足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

NY株がリード・・・サンタ相場の展開

2013-12-24 07:37:19 | 株式

 ウォール街はサンタクロース・ラリー(サンタクロース相場)に沸く。

 先週の連銀FOMCで量的緩和の縮小の第一歩を踏み出したが、相場はすでに織り込み積みで消費関連指標の好調、チャイナモバイルのiPhone の販売、フエィスブックのS&P500への採用などの好材料が重なりナスダック指数がけん引して相場は上昇した。NYダウは7連騰。

 2014年の相場の牽引役は史上最高値からまだ20%下のナスダック指数がリードするという期待感が一段と盛り上がってきた。

 円相場は104円台でドル相場の堅調が目立つ。日米とも例年になく年末相場では相場を支える材料が出てくる。

 ソフトバンクのT-モバイル(TMUS)の買収にドイツ銀行、JPモルガンの大手行の融資が言われており、引き続きウォール街の大きな話題になっている。

また昨日の日経夕刊で報道された米オラクルによるクラウドマーケッティングの米レスポンシス(MKTG)の買収が決定した。

 

今月、東京市場で公開されたホットリンク(3680)が休み前にはストップ高で終わったが、米国ではこの種の企業にはグーグル、オラクルが戦略的なビジネスと位置づけ、ベンチャー企業を取り入れている。

 2014年の東京市場でもIT関連のハイテク株が相場の先導役のひとつになるだろう。テーマ銘柄の発掘が始まる。