一級建築士事務所 サトウ工務店

自然素材を使い省エネと快適性をデザインする 新潟の家

格子天井

2008年07月08日 | りりぱっと

「りりぱっと」の和室の天井を作っています。

Img_3103

4.5帖の小さい和室

入口も小さく

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床の間も洞穴みたい

そして、天井も低くて黒い

空間を あえて小さく演出することで

落ち着きやフィット感のある

隠れ家的なお部屋になる様に計画しました。

広くて開放的な空間も心地が良いですが

逆に、少々狭くて 包み込まれる様な空間も

妙に 落着いて心地がいいものです。

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構造金物

2008年07月07日 | 法花堂の住宅

法花堂の住宅は、先週 建前を行い

本日は、構造金物の取付を行っています。

これ↓ が、ホールダウン金物

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これ↓ も、ホールダウン金物

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これ↓ は、フラットプレート

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これらは、全て地震の時に

柱が抜けないようにする金物です。

地震で倒壊する建物のほとんどは

柱が抜けてしまうのが原因です。

しっかりスジカイや、耐力面材が付いていればいるほど

地震の時に、逆に柱を抜く力が働き

柱を抜いてしまうのです。

それを防ぐのがこれらの金物の役目です。

スジカイや、耐力面材の強度や

位置、組合わせなどによって

生じる接合部の引張耐力を計算して(N値計算)

取付ける金物の種類や位置が決まってきます。

少々ややこしい 計算ではありますが

耐震性を確保するために、とっても大切な部分となります。

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上棟、おめでとうございます。

2008年07月03日 | 法花堂の住宅

本日、建前でした。

予報に反して、天気は 雨  

日頃の行いは、よかったはずなのに・・・ 

しかし、お昼には雨もあがり 

予定どうり、2階天井のモイス一発仕上も

Img_3075 Img_3084

屋根断熱も

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順調に進みました。

夕方には、板金屋さんがルーフェィングを敷いて

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無事完了となりました。

詳細は、以前のブログも参照してみてください。

屋根断熱 → →  2008/05/03

ルーフィング →  2007/06/13

これで、梅雨もじぇんじぇん 怖くないです。 

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建て方1日目

2008年07月02日 | 法花堂の住宅

建て方作業が始まりました。

Img_3069

本日は、2階床組みと

できたら、小屋組みも・・・

と、ちょっと欲張っています。 

これは、2階の床になる構造部分です。

梁の組み方は、様々な方法がありますが

この部分の下 1階の天井高を確保するために

小さめの梁を、細かく入れました。

Img_3068

大きい梁を入れれは、もっと間隔は飛べせますが

梁の高さがあると、その下の階の天井に影響がでるので

この部分は、このように計画しました。

明日の天気は、晴れ 

でも、やはり暑くなるそうです。

梅雨時期にしては貴重な天気です。

きっと、施主様の日頃の行いが素晴らしいのでしょう。

そして、もちろん私も・・・ 

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土台と床下

2008年07月01日 | 法花堂の住宅

「法花堂の住宅」の土台を敷きました。

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土台の樹種は、「米ヒバ」です。

土台には、この「米ヒバ」もしくは、

「PGスケア」という防腐防蟻剤をドブ漬けした栂の土台

の2種類で、多くを占めているようです。

当社が、安価な「PGスケア」ではなく「米ヒバ」を使う理由は

極力 防腐防蟻剤を使いたくない のと、

「PGスケア」は、加工した土台の切り口などにも

防腐防蟻剤を塗らなくてはいけません

しかし、アンカーボルトの穴一つ一つや

ほぞ穴の一つ一つにもれなく

防腐防蟻剤を塗りこむのは、至難のワザです。

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しかも、その防腐防蟻剤の効果が何年持つのか・・・

そこで、「米ヒバ」の選択になりました。

予算があれば、国産の米ひばなども良いでしょう

より高い耐久性が期待できます。

しかし、材料の選択と同じか それ以上に大切なのは

床下を湿気させない事です。

では、どうやって床下を湿気させない様にするか

これも大きく分けて2種類あります。

・床下を換気して外部空間とする「床断熱」

・床下を室内空間とする「基礎断熱」

どちらが、良い悪いではなく

中途半端が一番悪い

「床断熱」の場合は、床部分でしっかり断熱・気密をとり

床下には常に外気を入出させる 

完全に外部空間としなければなりませんし

「基礎断熱」は、基礎部で熱橋などを考慮した断熱を行い

土台と基礎の隙間などをシッカリと塞ぎ

床下は完全に内部空間としなければなりません。

一般に、高気密・高断熱と呼ばれる住宅の多くは、

後者の「基礎断熱」を選択している様です。

当社も、「基礎断熱」を行います。(断熱施工は後日)

そこで土台を敷くまえに この様な ↓

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弾力性のあるパッキンを敷いて

基礎と土台の隙間を埋めます。

明日と明後日で、建て方作業を行います。

お天気予報は、ラッキーな事に晴れ  

しかし、予想気温は、30° 

大工さん、頑張れ~ 

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