一級建築士事務所 サトウ工務店

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基礎工事 連続した基礎

2012年11月08日 | 五十嵐の住宅


今日は昨日のコンクリート強度の話と同等かそれ以上に重要な基礎の形状についての話です。

布基礎?べた基礎? それはどちらでも良いのです。 ちゃんと構造計算されたものならば。

大切なのは、いずれの基礎形状でも「連続した一体の基礎」である事なのです。

そう、基礎は連続していなければならないのです。 フラット35の仕様書などにも示されていますが、連続している事、つまり基礎の立上りでしっかりと区画割りができている必要があります。

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構造計算している人ならば、この連続の意味や区画の必要性が良く分かると思いますが、木造2階建てくらいですと計算せずに、基礎を安易に設計してしまう事も・・・

連続していない基礎、つまり柱の立つ所だけを基準に基礎をつくり プツプツ途切れた基礎を作っているケースも見受けられます。 複雑な割に力の流れを無視した基礎です。 ベースをいくら連続させてもダメなのです。 基礎の立上りを梁として連続させる必要があります。

べた基礎の場合も同様、立上りか地中梁が連続していなくてはいけません。

もちろん、メンテナンス用に人通口が必要なので基礎に欠き込みが入ります。しかしその場合も地中梁や掘り込んで立上り分を確保するなどして連続性は確保します。

耐力壁の直下はもちろんなのですが、開口部の直下や大きな区画部分(リビング廻りなど)には以外に大きな応力がかかっています。 通常の配筋だけでは足りず、追加で補強筋が必要な場合も多々あるのです。

ただ、長期優良住宅の認定を取得するのであれば、この辺の構造計算が必須ですので心配いりませんね。

いずれも半島型ではなく しっかり連続して区画ができている基礎です。

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構造計算された基礎図はこんな感じになります。

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基礎が連続してシッカリと区画ができていますし、人通口以外にも所々補強筋が必要になっています。


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