岡山ジュニアラグビースクール(岡山ラグビースクール中学部)の記録

中学生や保護者が、チャレンジを楽しみ、充実した時間を共有した活動の記録です。

思ったこと

2018年03月25日 | 練習や試合の心構え
先週の関西地区新人戦に続き、今週も土・日の二日間交流試合を行ないました。

試合後にすぐ話せるほど立派な指導者ではないブログコーチなので、あらためて少し書きます。
個人の思いと受け取ってください。なので、わかりにくいところがあるのはゴメンナサイ。

新人戦の結果を受けて、今週はどうかと注目しましたが、この時期のチームや個人としては、ここ数年と同じレベルだなと感じました。
「ここ数年と同じレベル」というのは、ここ数年の年末の全国大会に出場したり、中国地区を勝ち上がったチームと同じレベルということ、年末に向けて楽しみという点では決して否定的な意味ではありません。

ただ、2つの目標(前半と年末)を掲げている(掲げていると考えている)今年のチームにとって、前半の目標について考えると、言い方は違ってきます。
この二日間、ブログコーチ、かなり厳しい言い方もしましたが、それは「前半の目標」についてです。

まず、フォワード。
今の時期のフォワードは「体格は大きいが、まだ筋力やスピード、姿勢等が伴わない」選手と、「スピードや俊敏さは優れるが、体格はまだ小さく筋力も弱く、大きな相手にはまだまだ苦しい」選手に別れる傾向にあります。
そのためには、両方の特徴をうまくつないでくれるタイプのバイスキャプテン林のような選手が重要ですが、林が抜けたメンバーでは、バラバラになりました。
つまり、自分の得意なことはやるが、自分の苦手なところは勝手気ままということです。

前半の目標に向けては、こういった自分の課題を少しでも克服しようと努力した選手が、FWの中心を担うようになるのかなと考えています。
今回、小柄な藤井が最終戦に出ましたが、大きな声や積極的な動きを見ても、決して大柄な選手に負けない働きをしていたのは、皆よくわかったと思います。

大きな選手、小さな選手、この間をしっかりつなぐ選手、身体や気持ちの成長期の中学生は、努力すれば必ずラグビーの面の成長にもつながります。

次にバックス。
今年のバックスは、今のところ昨年から経験豊富な3人が戦術的な軸になり、いいバックスだとは思います。
一方で、軸となる選手が傷んだり、学校行事で抜けたりした場合には一気に崩れる危険があります。
3人が固定しすぎて、発想や動きに柔軟性が無くなった場合も同様です。

このため、前半の目標に向けては、意識して交替できる他の選手を育てたいと考えています。
今日も、SOに加藤を入れたりしましたが、当然コンビ面でのミスは起こります。固定したメンバーより上手くいかないのも当然です。

もちろん、試合に出た個々の選手が一生懸命チャレンジすることが当然ですが、ここで言いたいのは、例えばミスとか、判断の食い違いとか色々あった場合、しっかり選手同士で(特に上級生から下級生に対して)コミュニケーションを取ろうとしたかです。
ミスがあってもそれで終わりでは新たな成長にはつながりません。年末の目標に向けては例年同様これからであり心配していませんが、前半の目標には、もっと多くの選手が成長したり、バリエーションを増やすことが大切です。
つまりそういう気持ちが、選手たち自身に(特に中心を担っている選手に)あったかということです。
※これはフォワードも同じです。

色々とグダグダと書きましたが、皆、真面目に楽しみながらラグビーに取り組んでいるし、厳しさも楽しんでいることも間違いないと思いますが、「前半の目標」に向け皆で進んでいくには、声の出し方、コミュニケーションの取り方、試合の入り方等、少しずつ意識しないといけないことが数多くあるのではということです。

来週も交流試合です。
色々な学校の選手が集まるスクールなので、当然全員がいつもそろうわけではありませんが、逆に、新たな可能性を見つける良い機会でもあります。
もちろん痛めている人は、落ち着いてしっかり治すことが一番です。
もう一度、中学生がよく考えてくれるとうれしいですし、このような、岡山ジュニアのラグビーに取り組む姿勢を、新しい1年生にも見せてあげてほしいなと思います。

3日たちました。

2013年08月28日 | 練習や試合の心構え
日曜日の練習で「目標に向けた今年の岡山選抜のスタート」といった話をしてから今日で3日が過ぎました。

この3日間の平日、中学生、特に2・3年生はどう過ごしたでしょうか?

まず、しっかり食べましたか?
中学生の場合は、成長期のタイミングに個人差がありますが、しっかりと食べる(本気で食べる)ことは、一番の基本です。

ストレッチはしましたか?
足首、ひざ、股関節などが少しでも柔らかくなれば、ケガもしにくくなし、低く強い姿勢がとれるようになります。(試合で倒れ込んでしまうことも減ると思います)

体力トレーニングはしましたか?
週に数回継続しなければ、すぐ弱くなります。

その他、スローイング等は?

中学生は、この3日間のうち、こういったことにどの程度取り組んだでしょうか?

中学生個人に聞いたりはしませんが、もし全員が一つもしていなかったようなら「残りの期間、ほどほどに楽しくやりましょう」といった感じでしょうか。

しかし、今年の中学生は決してそんなことは無いと思います、

クラブラグビーに対する考え方は中学生それそれで強制はできませんが、一人でも二人でも(できれば、もっとたくさんの中学生が)本気になれば、チーム全体を良い方向、目標に向かって良い方向に引っぱっていくことができます。

BS朝日

2013年01月23日 | 練習や試合の心構え
先日、BS朝日のスポーツクロスという番組で『潜入!名門の扉 強豪部活に受け継がれる遺伝子』という題名で、伏見工業ラグビー部の特集をやっていました。
たいへんおもしろかったです。
※ちなみにキャスターの一人は倉持明日香です。

印象に残ったことをいくつか書きます。

選手や指導者の心構えについて

 ・勝ちたいと思わなかったら勝てない。
 ・(練習で)何ををやるかではなく、どんな気持ちでやるかが大切。
 ・基本が一番大事。
 ・チームの一体感を大切にすることが、伏見工流人間教育。
 ・本気の指導、真っ直ぐな強い人間に育てる。

試合について

 ・試合で育てる。
 ・ラグビーは監督のサインで動くのではなく、個人の判断が要求されるスポーツ。
  判断のできる材料、その練習をしっかりやっておく
 ・型にはめてしまうと、試合中に状況判断ができない選手になってしまう。
 ・判断するのは選手たちで、試合を通じて選手自信が考え学ぶ。
 ・試合の経験が次の判断につながる。そのために試合をする。


1月19日(土)

2013年01月19日 | 練習や試合の心構え
今日の福田公園陸上競技場は、ジュニアの他に、ヒーローズカップに向けて合同練習を行っている県内スクールの小学生高学年、倉敷ラグビースクールの練習が行われ、それらの保護者を含めて、非常に活気のある雰囲気でした。

練習内容は別にして、コーチ陣から練習の途中や最後に話があった次の7つの点は、もう一度しっかり自覚してほしいと思います。

①キャプテン、バイスキャプテンの声を聞いて、それに反応して動く。
 逆にキャプテン、バイスキャプテンは、声を出してしっかりチームを引っ張る。
  ※試合になると、コーチが声で選手を動かすことはできない。
②しっかり声を出す。
 ・動きの中で、味方への指示や、自分の意思を味方に伝達する声
 ・個別の練習の合間でのコミュニケーション
③移動はジョッグで
④毎回の食事をしっかり食べる。
 ・食べることはすべての基本
 ・スポーツ選手は食べることも練習や勝負の一つ
⑤補食
 ・練習終了後30分以内に必ず補食をとる。
 ・スポーツは体を痛めることでもある。
  体が回復する時間内に食事・補食をすれば、強く大きな体づくりにつながる。
⑥トレーニンング
 ・平日に、腕立て、首、腹筋といったトレーニングを必ず継続する。
  ※土日のスクールでのトレーニングだけでは効果がうすい。
⑦臨機応変
 ・練習では、まず基本的な動きを決めるが、その中で色々な状況にあわせ臨機応変に動く。
  ※一つ一つの練習を真剣に考えて行わないと、ただ練習をこなすだけ。  

最後にフォワード練習の様子です。
しっかり声を出して自分の意思を味方に伝える、誰かの声に対しても返事をして自分の意思を伝える、プレーの途中に余裕があれば味方同士しっかり会話する、といったことを確認しながら行いました。











練習のための練習(続き)

2012年10月24日 | 練習や試合の心構え
続きです。

さて「試合のための練習」と「練習のための練習」という2つの言葉ですが、別のものではなく、つながったものです。

つまり「練習のための練習」の意味は、「「試合のための練習」のための練習」ということです。
「「「試合のための練習」のための練習」」のための練習」などと言いだしたらきりがありません。

ただ言えるのは、体や基本ができラグビーもよく知っている高校生、大学生、社会人と比べて、ジュニアの選手には、まだまだ色々な段階の練習が必要ということです。

ただ、どんな練習でも最後は「試合」につながります。
ジュニアの選手たちは、ハンドリング、姿勢等、どんな単調な練習でも、常にこのことを意識して取り組んでほしいと思います。
※もちろん、常に全力、常にトップと言っているのではありませんが、練習中は、頭の中は常に精一杯考え、集中してほしいと思います。

もう一度繰り返します。
悪い意味での「練習のための練習」とは、

①実戦を意識していない
②やらされているだけ
③練習の目的を理解していない

練習です。

ところで、この「・・・のための練習」には、グラウンドだけではなく日常生活の全てが入ります。

・食べること。
・体のケアや健康管理
・ストレッチや個人練習
・土日の練習や試合の時は、それに集中できよう、日頃の勉強等はしっかりやること
・ラグビー選手としてのプライドと謙虚さ
・家族の人への感謝の気持ち

こういうことがしっかりできていないと、やはり最後は「試合」につながりません。

練習のための練習

2012年10月22日 | 練習や試合の心構え
「練習のためのの練習」という言葉は、普通は良くない意味で使われることが多いと思いますが、ジュニアレベルでは「練習のための練習」は大切です。

パス、キャッチ、ハンドリング、ステップ、コンタクトといった基礎的な練習をしっかり繰り返すことは、次のステップの「試合のための練習」のために不可欠です。
「練習のための練習」により、自分の技量を上げ、実力を高めることにつながります。

ただ、今の時期になると「練習のための練習」に加えて、「試合のための練習」が大切になります。

さて、悪い意味での「練習のための練習」とはどういうことかというと、

①実戦を意識していない
②やらされているだけ
③練習の目的を理解していない
といったことだと思います。 
※「試合のための練習」はこの逆です。

例えば、同じコンビの練習でも、スペースに走りこむ、相手のDFがタックルにくる、スワーブで抜く、接点でモールをつくるといった、試合のイメージを持つことが必要です。
繰り返しの練習の中で頭を働かさず機械的に動くだけでは、体力はついても本当の実力にはなりません。

最近練習で中学生がよく言われている、「ゴール前の意識」「トライをとる意識」「継続する意識」などは本当に大切です。
緊張感のある練習しないと、試合中のここぞという場面で失敗するし、失敗すれば勝利はつかめません。
練習の中で、ミスをしない、チャンスを絶対にものにする精神力を高めることが必要ですし、そのために練習をしています。

いずれにしても、どうしてこの練習をしているかを考えることが大切です。
コーチが意図していることをつかめるかどうかで、吸収力が違います。
もちろん、特にブログ担当コーチの説明などは十分でないところもあると思いますが、それでも、この練習の目的は何か、試合のどの場面か、どんなプレーをしたら正解かを是非考えてほしいと思います。

最近の長めの練習の中、色々な時間帯で色々な練習をします。
どんな基礎的な練習であっても、ミスしないという意味で実戦につながる練習、実戦を意識した練習を心がけてほしいと思います。
もちろんコンビ等では、さらに実戦を意識した緊張感が必要です。

家で

2012年08月14日 | 練習や試合の心構え
大人にとっては全然関係ないですが、
中学生の夏休みも残り2週間くらいになりました。

土曜、日曜はかなりの時間をラグビーに使っており、その成果も出てきていますが、練習の無い日は、是非次のようなことに取り組んでください。

なお、食べることは一番大切です。
中学生(~高校生)の頃の成長期は人によって様々ですが、まず、丈夫な体を作るために、しっかり食べることが一番です。

①基本的な運動

・首の強化
  タックル、モール・ラック等、すべての基本は首の力です。
  また、首のケガだけは絶対に防がなければいけません。
  手で押したり、ブリッジをする等、必ず毎日やりましょう。
・ストレッチ
  股関節や足首を柔軟にして、低くて強い姿勢がとれるように。
・体幹強化
  練習でやっている数種類の体幹運動
・その他
  腕立て、腹筋、背筋、スクワット等
  さらに、家族等に協力してもらえれば、おんぶ、だっこ等

②ラグビーに関する運動

・姿勢
・左右のステップ(ジャンプ)
・ダッシュ
・ボールを上に投げる(ハンドリング)
・パス
・フッキング(ボール無しで)、スローイング

③イメージトレーニング

・お風呂に入った時に、走るコース、カットイン・カットアウト、タックル、
 バッキングコース、サインプレー等のイメージを。
・頭に焼き付けることで、試合中の判断につながります。

これらの中で、①、③の運動は、家の中で、テレビを見たり勉強の合間にもできます。

その他、中学生各自が自分で課題を決め、そのための練習内容を決め、是非、継続してみてください。

必ず成果が出ます。

ヤル気あるの?

2011年12月18日 | 練習や試合の心構え
久しぶりにブログ担当コーチの毒舌が、いきなり爆発しました。

「こんなダラダラなら、練習なんかやめてしまえ。俺ら、テレビで駅伝見てた方が楽しいんじゃ

新チームになって最悪の練習でした(特に前半)。
練習しようとしたことが「できる」「できない」ということではありません。
とにかくチーム全体にイヤーな空気が漂っています。

まず、練習の前。
もうすぐ練習開始時間なのに、少し離れたトイレ付近にかたまって、いったい何をしているのか?
どこかのコンビニの前にでも集っているつもりか?

前のサッカーがギリギリまでやっていたとはいえ、既に、ボールも到着しているのに、誰も空気も入れようとしない、誰もグラウンドの方に行こうともしない。
いったい、何がどうして、こういう雰囲気だったのか?
是非聞いてみたいものです。

時間が来て、グランドに入る時も、だーら、だーら。
お前ら、年寄りか

この雰囲気を引き継いだ練習の最初は、はっきりいって、もう勝手にしろという感じです。
まともにダッシュできない、ノックオンの嵐、勝手気ままなパス、キックは全然取れない等、これ以上何も言うことはありません。
別に難しい練習をしたわけではなく、いつもと同じ最初の練習です。

もうこんな練習は十分できるので、バカらしくてヤル気がでないのか?
それとも練習を休みにしろということか?

まあいいか。こんなことで腹立ててもしかたない。また血圧が上がる。
ブログ担当コーチの思っている、スクールにおける中学生とコーチ陣の関係は、少し前のブログに書いたとおりです。


それと3年生。

3年生は、まだスクール生であってOBではない。

新チーム主体の練習に来て下級生の相手をしてくれるのは大変ありがたいが、キッチリとした練習態度がとれないのなら、来なくていい。

当然、すべてのメニューに参加する必要なはいが、下級生の指導等、とるべき態度があるのではないか。
特に練習の最初。

これから高校でやっていこうという3年生も、気持ちが入らない状態で参加するのなら、せっかく練習しても自分をさらに高めることにはならず、ケガの危険もあり、新チームのムードを壊すだけである。


ところで、昨日の試合に来れなかったコーチ陣が、今日はたくさん来てくれ、練習の中盤からは、昨日の試合で見えた課題について、中学生だけでなくコーチ陣への説明も含めて、色々とやりました。

昨日できていなかった課題なので、当然今日もなかなかできませんでした。
できないことを克服するために練習しているので、できないことをとやかく言うつもりはありません。

ただ、ブログ担当コーチは、最初の雰囲気を引きずってしまっていたので、何となく投げやりになってしまいました。
この点は、ほんの少しだけ反省。

いよいよ

2011年12月09日 | 練習や試合の心構え
やっと冬らしい天候になってきましたが、今週も天気はよさそうです。

今週も盛り上げていきましょう。

なお、日曜日は、トップリーグの試合(1時キックオフ)に、百間川から自転車でも余裕を持って間に合うよう練習を終了します。

このところ3年生やOBを相手に、かなりディフェンス練習に時間をかけています。
今週の練習は、その成果を思い出しながら、少しゆっくり時間をかけて、頭の体操(一つ一つの再確認)もやっていこうと思います。

土曜日に、キャプテンとバイスキャプテン2名、計3名を発表します。

1年生・2年生を中心の練習をはじめて1ヵ月程度たち、欠席する時のコーチ陣への連絡も含めて、1年生も自覚が出てきたように感じます。

12月4日に保護者会を終え、キャプテン等も発表し、これから、新チームの本格的なチームづくりが始まります。

いつも言っているように、ジュニアスクールはクラブチームであり、学校の部活動ではありません。
コーチ陣にも、学校の先生のような中学生に対する権限は(逆に言うと義務も)ありません。
 
ただ、頑張る中学生には、指導者としての強い責任感と、ともに頑張る仲間としての信頼感を持ってつきあいます。
一方で、適当な(別に「適当」というのは悪い言葉ではないです)中学生には、それなりに、ラグビー好きな仲間として適当につきあいます。

コーチ陣をどのように踊らすか(頑張らすか)は、まさに中学生次第です。


<保護者の方へ>
 今日の話、冗談ぽく聞こえるかもしれませんが、まじめな話です。
  ※あまり言って嫌われると困るので、ブログに書くのは今回だけですが・・・。
 保護者の方も、コーチ陣を踊らす大事な指揮者です。
  ※ブログ担当コーチなど、本当に単純です。

2年生

2011年11月15日 | 練習や試合の心構え
このところ1年生のネタが多かったのですが、やはり新チームの主役は2年生です。

13日の山口県との試合でも、いい働きを見せていたようです。

これから1年間、3年生の悔しかった分まで結果を求めていくことはもちろん大切ですが、それ以上に、3年生をお手本に、全員がまとまり、全員が自分の力を伸ばし、「ジュニアラグビーをやってよかった」と中学生や保護者が思えるようなジュニアスクールにしていきましょう。
※ラグビーに関しは、進路選択にあたり、県内・県外、進学先の強い弱いに関わらず、自分で自信を持って判断できるよう、自分の力を高めることはもちろん、自分たちでチームを作っていく厳しさ・楽しさを経験してもらいたいと思います。

今回のスナップは12日(土)の2年生を中心とした練習風景です。
※数名欠席でしたが、紹介します。





























Culture Day

2011年11月03日 | 練習や試合の心構え
というわけで、「文化の日」(Culture Day)の今日も、ラグビー”文化”にドップリとつかりました。

タックルや接点等で、いくつかの課題を重点的に練習しましたが、まだ覚えていますか?
3年生は13日の試合、2年生以下は13日や20日の試合で、特に意識してほしいことです。
※2年生以下は、(勝利をめざすならば)年間を通しての課題です。

また、今日来ていた2年生や1年生の中には、新しいポジションの練習もするよう言われた選手もいます。(実際に始めてもらいました)

これは、岡山のような決して人数が多くないチームが、順調に活動や試合をしていく上で必要であるだけでなく、その中学生にとっても必ずプラスになると考えて言っています。
是非、頑張ってほしいと思います。



ところで、今日、隣のグラウンドで練習していた某高校のサッカー部が、ラグビー側に蹴りこんだボールを2つそのままにしていたたため、ブログ担当コーチは、百間川に向かって蹴りだしました。(本当に、川の中に蹴りだすつもりだったのですが、キック力が無く、フェンスを越えませんでした。残念。)

グラウンドに転がっているボールを踏んだら、大けがする恐れもあります。
スクールの中学生は、このようなことは絶対しないように。


今日のスナップです。
文化の日なので(あまり意味ないか)、一挙公開です。
 





























   
 

10月30日(日)

2011年10月30日 | 練習や試合の心構え
昨日は久々の練習休みでした。

今日から、あらためてスタートです。
あいにくの雨模様でしたが、美作ラグビー場の芝が使えたので、いい練習ができました。
参観日で欠席者もありましたが、28人(うち、体験の小学生1人)が参加しました。
また、先日の広島戦で手をけがしたU谷も、元気に顔を見せてくれ、大声で後輩を指導してくれていました。

今日も話したように、練習内容は、あらためて2年生・1年生を対象にした基本的な内容から始めていきますが、その中に、今回の中国地区予選で、岡山に足りない、というよりか、コーチ陣が中学生に指導できていなかったと感じた内容も加えていきます。
※ブログ担当コーチは、中学生段階では、教えていないことができないのは、教えていない指導者の責任だと思っています。
※当然、何もかも詰め込めばよいのではありませんが、教えるべきこと・徹底すべきことで足りなかった点は、改善していきたいと思います。

基本的な内容に加えて、走る、パワーをつけるといったメニューもあわせて行っていきますので、高校になってもラグビーを続けようと思っている3年生にとっても、十分効果のある練習になると思います。

3年生は、さらに自分の力を高めるとともに、後輩の指導を是非よろしく。
11月13日(日)に山口県との試合がありますが、そのあとも、3月末まで、できるだけ練習に参加してください。

今日のスナップは、タッチフットを中心です。

ノミネート、間合いの詰め、タッチ回数、最後のタッチの後の攻守切替、それらの意味(タックルありのラグビーに置き換えた意味)については説明しました。

しばらくタッチフットを続けようと思いますが、タッチフットは遊びではありません。
今日のように、練習の中盤や仕上げの段階で、色々なルールを入れながら行いますので、その意味を十分理解してやっていきましょう。


体験です。でもいい動きしてます。


元気に走る原D。 ただし、あせるな。 じっくり強化していこう。










一番奥のラガール(1年)の走り方は、男子選手の見本になります。 






もう一人のラガール(1年)も、いいセンスをしてます。










楽しそうな3人(3匹?)の○○です。
○○に入るのは、「サムライ?」それとも「Pig(子ぶた)?」


新たな一歩に向けて

2011年10月23日 | 練習や試合の心構え
今日の広島県との全国大会中国地区予選(VS広島県)は、残念ながら敗れました。

前半10分ころまでは両方無得点でしたが、最終的には点差はかなり開きました(途中から数えるのはやめました)。
※点差については、途中からの選手交代の考えもあり、気にすることはありません。

問題の試合内容ですが、中学生たちは、よく頑張りました。
特にタックルは、今までの試合とくらべて体をはり見違えるほどでした。

しかし広島の、タックルされても一歩前に出る姿勢、到達した2人目のボールへの働きかけと姿勢、3人目以降の低く胸を張り足をかくというフォワードを中心としたしっかりした動きに、ボールを支配されました。

これだけタックルすると、普通の試合ではジャッカル等ターンオーバーできる場面も相当あるのですが、今日の広島は見事でした。

試合展開ですが、前半10分くらいまではボール支配には苦労していましたが、陣地の確保も含め、戦術通りの試合運びをしていました。
この時間帯のアタックで、ノックオンとまではいきませんが、ミスが出たのは痛かったです。

前半最初にトライされた直後に、キックオフからブラインド側を走られてトライされたこと、その少し後に再度ゴール前までブラインドを走られた後のスクラムで、プレッシャーのきついタッチキックではなくフォワードのサイドを入れてからという戦術どおりだったにもかかわらず、フォワードのコンタクトの後に相手にとられてトライされた、このあたりで、完全に相手に余裕を与えてしまいました。

ただ、繰り返しますが、今年のチーム全員の、3年生を中心としたこれまでの年代以上のラグビーに対する真剣な姿勢どおり、今日の試合も、練習でやってきたことはキッチリとできていたし、やろうとしていたと思います。

逆に、広島との違いが出た部分というのは、岡山の限られた人数の中では、なかなか練習しにくい部分だとも思います。

コーチ陣にとっても、今年から各県対抗形式で予選をする中で、その年の人数や個性を考えながらどういう練習をしていくか、大きな宿題をもらった一日となりました。

決して人数が多くない岡山県ジュニア(数年前は0人の学年もあったのが真実です)を、これまでも中国地区の中心的な立場でやってきた広島県とも競い合いながら、勝利を追求しながら、中学生皆にどう充実したラグビーを送らせてあげるか、コーチ陣に投げかけられた課題も重いです。

(追伸)
こんなことを書くと、すぐに組織的な話、「大人の」話をする人が出てきます。
そうではないのです。
今日試合の後に、来られていた保護者の方に、次のようなお願いをしました。
・まず一人でもたくさん手伝ってください。
・特に、中学生のお父さん、特に経験者や体が動く人には、少しでも多く練習に参加してくれるよう、お母さん方から是非お願いしてください。


いずれにしても、今日の中学生はよく頑張りました。
特に3年生は胸を張ろう。

最後になりましたが、広島県には、中四国代表決定戦、全国大会と是非頑張ってください。


























明日に向けて

2011年10月22日 | 練習や試合の心構え
明日はいよいよ、全国大会中国地区予選(岡山県VS広島県)です。

今年は、これまでの中国選抜方式ではなく、各県対抗方式となりました。
このため、これまでは9月頃から選抜練習が始まっていましたが、今年は、9月以降もこの試合を目標に、岡山県として活動してきました。

中国地方の選手が何回も集まるのが難しい中での選手選考の難しさやあいまいさ、本来の各スクールの活動が9月以降中途半端になりやすかったこれまでの方式に対し、各県対抗方式は岡山としても望んだことです。
とはいえ、人数が多くない岡山県にとっては決して楽ではないのですが、1月からの、特に9月以降の中学生の成長を見ると、岡山県の中学生にとっては、やはりいい方法だったと思います。
※どちらかと言えば、これまで選抜チームについては他県の指導者に任せていた岡山のコーチ陣にとっては、これまで以上に厳しくシンドイ年でしたが・・・。

明日23日は、岡山・美作・倉敷・津山の4スクールから選抜した中学生が、岡山県の代表として広島県に挑戦します。

中学生たちは、40分間、どんなに厳しい状況でも、勝利に対する強い気持ちを持ち続ければ、必ず結果がついてくると思います。
22人誰が出ても、それなりの力があるチームです。全員で勝負しましょう。
コーチ陣も勝負します。

また、それ以上に(結果とは関係なく)、これまで応援してくれたお母さんやお父さんたちが「よくやった」と満足してくれるようなプレーを期待しています。
※8月の中四国大会のような気の抜けた試合をしたのでは、応援してくれた人に申し訳ありません。














ドラえもん

2011年09月23日 | 練習や試合の心構え
ドラえもんの名言からです。

しかし、大人が聞いてもいいこと言ってますね。

恐るべし「ドラえもん」。

ジュニアの中学生たちが今聞いても、結構、心にグサッとくる言葉が多いのでは。

障害があったらのりこえればいい!道を選ぶということは、必ずしも歩きやすい安全な道を選ぶってことじゃないんだぞ。

流れさった時間は二度とかえってこないんだ。

悩んでいる暇に一つでもやりなよ。

無理しないで、自分の力で出来ることをやってみようよ。

人にできて、きみだけにできないことなんてことあるもんか。

毎日の小さな努力のつみ重ねが、歴史を作っていくんだよ。

時々、理屈にあわないことするのが人間なのよ。

どんなに勉強ができなくてもどんなに喧嘩が弱くてもどこかに君の宝石があるはずだよ。その宝石を磨いて、魂をピカピカに磨いて魅せてよ。

見せびらかしていばるなんて、感心しないな。自分で楽しんでいればそれでいいじゃない。


さて24日(土)、25日(日)は遠征&合宿です。
30人以上の中学生が参加します。(ラガールも参加します)

岡山ジュニアとしても、この時期の本格的な遠征&合宿は初めてのことです。
※全国大会予選が今年は県対抗方式となり、かえってスクール活動としてはやりやすくなっています。

全国大会中国地区予選に向けてのレベルアップは当然ですが、スクール活動の新たな展開として、是非、充実したものにしなければいけません。

全員、そういった気持ちで参加してほしいと思います。

特に2年生は、既にAチームで活躍する選手から、まだAチームには入れていない選手まで、色々な選手がいますが、来年の新チームに向けても、皆が、1年生の指導をキッチリしながら、チームにおける現在の自分の役割を果たしてほしいと思います。


しかし、今日は暑かったですね。
ブログ担当コーチも結構日焼けしました。

練習の最後に、「中学生は途中までは良かったが、途中から集中が切れた」と悪口を言いましたが、本当は、ブログ担当コーチも途中からバテてました。
※O塚監督は、当然ですが、初めから終わりまで元気いっぱいでした。(不死身です

少しだけスナップをのせます。