岡山ジュニアラグビースクール(岡山ラグビースクール中学部)の記録

中学生や保護者が、チャレンジを楽しみ、充実した時間を共有した活動の記録です。

関西大会最終メンバー等について

2010年07月26日 | 関西大会(数河高原)

関西大会の最終メンバーについてアップしましたので、左のカテゴリー欄の、
「H22関西大会メンバー(パスワード要)」から入ってください。

 1月の新人戦や、4月の関西大会予選の時と比べると、チームの中心となっていた数人が抜けています。コーチとすれば残念ですが、それぞれの中学生の選択であり、クラブチームである以上、仕方ないことでもあります。

 逆に、数人が抜けた部分は、残った選手の急成長で見事にカバーし、今は完全に追い抜いたと思います。

 ここ1~2ヶ月の厳しい練習、尾道高校や城東高校との練習で見せた闘志、懸命のタックルを皆が本番で見せれば、必ず結果もついてきます。

 鳥取県が辞退したため、今回は、中国スクール代表「岡山県スクール選抜」の名前で出場します。
 
 是非、「岡山県」のラグビーの看板を背負う、強い責任感を持ってください。 
 変なプレッシャーを感じる必要はありませんが、責任感は、力を発揮することにつながります。

 岡山の初戦は、京都府スクール選抜(近畿スクール第3代表)
 2試合目は、広島県・山口県中学校選抜または富山県中学校・スクール選抜、
 3試合目は、反対のブロックの4チームのうちの一つです。

目標は、最低2勝(1敗)です。
コーチは大きなことは言いません。
岡山の選手が本気になれば絶対に可能な目標です。
関西大会は交流会ではなく、勝敗にこだわるべき大会です。
1日目、2日目と連勝しよう。

まず、初戦の京都府スクール選抜。 勝負です。


関西大会最終メンバー確定

2010年07月26日 | 関西大会(数河高原)
関西大会 岡山県スクール選抜 最終メンバー 22人

(岡山スクール)17名
  
  3年生 松山、上村、亀岡、楢崎、犬飼、題府、矢吹、木崎 (8人)
    
  2年生 山川、出井、山田、森元、高林、香山 (6人)

  1年生 正本、犬飼、松野 (3人)

(美作スクール) 5名

  2年生 元番、友田、永谷、實村、宇谷 (5人)

最終調整

2010年07月25日 | 技術
大変暑かったです。
今日は岡山スクールの単独練習でしたが、関西大会前の最終調整(1年生は、8月7日の富田林スクール練習試合に向けて)を行ないました。(9時~13時30分)

その後、可能な人でバイキングに行きましたが、ブログ担当コーチは完全にバテたため、帰らせてもらいました。スイマセン。

帰ってからすぐ寝て、目が覚めたのでブログを書いていますが、気持ち悪いです。また寝ます。

さて、今日の練習ですが、1年生+コーチでアタックしてもらい、2・3年生チームがディフェンスするという形を、タックル無しで繰返しました。

なお、練習で鼻を負傷した矢◇も、午前中は練習に参加してくれ、お父さんとノーズガードの話などもしました。
やはり、大きな戦力です。

さて、2、3年生チームについて、今日の練習の目的や、コーチから色々と言われたことを書いておくので、あらためてイメージしてください。

美作の選手も、是非見ておくようにお互いに伝えてください。

◎ディフェンスの際のコントロール役
 ・題◇が中心となって、2次、3次以降の声かけ。
   特に3次くらいになるとバラバラになりやすいので、特にリーダーは意識を。
 ・題◇が巻き込まれているときは犬◇。
 ・その他、ハーフやフルバック、皆が声をかけあい、統率された動きをする。

◎ディフェンスの姿勢
 ・姿勢を低く。
 ・ノミネート、声。
 ・鋭い出足。
 ・短い試合時間です。まず、雰囲気や気迫で勝つ。やはり大切なことです。

◎タックルライン(タックルポイント)
 ・タックルラインは、相手のゲインラインより、少しでも相手側で。
 ・相手側に押込んでいれば、味方FWのカバーディフェンスも効果的に間に合う。味方FWを後ろに走らすようでは、苦しくなる。
 ・岡山のディフェンスは、まず前に出ることを基本に練習しています。
 
◎3回、4回と粘り強く、ディフェンスを繰返せば、必ず相手がミスしたり、ターンオーバーの機会が来る。粘り強く。

◎相手(第1センターくらい)が、DF側の第2センターとウイングの間や、さらに外をめがけて、思いっきり走ってくる攻め方が結構多い。(対面の第1センターは、特に下がっている1次攻撃では届きにくい)
 その上で、DF側のギャップ等をつく。
 ・DF側はそろって前に出る。
 ・フルバックはボールキャリアーを狙いながら上がる。(DFがコンタクトするまで)
 ・ロック等のカバーディフェンス
 ・ここを攻めて来ても絶対止められると、まず相手に思い知らせることが大切。

◎フルバック等のライン参加への対応(一次攻撃)
 ・詰めのディフェンスの際の、ウイングの動き、フルバックの上がり方、スタンド等の内側の選手のカバー、ロックのコース(タックルをねらう位置(相手が走ってきやすい位置))等をイメージのこと。

◎二次以降のフルバック等の参加への対応
 ・二次以降は、味方DF側の人数や、味方の残り方等様々。
 ・内側からつぶしていきながらも、一番外を抜かれないよう、カバ-に走ってくる選手とコミュニケ-ションをとる。

◎相手スタンド等の移動(逆サイド等への移動)に対する反応
 ・ハーフはスクラム最後尾に立ち、少し余裕を持って判断。
 ・前に出るのは両ロックとする。
 ・スクラムの場合、モール等の場合、どちらも両ロックや、ポストプレーヤーはまず前に出て、相手のコースをつぶす。

◎フルバック
 ・キック処理を気にしすぎて、残りすぎないように。
 ・相手が持って前に走ってくれば、DFラインが抜かれた場合に備えて上がっていく。
 ・その上で、味方がコンタクトし止めれば、上がるのをやめて次の動きを。

◎ブラインドウイング(その1)
 ・相手が展開して遠くでポイントができた際に、どうしてもボールやポイントに近づいてしまう。 
 ・そのために、相手が展開した際に、自分の外をゲインされるケースが多い。
 ・ブラインドウイングは、対面等の相手もよく見て、相手より外側に残ればよい。 
   (相手のアタックも外向きに来る場合が多く、自然に自分の方に走ってくる)
 ・外側に残り気味に立って、全体を余裕をもって見渡し、人数が足らない場合は、大きな声で味方を呼ぶ。

◎ブラインドウイング(その2)
 ・相手が展開したら、味方のオープンサイドウイングは前に出るし、フルバックも上がっていくので、少し後ろ気味に戻ってキックを警戒。
 ・次に相手が自分のサイドに展開して攻めはじめたら、すぐに上がってディフェンスラインをつくり、前に出る。

◎ブラインドウイング(その3)
 ・スクラムやポイントの際に、ラインに近いところで、相手ウイングと向かい合うケースも多い。
 ・相手に絶対に内側(ポイント近く)を抜かれないように。ライン側に押し出しながらタックル。
 ・前に出る。

◎フルバックや両ウイングに、試合中休んでいる時間はない。
 ・ディフェンスの時は、他の2人の動きも見ながら、上がったり、下がったり、声をかけたり、時にはブラインド側のコーナーまでカバーディフェンスに走る。
 ・アタックの時は、少しでも攻める人数を増やす。
   ジャッカル等されたら、すぐにディフェンスに戻る。

◎フォワード
 ・ポスト、カバー、時にはラインディフェンスへの参加等、走り回り、遠慮しないこと。
 ・足を止めたり、さぼった場合は、何の役にも立たないが、足を止めなければ、決して「間違い」はない。自信をもってプレーすること。
 ・特に3年生の能力は相当高いです。絶対に走り勝ち、当たり勝て。

◎ポストディフェンス
 ・FWは、立つだけではなく、前にプレッシャーをかける。
 ・ポストプレーヤーは、まず前に走り、それから内側からプレッシャー。
 ・最初から斜めに走ると、相手が内側に走ってきた時にゲインされやすい。
 ・なお、FWがポストに立つのが遅れている時は、ハーフがまずどちらかに立つ。
   FWが来たら交代する。

◎ブラインド側のポストディフェンス
 ・必ず前に出る。そうしないと、相手が方向を変えて走ってきた際に対応できない。

◎スクラムの際のロック
 ・必ず両ロックとも前に。
 ・特にポイントがセンター付近の場合、どちらに攻められるかわからない。逆側にまわりこんで攻めてくるチームも多い。

◎最後に、このような形で、相手を止めた場合に、必ず相手とファイトして(闘い)、ボールを奪ったり、押込んだり、倒したり、ボールを出させずマイボールにしたり、少なくとも相手がボールを出すのを遅らせなければならない。
 そうすることで、味方の次のディフェンスや、フォワードのカバーディフェンスもやりやすくなる。
 ポイントができたら、近くの選手は素早く寄って、必ず相手と闘う(競う)こと。

 そして、ボールを奪うこと(ターンオーバー)を意識し、相手と全力でファイトすること。
 体が大きいとか小さいとか、足が速いとか遅いとか全然関係ありません。ラグビーで一番大切なのは「闘志」「統率」「集中力」、これだけです。(高校生との練習を思い出せ)

(補足)

○アタック
 ・上に書いたことは、反対に、岡山がアタックする際にも考えたらよいことです。
 ・逆サイドに動きながら攻めること(一次攻撃から相手のディフェンスを動かすこと)、第1センターが外側を攻める、サイドアタック等、試合の最初でまず試すことにより、相手の特徴(強い点、弱い点)を知ることも大切です。
 ・キャプテンを中心に、これまでのサインプレーに加えて、立ち上がりの攻め方を考えてみてください。

○ディフェンス
 ・アタックも含めてですが、試合開始の笛とともに、闘志や走力が全開できること。
   ただし、頭脳は冷静に。
 ・岡山チームの課題です。

○タックル
 ・怖がるな
 ・気持ち
 ・最後まで追い詰めてパワーフット(簡単に飛び込むな)
 ・ジャージをつかむような情けないプレーをするな。
 ・強くコンタクトし、足をかきながら、腕を引きつけ、首(ほお)をしめる。
 ・相手を倒したら、すぐに起きてボール。
 ・大きい選手には2人でタックル。
   1人目が下に入ったら、2人目は上半身。 逆の場合は逆。
   2人目がタックルに入るのを遠慮するな。
 
○フォワード
 ・ラグビーは格闘技。
 ・フォワードの選手は、パワーと走力をもった選手である。(フォワードこそがラグビー選手)
 ・フォワードが負けたら、結局バックスは何もできない。(できるのは言い訳だけ)
 ・プライドをもって暴れろ。 


さて、1年生たちは暑い中、お疲れ様でした。
ただ、このような練習を通して、うまさだけでなく、相当力強くなってきました。
8月7日の試合を期待しています。
(※)勉強もしろよ


以下、午後からのスナップです。
























城東高校との練習

2010年07月24日 | 練習日記
今日7月24日(土)は城東高校と練習をさせてもらいました。

なお、岡山スクールの出身の1年生大屋君は、イギリスへ語学留学ということで不在でした。(イギリスで、日本の伝統芸の野球拳をやっているかも・・・)

さて、今日のメインは高校生に台になってもらったあわせです。

先週の尾道高校で、一歩上に進んだディフェンス(タックル)が、今週どうできるか、
その1点を注目していました。

結果は、高校生を相手に、コーチ的にはよくやっていたと思います。

各自反省すべき点はよくわかっていると思いますが、中学生を相手にした場合、この気迫が出せれば、十分できると思います。

ただ、結果的に次のプレーで相手に展開されるなど、後一歩なのは次の点です。

 今回、さすがに高校生は、中学生がタックルしても、次の選手がうまく体を入れてきていました。
 中学生は、接点で、タックル後も含めてしつこくボールにからんだり、相手にプレッシャーをかけたりして、相手に簡単にボールを出させないことが大切です。
 これは、FWだけ、BKだけというのではなく、全員の意識が必要です。


このことができれば、さらによくなると思います。

尾道高校での練習 その2

2010年07月22日 | 試合(H22チーム)
ディフェンス練習の残りのスナップです。

中学生たちは、尾道高校のディフェンス練習で、思い切り、ひたすらタックルを続けた感覚を、まだ覚えていると思います。

この土曜、日曜の練習で、さらにタックル力を高め、試合の最初から全力で激しいタックルができるチームに仕上げていこう。

























22名

2010年07月20日 | 関西大会(数河高原)

以前から言っていたように、関西大会(数河高原)に選手として参加する22名について、19日の夜、コーチ陣で選抜しました。

以前(6月19日)A候補としていた18名はそのまま選抜、B候補・C候補としていた中学生から4名を選抜しています。

また、今回の選抜から外れた選手の一部には、◎塚コーチから、今回の選抜の考え方の説明も行ないました。

なお、関西大会まで、まだ10日近くあります。

この間に、ケガや病気等で参加できない選手が出れば、今回外れた選手の中から再度選抜することになります。


尾道高校での練習(19日) その1

2010年07月19日 | 試合(H22チーム)
岡山の、特にディフェンス面の課題は、「絶対負けない」「勝ちたい」という強い気持ちです。
今回は高校生にアタックしてもらい、ディフェンスの練習を集中して行ないました。
その時点で傷んでいる選手以外は、交代しながら全員が出ました。

中学生たちは、タックルに入れた、入れなかった、絶対抜かれない気持ちでタックルした、気後れした、場面場面で自分が一番よくわかっていると思います。

尾道高校のコーチには、「勝ちたくないのか」「悔しくないのか」と厳しく言われました。

最初は高かったり、前に出られなかったディフェンスも、バックス、フォワードとも練習の後半には皆よくなったと思います。

前に出てがまん強くディフェンスを継続できたり、ウイングのところで最後まであきらめずにディフェンスできた場面も結構あったと思います。

フルバックの上がりやポジショニングもよくなりました。

後のスナップ写真にも、ポイントより相当前でディフェンスできている写真がたくさんあると思います。(悪い写真もたくさんありましたが・・・)

何よりも、終わった後で涙が出るような緊張感を持続しながら、ディフェンスの練習を繰り返すのは、なかなか普段の練習ではできないことで、岡山チームの選手たちにとっては大きな意味がありました。

この気持ちを試合の最初から表に出すことができれば、必ず結果はついてきます。

関西大会までチーム練習は2回ですが、是非この気持を忘れないようにしよう。


























尾道高校のOB

2010年07月19日 | OB情報
7月19日(月)は尾道高校で練習させてもらいました。

オール広島に選ばれている、木村君(3年、キャプテン)は練習にはいませんでしたが、今年入った岸本君(1年)と会いました。

大きくなっているとは聞いていましたが、3ヶ月で15kgのウエイト増だそうで、中学生時代とは見違えるようでした。

本人と話しても「楽しい」という言葉が返ってきました。

厳しい練習等、色々苦労はあると思いますが、頑張って後輩たちの手本になってほしいと思います。








強化練習(7月18日)

2010年07月18日 | 練習日記
インターネットの接続が悪かったのですが、修理が終わり、またブログを再開します。

7月17日~19日の予定で関西大会等に向けた強化練習を行なっています。

17日、18日は岡山(百間川)で、1年生~3年生で練習し、19日は、2年生、3年生は尾道高校の練習に参加させてもらいます。(1年生は休み)

17日、18日は暑い中、午前・午後の練習でしたが、気持ちが入ったいい練習ができたと思います。

あとは、これを試合でキッチリ出すこと。これだけです。
そのためには、3年生が声を出して引っ張っていけるかです。

明日の尾道高校の練習、25日、26日の練習と、皆で盛り上げよう。

ところで、明日の出発が早いため、美作の2年生5人は、今日は岡山の2年生の家に宿泊です。保護者の方には大変お世話になります。

練習中にも言いましたが、関西大会は交流試合ではありません。勝つため行きます。
勝つことに強い気持ちを持った者が試合に出る資格があります。
今日の3対2で高◎が見せたタックル、このようなプレーを見習わなければいけません。


































関西大会メンバー 等

2010年07月13日 | (旧)中学生・保護者へ連絡事項
関西大会の事前登録メンバーは既に発表しましたが、その際説明したように時に、当日のメンバーを再度決定する必要があります。

現在の予定では強化練習を終えた19日頃を予定しています。


次に、先ほどのブログで書いた「出欠連絡(ブログ書き込み等)は当面不要」という意味ですが、

多くの課題がある中、関西大会までの残る5回程度の練習には、当然中学生は練習に参加するであろうと思っており、本当にやむを得ない理由がある場合は、ブログに書き込む方法ではなく、コーチに直接言うように、
という意味です。

いずれにしても、自分1人が休めば、チームの課題解決に大きな影響があることを十分理解し、この関西大会前の練習に取り組もう。

いよいよ勝負

2010年07月12日 | 練習や試合の心構え

11日(日)の試合の内容については、各選手が色々と考えることがあると思います。

コーチ陣にとって、結果自体は、残念なものでしたが、「これまで以上に課題が明確に見えた」という点では、この前の広島ラグビー祭と較べても格段にいい試合でした。

各選手も、自分がどうしたらよいか、チームとしての弱点をどうカバーしたらよいか、チームの強みをどう活かすかなど、よくわかったと思います。

後は、そのわかったことを、どう実行するかです。

まだまだこれからです。

○ブログ担当コーチの見た課題
 
 ・アタックで縦に仕掛ける・・・ラグビーはトライを取りにいくスポーツ。
 ・1対1のコンタクトでの勝負(タックル、足をかく)
 ・ダウンボールに働きかける2人目(低さ、力強さ)
    体をはる・・・これが一番かも
 ・本気で突破してくる大型選手への本気のタックル・・・肩や体を当てる度胸
 ・「倒す」「勝つ」ことに対する強い気持ち。
 ・試合前の練習に自分たちがチームを盛り上げる「声」「態度」


これらのことは、特に最近重点的に練習しているような内容です。

技術的には十分できます。後は「気持ち」です。

関西大会までの5回の練習(尾道高校練習も含む)は、このような点をあらためて重視したいと思います。

練習でも言いましたが、コーチは関西大会で本気で優勝を狙っています。

1回戦で京都スクール選抜に勝てば、広島・山口県選抜とあたることができます。

やってやりましょう。


※ところで、1年生の試合は良かったです。
 練習でよくまとまり、練習したことがそのままできています。
 今年の1年生は、上級生(3年生、2年生)も多く、実戦に近い練習もできる恵まれた環境にあります。
 是非、このまま、素直な気持ちでラグビーに向かい合っていってください。


ディフェンス3 (タックル)

2010年07月05日 | ラグビーの基本
 ボールを取り合い、プレッシャーを加えてミスを誘っても、なお攻撃される場合に、初めてタックルで防ぎます。
 タックルのポイントはこれまでも説明しており、ここではいくつかのアドバイスを付け加えます。

 一般に、ボールを持ったプレーヤーが相手を抜く場合、外側よりも内側を抜く方が簡単(簡単に思える)といわれています。
 そこでタックラーは、常に相手プレーヤーのやや内側の肩のあたりに自分の上体(肩)を持っていき、(容易に内側を抜かせないように固めておいて、)より困難な外側を抜かせるように相手に仕向けることです。
 ※逆に、内側を抜かせるよう仕向けることもありますが、外側を抜くように仕向ける方が一般的。

 タックルは、やはり低い方が効果があると思います。
 膝を固定してしまえば誰も動くことが困難になります。特に相手が動いている時に低いタックルをすれば、必ずグランドに倒すことができます。
 相手をグランドに叩きつけて倒すことが、相手のボールコントロールを失わせる最良の方法です。
 例えば、ボールを持っているプレーヤーが動かずふんばっても、低いタックルで激しく当たれば、そのプレーヤーを倒すことは可能です。グランドに倒れれば、ボールを置いて一時ボールから離れなければなりません。

 相手の重心より高い位置にタックルすると、確かにボールを殺すことができる場合もありますが、一方で、相手を倒すこともできず、楽々とボールをコントロールされたり、ハンドオフされたりすることも多いと思います。

 やはり、基本は低いタックルです。

 タックルに飛び込む場合、相手プレーヤーの手や足や顔を見るだけでは不十分で、絶対に目を離してはいけないのは、相手プレーヤーの短パンです。
 タックルは、相手プレーヤーの短パンを目掛けて、十分に踏み込み、まず太ももの上部にあたり、相手を押し込みながらヒザを締め付けるのが、最も効果的で最良のタックルです。

7月4日(日)の練習

2010年07月05日 | 練習日記
3(DF)対2(AT)でのディフェンスの練習です。

10分(15分)×2セット行ないました。

タックルへ入ることはもちろん大切ですが、一人が高い時は2人目が低くいくこと、2人目がボールや相手に素早くからむことなど、意識して動けるようになってきた感じがします。

ここで思い出してほしいのは、今日最初にやったタックル練習です。
踏み込むこと、まわした腕を絶対に離さない(相手の足の強さに負けない)こと、できていましたか?

ラグビーの勝敗を決めるのは、こういう接点での体をはったボールの取り合いです。

味方同士なので遠慮も出るかもしれませんが、短い時間なので集中しよう。


※ヘッドキャップ、マウスピース等、忘れずに持ってくること。

(2年生、3年生です)














(1年生です)







7月3日(土)の練習

2010年07月03日 | 練習日記
雨の中、9時から12時まで、通常通り練習しました。

この3回ほど、練習の間は、雨が小康状態になり、練習が終わると大雨になるという天候が続いています。

天候もスクールの練習を応援してくれているかのようですが、自転車で練習に来ている中学生は、傘ではなく雨合羽の用意があった方がよいかもしれんません。
体調管理には十分注意してください。

今日は、塾の前に○村も11時まで参加できたので、十分に走りコンタクトさせるとともに、ディフェンスの確認を集中的に行いました。塾で居眠りしていないかな?

週に2回活動するスクールでは、用事がある時でも、1時間でも2時間でも出席することが、プレーの勘を保ったり、コンビを確認したりするのに大変大切です。
さらに、その気持ちがチームの一体感を高めることにつながります。


また、けが等で、練習を見ている時でも、同じようなイメージを持つことが大切です。
○脇、○田は、題○コーチに言われていたと思います。

ところで、今日、○塚コーチから、関西大会参加に向けての保護者の同意書を、参加している中学生に渡しました。(対象:A候補、B候補、C候補(1年生3人含む))
7月中旬に最終メンバーを確定しますが、とりあえず、現時点のメンバーについて提出しなければいけません。
明日の練習でも、○塚コーチから配りますが、今日もらっていない人で明日も来れない人は、○塚コーチに連絡をとってください。

今日、ラインのタックル練習をしました。
・ボールがパスされている間(空中にある間)にトップスピードで相手との間合いを詰める
・相手がキャッチしたら、少しスピードを緩めて相手をみる。
・狙いを定めてあらためてスピードアップ
・対面の相手がパスしたら、内側から抑える。
※キッチリとディフェンスに出れば、パスが続くのはよく続いて3回まで。
 ゲインラインより相当に相手側(タックルライン)で必ず止める。
 

この程度のことは、バックス、フォワード関係ありません。皆が確実にできるようにしよう。


今日の練習風景です。
グラウンドも柔らかかったので、セービング練習しました。
中には、水遊びしている中学生も?