一級建築士事務所 サトウ工務店

自然素材を使い省エネと快適性をデザインする 新潟の家

石上のゼロエネハウス 竣工写真3

2013年08月03日 | 石上のゼロエネハウス



先回に引き続き、石上のゼロエネハウスの竣工写真紹介。


キッチンの背面には、建具がズラ~と並んでいます。

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一番右手前が、トイレへつながる前室の建具。 一番左奥が洗面脱衣の建具。それ以外は全て収納になっています。 

お家の方以外は、どこがトイレでどこが洗面か見当がつきませんね。


では、一番奥の洗面脱衣室を見てみます。 

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収納力と清潔感がポイントです。 真北に配置されたお部屋ですが、ちょっとした工夫を施すと、こんなに明るいお部屋が可能です。 室内干しも兼用となっています。

内装材モイスの調湿効果もあり、旧来のジメジメとした暗い水廻りのイメージとは正反対ですね。


次に、主寝室です。こちらも1階にあります。 基本的に1階のみで生活が可能ですね。(お子様以外は)

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たくさんの本が収納できる本棚と、クローゼットがビルトインされています。


次は2階へ、階段の途中には・・・

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踊り場の位置にバルコニーがあり、ここからも南の良好な日差しがLDKに差し込む計画です。

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階段上がり切ると、吹抜けに架かっているブリッジの上に。 そこは長いカウンターが造り付けとなっているスタディスペース。 

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2階ホール北側の一番高い所には、電動式のトップライト。(南向きでない事が重要)  ここを開口すると排熱効率が高く、家中の通風が促進されます。 もちろん自然光を得る目的もあります。

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ホールを挟み、左右対称に子供室。 お子様はまだ小さいので建具や吹抜け窓などは設けず、使用頻度の少ないお部屋でもなるべく温度差を少なくする工夫です。

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子供室は、天井を高くとって将来的にロフトの造作が可能な様になっています。


また、内装材に使われているモイスのアップの表情です。

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パッと見には普通の白い壁にしか見えませんが、 間近で良く見てみると、真っ白でもなく平滑でもなく、とっても落着きのある自然なテクスチャ。 

汚れに関してもほとんどが簡単に落す事ができ、もしも落ちにくい汚れや傷がついた場合は、紙ヤスリでこすれば全く分からなくなってしまいます。

これは、表面的に化粧された素材ではなく、無垢のリアルな素材ならではのメリットですね。


今回で、石上のゼロエネハウスの竣工写真紹介は完了。 今回はご紹介できませんでしたが、エネルギーの収支がこの住まいの一番のアピールポイント。

今のところ予想以上の 低光熱費、高売電費 のようですので、一年経過後のまとめが楽しみです。 その頃また改めてご紹介させて頂きますね。


次回からは豊栄の住宅の竣工写真紹介を予定しております。 お楽しみに



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