足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

ニュースターの誕生・・・10倍株探しはじまる

2013-12-05 07:28:49 | 株式

 NY株は週末、金曜日の米雇用統計の発表を控えて小動き。NYダウ平均は小幅安でおわったが、これまで週間ベースでみると8週間にわたって続伸してきただけに、この程度の調整は「当然」と万人が認める。

 東京市場は久しぶりに大幅安になった。特に円安で買われた輸出関連、景気の好転で元気づいた消費、設備投資などに売りものが出た。心配はない。日米ともあと12年は続く上昇相場にはいったのだから・・・

 ソフトバンク(9984)が年末、年始の人気を牽引するとみる。ヘッジファンドのダン・ローブ(サードポイント)の出動の意味は大きい。ソニー買いの時とは異なり日本株には昨年末から先行して買いに出て自信をつけた新進のヘッジファンドだ。その矢次早い行動をみていると、ヘッジファンド業界もソロス、ジュリアン・ロバートソンの時代は終わり、運用者の年齢が30歳は若返った。相場は生きていると、昨日の東京市場をみていてつくづく感じさせられた。

 ソフトバンクが再びミスター日本の地位に就いたし、新春にかけての相場のリード役になる。

 いまひとつは11月中旬から始まったIPO(新規公開)の中から新しいスター誕生の兆しが出てきたことに注目。

 いまの東京相場のインターネット人気に乗りメディアドゥ(3678)がじげん(3679)の株価の動きが期待通り下値は固まり、上昇への長旅に出立し始めた。

 1年前にはユーグレナ(2931)、コロブラ(3668)が誕生し、テンバーガー(10倍になる銘柄)が出たが、その人気に乗る可能性が出てきた(会員には「IPOスナップショット」の再読をお勧め)。

 また既公開株のなかからも、2004~2005年の人気を再現する銘柄が出てくるだろう。