地には行けませんでしたが、J SPORTSの録画を見させてもらいました。

津山工業は、前半20分くらいまでは粘りましたが、初トライを奪われると、ズルズルと離されてしまいました。
結果は残念ですが、6年ぶりの出場となる伝統校の片鱗は見せたと思います。
来年は、今年の選手たちのハートを引き継ぎながら、是非次のレベルを目指してほしいと思います。
田之原君は、劣勢の中、よく球をさばいていたと思います。岡山市内の中学校から津山工業に進学し寮生活を送りながら、良い仲間や指導者に恵まれた結果、素晴らしい選手に成長したと思います。

2年連続となる高知中央高校は、そろそろ殻を破ってほしいと思います。
高知県という県全体のレベルとしては岡山県よりさらに低い(同じくらいかも?)と思われる場所で、大八木GMや首脳陣がどのようなチームを作っていこうとするのか。スカウティングも含むチームづくりの方向性、チームの強化方法等、そろそろ真価が問われると思います。
岡崎君(2年生)は、残る1年、高知中央高校と自分自身を一層ステップアップさせるよう頑張ってください。

女子高生東西対抗(スクール花園見学③)

2009年12月27日 | ラガール(女子選手)特集

開会式の後、女子高生の東西対抗(7人制)がありました。

おじさんは、「カ~ワイイ」




いざ試合が始まると驚きました。

ダイビングパスも上手いですが、ディフェンス側のハーフの速さなど、本格的です。


アタックの展開は速いし、ディフェンスのプレッシャーも厳しい。


タックルもバシバシ決めていました。


激しいボールの争奪戦です。


足腰の強さ、走り方など、男子選手顔負けです。


長い目で見ると、これらの女子選手たちが、日本のラグビーの将来を担っていくのかもしれません。

去年対戦した山口県の中学生の中にも女子選手が2人おり、男子に混ざって試合をしていました(岡山スクールも対戦しました)し、全国的な練習にもどんどん参加しているとも聞きました。

女子の場合、ミニでやっていても、中学生になるとラグビーから離れてしまいますが、岡山でも、そのまま続ける選手や、中学生から新たに始める選手が出てくれば、岡山ラグビーの大きな起爆剤になるかもしれません。


尾道高校&高知中央高校(スクール花園見学②)

2009年12月27日 | OB情報

岡山ジュニアラグビースクールのOBが出場する、尾道高校と高知中央高校の開会式の様子です。

○尾道高校

行進の風景です。


岡山ジュニアラグビースクールのOB2人
後ろから4人目が平山君(3年生)、前から4人目が木村君(2年生)です。




○高知中央高校

整列した風景です。


前から3人目が、岡山ジュニアラグビースクールOBの岡崎君(2年生)です。


頑張れ津山工業(スクール花園見学①)

2009年12月27日 | OB情報

今日は、花園ラグビー場に見学に行きました。
 参加:3年生3人、2年生5人、1年生4人

予選を勝ち上がって開会式に参加したチームの雰囲気やマナーを見ていると、ジャージを着た選手はもちろん、スタンドで声援する選手やマネージャー、指導者たちからも、ラグビーに対する真面目さや真摯な気持ちが感じられます。

岡山ジュニアラグビースクールの中学生たちには、そういう気持ちを是非見習ってほしいと思います。
また、我々指導者も、がんばる中学生たちに対して、敬意と責任をもって接しなければならないと気持ちを新たにしています。

岡山県代表 津山工業の写真です。明日は是非頑張って、勝敗に関係なく、新たな伝統の1ページをつくってほしいと思います。

整列した写真です。(一列おいて赤いジャージは、岡山ジュニアラグビースクールOBの岡崎君がいる高知中央高校です。)


開会式で整列した前の方です。(隣は明日対戦するチームです)


整列した後の方です。


行進の前の方です。


行進の後の方です。


後ろから5人目が、岡山ジュニアラグビースクールOBの田之原君(3年生)です。


U18合同チーム東西対抗戦

2009年12月26日 | 練習や試合の心構え

<ラグビーマガジン2月号より>
 昨年から新たに始まったU18合同チーム東西対抗戦が、今年も1月7日、花園での全国高校選手権大会の決勝前に開催される。
 この合同チーム東西対抗は、高校ラグビーの活性化プロジェクトの一環として毎年夏に行われている「コベルコカップ 全国合同チーム大会」において活躍した選手が、高校ラグビーの聖地である花園でプレーする舞台として創設された。
 単独校では全国大会に出場できない少人数チームの選手にも花園への道を拓くと同時に、幅広く人材の発掘、育成を行う選手強化システムを構築する目的も兼ねている。
 ・・・夏の菅平での合同チーム大会で、見事なパフォーマンスを披露した好選手たちが両軍にずらりと名を連ねる・・・。
 合同チームとはいえ選手個々の能力は高く、ここで意外な才能を発見できる可能性も高い。


以前のブログにも書きましたが、この東西対抗に、岡山県から西軍に5人(3年生)が出場します。
 岡山工業3人、岡山城東1人、津山高専1人
当日(1月7日)は、J SPORTSで放送もされます。

特に岡山工業は、最近では平成14、16、17年度に花園に出場するなど岡山県のラグビーを引っ張ってきましたが、現在は部員不足の状況となっています。その中で、真面目に活動を続け、3人が選出されたことは、素晴らしいことです。監督・コーチもきっちりとした指導をされているのだろうと思います。
 ※平成15年度発足の岡山ジュニアスクールからも、これまで6人が岡工に進んでいます。

また、岡山城東、津山高専も、勉強・進学とラグビーを見事に両立させている結果だと思います。

選ばれた人たちは、同じ学校の仲間の、さらに県内の少人数校の代表であり、花園でも、与えられた場面の中で、自分の力を出し切ってほしいと思います。

ジュニアの中学生は、進路を考える際に、勉強や将来の目標と両立させた、このような高校時代のラグビーもあることを、是非知っておいてほしいと思います。


12月26日(土)の練習

2009年12月26日 | 練習日記
部活動や帰省と重なり、今日の練習は、最初は4人、最終的に7人(ケガ見学2人含む)でした。

今日の練習は、5mグリッドや10mグリッドを使って、1対1、2対1、2対2、カットイン・カットアウト、クロス、空クロスなどの基本練習を徹底して行いました。
マークチェンジ、声の出し方、クロスの動き等、コーチがこれまで気になっていることも確認できたので、コーチとしては結構いい練習でした。
※言いかえれば、中学生が、練習の目的にあわせて動くことができ始めたということだと思います。

1年生は1人でしたが、ディフェンスの際に前に詰めていくことの大切さ等、じっくり練習できたと思います。

中学生ラグビーは12人(高校は15人)ですが、あくまで2人や3人のユニットによるアタックやディフェンスが基本ですので、今日のような練習は大切です。

また、ダウンボール時のボディコントロールの練習は、ジャッカルを防ぐためにも是非身につけてほしい動きなので、しばらく継続したいと思います。