一級建築士事務所 サトウ工務店

自然素材を使い省エネと快適性をデザインする 新潟の家

本日の各現場

2008年07月17日 | いくつかの現場のこと

本日の各現場の状況です。

まず 

粟生津の解体現場

Img_3139

木造部分は、ほとんど解体され

基礎があらわに、

Img_3151

40数年前の基礎です。

外周部のみに立上りがあり

内部には、盤石のみです。

長年よく耐えてきました。 スゴイです。

お疲れ様でした。

次 

法花堂の現場です。

断熱材の充填が始まりました。

壁に アクリア を充填

Img_3153

基礎もしっかり断熱

Img_3155

次世代省エネ基準クリア以上の仕様です。

ローコストな住宅ですが

ここには、シッカリとお金をかけて頂きました。

次 

「りりぱっと」です。

内装は、ほぼ完了

Img_3156

2階の個室は、コストダウンのため これで仕上がりです。

お天気が良いので、外観もパチリ

Img_3160

house88_31.gif ←ランキング応援お願い致します。クリックしてね。

人気blogランキングへ  ←もう1クリックお願いします。


「りりぱっと」 内装工事

2008年07月16日 | りりぱっと

「りりぱっと」は、内装工事中です。

内装屋さんは、大工さんが張った石膏ボードの継ぎ目に

ネットを貼り

Img_3134

パテで埋めて

Img_3146

壁の下地を、平らに仕上げます。

この下地処理が丁寧かどうかで出来栄えに影響がでます。

そして、壁紙を貼ります。

Img_3149

すると一気に、完成に近づいた感じになります。

今日は、シーリングファンも

Img_3143

オリジナルキッチンの本体も 取付してもらいました。

Img_3150

内装屋さんの工事は、週末には完了して

来週は、他の設備器具や照明器具など

を取付ます。

仕上工事は、いつもバタバタしてしまうのですが

今回は、工程に余裕ができて

のんびり  進んでいます。

house88_31.gif ←ランキング応援お願い致します。クリックしてね。

人気blogランキングへ  ←もう1クリックお願いします。


【かべ震火】で気密・透湿

2008年07月14日 | 法花堂の住宅

法花堂の住宅の耐力面材 【かべ震火】の

釘種とピッチを確認したら

Img_3115

気密テープで気密をとります。

Img_3130

面材の継ぎ目を気密テープでふさぐ事で

気密性が確保されます。

【かべ震火】は、透湿性に優れているので

気密をとっても、壁内部の湿気は外へ排出されます。

この上に、更に透湿性の優れている 【タイベック】を貼って

防水しつつ 湿気を排出する構造とします。

壁の中には、高性能グラスウールを充填

壁の室内側には防湿フェィルムを貼って

室内の湿気が壁に入り込まない様にします。

Img_3131

壁内結露を防ぐには・・・

室内側には、透湿抵抗の高い物(湿気を通さない)

屋外にいくほど、透湿抵抗の低い物(湿気を通す)

を使用して

室内で発生した水蒸気を、壁の中に入れない様に

また、入った水蒸気は スムーズに外部へ排出される様な

構造としておく必要があります。

例えば、耐力面材に合板(特にOSB合板)など

透湿抵抗がそこそこある物を使った場合は

室内側での、シッカリとした防湿フィルムの施工は

欠かせないということです。

ここを理解して施工していない建築会社が

いまだに 多いと聞きます。

数年後、リフォームなどで壁を開けた時・・・ 

断熱材が、湿気でまっ黒に・・・ 

柱や土台までも・・・ 

断熱が効かないだけでなく

建物の寿命が大幅に縮んでしまいます。

もし、そのリフォームの時期が、完成から10年を超えていた場合

いったい誰が、それを保証してくれるのでしょう?

10年程度の保証が、どれほど重要なのでしょう。

住宅性能保証制度や瑕疵担保責任保険も必要なのかもしれませんが

営業をする人、設計する人、監理をする人、作る人が

その家を、一生面倒見るつもりで取り組む姿勢が

一番 必要なのかもしれません。

house88_31.gif ←ランキング応援お願い致します。クリックしてね。

人気blogランキングへ  ←もう1クリックお願いします。


解体中です。

2008年07月12日 | 粟生津の住宅

粟生津の現場の既存住宅の解体工事中です。

大きいお家なので、2週間はかかりそうです。

一部分残すお部屋がありますので

今日は、大工さんが切り離し作業を行っています。

Img_3123

解体屋さんに切り離してもらっても良いのですが

大事な、梁や柱を切っちゃっても・・・  ね。

再来週には、燕の住宅 に程近い場所にある

現場の解体工事も始まります。

そして、来月 再来月には、もう4、5物件がスタート

当社を選んで頂いたお客様に感謝・感謝 です。

今年は、例年になく物件が集中しています。

すると、お盆明けから 年末くらいまでは

大工さんの手が足りなくなりそう・・・ ですので

腕のいい 大工さんは、

今のうちしっかりキープしておきます。

そこで、気になる事が・・・

6、7件分の工事状況を、今までの様に、

このブログで、お伝えできるのか??

うん~  

少し悩んでみよう・・・ 

house88_31.gif ←ランキング応援お願い致します。クリックしてね。

人気blogランキングへ  ←もう1クリックお願いします。


屋根と耐力面材

2008年07月10日 | 法花堂の住宅

「法花堂の住宅」の屋根工事が完了しています。

Img_3104

2ブロックに別れていて ブラックとシルバーで

色分けしてあります。

耐力面材も張り始めました。

Img_3114

「かべ震火」です。

スジカイの替わりに、この面材を使うことにより

防火性、バランスの良い耐震性

そして、壁の中にスジカイがないので

断熱材をすきまなく充填できるメリットがあります。

当社では、ボード気密工法を採用していますので

この面材の継ぎ目にテープを貼って

外部で気密を確保します。

壁内には断熱材を充填。

室内側で、防湿フィルムで被う。

こうやって内外の気密や防湿により、

壁の中の空気の動きがなくなります。

よって、コンセント廻りの欠損や

施工精度による欠損が、少々あったとしても

安全側に働き、壁内結露が防げます。

 セーフ

一般的な内断熱は、室内で

外断熱は、室外で

気密と防湿を 同時にどちらか一方で確保します。

この場合、多少のすきまも許されません。

たとえば、一部に欠損があっても

その他の部分で、高い気密性が確保されていた場合は、

気密測定の結果には、そこそこの数値となってでます。

しかし、その欠損部分では、

壁内結露をおこしてしまいます。

数値上は信頼できる結果でも、実際のところは・・・

と云うことが十分に考えられるわけです。

住宅は、人の手で作られます。 

施工ミスや 優れた精度を出すことが大前提ですが

もしも や うっかり のことにも備え

全て安全側に計画しておくことが重要になってきます。

house88_31.gif ←ランキング応援お願い致します。クリックしてね。

人気blogランキングへ  ←もう1クリックお願いします。