岡山ジュニアラグビースクール(岡山ラグビースクール中学部)の記録

中学生や保護者が、チャレンジを楽しみ、充実した時間を共有した活動の記録です。

ちがい ④

2011年05月10日 | ビデオ連続画像
タッチラインに近いところでのモールです。
岡山のハーフは密集の中です。ブラインド側のウイングは両チームともいます。
密集の中には、岡山のフォワードが2人入っており、残る2人のフォワードはブラインド側から接近しています。

山Kはオープン側のポストに立っています。いい感じです。


ブラインド側の2人もモールに参加しましたが、モールでプレッシャーを受けているのが気になったのか、Y川が密集に近づいてきています。
結果的には、山Kがモールに入ってしまったことで、サイドがガラ空きになりました。


外から見ていると相手ボールであり、また押込まれている状況でもなく、モールに全員が入ってしまうことはありません。
モールを押されても10mも後退するようなことはめったにありません。
このあたり、フォワードの意識や判断はもちろん大切ですが、ハーフがモールの中のため、スタンドオフ等からの、フォワードに対する指示(ポストに立て等)も大切です。


最後尾になったM野が、モールからぬけましたが、モールのすぐ後ろにいます。
この場面では、相手スタンドのいるオープン側に立つべきだと思います。

右側(ブラインド側)のスペースは狭く、ブラインド側を攻められても味方のウイングが対応できるし、ブラインド側が気になるなら、ポストプレーヤーの立つ位置は、オフサイドラインより少し後ろ側(ブラインドにも走りやすい)でいいと思います。

この場面でも、全体が見やすいバックスがM野にポストを意識させる声をかけていたかも問題です。


ところで、この画像のバックスの立っている位置ですが、内側のフォワードが誰もいないのに、内側(モール側)を広くあけすぎだと思います。
内側に味方がいない時は、内側から抑えていく方がよいと思います。(かりにスタンドがボールを持てば、内側を抜かれると思います)
バックスは、密集サイドなど、自分の内側に味方がいるかどうか常に意識し、味方のフォワード等に声かけすることが大切です。


スクラムハーフ見事にサイドを突破されました。
モールの後ろにいたM野は、やはり届きません。