足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

IT産業に息吹きを入れるか

2008-12-08 17:15:33 | 株式

週末の米国のオバマ次期大統領の景気対策のひとつとして、立ち遅れた米国のブロードバンド普及を促進するという発言は、ウォール街のハイテク・フアンにとっては、大歓迎のニュースであった。

選挙運動にインターネットを駆使して、勝利のひとつの武器になったことは、だれよりも本人が一番、よく知っている。

「米国が発明しながら、ブロードバンド化では世界の第15位になってしまった」と、児童の段階からインターネットに、もっとなじむように、心底から考えている一国の元首では、オバマ次期大統領は最右翼だろう。

地方への交通網の整備、政府の建物の大幅な改良、橋、道路の整備、クリーンエネルギーなどと並んで,政策の柱にあげた。

ITバブルが崩壊して足掛け9年になる。

初めてハイテク投資が米国産業の生産性を高め、国際競争力の源泉になることを世間に呼びかけたことには大いに注目したい。

話は飛ぶが最近の東京市場のIPO(新規公開)市場の麻痺状況はひどい。

株式市場の暴落以上の影響が続いてきた。

IPO銘柄を販売する証券会社の営業マンの苦労は大変なものだろう。

しかし今月は久しぶりに人気株が登場する。

1217日に公開するグリー(3632・マ)である。

今週の「トリトンスクエア通信」で分析する予定であるが、久しぶりの成長株の登場である。