足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

エリオット波動が好転

2010-09-21 07:17:44 | 株式

週明けの世界の株価は大幅高。

ヨーロッパでは英国+1.7%、仏+1.8%、独+1.4%という株高に続いてNYダウ+1.37%。

S&P500は上値の抵抗線1131を抜いて1142で終わった。エリオット理論によるレジスタンス・ラインであるが、テクニカル・アナリストの中には目先の相場展開に強気がふえてきた。

ウォール街では引き続きM&Aと自社株買いで市場の株式の需給の好転に注目している。

またダウ理論での運輸株指数と相場の関係に相場の先高のサインが出始めたことに注目する向きもある。

昨日は、これといった材料が出たわけではないが、NBERが今回の不況の終焉の日付を20096月と認定したことも材料視する向きもあった。今回の不況は18ヵ月で戦後では最長のリセッションになった。

目先は21日の連銀FOMCである。次回は11月まで開かれないのでバーナンキ議長が何らかの政策を発動するかどうか?

1兆ドルの追加の国債の買い上げが期待される。8月末の世界中央銀行の会合で「必要なことはなんでも実行する」という発言を行動でしますかどうか。注目点である。