岡山ジュニアラグビースクール(岡山ラグビースクール中学部)の記録

中学生や保護者が、チャレンジを楽しみ、充実した時間を共有した活動の記録です。

補食(1年生へ)

2015年05月12日 | 食事&体調管理
1年生も、ジュニアスクールに入って1ケ月以上たちました。
上級生の試合や練習を見ても、しっかりとした体づくり(大きな体ではありません)の大切さを感じているのではないでしょうか?

練習後などの補食についてです。
※もちろん、ブログ担当コーチは栄養学の先生ではありませんが、ご参考に。



スポーツをする人は、補食が必ず必要です。

練習の前後に補食をとることで、朝・昼・夕の3食では補えない栄養をとることができます。

練習前に食べれば、脳に栄養を補給し、集中力を高める効果があり、練習後に食べれば、疲労回復を早め、体をつくることができるので、必ず食べるようにしましょう
特に運動後30分~2時間くらいの間は“ゴールデンタイム”と呼ばれ、体内で成長ホルモンの分泌が最も盛んになる時間帯だそうです。
このタイミング(運動後30分以内)で栄養補給が出来ると、カラダづくりがスムーズに行なわれます。運動後は、なるべく速やかに補食をとりましょう。
※もちろん、その上で、例えば夕食でたんぱく質をしっかりとるといったことが大切です。
 (これについては次回)

補食はタイミングと量が大事です。
基本的に、おにぎりなどの炭水化物が多いものがよく、消化に時間がかかるものは適当ではありません。
中学生なら、おにぎりやあんパン1個とオレンジジュース1本(200ml)程度の量を食べることで、最大限の効果が出ます。
「食べ過ぎて昼食や夕食が食べられない」ことのないように、軽くエネルギーを補給した後は、家に帰ってしっかり食事をとるように心がけましょう

コンビニなどで買える商品の中で、補食としておすすめのものと、控えたほうがいいものを紹介します。

【練習開始までに1時間以上ある場合】
おにぎりと野菜ジュース、あんパンと100%オレンジジュースのように、炭水化物とビタミンやミネラルの豊富なジュース(水分)をとる。
【練習開始までに1時間を切っている場合】
パンなどの固形物よりも吸収の早いゼリー飲料やスポーツドリンクなどがおすすめ。
水分と一緒にバナナを食べるのも効果的。
【練習後】
すぐに補食をとれば、疲労回復を早め、体重アップにもつながる。
おにぎりや肉まん、お茶カステラと飲むヨーグルトのように、炭水化物と水分をとるとよい。

○おすすめの補食
 炭水化物やビタミン・ミネラルが多いもの。
  おにぎり、肉まん、あんパン、ジャムパン、ヨーグルト
○控えたほうがいい補食
 消化に時間がかかってしまうもの
  カップラーメン、から揚げ、フライドポテト

脳震とう

2015年02月05日 | 食事&体調管理
2月5日(木)山陽新聞夕刊に脳震とうの記事がのっていました。

頭を打った時の対応はもちろん記事のとおりなのですが、まずは頭をうたない、脳震とうを
起こさない、さらに首を痛めないために、少なくとも次のような点は大切です。

(1)頭を下げない(首から前)
(2)腰の位置より首や頭を下げない。(ひざをしっかり下げる)
(3)ヘッドオンタックル(頭を相手の体やひざの前に入れるようなタックル)は絶対しない。
(4)相手に棒立ちで背中を見せるようなプレーをしない(後頭部から倒れる危険が増す)
(5)無理をし過ぎないで、余裕のある体勢で継続
(6)タックルされ倒れるときは、あごをしっかり引き、首や体に力を入れ、できるだけ横や前向きに。
(7)相手のけがを防止するためにも、相手を持ち上げるようなタックルはしない。
(8)首、肩等のトレーニング。


食事

2014年08月20日 | 食事&体調管理
ブログ担当コーチは当然専門外ですが、トレーニングと栄養・睡眠について、他の人の文章の抜粋です。

競技力向上のためには、運動、栄養、休養(睡眠)のバランスが大切です。

運動すると、使われた筋肉は小さな損傷を数多く受けます。
一方で、そのダメージを修復する過程で、筋肉は大きく強くなります(再合成)。

この修復は睡眠中が中心で、この時に筋肉の材料であるタンパク質が必要となります。
このタイミングに合わせて、タンパク質が消化されることが理想的なので、夕食時にはタンパク質の多く含まれる食品をしっかり摂る(とる)ことが重要です。

せっかく一生懸命運動しても、カップラーメンやスナック菓子を食べ、ゲームをしながら夜ふかし…では、せっかく運動しても筋肉に損傷を与えただけに終ってしまいます。

とはいえ、勉強もせずに寝るだけというわけにもいきません。
バランス良くしっかり食べた後は、しっかり勉強して、規則正しい睡眠をとる。
よい選手・じょうぶな選手になるためには、規則正しい生活習慣はとても重要です。

①タンパク質(プロテイン)  

筋肉にとって最も必要な栄養素です。
筋肉だけでなく、腱(けん)や骨格をつくるためにも、夕食時にはタンパク質を充分に摂ることが必要です。
タンパク質を多く含む食品は、牛乳、乳製品、大豆、卵、肉、魚類などです。中でも牛乳は最も手軽で、他の栄養素もバランス良く含まれてます。

②糖質(炭水化物)  

運動のための直接的なエネルギーが、糖質(とうしつ)や脂質(ししつ)ですが、中でも激しい運動の時に重要なのが糖質です。
糖質は、主食(米、パン、麺類)に多く含まれ、活動前、すなわち朝食や昼食でしっかりと摂る事が必要です。しっかりと摂らないと、脳や筋肉の活動レベルが低下した状態、すなわち集中力のない状態になります。
試合当日の朝食などは、糖質中心で消化のよいものが好ましく、また夕食時には、疲れた身体を回復させるためにも糖質は必要です。
※練習の際の補食も大切です。

③無機質(ミネラル)

直接的なエネルギーにはなりませんが、重要な働きをするのが、カルシウム、鉄、ビタミンなどのミネラル類です。
ミネラル類は、海藻や野菜、果物などに多く含まれています。
中学生は骨格等が成長する大切な時期なので、その主成分であるカルシウムが不足しないよう、海藻、牛乳、小魚(骨)などでしっかり摂りましょう。
ミネラルは、毎食の中に少しずつでも含むことが大切です。

<好き嫌いをなくそう~自分自身で行動できるように~>

栄養をバランスよく、しっかり摂るために一番大切なことは、「好き嫌い」をなくし、何でも食べる事です。
「あれが食べられない、これが食べれられない」では、身体づくりができないだけでなく、合宿、遠征などで力が発揮できません。

せっかく一生懸命身体を動かしているのだから、単にラグビーだけでなく、効果的な体づくりや習慣づくりにつなげていきましょう。

補食について

2013年09月26日 | 食事&体調管理
練習後の補食(おにぎりを食べる等)についてです。
もう中学生も十分理解していると思いますが、もう一度繰り返します。
もちろん、毎日の食事をしっかり食べることが基本です。

スポーツをする人は、補食が必ず必要です。

練習前に食べれば、脳に栄養を補給し、集中力を高める効果もありますが、特に練習後に食べることは、疲労回復を早め、体づくりにつながるので必ず食べるようにしましょう

運動直後は筋グリコーゲンの合成と回復を早める為に、糖質とタンパク質を補給する事が身体づくりや疲労回復を促す為にも理想的で、特に運動後30分~2時間くらいの間は“ゴールデンタイム”と呼ばれ、体内では成長ホルモンの分泌が最も盛んになる時間帯と言われています。

このタイミングで栄養補給がしっかり出来ると、カラダづくりがスムーズに行なわれます。運動後はなるべく速やかに身体づくりに役立つものを補給しましょう。

補食はタイミングと量が大事です。
基本的に、おにぎりなどの炭水化物が多いものがおすすめで、消化に時間がかかるものは適当ではありません。
中学生なら、おにぎりやあんパン1個とオレンジジュース1本(200ml)程度の量を食べることで、最大限の効果が出ます。

コンビニなどで手軽に手に入る商品のなかで、補食としておすすめのものと、控えたほうがいいものを次のようなものです。

○おすすめの補食
炭水化物やビタミン・ミネラルが多いもの。
おにぎり、肉まん、あんまん、カステラ、あんパン、ジャムパン、ヨーグルト

○控えたほうがいい補食
消化に時間がかかってしまうもの
サンドイッチ、カレーまん、カレーパン、カップラーメン、から揚げ、フライドポテト

食べるタイミングでいうと、

【練習後】
おにぎりや肉まん、お茶カステラと飲むヨーグルトのように、炭水化物と水分をとるとよい。

【練習前(練習開始までに1時間以上ある場合)】
おにぎりと野菜ジュース、あんパンと100%オレンジジュースのように、炭水化物とビタミンやミネラルの豊富なジュース(水分)をとる。

【練習前(練習開始までに1時間を切っている場合)】
パンなどの固形物よりも吸収の早いゼリー飲料やスポーツドリンクなど。
水分と一緒にバナナを食べるのも効果的。

体力づくり

2012年11月25日 | 食事&体調管理
久しぶりに、気持ちのよい天候でした。

3年生もかなりの人数が参加し、体づくりに取り組んでいます。

注意してほしい点を確認します。

①全体のストレッチで足りない人は、必ず自分で練習前にやること。
②正しい姿勢、正しい呼吸で行うこと。
③体に過度な負担が無い範囲で、しっかりと自分で追い込むこと。
④慣れてできるようになった時点からが、本当の体づくり。
⑤筋肉痛ではなく、ヒザやスジの痛みの時は、決して我慢しないこと。
⑥練習の後(30分以内)に必ず補食をとること。
  練習の合間でも、自分にあった方法で補給すること。
  カルシュウム等の不足しがちな栄養補助は、家族とも相談してやっていい。
⑦毎日の食事をしっかり、そしてバランス良く食べること。
  茶碗にもう一杯余分に食べること。
⑧土日の練習に加えて、少なくとも平日2回は、自分でできることをやること。
⑨首の強化だけは、できれば毎日行うこと。
⑩部活や体育のある平日も、できる範囲で補食や水分補給を考えること。


今日のスナップ(多め)は階段です。
全員が写っていませんが、頑張る中学生の様子が伝わりますか?






























補食について

2012年09月07日 | 食事&体調管理
9月~10月のスケジュールをアップしましたが、引き続き、1回の練習の時間はやや長めです。

「短時間で一気に集中して練習する」という考え方もあると思いますが、スクールは土日の週2回の練習が基本であり、中学生にとっては、できるだけ長くラグビーにふれることが大切だと考えています。

さて、補食については、これまでもこのブログはもちろん、コーチ陣からもたびたび言われていますが、全員に徹底するため、練習の最後(練習時間内です)、あるいは練習中(長めの練習の休憩中です)に補食の時間を正式にとってはどうかと考えています。

体づくりにどう効果があるか、練習の合間の補食の内容はどんなものがいいか等、スクールとして具体的に考えていきたいと思います。

例えば、おにぎりの場合は、家から持参する場合は保護者に負担がかかったり(中学生が自分で作れればいいのですが)、コンビニ等で買う場合は費用がかかったりしますが、他のチームの選手との体の違い(岡山ジュニアにも大きい選手はいますが、全体的には小さい印象です)を考えると、練習量の多さが、体づくりには逆効果になっていないかという心配もあります。
※補食等できちっとケアできていれば別なのですが・・・。

このため、補食について、正式に練習に組み込んでいきたいと思います。

体づくりのための練習内容もあらためて考えていきますが、詳しいことは、今週の練習で話します。

くりかえしですが・・・

2012年04月24日 | 食事&体調管理
ブログ担当コーチ、このところ家でも非常に忙しいため、これまでに書いた内容を少し繰り返してみます。


まずは食事についてです。


「トレーニング(練習・試合)と食事」

全くの専門外ですが、トレーニングと栄養・睡眠についての説明です。(というか、他の人の文章に書かれていたことの要約です)

競技力向上のためには、トレーニング・栄養摂取(せっしゅ)・休養(睡眠)のバランスが大切です。

トレーニングすると、身体の筋肉は使用(収縮)され、小さな損傷を数多く受けます。そして、そのダメージを修復する過程で、『超回復』という原理で、筋肉は肥大(再合成)します。

この原理がはたらくのは主に睡眠中で、この時に筋肉の材料のタンパク質が必要となります。筋肉の再合成に必要なホルモンは、特に深い眠りの時に多く分泌されますが、普段から規則正しい生活をしていないと分泌されにくくなります。

この睡眠のタイミングに合わせて、タンパク質が消化されることがの理想的なので、夕食時にタンパク質の多く含まれる食品をしっかり摂る(とる)ことが重要です。

せっかく一生懸命トレーニングしてもカップラーメンやスナック菓子を食べて夜ふかし…では、ただ筋肉に損傷を与えただけに終ってしまいます。

身体づくりには、『トレーニング』と共に、十分な『バランス良い食事(栄養摂取)』と『休養・睡眠』が必要です。この3つをバランス良く日常生活に組み込む事が、よい選手になるために大切な事で、中学生の時期に規則正しい生活習慣を身につけることは、とても重要です。

①タンパク質(プロテイン)  

筋肉等にとって最も必要な栄養素はタンパク質です。
筋肉だけでなく、腱(けん)や骨格を形成するためにも、夕食時にはタンパク質を充分に摂ることが必要です。
タンパク質を多く含む食品は、牛乳、乳製品、大豆、卵、肉、魚類などです。中でも牛乳は最も手軽にタンパク質を摂れ、他の栄養素もバランス良く含まれてます。

②糖質(炭水化物)  

身体活動のための直接的なエネルギーが、糖質(とうしつ)や脂質(ししつ)です。中でも激しい運動の時に最も重要なのが糖質で、運動を行なう上で欠かせせん。
糖質は、主食(米、パン、麺類)に多く含まれており、活動前、すなわち朝食や昼食でしっかりと摂る事が必要です。
特に朝食でしっかりと摂らないと、脳や筋肉の活動レベルが低下した状態、すなわち集中力のない状態で活動することになります。特に試合当日の朝食などは、糖質中心で消化のよいものが好ましいです。
夕食時には、タンパク質の摂取も重要ですが、疲れた身体を回復させるためにも糖質は必要です。

③無機質(ミネラル)

直接的なエネルギーにはなりませんが、重要な働きをするのが、カルシウム、鉄、ビタミンなどのミネラル類です。
これらのミネラル類は、海藻(かいそう)や野菜(特に緑黄食野菜)、果物などに多く含まれています。特に中学生は、骨格等が成長する大切な時期なので、その主成分であるカルシウムは不足しないよう、海藻、牛乳、小魚(骨)などでしっかり摂りましょう。
ミネラルは、毎食の中に少しずつでも含むことが大切です。

④好き嫌いをなくそう~自分自身で行動できるように~

栄養をバランスよく摂るためには、「好き嫌い」をなくし、何でも食べる事が大切です。
「あれが食べられない、これが食べれられない」では、身体づくりができないだけでなく、合宿、遠征などで力も発揮できません。

試合前日や当日の食事

2011年10月28日 | 食事&体調管理
広島県との全国大会予選の前に、選手に携帯メールで送った内容です。

あらためてブログにアップしておくので、2年生や1年生も参考にしてください。




【試合前日の夕食】

筋肉や脳、神経のエネルギー源のグリコーゲンとなる、ご飯、パンなどの炭水化物を十分に摂る。
水をこまめに補給することも大切。
カレーライスやパスタなども炭水化物は豊富で、あわせて炭水化物を効率よくエネルギーに変えるビタミンB1(豚肉、うなぎ、豆腐など)を摂ると、よりパワーが発揮できる。
また、普段よりもご飯を1杯多めに食べたり、寝る2~3時間前におにぎりを1~2個食べるなど、とにかく積極的に炭水化物をとる。

【試合当日】

炭水化物系で消化吸収の良い、おにぎり、うどん、パスタ、パンなどを試合の3時間~4時間以上前に食べる。(おかずや野菜は控えめにする)
量は、ご飯を茶碗1杯(~2杯)+豆腐とわかめの味噌汁+ハムエッグ+グレープフルーツ1/2程度が目安。
胃に食べ物が残った状態では、血が胃に集まり、良いパフォーマンスは発揮できない。
試合前に食べる場合は、2時間くらい前に、おにぎり1個+オレンジジュース1本(200ml)程度までが目安。
食事の後に十分な時間を取り、摂取した栄養をエネルギー源に変えてから、試合に臨みましょう。

【水分補給】

試合の1~2時間前に250ml程度の水かスポーツ飲料を補給し、試合中もこまめに補給するのが理想。
ただし、試合中の水分補給は、一般に売られているスポーツドリンクはやめたほうが無難。
試合前のスポーツドリンクは、グリコーゲンの回復や蓄積に役立つが、試合中に飲むとかえって脂肪の燃焼を妨げ、乳酸が増加し筋肉の収縮が悪くなる。
一部のスポーツドリンクはこのことを考えて作られてるが、たいていは考慮されておらず、試合中は水で十分。

体調管理

2011年07月08日 | 食事&体調管理

9日(土)は姫路、10日(日)は徳山と遠征が続きますが、2日間とも、気温がかなり高くなると予想されています。

練習や試合の時間自体は、それほど長くはありませんが、行き帰りの時間を加えると、かなり長い時間になりますので、選手は各自、体調管理に十分注意してください。

・前日、睡眠不足にならないように。
・朝食は必ず食べてくること。
・水分は、自分自身で多めに持参すること。
  スクール全体で準備することに頼ってはいけません。
・こまめに水分補給すること。
・補食(おにぎり、バナナ、チョコレート、ウイダー・・・等)を持参した方がいいです。
・休憩時間等には、帽子をかぶってもいいです。
・最近は熱中症予防ということで、冷却用の商品が多く出ています。

以上のようなことに十分注意して、有意義で楽しい2日間にしましょう。


気をつけよう 中学生

2011年05月24日 | 食事&体調管理
中学生の部活動について、他のブログの記事を参考にのせてみました。

部活動をしている、していないに関わらず、平日の体づくりや健康管理の参考にしてください。

※もちろん、コーチや中学生にとって、土日のラグビーの練習の参考にもなります。




中学生になり、練習の時間や質が劇的に変わる一つに、部活動があります。
多くの運動部の練習はほぼ毎日となりますが、この中学の部活動をスポーツ栄養の点でみると、中学生にとってその状況はかなり過酷です。

高校生の場合は、知識さえあれば自分で補食が充分に実行可能ですが 中学では食べ物を学校内で食べることが認められていないことが、圧倒的に多いようです。

ということは中学生は昼食後、家に帰るまでは何も食べないということにもなります。

部活動を終えて帰宅後、6時過ぎにはキッチリと夕食を食べている選手がどれほどいるでしょうか。

逆に、この時間はまだ学校内でトレーニングメニューもMAXで、最大心拍に近くなっていることもありそうです。

ガス欠状態で厳しい練習をこなすことでオーバートレーニングになり、故障もしやすくなります。

せっかく成長する可能性があるのにエネルギーの準備に問題があっては、練習量の多さが更に辛いものになってしまいます。

「運動の種類に関らず部活動をする者は、必ずおにぎり1個とペットボトルを持参すること」という条件をつけるくらいでないといけません。

そうならないならば、せめて水だけは自主的に飲んでコンディションを整え、不要な負荷は一つでも減らすようにしましょう。

ヒゲ コーチより

2011年01月13日 | 食事&体調管理

ヒゲ コーチ(誰だか、すぐわかりますよね)から、テーピングについての以下のようなコメントがありました。


先日の保護者会でお話ししたテーピングの本等について、少し調べてみましたので告知します。

(インターネットサイト)

バトルウィンドットコム
www.battlewin.com/cource/index.html

ニトリート
www.ntmed.co.jp/taping/nitreat/


(書 籍)

キネシオテーピング The sports
全国キネシオテーピング協会 編集
定価 ¥1530

スポーツ障害別 速攻キネシオテーピング
(予防からリハビリまで)
キネシオテーピング協会 編集
定価 ¥1470

誰でもできるスポーツテーピング
石山修盟 著
定価 ¥1260

いちばん解かりやすい
テーピング図解テクニック
斎藤隆正 著
定価 ¥1100前後(だったと思います)

以上、参考までに。


トレーニング(練習・試合)と食事

2011年01月01日 | 食事&体調管理
中学生も、お正月で、のんびりと過ごしていることと思います。

ところで、体幹トレーニング等はやっているかな

さて、専門外ですが、前回の『補食』に続いて、トレーニングと栄養・睡眠についての説明です。(というか、他の人の文章に書かれていたことの要約です)


競技力向上のためには、トレーニング・栄養摂取(せっしゅ)・休養(睡眠)のバランスが大切です。

トレーニングすると、身体の筋肉は使用(収縮)され、小さな損傷を数多く受けます。そして、そのダメージを修復する過程で、『超回復』という原理で、筋肉は肥大(再合成)します。

この原理がはたらくのは主に睡眠中で、この時に筋肉の材料のタンパク質が必要となります。筋肉の再合成に必要なホルモンは、特に深い眠りの時に多く分泌されますが、普段から規則正しい生活をしていないと分泌されにくくなります。

この睡眠のタイミングに合わせて、タンパク質が消化されることがの理想的なので、夕食時にタンパク質の多く含まれる食品をしっかり摂る(とる)ことが重要です。

せっかく一生懸命トレーニングしてもカップラーメンやスナック菓子を食べて夜ふかし…では、ただ筋肉に損傷を与えただけに終ってしまいます。

身体づくりには、『トレーニング』と共に、十分な『バランス良い食事(栄養摂取)』と『休養・睡眠』が必要です。この3つをバランス良く日常生活に組み込む事が、よい選手になるために大切な事で、中学生の時期に規則正しい生活習慣を身につけることは、とても重要です。

①タンパク質(プロテイン)  

筋肉等にとって最も必要な栄養素はタンパク質です。
筋肉だけでなく、腱(けん)や骨格を形成するためにも、夕食時にはタンパク質を充分に摂ることが必要です。
タンパク質を多く含む食品は、牛乳、乳製品、大豆、卵、肉、魚類などです。中でも牛乳は最も手軽にタンパク質を摂れ、他の栄養素もバランス良く含まれてます。

②糖質(炭水化物)  

身体活動のための直接的なエネルギーが、糖質(とうしつ)や脂質(ししつ)です。中でも激しい運動の時に最も重要なのが糖質で、運動を行なう上で欠かせせん。
糖質は、主食(米、パン、麺類)に多く含まれており、活動前、すなわち朝食や昼食でしっかりと摂る事が必要です。
特に朝食でしっかりと摂らないと、脳や筋肉の活動レベルが低下した状態、すなわち集中力のない状態で活動することになります。特に試合当日の朝食などは、糖質中心で消化のよいものが好ましいです。
夕食時には、タンパク質の摂取も重要ですが、疲れた身体を回復させるためにも糖質は必要です。

③無機質(ミネラル)

直接的なエネルギーにはなりませんが、重要な働きをするのが、カルシウム、鉄、ビタミンなどのミネラル類です。
これらのミネラル類は、海藻(かいそう)や野菜(特に緑黄食野菜)、果物などに多く含まれています。特に中学生は、骨格等が成長する大切な時期なので、その主成分であるカルシウムは不足しないよう、海藻、牛乳、小魚(骨)などでしっかり摂りましょう。
ミネラルは、毎食の中に少しずつでも含むことが大切です。

④好き嫌いをなくそう~自分自身で行動できるように~

栄養をバランスよく摂るためには、「好き嫌い」をなくし、何でも食べる事が大切です。
「あれが食べられない、これが食べれられない」では、身体づくりができないだけでなく、合宿、遠征などで力も発揮できません。

補食

2010年12月21日 | 食事&体調管理
練習後の補食(おにぎりを食べる等)について書きます。

もちろん、ブログ担当コーチは栄養学はわかりませんが、色々書いてあるのを読んでも、大体同じです。


スポーツをする人は、補食が必ず必要です。

練習の前後に食べることで、朝・昼・夕の3食だけでは補うことができない、必要な栄養をとることができます。

練習前に食べれば、脳に栄養を補給し、集中力を高める効果があり、練習後に食べれば、疲労回復を早めることができるので、必ず食べるようにしましょう

運動直後は筋グリコーゲンの合成と回復を早める為に、糖質とタンパク質を補給する事が身体づくりや疲労回復を促す為にも理想的です。

特に運動後30分~2時間くらいの間は“ゴールデンタイム”と呼ばれ、体内では成長ホルモンの分泌が最も盛んになる時間帯と言われています。

このタイミングで栄養補給がしっかり出来ると、カラダづくりがスムーズに行なわれます。運動後はなるべく速やかに身体づくりに役立つものを補給しましょう。


補食はタイミングと量が大事です。
基本的に、おにぎりなどの炭水化物が多いものがおすすめで、消化に時間がかかるものは適当ではありません。
中学生なら、運動の1~2時間前、または運動直後のどちらかに、おにぎりやあんパン1個とオレンジジュース1本(200ml)程度の量を食べることで、最大限の効果が出ます。

「食べ過ぎて昼食や夕食が食べられない」ことのないように、軽くエネルギーを補給した後は、家に帰って食事をとるように心がけましょう!

コンビニなどで手軽に手に入れられる商品のなかで、補食としておすすめのものと、控えたほうがいいものを紹介します。
効果的な補食選びの参考にしてください。

【練習開始までに1時間以上ある場合】
おにぎりと野菜ジュース、あんパンと100%オレンジジュースのように、炭水化物とビタミンやミネラルの豊富なジュース(水分)をとる。

【練習後】
すぐに補食をとれば、疲労回復を早め、体重アップにもつながる。
おにぎりや肉まん、お茶カステラと飲むヨーグルトのように、炭水化物と水分をとるとよい。

【練習開始までに1時間を切っている場合】
パンなどの固形物よりも吸収の早いゼリー飲料やスポーツドリンクなどがおすすめ。
水分と一緒にバナナを食べるのも効果的。

○おすすめの補食
炭水化物やビタミン・ミネラルが多いもの。
おにぎり、肉まん、あんまん、カステラ、あんパン、ジャムパン、ヨーグルト

○控えたほうがいい補食
消化に時間がかかってしまうもの
サンドイッチ、カレーまん、カレーパン、カップラーメン、から揚げ、フライドポテト

マスク着用 他 注意事項

2010年11月12日 | 食事&体調管理

特に、明日13日に選抜練習に行く中学生への注意事項ですが、岡山に残って練習する2年生、1年生も同じです。

一つ目。
マスク着用。
車での移動時間が長くなっています。
セキをしているような人はもちろん、何ともない人も、車内やパーキングエリア等、どんな接触があるかわかりません。
車内からマスクを着用する。
それくらい注意をしてもよい大切な時です。

二つ目。
着替え等、必ず暖かい用意をしてくること。

以上。


危機管理

2010年08月24日 | 食事&体調管理

中四国大会ををはじめ、この夏も中学生たちは頑張ってきました。

しかし、残念ながら、中四国大会で1年生のM野が手首をケガするなど、この夏休みで、指(小指)2人、手首、足首の骨折(いわゆるヒビも含む)が発生しました。

指の一人(2年生)は関西大会で負傷したものの中四国大会で大活躍しましたが、これだけケガが多いと、ラグビーはケガがあるスポーツなどと簡単に言っていられません。

危機管理の一つに、「小さなトラブル(もちろん今回の骨折等が、”小さな”と言っているのではありません)を一つ一つ解決していかないと、いずれ大きな、取り返しのつかないトラブルにつながる」と言われています。

コーチとしても、最近のケガの発生状況を考えながら、タックルの際の倒れ方、モール・ラックへ指先から入らない等の練習や、個々の筋力強化等を、9月以降、少し工夫しながら重点的にやっていき、少しでもケガの発生する可能性を減らしていきたいと思います。

また、保護者の方も、「こういう練習がある。こういう筋力強化の方法がある。」といったことがあれば教えてください。

ケガをした中学生は痛いでしょうが、早く直して、また元気に一緒にラグビーしましょう

保護者の方には、引き続き、ラグビーというスポーツや、ラグビースクールの活動にご理解をいただきますようお願いします。